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2023年01月04日更新

お風呂の追い焚き給湯器の価格と設置取り付け・交換にかかる費用は?

より快適なお風呂にするために、便利な追い焚き機能付き給湯器を設置している家庭が増えています。既存の浴室、浴槽、ユニットバス等を利用して、交換や後付け工事をする場合の、給湯器の選び方と、気になるリフォームの相場価格や費用について説明します。

給湯器を選ぶときのポイント

給湯器は、多種多様なタイプの中から選ぶことができます。

設置方法、給湯器の大きさ、機能の内容などによって価格も大きく変わっていきます。

どのようなタイプのものがあるのかみてみましょう。

お風呂の給湯器の号数は家族構成や使用頻度で決める

号数とは、給湯器のパワーの目安であり、水温が25度の時、1分間に出る湯量で表されます。

例えば、一般に2人から4人家族に適しているといわれている20号では、真冬の寒い時以外ならば1分間で20リットルのお湯を出す能力があり、お風呂のシャワーと台所等のお湯の2カ所で使える量だということになります。

号数は大きいほどパワーも大きくなります。浴槽が大きなお風呂や、浴室やユニットバスでたくさんお湯を使うということであれば、24号を選択しても良いでしょう。

24号だと季節を問わずにシャワーとお湯が同時に使えます。

4人以上の家族にもお勧めですが、給湯器の価格も多少上昇します。

選ぶときには現在使用している給湯器を基準にしてみてください。

ただし、20号から24号に変更する際、ガスメーターの交換が必要になるということもあるので注意しましょう。

オートとフルオートの選択と省エネタイプについて

給湯器を選ぶとき、オートにするかフルオートにするかでも価格が違ってきます。

オートもフルオートも「お風呂の温度を設定する」「設定湯量まで自動湯はりする」「ぬるくなると自動で追い焚きする」などの機能は同じです。

加えてフルオートは「設定水位より4cm減ると自動で足し湯をしてくれる」という特徴があります。

もう一つの選択肢にエコジョーズなどの省エネタイプの給湯器があります。

エコジョーズは熱効率が良く、省エネタイプです。

そのため給湯器の価格は少し高くなりますが、省エネタイプに後付け、交換することで年間のランニングコストは約1万円安くなるといわれています。

給湯器の後付けや交換にかかる費用

設置場所は屋外で、壁掛けタイプと据置タイプがあります。

現在使用している場所に設置するのが一般的です。

浴室やユニットバスについても特別な工事を施すことはありませんが、浴槽に穴を開けて、循環アダプターを取り付ける作業があります。

それでは、給湯器の後付けリフォームに関する価格の相場をみてみましょう。

浴室の給湯器の本体価格とリフォーム費用

給湯器はたくさんのメーカーから選ぶことができますが、人気があるのはリンナイとノーリツです。その他のメーカーも価格に大きな差異はなく、機能もそれほど違いはありません。

人気でおすすめの給湯器のメーカーに関する記事はこちら

ここでは平均的なメーカー希望小売価格をご紹介します。(エコジョーズあり)

  • 16号リモコン付きオート:約33万円~
  • 16号リモコン付きフルオート:約37万円
  • 20号リモコン付きオート:約35万円~
  • 20号リモコン付きフルオート:約40万円~
  • 24号リモコン付きオート:約38万円~
  • 24号リモコン付きフルオート:約42万円~

これらの価格から2割から4割位の値引きがあるのが一般的です。

各メーカーよりも給湯器の販売業者の方が値引き率は大きいようです。

設置・取り付けのリフォーム工事の相場

工事内容は取り外し処分、取り付け工事、給水管及び給湯管の結替工事、リモコン結替工事、ガス接続工事、出張費、廃材廃棄費用、点火試験費などがありますが、これらのセット工事で約5万円というのが一般的な価格です。

例えば、20号オート、エコジョーズ付で考えた場合、本体価格から3割引くと想定し、工事費5万円で計算すると、トータルで約33万円になります。

他にも老朽化した配管の交換、給湯の場所変更、配管及び排気カバーの交換、据え置き台の交換、浴槽の2つ穴から1つ穴への変更などの工事が必要な場合は、別途料金が加算されます。

給湯器の交換工事で費用が高くなる場合とは

以下の場合は追加工事が必要となるため、給湯器の交換費用が高くなりやすいです。

  • 給湯器の種類を変える場合
  • 給湯器の設置場所を変える場合
  • リモコンを追加する場合

給湯器には「ガス給湯器」「電気給湯器」「エコ給湯器」「石油給湯器」などいろいろな種類があります。

ガスから電気など給湯器の種類を変更すると、電気配線やガス配管などの工事が追加で必要になるため、工事費用が高くなってしまいます。

また、据置タイプから壁掛けタイプにするなど設置方法を変えたり、設置場所を変えたりする場合にも、電気配線やガスおよび水道配管の工事が必要です。

そもそも配管設備は壁の内部を通っているので位置を変更するのが難しく、場合によっては変更できなかったり、大がかりな工事が必要になったりすることもあるでしょう。

リモコンを追加する場合も電気配線の工事をしなくてはいけないため、工事費用がかさんでしまいます。

給湯器の耐用年数と修理時期の目安

給湯器の耐用年数は約8年〜約10年とされています。

使い方によっては10年以上使えることもありますが、劣化した製品は給湯能力が低下しているのでランニングコストが高くなります。

とくにガス給湯器は、劣化した状態で使うと不完全燃焼を起こし、一酸化炭素中毒になるリスクが高まるので危険です。

また製造から10年以上経っている給湯器では、部品が流通しなくなっていたり、保証期間が過ぎていたりするケースが多くみられます。

そのため、10年以上使っている給湯器は修理するのが難しくなるでしょう。

給湯器を交換した方がいい時と、修理した方がいい時

保証期間内に故障したときは、無償で修理してもらえる場合が多いので修理を依頼しましょう。

一方、10年以上使用している給湯器は新品に交換するのがおすすめです。

10年以上使用している給湯器は、部品の入手が難しいだけでなく、全体的に劣化しているので給湯効率がよくありません。

また、保証期限は過ぎているが10年に満たないというときは、修理費用と交換費用、ランニングコストなどを比較して、長い目で見たときにより費用を抑えられるほうを選択するといいでしょう。

故障部分をひとまず修理したとしても、続けて不具合が起こらないとは限りません。

修理を繰り返さなくてはいけない場合だと、交換したほうが結果的に費用を抑えられることもあります。

ただ、素人にはなかなか判断しがたいので、迷う場合は信頼できる業者にアドバイスをもらうのも1つの方法です。

給湯器の交換費用を少しでも安く抑えるには

給湯器の交換には数十万円の費用がかかりますが、できるだけ安くすませたいですよね。

以下では、給湯器の交換費用を安く抑える方法を紹介します。

号数を小さなものに替える

給湯器は、号数が小さいほど本体価格が安くなります。

ただ、号数が小さくなると、時間あたりに供給できるお湯の量が少なくなるので、家族が多い方にはおすすめできません。

例えば20号より小さい給湯器だと、お風呂と台所など2つの場所で同時にお湯が使えなくなります。

世帯人数ごとに推奨される号数が決まっているので、推奨される範囲の中でできるだけ小さい給湯器を選ぶと良いでしょう。

フルオートをオートタイプに替える

給湯器の機能を抑えることで、費用を安くすることもできます。

機種にもよりますが、フルオートタイプのものをオートタイプのものに替えるだけで約1万円〜約2万円安くなるものもあります。

オートタイプはフルオートタイプと違って、お湯が減ったときに自動で足し湯される機能や配管洗浄機能がありません。

「機能は少なくていいから費用を抑えることを優先したい」という方は検討してみてください。

給湯器の交換工事が安い業者、速い業者の探し方

給湯器の交換工事を行っている会社は、大きく分けて以下の4つです。

  • 給湯器の交換専門業者
  • ガス会社
  • 給湯器メーカー
  • ホームセンターや家電量販店

より良い業者を見つけるには、それぞれの特徴を事前に把握しておく必要があります。

また、相見積もりをとることで、より安く、より早く対応してくれる業者が見つけやすくなるでしょう。

以下では、交換工事を安く行える業者と、対応が早い業者を解説していきます。

交換工事が安い業者

交換工事費用が安い業者は、給湯器の交換専門業者です。

給湯器の交換専門業者は競争率が高いので、割引率が高い製品が多くみられます。

また、扱っている給湯器の種類も豊富なので、予算に合った製品が見つけやすいのも魅力でしょう。

ただ、給湯器の交換専門業者は、全国展開している大手の業者から地元の業者まで幅広く存在しています。

そのため、信頼できる会社を見極めるのが難しく、どこに依頼したらいいのかわからないといったことになりかねません。

ハピすむでは、厳しい審査を通過した優良な業者の中から、要望に合う業者を無料でご紹介しています。

信頼できる会社を見極める自信がない方や、相見積もりをとるのが面倒だと感じている方は、ぜひハピすむの活用をご検討ください。

簡単に無料で見積もりが出来ますので、ぜひこちらからリフォーム費用の無料相見積もりをご利用ください。

交換工事が早い業者

交換工事が早いのも、給湯器の交換専門業者です。

ガス会社や給湯器メーカーなど大手の会社は、土日に休業している場合が多く、すぐには対応できない可能性があります。

また、ホームセンターや家電量販店に依頼する場合は、一度店舗に行く手間があり、さらに日程調整にもあまり融通がきかないので、工事までに時間がかかりがちです。

一方、給湯器の専門業者なら、24時間365日対応しているところもあり、寒い時期に緊急で対応してもらいたいときにもぴったりです。

在庫が豊富な業者なら、即日対応してくれるところもあるでしょう。

「給湯器を早く交換したい」「業者探しに時間をかけられない」という方にも、ハピすむがおすすめです。

土日・祝日も営業しているので、急いでいるときにも安心してお任せください。

後悔しない業者選びのポイント

給湯器の交換工事で失敗しないためには、業者選びが大切です。

後悔しない業者選びのポイントを解説していきます。

有資格者がいるか

給湯器の設置は、ガス配管や電気配線に関する資格をもっている人が行わなくてはいけません。

しかし実際には、無資格者に工事を任せる業者も存在しています。

専門知識や技術がない無資格者が給湯器の交換工事をすることには、さまざまなリスクがあります。

ガス漏れや水漏れが起こったり、場合によっては給湯器が破損したりすることもあるでしょう。

また、無資格者が取り付けた給湯器は、メーカーの保証が受けられません。

ただでさえ無資格者の工事は給湯器が故障するリスクが高いので、メーカーの保証が受けられないのは大きな痛手となります。

工事を依頼する前に、有資格者が在籍しているか必ず確認しておきましょう。

見積の内容が分かりやすいか

見積の内容がわかりやすいかも、業者の質を判断できるポイントです。

なかには見積書に詳細を記載せず「一式」で済ませたり、給湯器の機種名を記載していなかったりする業者もあります。

見積の内容がわかりにくいと、不当な追加費用を請求されたりするなど、後々トラブルになる可能性が高まります。

工事範囲や工事方法、給湯器のメーカーや単価などをしっかり記載している業者を選びましょう。

保証やアフターサービスの充実度

保証やアフターサービスの充実度も業者の質を左右します。

一見すると工事費用が安く優良に見える業者も、実は保証やアフターサービスをつけていない悪徳業者かもしれません。

安い費用でずさんな工事を行ったうえ、修理に高額な費用を請求するといったトラブルに巻き込まれる可能性があります。

保証やアフターサービスの内容は業者によってさまざまですが、質が高い工事を行う業者ほど自信があるので、工事後の対応を充実させている傾向がみられます。

トラブルに巻き込まれることがないように、保証やアフターサービスの充実度を確認しておきましょう。

担当者の対応やスピード

担当者の対応やスピードも、業者の質を見極められるポイントです。

こちらの質問に対して丁寧でわかりやすい説明ができるか、親身に相談にのってくれるかなどがチェックポイントです。

これらは対面したときだけでなく、電話やメールでの対応からも判断できるでしょう。

また、業者によっては問い合わせメールに何日も返信してこないところもあります。

少しでも気にかかるポイントがある業者は、避けたほうが無難です。

給湯器の交換工事の見積をとる際、気をつけるポイント

給湯器の交換工事をするときは、見積をとる段階から気を付けなければならないポイントがいくつかあります。

見積をとる際に気をつけるポイントを解説していきます。

一式いくら、といった曖昧な書き方がされていないか

見積をとるときは「一式」といった曖昧な書き方がされていないか確認しましょう。

一式という記載だとそこにどんな工事が含まれているのかわかりません。

そのため、追加工事などで不当な費用が請求される可能性があるだけでなく、相見積もりをするときにも不便です。

相見積もりをするときは、同じ工事内容、同じ製品を使って見積を出していないと比較できないので、見積内に曖昧な表現があるときは、詳細がわかるように記載し直してもらいましょう。

号数があっているか

見積書を確認するときは、必ず給湯器の号数を確認しましょう。

給湯器の号数を間違えると、本体価格や使い勝手が大きく異なります。

費用が安く見えても、希望しているものより小さい号数の給湯器が記載されているだけかもしれません。

間違った号数で契約してしまわないように、見積書をしっかり確認しておきましょう。

保証の有無や内容がどうなっているか

見積をとるときは、保証の有無だけでなく保証の内容もしっかり把握しておきましょう。

安くみえる業者は、保証がついていなかったり、保証期間が短かったりする場合があります。

また、5年保証と記載されていても、メーカーと業者の保証を合わせて5年の場合もあれば、メーカーの保証とは別に業者の保証が5年ついているケースもあるので注意が必要です。

業者により保証の有無や内容が大きく異なるので、相見積もりをとって適切な保証内容を提示しているところを見つけましょう。

ハピすむでは優良な業者のみを比較できるので、より質の高い保証を用意している業者に出会える可能性が高まります。

価格だけではなく保証の質にもこだわりたいという方は、ぜひハピすむで優良業者を比較してみてください。

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ここまで説明してきたお風呂・浴室リフォームは、あくまで一例となっています。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】久田麻里子

2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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