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2023年01月04日更新
洗面台を交換するリフォーム費用・価格の相場は?
毎日身だしなみを整える洗面台は、明るく清潔で、収納にも優れた新品にリフォームすることで、日々の生活を快適にすることができます。総費用の鍵を握る、機器のグレード選びや、気になる工事費用の内訳など、洗面台リフォームの相場についてご紹介します。
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- 監修者岩本 祐子
洗面台の平均寿命は約10年〜約20年です。
劣化した状態で使用すると、水漏れが起こるなどして高額な修理費用が必要になるかもしれません。
そのため、適切なタイミングで洗面台を交換する必要があります。
そこでこの記事では、洗面台を交換するタイミングや、交換前に知っておきたいポイントなどを解説します。
費用相場や交換工事を安く行うコツも紹介しているので、洗面台の交換を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
洗面台をリフォームで交換するメリット
毎日使う洗面台は、日々の汚れや湿気に常に晒される場所です。
そのため、劣化の進行も早く、配管のサビや洗面ボウルの汚れが目立つようになり、毎日のお手入れで除去できなかった汚れが、徐々に洗面台全体にくすみとなって蓄積されていきます。
汚れが蓄積してしまった洗面台や蛇口などの部材を、リフォームで交換すると、洗面所全体を、明るく清潔な空間に変身させることができるでしょう。
そのほか、洗面台リフォームは、以下のような目的で行われることもあります。
洗面所の収納不足解消
洗面台リフォームは、洗面所の収納不足解消にも役立ちます。
洗面台の収納代わりに追加した家具で、洗面所のスペースが圧迫されているような場合は、収納容量の多い洗面台にリフォームし、すっきり片づけましょう。
洗面台パーツのみの交換も可能
手でひねって水やお湯を出すタイプの蛇口は、古くなるとしっかり閉まらなくなり、水漏れが生じるようになります。
あるいは、蛇口のハンドル部分に毎日の汚れが溜まって、水垢やサビがこびりついてしまっているケースも少なくはありません。
また、古い洗面台では、水しか使えない単水栓のままになっていることもあるでしょう。
洗面台リフォームでは、蛇口やハンドルなどの水栓金具を交換することもできますので、快適にお湯と水の切り替えが行える混合栓へのリフォーム工事も可能です。
特に、最新のハンドルは、上下するだけで操作できるレバー式や、タッチするだけで水の止水ができるものなど、使いやすいものが登場しています。
お手入れ簡単な最新の洗面台
最新の洗面台は、毎日のお手入れが楽になる機能が充実しています。
洗面ボウルは、水垢だけでなく、ハンドソープの塊や石鹸の泡などが流れずにそのまま残ってしまうことがあります。
これらの汚れを寄せ付けないためには、人造大理石やホーロー製のボウルを選ぶと良いでしょう。
また、周りに水垢が溜まりやすい水栓金具も、水が当たらない位置へに取り付けられているものや、すっきりした形状のものなどがあり、毎日のお手入れを吹き掃除だけで済ませることができます。
洗面台を交換するべきタイミングは?
洗面台を交換するタイミングは、洗面台の平均寿命を参考にしながら、劣化の度合いをみて判断しましょう。
洗面台の平均寿命と交換のサインを解説します。
洗面台の平均寿命
洗面台の平均寿命は約10年〜約20年です。
ただし、使用頻度が高かったり、掃除やメンテナンスを怠ったりすると寿命が短くなることがあります。
また、タッチレス水栓など機能性に優れているものほど、使われているパーツが多いために壊れやすい傾向があります。
洗面台交換のサイン
洗面台の平均寿命にかかわらず、以下の症状がみられたら洗面台の交換を検討しましょう。
蛇口部分からの水漏れ
水栓を閉めた状態でも蛇口部分から水が漏れてくるのは、蛇口周辺のパーツが劣化しているサインです。
ゴムパッキンなどを交換するだけで改善することもありますが、パーツを交換しても改善しない場合は洗面台自体の寿命の可能性があります。
放置すると洗面ボウル下の収納部分にまで水が染み込み、カビが生えたり腐食したりする恐れがあるので、早めの交換をおすすめします。
洗面ボウルのヒビ割れ
洗面ボウルにヒビ割れが見られる場合は、洗面台を交換しましょう。
小さなヒビなら補修材で修理できることもありますが、ヒビの内部に水分が入るとカビの原因になり不衛生です。
また、一見すると小さなヒビに見えても、知らぬ間に少しずつ腐食が進み、気づいたときには洗面台や床下にまで被害が及んでいたということになりかねません。
床下にまでダメージが広がると大がかりな補修工事が必要になり、その分費用もかさみます。
小さなヒビだとしても、長期的な目で見ると早めに交換しておいたほうが安心です。
シャワーヘッドや排水溝の故障
シャワーヘッドや排水溝に不具合が見られるときも、洗面台を交換するタイミングです。
シャワーヘッドの不具合の多くは、ホース部分の劣化で起こります。
ホースのみの交換はできない場合が多いので、洗面台ごと交換しなくてはいけません。
シャワーヘッドのホースは使わないときは収納されているので、水漏れを起こしても気付きにくく厄介です。
同じく排水溝も普段はあまり目につかないので、不具合があってもなかなか気付けないかもしれません。
水漏れに気付かないまま放置していると、洗面台や床下がどんどん腐食する可能性があります。
少しでも不具合を見つけたときは、被害が大きくなる前に、早めに交換しておきましょう。
洗面台の価格を決める要素
洗面台リフォームでまず調べなくてはならないのが、洗面台の機器のグレードです。
グレードによって選べる機能に違いがあるだけでなく、それぞれ設定されている価格帯も大きく異なります。
商品価格は、工事費用以上にリフォームの総予算にも影響する部分ですので、本当にそのグレードの商品が必要か、慎重に見極めなくてはなりません。
洗面台は各メーカーごとにグレードが存在する
機器のグレードは、どのメーカーの洗面台にも存在します。
グレードは、
- 標準仕様の「スタンダードクラス」
- 機能はコンパクトでもリーズナブルな「ミドルクラス」
- 豪華なオプションが揃い、サイズ調整も可能な「ハイクラス」
の3種類です。
スタンダードクラスは値段も手ごろで必要な機能も一通り揃っていますが、選べるオプション機能の少なさに物足りなさを感じる方もいます。
一方、機能が豪華なハイクラスは、100万円以上の価格になることもありますので、選ぶときは、装飾や不要なオプション機器で予算を圧迫しないように、しっかりプランニングしなければなりません。
価格・機能ともに最も安定しているのはミドルクラスですが、メーカーによっては、同じミドルクラスの商品でも、他のメーカーのハイクラス商品と同等の機能を持つものなどがあります。
ですので、グレードの違いを調べるときは、カタログ記載の参考価格だけでなく、洗面台のメーカーごとの違いも比較しておくと良いでしょう。
まずは洗面台リフォームの目的を明確に
商品を選ぶ前に、まずは洗面台リフォームの目的を絞りましょう。
目的をはっきりさせておくと、その目的を手がかりにグレード選びやメーカー選びをスムーズに進めることができます。
例)
- 予算内で今の洗面台と同じ機能にしたい
→現在お使いのメーカーのスタンダードクラスの商品
- 予算は問わないので、2人並んでも使えるような広い洗面台がほしい
→2人並んで使える洗面台を販売しているメーカーの、ハイグレード商品
など
オプションと間口幅が洗面台の価格を決める
洗面台選びでは、グレード、メーカーの違いももちろん重視しなくてはなりませんが、最終的には洗面台の「オプション」と「間口幅」が価格を決定します。
間口は基本的に750や1000など、メーカーごとに定められたサイズしか選ぶことができません。
サイズの微調整や、大きな間口サイズをご希望の場合は、オーダーメイドに対応している洗面台商品を選ぶことになりますが、納期は長くなり、商品価格も高額になってしまいますのでご注意ください。
洗面台のオプション機器の選び方
洗面台には様々なオプション機能が搭載されています。
洗面台のオプション機器と税抜き価格
- ミラーのくもりどめ機能:約1万円
- LED照明:約2万円/箇所
- 鏡:約1万円/分割数1枚増につき
- タッチレス水栓:約3万円
このように、洗面台の部材は1箇所をグレードアップするだけでも、約1万円の追加費用が発生します。
これらのオプション機能はいずれも魅力的なものばかりですが、数年後に故障したとき、特殊な形状や、そのメーカー独自の機能のものは、代替品が無くなっている恐れがあります。
オプション機能を選ぶときは、現在の暮らしの悩みを解決するために、本当に必要かどうか、リフォームの目的に立ち返ってよく見極めましょう。
洗面台の間口の選び方
洗面台価格の大半は、間口サイズで決まると言っても過言ではありません。
洗面台の標準的な間口サイズは750ミリメートルですが、それ以上のものや、2人並んで使えるような広いサイズを選ぶときは、標準仕様に比べてどのくらい価格が増加しているか必ず比較しておきましょう。
洗面台の交換リフォームが得意なリフォーム会社を探すには
自分が住んでいる地域で洗面台を交換するリフォームを得意としているリフォーム会社を知りたい場合は、リフォーム会社紹介サービスを使うと良いでしょう。
リフォーム会社紹介サービスの「ハピすむ」は、お住まいの地域やリフォームのニーズを詳しく聞いた上で、適切で優良なリフォーム会社を紹介してくれます。
運営会社のエス・エム・エスは、東証プライム上場企業なので、その点も安心です。
メーカーの洗面台価格相場
価格は、いずれもメーカーが提示している税抜き価格を元に算出した、参考価格です。
- ハイクラス:約50万〜80万円
- ミドルクラス:約30万〜40万円
- スタンダードクラス:約20万〜30万円
洗面台交換リフォーム工事の費用相場
商品の選び方や価格相場だけでなく、リフォーム工事の内容も理解しておくと、リフォームの全体像が見えてくるようになります。
洗面台交換リフォームは、商品の価格に加えて、洗面台を設置するための工事費用が加わることで総費用となります。
洗面台リフォームに必要な工事の種類
洗面台リフォーム工事には、基本的に必ず発生するものと、現場の状況に応じて発生する内装工事があります。
基本的に発生するもの
- 既存の洗面台の解体処分費用
- 洗面台の組み立て設置費用
- 洗面台の給排水管工事費用
- 洗面台の電気配線工事費用
場合によっては発生するもの
- 洗面台周りの内装工事費用
それぞれの工事の内容や、相場費用を1つずつ見てみましょう。
既存の洗面台の解体処分費用
洗面台を交換するために、まずは古い洗面台を解体処分します。
- 約8万円
費用は業者によって異なりますが、後述のクロス張替えなど処分する廃材が増えると、処分費用も高くなります。
洗面台の組み立て設置費用
洗面台を組み立て、養生を行いながら設置スペースに取り付ける費用です。
- 約5万円
間口幅が大きく部材の多いものになると、組み立て費は高額になります。
洗面台の給排水管工事費用
洗面台を、給水管と排水管に接続します。
- 約5千円
洗面台の電気配線工事費用
洗面台と電気系統配線を接続します。
- 約5千円
洗面台周りの内装工事費用
経年劣化により壁のクロスや床に腐食が進んでいる場合は、洗面台交換と合わせた張替えリフォームが行われます。
- 床の一部を張替え:約2万円
- 壁クロス一面張替え:約3万円
- 床下地の補修工事:約5万円
特に多いのが、湿気による床下地の腐食です。
古い洗面台を撤去する際、あわせて下地の状態も確認しておくと良いでしょう。
洗面台交換リフォームの費用相場
洗面台のリフォーム費用は、内装工事を行うか行わないかで異なります。
それぞれの費用を求めてみましょう。
内装工事を行わないケース
既存の洗面台を新しいものと取り換えるだけのリフォームでは、基本的な工事代のみが発生します。
事例1:メーカーの商品を設置するだけのリフォーム
- 商品価格:約20万円
- 既存の洗面台の解体処分費用:約8万円
- 洗面台の組み立て設置費用:約5万円
- 洗面台の給排水管工事費用:約5千円
- 洗面台の電気配線工事費用:約5千円
合計:約35万円
内装工事を行うケース
内装工事は、洗面台の位置変更を行うときや、床下や壁に傷みが生じていたときなどに行われます。
事例2:メーカーの商品を移設リフォーム
- 商品価格:約20万円
- 既存の洗面台の解体処分費用:約8万円
- 洗面台の組み立て設置費用:約5万円
- 洗面台の給排水管工事費用:約5千円
- 洗面台の電気配線工事費用:約5千円
- 床の一部を張替え:約2万円
- 壁クロス一面張替え:約3万円
合計:約40万円
事例3:メーカーの商品の床下の補修も行なう
- 商品価格:約20万円
- 既存の洗面台の解体処分費用:約8万円
- 洗面台の組み立て設置費用:約5万円
- 洗面台の給排水管工事費用:約5千円
- 洗面台の電気配線工事費用:約5千円
- 床の一部を張替え:約2万円
- 壁クロス一面張替え:約3万円
- 床下地の補修工事:約5万円
合計:約45万円
洗面台の部材のみを交換するリフォーム
洗面台は、部材のみを交換することも可能ですが、交換する箇所や量によっては、洗面台本体ごと交換した方がお得になることもあります。
洗面台の耐用年数は約15年~20年ですので、あと何年今の洗面台を使えるのか、早急に交換が必要なのか、よく見極めて交換リフォームを依頼しましょう。
交換可能な洗面台の部材とリフォーム費用
- 洗面ボウルの交換:約5万円
(部材価格:約3万、工事費用:約2万円)
- 蛇口の交換:約5万円
(部材価格:約3万円、工事費用:約2万円)
ただしタッチセンサー付きはプラス約1万円になります。
- シャワーヘッドの取り付け:約1万円
(部材価格:約5千円、工事費用:約5千円)
- 混合栓への切り替え:約4万円
(部材価格:約3万円、工事費用:約1万円)
- 照明の交換:約1万円
(部材価格:約8千円、工事費用:約3千円)
- 鏡の交換:約5万
(部材価格:約3万円、工事費用:約2万円)
- 収納扉の交換:約2万円
(部材価格:約1万5千円、工事費用:約7千円)
- ミラー扉の交換:約3万円
(部材価格:約2万5千円、工事費用:約7千円)
洗面台の交換リフォーム工事にかかる時間は?
当然ですが、リフォーム工事中は洗面台が使えません。
洗面台は使用頻度が高く、長時間使えないと不便なので、事前に工事期間を確認しておきましょう。
以下では、洗面台の交換リフォーム工事にかかる期間を解説します。
洗面化粧台の交換のみ
洗面化粧台の交換のみを行うときにかかる時間は、約半日〜約1日です。
既存の洗面台を取り外し、新しい洗面台を設置するだけなので、比較的短時間で工事が完了します。
排水管や給水管を接続するときは、家の水道の元栓を閉める場合があるため、トイレやお風呂など家全体の水が使えなくなる可能性があります。
ただ、約10分~約30分の短い時間なのでそれほど困ることはないでしょう。
配管工事まで行う場合
洗面化粧台の位置を変更して、配管工事や内装工事を行う場合の工期は、約1日~約4日です。
水が使えない時間は、約1時間~約2時間と洗面化粧台の交換のみのケースと比べるとやや長くなります。
また、内装工事の規模や洗面台のデザインによって工期は変動するので、注意が必要です。
洗面台の交換費用を安く抑えるコツとは?
洗面台の交換費用は、本体の価格や依頼する業者によって大きく変動します。
洗面台の交換費用を安く抑えるコツは以下の通りです。
メーカーにこだわらない
洗面台の交換費用をできるだけ安く抑えたいときは、メーカーにこだわるのをやめましょう。
洗面台は同じようなグレードでデザインや機能が似ていても、メーカーによって本体価格が異なります。
また、洗面台の実売価格は定価の約7割であることが多いですが、メーカーによって割引率を変えているリフォーム業者もあります。
そのため、洗面台の交換費用を安く抑えたいときは、メーカーを限定して探すのではなく、幅広いメーカーの製品の中から必要な機能がついている製品をピックアップすると良いでしょう。
実績が豊富な地元の優良業者を選ぶ
洗面台の交換リフォームを行っている業者は、全国展開しているような大手の業者から地元の工務店までさまざまです。
費用を抑えたいなら地元の優良業者を選びましょう。
というのも、大手の業者は宣伝費や人件費が多く、その分工事費が割高になっているのが一般的です。
一方、地元の工務店は宣伝に費用をかけているケースは少なく、施工も自分たちで行っているため無駄な人件費がかかっていません。
そのため、大手に比べると安価で施工してくれる業者が多くみられます。
ただ、地元の工務店は、施工技術やサービス内容に大きな差があるため、すべての業者が質の良い工事をしてくれるとは限りません。
施工実績が豊富で信頼できる地元の優良業者のなかから、より低価格な業者を選ぶといいでしょう。
複数の業者に相見積もりを取る
複数の業者に相見積もりを取ることで、洗面台の交換工事費用を抑えやすくなります。
洗面台のリフォーム工事をするときは、本体購入費のほか、設置費や廃材の処分費などいろいろな費用がかかりますが、費用は業者によってまちまちです。
そのため、相場を見極めて適正な価格で工事をしてもらうためには、複数の業者から見積もりをとる必要があります。
複数の業者から見積もりをとることで、より安い業者を見つけられるだけでなく、質も比較できます。
そのため、満足度が高い工事ができる業者を探すことができるでしょう。
こちらから簡単に無料で見積もりが出来ますので、ぜひハピすむのリフォーム費用の無料相見積もりをご利用ください。
洗面台リフォームの注意点
洗面台リフォームの設置条件によっては、追加費用が発生したり、リフォームのメリットを受けられなくなったりしまうため、注意しておきましょう。
壁や天井に照明が付いているか
洗面台設置で忘れてしまいがちな点が、照明の位置です。
洗面台に付属している照明だけでは明るさが足りず、壁や天井に照明を後付けすることになると、追加工事費用が発生してしまいます。
広い収納スペースは本当に必要か
収納量の多い洗面台でも、中に入れる物が少なければ、デッドスペースと化してしまいます。
収納量の多い洗面台はその分価格も高くなり、リフォーム費用も高額になってしまいますので、洗面所の家具の大きさなどから、洗面台の適切な収納量を判断しましょう。
DIYでの洗面台交換がおすすめできない理由
洗面台の交換を検討している方の中には、DIYでできないだろうかと考えている方もいるかもしれません。
しかし、水回りの工事は業者に依頼するべきです。
DIYでの洗面台交換がおすすめできない理由を解説していきます。
自分で交換するのには時間がかかる
洗面台の交換は簡単そうだと感じる方もいるかもしれませんが、実は難しい作業がたくさんあります。
プロの業者でさえ工事に丸1日かかることもあるので、知識や技術がない方が行うとさらに長い時間が必要になるでしょう。
洗面台を長時間使えないのは不便です。
プロの業者に任せてサッと済ませるのが安心でしょう。
必要な道具や素材をそろえるのが難しい
洗面所をDIYで交換するときは、本体だけでなくいろいろな道具をそろえなくてはいけません。
工事費用は節約できますが、専用の工具を準備するための費用と手間がかかります。
また、業者なら自宅の給水管や排水管の形状にあった商品を判断してくれますが、DIYの場合は自分で判断しなくてはいけません。
間違えて購入すると費用が無駄になる恐れもあります。
DIYは費用が抑えられるイメージがありますが、道具や素材をそろえるのが難しく、想像より労力を要します。
安く済ませたいと軽い気持ちで挑戦すると後悔するかもしれません。
取り返しのつかない失敗が起こる可能性がある
まったく知識がない人がDIYで洗面台を交換しようとすると、取り返しのつかない失敗が起こる恐れがあります。
たとえば、洗面ボウルに工具を落として割ってしまったり、大型の洗面台を搬入するときにけがをしてしまったり、作業時に既存の壁や床を傷つけてしまうなどとさまざまなリスクが隠れています。
さらに、洗面台が上手く設置できていないと水漏れが起こりやすいのも大きなリスクのひとつです。
とくに集合住宅で階下の部屋にまで影響が及ぶと、修理に多額の費用が必要になるかもしれません。
トラブルを避けるためにも、水回りの工事はDIYせず業者に依頼したほうが無難でしょう。
洗面台・洗面所リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた洗面台・洗面所リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!
「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」
「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」
そんな方は、簡単に無料で比較見積もりが可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。
大手ハウスメーカーから地場の工務店まで全国1000社以上が加盟しており、洗面台・洗面所リフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。
一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール

atelier comado
岩本 祐子 大学卒業後、建築設計事務所にて主に住宅、公共建築、店舗、マンションの設計に10年以上関わる。
住宅においては、基本設計から監理業務まで一連のフローに携わる。
その後大手インテリア関連企業にて7年間インテリアとリノベーションをメインに業務の幅を広げる。
現在代表をしているatelier comadoでは、インテリアコーディネート、リノベーション、住宅設計をメインに活躍中。

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