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2018年10月09日更新
浴室の換気扇を交換する費用は?
浴室の換気扇を交換するリフォームをするタイミングは、使っている年数や異音などの症状があるかどうかを基準にします。最近では、暖房や乾燥、送風のついた多機能タイプも人気です。浴室の換気扇のリフォームの方法や費用について説明します。
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この記事の監修者株式会社フレッシュハウス樋田明夫営業戦略室 室長
目次
浴室の換気扇を交換すべき時期は?

換気扇の一般的な寿命は約8年〜10年です。10年を過ぎる時期には、部品が劣化して、目立った不具合が見当たらなくても換気能力が低下していることが多いものです。
換気扇を使用している最中に、以下のような症状が見られたら交換時期かもしれません。
清掃や部品の交換だけで異音や振動などのトラブルが解決することもあります。早めにリフォーム会社に相談してみましょう。
回転音が大きい
ファンやモーターにたまっているホコリやサビが原因のことも。サビは浴室という使用環境上どうしても発生しやすいので、こまめなメンテナンスで防ぎましょう。
異音や振動がする
モーターの軸が外れたりずれたりしていることが原因かもしれません。また、乾いた音がする場合には、ファンを回す軸部分のオイル不足が原因のことも。その場合、潤滑油を塗ることをおすすめします。
ファンが変形・破損している場合には、使用を中止し、できるだけ早くリフォーム会社に見てもらい修理や部品の交換を行いましょう。
換気能力が落ちた
ファンやモーターにホコリや水垢などが多く蓄積した状態になると、回転しにくくなり、換気能力が落ちてしまいます。そのまま放っておくと、浴室のカビの原因にもなるので注意が必要です。
浴室の換気扇のタイプ別交換方法
浴室の換気扇には、プロペラ型とシロッコ型の2タイプあります。自宅の換気扇がどのタイプなのか、リフォームを依頼する前に確認しておきましょう。
プロペラ型
プロペラ型とは、扇風機の羽根のようなプロペラをくるくると回転させて、直接外に排気する昔からあるタイプの換気扇です。浴室の横がすぐ外の場合に使用されることが多く、戸建を中心に使われています。
プロペラ型換気扇の交換は、壁に設置するだけの施工で済むので、比較的簡単な作業で完了します。工事日数は約半日です。
シロッコ型
シロッコ型とは、縦長の細長い板状の羽根が筒のようになっているシロッコファンから、ダクトを通じて外に排気するタイプの換気扇です。外気の影響を受けにくく、戸建の他にも高層階のマンションなどで使われます。
シロッコ型換気扇の交換では、天井への設置工事や電気配線などの作業が必要になります。工事日数は約1日です。
浴室の換気扇を交換するリフォームにかかる費用は?
浴室の換気扇を交換する工事の費用は、約3万〜35万円です。換気扇だけの交換なら約3万〜5万円ですみます。
しかし、電気系統の不具合やダクトの老朽化による交換、プロペラ型からシロッコ型への変更、多機能タイプへの変更などの場合には高額になります。
多機能タイプの換気扇に交換するのもおすすめ
浴室の換気扇を交換するタイミングで、暖房や送風、衣類乾燥機能などを持つ多機能タイプへ変更してみませんか?特に、暖房機能は、高齢者に多いヒートショック現象を防ぐのでおすすめです。
多機能タイプの換気扇は、バスタイムだけでなく日々の暮らしも快適にしてくれます。費用を抑えたい場合には、最新型ではなく型落ちの商品や、お店に在庫が多く残っている商品を選ぶなどするとよいでしょう。
浴室の換気扇をメンテナンスする方法とは
浴室の換気扇は、ホコリやカビが発生しやすく異音や異臭の原因となります。また、ホコリやカビだらけの換気扇を回すことは、健康にも悪影響となってしまいます。
次に、シロッコ型換気扇のメンテナンス方法をご紹介します。快適に使うためには、年に一回のメンテナンスが必要ですが、無理にやろうとすると故障の原因になるので、難しい場合は専門のクリーニング会社に依頼しましょう。
1.カバーを外す
換気扇のスイッチを切り、ブレーカーを落としてカバーを取り外します。化粧カバーの下に、さらにもう1つカバーがはめ込まれている場合も。ネジをゆるめて外しましょう。
2.ファンを取り外す
ネジをゆるめて、シロッコファンを取り外します。取り外せない場合は無理にやろうとせず、掃除機などを使いホコリを取り除きましょう。
3.カバーとファンを洗う
カバーは薄めた中性洗剤を染み込ませたタオルなどで、優しく拭きます。ファンの汚れがひどい場合は、100mlに小さじ1の割合で作った重曹水に、ひと晩つけ置きしておくとピカピカになります。
4.本体のドラムを掃除する
ファンが取り付けられていた本体のドラム部分にも、ホコリが溜まっています。タオルを使って全体的な汚れを落とし、細かい部分は先の細いブラシや竹串などを使ってホコリを落としましょう。
5.カバーとファンをはめ込む
ファンを洗ったあとは、必ず完全に乾かしてからはめ込みましょう。濡れたままの状態では、故障やトラブルの原因になってしまいます。
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