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2018年10月09日更新
在来工法のお風呂・浴室のメリットとデメリットは?
在来工法のお風呂のメリットは、デザインや設置場所の自由度にあります。一方、ユニットバスに比べると、工期が長く気密性が低いなど、そのデメリット面も注意しなくてはなりません。在来工法でお風呂リフォームを行う際の、メリット・デメリットについて把握しておきましょう。
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- 監修者明堂浩治
在来工法のお風呂の特徴とは
在来工法とは、現場で職人が壁や床を1から作るお風呂の事です。
規格品のユニットバスのお風呂と区別して、こう呼ばれます。
施工件数ではユニットバスに劣りますが、今でも選ばれる事のあるお風呂リフォームの工法です。

家の建て方も在来工法と呼ぶ時がある
在来工法には、浴室の種類以外に、もう1つの意味があります。
日本で家づくりの工法として昔から使われてきた、木の梁と柱を使って建てる「木造軸組工法」を、在来工法と呼ぶ時があります。
家の建て方と浴室の種類は別物
2種類の意味を持つ在来工法ですが、在来工法で建てた家には在来工法の浴室しか設置できない訳ではありません。
どの工法で建てられた家でも、在来工法・ユニットバスどちらの浴室も選ぶ事ができます。
在来工法のお風呂の特徴
在来工法のお風呂はコンクリートが打設され、表面の仕上げ材に使われるのは、タイルや木材などが一般的です。
浴槽は、浴室埋め込みタイプ以外にも、脚付きや特殊な形状など、様々なデザインやタイプを選ぶ事ができます。
在来工法で行うお風呂リフォームのメリット
ユニットバスが登場するまで使われてきた在来工法のお風呂ですが、設計の自由度や豊富なデザインなど、リフォームの際にも嬉しいメリットや利点を備えています。

在来工法最大のメリットは、設置の自由度
箱型になっている規格品のユニットバスは、設置場所にある梁や柱が干渉してしまい、リフォーム自体を諦めなくてはなりません。
その点、在来工法は梁や柱などの干渉物を避けながら、自由に設置できる利点を持っています。
好きな部材の取り付けが可能
在来工法のお風呂は、足つきの浴槽や、特注の仕上げ材など、予算に応じて個性的なデザインの部材を選べるメリットがあります。
ユニットバスの規格的なデザインでは物足りないという方には、在来工法が向いています。
自由な窓配置で明るく快適なお風呂へ
ユニットバスは取り付けられる窓の種類と位置が決まっているため、場合によっては窓のデザインを妥協しなくてはなりません。
対して、在来工法では好きなデザインの窓をある程度自由な位置に取り付ける事ができます。
在来工法のお風呂にリフォームする時のデメリット
設計の自由度が高い利点となっている在来工法のお風呂ですが、予算や工期の長さというデメリットに加え、箱物のユニットバスに比べると、冬は寒さを感じやすいという欠点も抱えています。

コスト面も検討して在来工法の選択を
部材を1から作成する在来工法は、職人の作業が増え、その分の手間賃が掛かってしまいます。
さらに、組み立てが容易なユニットバスに比べると作業日数も長くなり、コスト増に繋がるというデメリットがあります。
工期が伸びてお風呂が長い間使えなくなる
作業に時間を要する在来工法は、自宅のお風呂が長期間使えなくなってしまいます。
ホテル代や銭湯代などの費用も必要ですので、ユニットバスへのリフォーム以上に、タイミングを見極めて工事を依頼しなくてはなりません。
寒いお風呂にお悩みの方は要注意
箱型の形状が高い気密性と断熱性を持つユニットバスに比べ、隙間が生じやすい在来工法のお風呂は、寒さを感じやすいという大きな欠点があります。お風呂の寒さを解消するためのリフォームでは、避けた方が良いでしょう。
在来工法からユニットバスへのリフォーム費用に関する記事はこちら
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