2023年11月09日更新

監修記事

ユニットバスの増築・新設リフォームにかかる費用は?後付は可能?

2世帯住宅化のリフォームを行なう際に、お風呂のスペースを増設する事があります。通常の浴室入れ替えリフォームと異なり、増築工事の費用が必要となるほか、建築確認申請費用が発生する事もありますので、予算は多めに用意しておくと良いでしょう。

目次

浴槽・浴室リフォームの費用と工期

ハピすむの成約実績に基づいて作成した浴室リフォームの費用相場のグラフ

お風呂リフォームは、お風呂全体のリフォームだけではなく部分的なリフォームを行う場合も多いため、内容が非常に幅広いです。

それを踏まえて費用相場を見てみると、10万円以下〜500万円となっており、中でも50万円〜200万円が7割近いシェアを占めているのがわかります。

次項からケースごとのリフォーム費用、部分的にリフォームする場合の費用について紹介しているため、ここでは詳細を割愛しますが、概ね費用相場は約50万円〜約200万円といえるでしょう。

また、工期についても次項で詳細を解説していますが、目安は約1日〜約1ヶ月です。

まずは工事の内容によって費用、工期ともに大きく変動するということを覚えておきましょう。

増設以外のお風呂のリフォームをご検討の方は、こちらの記事をご覧ください

ユニットバスとは?

ユニットバスは、浴室の床・壁・天井・洗い場が1つのセットとして製造され、現場で施工するタイプの浴室のことです。システムバスとも呼ばれます。ユニットバスで使われるパーツは規格化され、組み立てるだけで完成するため、工期が短いという特徴があります。

それに対して、在来工法の浴室は、床・壁などにタイルを貼っていくため、工期も長くなるでしょう。

ユニットバスと聞くと、浴槽と洗面台、そしてトイレがセットになった3点ユニットバスを思い浮かべる方もいるかもしれません。ワンルームの賃貸住宅や、ビジネスホテルなどで目にしたことがある方も多いでしょう。
しかし、本来ユニットバスという言葉は、あくまでもセットで製造された浴室のことを指し、3点ユニットバスはユニットバスの種類の1つといえます。

まずは
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お風呂のタイプ別の費用の相場

お風呂には、壁や床などを1から作り、浴槽などの部材を1つずつ取り付ける「在来工事」タイプと、工場で作られた規格品のユニットバスを取り付けるタイプの2種類があります。ユニットバスは、商品のグレードごとに設定された値段によって費用が変動します。

在来工法のお風呂の取り付け価格の相場

※1坪分のお風呂の場合
・基礎工事費用:約15万円
・部材代1(壁材、床材など):約15〜20万円
・部材代2(浴槽、浴室ドアなど):約20〜30万円
・取り付け費用:約20万円
(合計)
70万円〜85万円

ユニットバスの設置費用の相場

※1坪タイプのユニットバスの場合
・ユニットバスの商品価格:約50〜90万円
・電気配線工事費用:約2万円
・給排水管工事費用:約2万5000円
・取り付け費用:約20万円
(合計)
74万5000円〜114万5000円

これらに加えて、養生費もかかります。

お風呂やユニットバスの増築・設置リフォームにかかる費用は?

50万円~100万円未満 浴室の事例

浴室のリフォーム
浴室のリフォーム
リフォーム費用 50万円~100万円未満
施行日数 1ヶ月程度
住宅の種類 戸建て

タイル張りだった浴室をシステムバスに交換しました。
横長で大きな鏡は浴室を広く見せてくれます。

ユニットバスリフォームを行うために

お風呂のリフォームを行う前に、まずはその種類を知っておきましょう。現在、お風呂のリフォームは、ほとんどの現場でユニットバスが採用されています。

ユニットバスの規格サイズ

ユニットバスの規格サイズは通常、4桁の数字で表記されています。この4桁の数字は頭2ケタと後2ケタでそれぞれ意味を持ち、頭2ケタが幅を、後2ケタが奥行の寸法を表しています。

たとえば「1612」という規格サイズについて見てみましょう。この数字からは、頭の2ケタの16が幅1600mmであることを表しており、後2ケタの12は奥行1200mmであるということを表します。

ユニットバスの浴槽は長方形のものがほとんどであるため、一般的には長辺が幅、短辺が奥行となります。

ユニットバスの規格サイズを知っておくメリット

ユニットバスのリフォーム費用は機器のグレードや施工条件によって大きく異なるため、費用の相場も約50万~100万以上と幅広くなります。

そのためユニットバスの規格サイズについての知識があれば、希望する機器の費用相場をより簡単にリサーチすることができるでしょう。

また、業者との価格交渉の際に業者に言われるがまま機器を選ぶのではなく、自分の希望する商品を選びやすくなるというメリットもあります。

ユニットバスリフォームのメリット

多くのリフォームで選ばれているユニットバスは、費用や工事だけでなく、それまで使っていたお風呂で感じていた使いにくさや欠点を解消する使い勝手の良さなど、さまざまなメリットや利点を持っています。

ユニットバスのメリット① わかりやすい価格設定

どのメーカーのユニットバスも、設備のグレードや選べるデザイン数に応じて、クラス分けされています。

お風呂リフォームの予算に合わせて、クラスごとに設定されている価格帯を参考に商品を選ぶ事が可能です。

ユニットバスのメリット② 工事にかかる手間を削減

部材が既に工場で作られた状態で現場に届くユニットバスは、リフォーム箇所の調整と組み立てのみという、少ない作業で済む点が大きなメリットです。

職人の手間賃も少なくて済み、在来工法に比べて短い工期が利点となります。

ユニットバスのメリット③ 選びやすい部材と豊富なデザイン

ユニットバスの見た目は、一昔前まで、デザイン力に優れたメーカーは限られていました。

しかし、リフォームが盛んになった現在、各メーカーはデザインにも力を入れるようになり、選べる素材の種類も豊富になっています。

ユニットバスのメリットとデメリットは?

ユニットバスのメリット④ 毎日の家事から負担を減らすしくみ

ユニットバスのデザインは、見た目だけでなく、家事効率に配慮した使い勝手の良さも特徴です。

抗菌性に優れた素材や、水はけの良いフロア材、汚れが自然に集まる排水溝など、毎日のお手入れを軽減するメリットがあります。

ユニットバスのメリット⑤ バリアフリーが標準仕様

現在生産されているユニットバスは、バリアフリー性にも配慮して設計されています。

浴室と脱衣所間の段差をなくし、浴槽のまたぎ高さも低く設計され、床フロアのすべりにくい加工などが代表的なバリアフリー性能です。

ユニットバスのメリット⑥ 安心の断熱性と気密性

ユニットバス最大の利点は、箱状の形によって作られる断熱性と気密性です。

さらに、壁や天井、床や浴槽の裏側まで張り巡らされた断熱材によって、冬でもお湯が冷めにくく、暖かいお風呂、浴室にする事ができます。

ユニットバスの欠点やデメリット

短い工期で、暖かくおしゃれなお風呂が手に入るユニットバスですが、設置条件をクリアしなければリフォームはできません。

その他、後付け品や特注品が取り入れられない点が、プランニングのデメリットとなる事もあります。

ユニットバスのメリットとデメリットは?

ユニットバスのデメリット① スペースに納まるかどうかを最初に要検証

箱型のユニットバスは、設置スペースに全体が納まらなければ設置する事ができません。

天井の梁や、屋根の傾斜、壁の柱などが干渉する場合、オーダーメイドのユニットバス商品か、在来工法を検討する必要があります。

ユニットバスのデメリット② 部材の後付けはできない事がある

ユニットバス設置後に使いにくいと感じ、設備を追加したくても、天井や壁の解体など大掛かりな工事を伴います。

或いは部材自体が後付けに対応しておらず、リフォーム後に変更できない事がありますので注意しましょう。

ユニットバスのデメリット③ 特注の商品には対応していない

ヒノキ風呂や特殊な形状の浴槽などを取り入れたくとも、決められたカタログの中から選ぶしかなく、規格外の設備に対応していない点が、ユニットバスのデメリットと言えるでしょう。

これらのこだわりをどうしても浴室に取り入れたい場合は、在来工法で全ての部材を1から選ぶ事になります。

ユニットバスの商品グレード(値段)について

ユニットバスにはグレードが設定されています。スタンダードクラスの商品は、割引後の値段が約50万円に収まる事がありますが、高級な素材や機能が使われたハイグレードクラス商品は、割引後でも約150万円になる事もあります。今回提示している相場価格は、一般的に選ばれる商品の値段を参考にした物です。

お風呂やユニットバスの増築・設置リフォームにかかる費用は?
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2点ユニットバスの価格やリフォーム費用は?

洗面台と浴槽が一緒になった2点ユニットバスは、ワンルームマンションでよく見かけます。2点ユニットバスにはどのような種類があり、どのくらいの価格でリフォームが可能なのでしょうか。ユニットバスの種類とリフォーム費用の相場をご紹介します。

2点ユニットバスのリフォームの工事費と内容

2点ユニットバスの価格やリフォーム費用は?

メーカー(LIXIL)の2点ユニットバスを例に調べてみました。

バスタブの本体価格や値段

2点ユニットバスのリフォーム工事にかかる費用については、ユニットバス本体の商品の価格に左右されます。また、価格はユニットバスの広さやオプションによっても異なります。

LIXILのタイプ別価格と特徴

※価格は定価(税抜)
集合住宅用ユニットバスルーム BLHシリーズ
・サイズ1014:約41万円
・サイズ1216:約46万円

オプション

ドアの交換:約1万円
一部パネル変更:約1万円~2万円
シャワーバス兼用水栓の交換:約0.5万円~3万円
シャワーヘッド交換:約1万円~2万円

2点ユニットバスの浴槽交換時のリフォーム工事内容

ユニットバスを設置する際には、給排水や電気周りの工事が必要です。大まかな工事費用の目安としては約10万円~15万円です。

既存ユニットバスの撤去費用

既存のユニットバスの撤去費用は、解体工事と廃棄処理の費用を合わせた総額です。一坪タイプのユニットバスの場合、おおまかな目安として約3万~4万円の撤去費用がかかるのが一般的なようです。

上記を踏まえると、2点ユニットバスのリフォーム費用の相場は約60万円~65万円です。また、オプションによって商品のグレードをアップさせると相場の費用プラス5万円前後の費用を要するでしょう。

在来工法からユニットバスへ変更する場合

在来工法のお風呂から2点ユニットバスへ交換をするリフォーム工事については、まず在来工法のお風呂を解体する必要があります。その際、床下の土台に腐食などが生じている場合は補修が必要となります。

このように、様々な工事が発生するため、単にユニットバスを新しいものに変更する工事費用の相場よりも高くなる傾向にあります。

在来工法からユニットバスへの交換リフォームに関する詳しい記事はこちら

1坪あたりの増築費用の相場

・コンクリート打設費用:約5万2000円
・建物増築費用:約40万円
(合計)
45万2000円
居住スペースの増築は、壁クロスや床材の価格も含めると、1坪あたり約70万円が相場ですが、今回は浴室の増築ですので、居住スペースに必要な価格は除いて算出しています。

お風呂やユニットバスの増築・設置リフォームにかかる費用は?
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増築スペースにお風呂を取り付けるリフォーム費用相場

例)1坪を増築し、ユニットバスを取り付ける場合
・ユニットバス設置費用:74万5000円(スタンダードクラスの商品)
・増築費用:45万2000円
(合計)
119万7000円

お風呂やユニットバスの増築・設置リフォームにかかる費用は?

10平方メートル以上の増築に注意

10平方メートルの増築は、建築確認申請が必要です。申請する際は、申請費用と検査費用がそれぞれ発生しますので、約3万円ほど予算に余裕を持っておきましょう。
・申請費用相場:約5000円〜7000円
・検査費用相場:約1万円(中間検査があれば約1万円追加)
※費用は30平方メートル以下の面積の相場です

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予算別!お風呂リフォームでできることを紹介

浴槽にこだわりたい、ミストサウナをつけたい、内装をオシャレにしたいなどお風呂に求める理想は人それぞれです。しかし一方で予算もそれぞれ。各予算で出来ることを紹介します。

予算100万円!で買えるユニットバスのグレードは?

リフォームの費用は、ユニットバスの購入価格と工事費用を足した額になります。予算を100万円と決めたら、どれぐらいのグレードのユニットバスにできるかを逆算してみましょう。

100万円でできるお風呂のリフォームは?

ユニットバスにリフォームする工事費用は、既存のお風呂の構造や状態にもよりますが、30~40万円前後が相場と言われています。

残り60万~70万円前後がユニットバスの購入価格になります。定価より3割~6割前後を割り引いてもらえる例が多いので、4割引と仮定すると定価100~117万円前後のものを選ぶ事ができます。

メーカー別に見てみると、定価100万~117万円のユニットバスはミドル~ハイグレードクラスが多いようです。

割引率が大きいほど、予算100万円でもグレードの高いユニットバスが購入できますね。最初にリフォーム業者に予算を伝えておくと、予算内に収めるようにプランニングしてくれるでしょう。

予算100万円でオプションを充実させる

ユニットバスのグレードをいちばんシンプルなクラスにして費用を浮かせ、オプションを充実させてもいいですね。メーカーごとに機能拡張、付帯設備など様々なオプションがあります。

オプション:浴槽にこだわる

100万円でできるお風呂のリフォームは?

お風呂好きの日本人。ゆっくりと湯船につかって一日の疲れを取りたいですね。浴槽だけは良いものを!と言う方にお勧めのオプションを紹介します。

自宅の浴槽もスパ仕様。ジェットバスで疲労回復しましょう。
・ジェットバス:約11万円

ヒーリング効果あり?!水中照明で癒しのバスタイムはいかがですか。
・水中照明:約8万円

オプション:冬場でも寒くない浴室へ

冬にお風呂に入る時は、やっぱり寒いですよね。高齢の方はヒートショックによる事故も心配です。こちらは暖かく安全なお風呂にするためのオプションです。

浴室乾燥暖房機は各メーカーとも多種揃えています。ミストサウナ機能付きなら、美容効果も抜群です。
・ミストサウナ機能付き浴室乾燥機:約16万円

ミストサウナの詳細はこちら

床暖房で冷たい床ともさようならです。
・床暖房:約18万円

オプション:お風呂タイムも無駄にしたくない方には

長湯は好きだけれど、他にもやりたい事がいっぱい。バスタイムも時間を無駄にしないオプション設備です。

お風呂に入りたいけど見たいTVドラマがある、という時でものんびりお風呂でテレビが見られます。
・浴室テレビ:約20万円

眩しくないように背後から照らすスポットライト。半身浴をしながらまったりと読書が楽しめます。
・スポットライト(読書灯):約13万円

オプション:エコなお風呂にしたい方には

家族が毎日入るお風呂。水道代も大変ですよね。資源を大事にするオプションを付けてエコな浴室にしませんか。

節水型シャワーヘッドで、水道代が節約できます。
・節水シャワー:約2万円

浴槽の残り湯も無駄にはしません。スイッチひとつでお洗濯に再利用できます。
・洗濯用ふろ水利用システム:約6万円

うっかりして浴槽のお湯が溢れちゃった、という失敗ももうありません。適量でお湯が止まります。
・自動計量止め浴槽用水栓:約9万円

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予算70万円・80万円・90万円!でできるお風呂のリフォーム

予算が70万円から80万円、または90万円以内であれば、簡易なパーツの交換だけでなく、バリアフリーや断熱を考慮したリフォームに踏み切ることができます。

在来工法のお風呂を断熱リフォーム

在来工法のお風呂の断熱性を解消する最適の方法はユニットバスへの交換ですが、在来工法の自由度を残したい方は、予算70万〜90万円で大規模な断熱リフォームが可能です。

在来工法のお風呂の壁・床の断熱リフォーム費用

・壁や床の解体処分費用:約10万円
・壁や床の張替え費用:約15万円
・下地の補修工事費用:約8万〜17万円
・シロアリ点検、防蟻工事費用:約3万円
(合計)
約36万円〜45万円
+断熱材施工:約8000円(1平方mあたり)

在来工法のお風呂の断熱浴槽交換リフォーム費用

70〜90万円でできるお風呂のリフォームは?
70〜90万円でできるお風呂のリフォームは?

(商品代)
定価:約20万4000円→売値約8割:約16万3200円
(工事代)
・既存浴槽撤去費用:約5万円
・壁や床の補修費用:約3万円
・シーリング費用:約2万円
(合計)
約26万3200円

在来工法のお風呂の断熱リフォーム費用相場

・壁や床の断熱施工費用(施工面積約16.8平方mの場合):約13万4400円
・浴室断熱リフォーム費用:約36万〜45万円
・断熱浴槽導入費用:26万3200円
(合計)
約75万7600円〜84万7600円

お風呂の断熱リフォームにかかる費用の詳しい相場はこちら

在来工法からユニットバスへのリフォーム

戸建て住宅で、予算80万〜90万円以内で在来工法からユニットバスへリフォームを行う場合は、オプション機能を選び過ぎないことがポイントです。下記の費用はミドルクラス商品で附随工事が発生しなかったケースを想定して算出していますが、浴室の状態によっては90万円を上回りますので、ご注意ください。

在来工法からユニットバスのリフォーム費用相場

70〜90万円でできるお風呂のリフォームは?

(商品代)
定価(オプションなし):約87万6000円
売値8割:約70万800円
(工事代)
・既存浴室の解体撤去費用:約6万円
・給排水管工事費用:約3万円
・ユニットバス組み立て費用:約5万円
(合計)
約84万800円

お風呂のリフォームにかかる費用の詳しい相場はこちら

ユニットバスへの変更でできること

ユニットバスへリフォームすることで、本来であれば70万〜80万円の費用が必要な以下のリフォームも同時に行うことができます。
・浴室と脱衣所の段差の解消
・断熱性能の向上(浴室ユニットの床、壁)
・浴室下地の状態確認
・洗面脱衣室の壁や床の張替え
・高断熱浴槽への取り換え
など

さらに断熱性を向上する方法として、窓をペアガラスや二重サッシにする、
浴室換気暖房乾燥機などを加えるなど、様々な快適性や利便性を向上する方法がありますので、製品を選ぶ際にメーカーのショールームなどに行って情報を集めてみるのもリフォーム後の満足感を向上させるポイントとなる

予算40万円・50万円・60万円!でできるお風呂のリフォーム

40万〜60万円の予算であれば、お風呂の広さや一般的な商品グレードでリフォームできるでしょう。マンションの浴室なら、コンパクトなユニットバスの設置も可能です。お風呂でできるミドルクラスリフォームの事例を見てみましょう。

予算40万〜60万円の範囲では、商品のグレードに制限されず、比較的自由にお風呂のリフォームを行うことが可能です。

40〜60万円でできるお風呂のリフォームは?

シャワーユニットの設置

40〜60万円でできるお風呂のリフォームは?
40〜60万円でできるお風呂のリフォームは?

予算40万〜50万円前後で浴室・浴槽と独立したシャワーユニットの設置が可能です。マンションの一室や、戸建て住宅の空きスペースに、ホテルライクなシャワーユニットを設置できます。

シャワーユニットの商品代

(商品代)
メーカー商品…約45万7000円
→売値6割…約27万4200円
(工事費)
・組立費用…約3万円
・電気配線工事費用…約2万円
・給排水管工事費用…約2万円
(合計)
約34万4200円

シャワールームの設置にかかる費用の詳しい相場はこちら

在来工法のお風呂の浴槽を半身浴タイプに交換

40〜60万円でできるお風呂のリフォームは?

リフォームの予算が50万円であれば、在来工法のお風呂でも、半身浴スペースのある広い浴槽に交換することが可能です。浴室の壁や床、浴槽下地の劣化が軽度であることが、低予算に抑える条件です。

必ず見積もりを取って、現在の浴室の壁や床、浴室出入り口付近の洗面・脱衣室の床、水漏れの有無の状態を確認してもらいましょう。

工事が始まって解体しないと詳しくわからない部分もありますが、予測の上、事前に見積もりを出してもらうと予定を立てておきやすいです。

半身浴タイプ浴槽の価格相場

(商品代)
メーカー商品…約42万7000円
→売値8割…約34万1600円
(工事代)
・既存浴槽撤去費用…約5万円
・壁や床の補修費用…約5万円
・給排水管工事費用…約1万5000円
・コーキング費用…約3万円
(合計)
約48万6600円

浴室やユニットバスの交換にかかる費用の詳しい相場はこちら

マンション用コンパクトユニットバスの設置

40〜60万円でできるお風呂のリフォームは?

戸建て向けのユニットバスは、標準の機能を搭載すると60万円を超えてしまいますが、マンション用のコンパクトなユニットバスであれば、費用を40万〜60万円の範囲内に収めることも可能です。

マンション用ユニットバスのリフォーム費用相場

(商品代)
定価(基本セットのみ)…約47万5000円〜53万7000円
売値7割…約33万2500円〜37万5900円
(工事代)
・給排水管工事…約1万5000円
・既存浴室撤去工事…約5万円
・新規ユニットバス取付工事…約5万円
(合計)
約44万7500円〜49万900円

ユニットバスの新設にかかる費用の詳しい相場はこちら

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人気ユニットバスのメーカーとおすすめ商品

ユニットバスは、メーカーによって特徴が異なるため、メーカー選びは重要です。

また、商品ごとに異なる魅力があります。ユニットバスの人気のメーカーは、主に以下の7つです。

  • TOTO
  • LIXIL(リクシル)
  • トクラス
  • パナソニック
  • タカラスタンダード
  • クリナップ
  • ハウステック

それぞれのメーカーの代表的な商品と、特徴を解説していきます。

TOTO

元来、衛生機器のメーカーで有名なTOTOのユニットバスは、掃除がしやすく保温性が高いという特徴があります。

洗い場の床は乾燥しやすく汚れが付きにくい素材でできています。

また、床や浴槽を自動で洗浄する機能もあるため、お手入れの手間を減らしたい方にもおすすめです。

浴槽・浴室には断熱材が施されているため、お湯張りをしてから、長時間温かさを保ちやすいでしょう。

TOTOの人気おすすめ商品「サザナ(戸建て用)」

TOTOの戸建て専用システムバス「サザナ」は、保温性と清掃性に優れたユニットバスです。

断熱材が施工された床材は滑りにくいため、お年寄りやお子さんにも安全な素材でできています。

浴槽は、魔法びん浴槽という断熱性能が高い仕様で、抜群の保温力を保っています。

商品代:893,000円(税別) Sタイプ

LIXIL(リクシル)

リクシルは、陶器で有名なメーカーINAXの他5社が経営統合して誕生したメーカーです。

リクシルのユニットバスは、清掃のしやすさが特徴です。

髪の毛などを触らずにゴミを捨てられる排水口、掃除がしやすい床、特殊コーティングで汚れが付きにくい鏡、埃が溜まりにくいドアなど、清掃性にこだわった設計が随所になされています。

保温材が施された浴槽と、保温力のある組フタで、お湯が冷めにくいのも嬉しいポイントです。

リクシルの人気おすすめ商品「リノビオV(戸建て用)」

画像引用元:LIXIL(リクシル)

リクシルのユニットバス「リノビオV」は、渦を起こしてゴミが集まりやすい排水口や、まるごと外せて掃除がしやすいカウンターが特徴的なユニットバスです。

浴槽のフチが楕円形に広がったデザインで、全身入浴をするときに心地良さを感じるでしょう。人造大理石でできており、高級感のある佇まいです。

商品代:846,500円(税別) Eタイプ

トクラス

トクラスは、旧社名がヤマハリビングテックで、楽器メーカーとして有名なYAMAHAの家具・住宅設備を担う部門です。

トクラスのユニットバスは、快適に使えて掃除がしやすいという特徴があります。

人造大理石の浴槽にこだわりがあり、耐久性が高く傷が付きにくいため、長く美しさを保てる点がポイントです。

トクラスの人気おすすめ商品「エブリィ(戸建て用)」

画像引用元:TOCLAS(トクラス)

トクラスの人気商品「エブリィ」は、トクラスの特徴である清掃性と耐久性に優れた人造大理石の浴槽です。

また、ジェットバスやバブルバス、浄水シャワーに音楽が流れるスピーカーなど、多様なオプションが選択可能です。

バスルームをより快適な空間にしたい方や、ゆっくりとお風呂に浸かって1日の疲れを癒したい方に向いているでしょう。

商品代:868,000円(税別) ベーシックタイプ

パナソニック

さまざまな電気機器を手掛けてきたパナソニックのユニットバスは、汚れの付きにくい「バスピカ浴槽」やお肌がしっとりする「酸素美泡湯」が特徴です。

また、浴室照明にもこだわりがみられるのも、住宅向けの照明も多く手がけているパナソニックならではといえます。

明かりの色味や形も幅広い種類から選べるため、好みのデザインの照明が選べるでしょう。

パナソニックの人気おすすめ商品「オフローラ(戸建て用)」

パナソニックの人気商品「オフローラ」は、浴槽や床の掃除がしやすいだけでなく、壁パネルの柄や照明の選択肢が多いため、自分好みの浴室を作れるのが特徴です。

パナソニックの特徴である「酸素美泡湯」をさらに進化させた「オイルヴェール酸素美泡湯」が搭載可能で、ミクロの泡とともにオイルが全身を包み込みます。

お肌の潤いとリラックスしたバスタイムを望む方におすすめです。

商品代:約100,000万円〜約150,000円(税別)

タカラスタンダード

タカラスタンダードは、耐久性と清掃性に優れたホーロー素材が特徴です。

ユニットバスの壁や浴槽、床にもその特徴がみられます。

ホーローは、見た目の美しさを保ちやすく耐久性の高い素材です。

また、お手入れも簡単です。

金属がベースとなった素材であるため、熱伝導率が高く、保温性にも信頼が置けるでしょう。

タカラスタンダードの人気おすすめ商品「レラージュ(戸建て用)」

タカラスタンダードのおすすめ商品「レラージュ」は、アクリル人造大理石の浴槽で、汚れが落ちやすく耐久性が高いという特徴があります。

ぴったりサイズユニットバスという名前でリフォームにも対応しており、規格サイズのユニットバスよりも広い浴室空間が実現できます。

また、ユニットバスでは珍しく、床下に耐震性の高いフレーム構造を採用しているのも特筆すべきポイントです。

商品代:667,900円(税別)

クリナップ

クリナップは、高品質なステンレスを採用したキッチンなどで有名な住宅設備メーカーです。

ユニットバスでも、実用性とデザイン性に優れた商品を展開しています。

保温性の高さや安全性の高い浴室で、幅広い世代に選ばれているメーカーです。

クリナップの人気おすすめ商品「ユアシス」

画像引用元:クリナップ

クリナップの人気商品「ユアシス」は、床だけでなく浴槽の底も滑りにくい設計で、大人も子どもも使い勝手が良いという特徴があります。

洗い場のカウンターが取り外せるため、清潔に使えるのも嬉しいポイントです。

バスルームの壁・天井・床パネルの裏面には保温材がついており、浴槽も断熱性能があるため、浴室内やお湯の温度を保ちやすくなっています。

商品代:1,734,000円(税別)

ハウステック

ハウステックは、ヤマダホールディングスのグループ企業で、日立化成工業から分社した会社です。

住宅設備関連のメーカーの中では、比較的お求めやすい価格帯のユニットバスを取り揃えています。

ハウステックの人気おすすめ商品「LL/LA(戸建て用)」

ハウステックのおすすめ商品「LL/LA」は、マンション向けのユニットバスです。クリン軟水という軟水シャワーが選べるのが特徴です。排水口には銅プレートを採用し、ぬめりや臭いが発生しにくくなっています。

床材は凹凸を細かくし水捌けにもこだわっており、入浴後に乾きやすいように設計されています。

商品代:907,000円(税別) LLタイプ

80万円以下のユニットバスのリフォーム事例

80万円以下の工事では、コンパクトなサイズであるマンションの浴室交換などが多くみられます。

工期は6日程度で、換気扇、浴槽、壁パネル、水栓などを含むユニットバスの交換工事が可能です。

ここでは、80万円以下のユニットバスのリフォーム事例を紹介します。

マンションのユニットバスをリクシル「BW」へ交換した事例

収益物件のユニットバスの交換工事です。

中央が浴槽の内側に膨らんだアーチ状になっている浴槽が、浴室を広く感じさせています。

壁の一部を木目調の柄にすることで、オシャレな雰囲気の浴室となりました。

リフォーム費用 約72万円 (クロス張り替え料金込み)
工期 約6日
建物 マンション
メーカー名 LIXIL
商品名 BW 110cm×160cm
リフォーム内容 ユニットバスの交換、脱衣所のクロス張り替え

浴室乾燥暖房機付きのTOTO製ユニットバス「WH」にリフォーム

既存のユニットバスから、TOTOのマンション用のユニットバスに交換しました。

ブラウンの壁パネルが、スタイリッシュで都会的な印象です。

浴室暖房機も付いているので、冬でも暖かく、洗濯物も乾かせます。

リフォーム費用 約80万円 (脱衣所のクロス張り替え込み)
工期 約6日
建物 マンション
メーカー名 TOTO
商品名 TOTOマンションリモデルWH 100cm×140cm
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80万円~100万円のユニットバス施工事例

選ぶ浴室のグレードによっては、0.75坪や1坪の浴室でも、約80万円〜約100万円で新しいユニットバスへの交換工事が行えます。工期の目安は約6日間です。
ここでは、2件のユニットバスの施工事例を紹介します。

経年劣化につき掃除しやすいリクシル「アライズ」へリフォームした事例

経年劣化が目立つユニットバスを、リクシルで人気のユニットバス「アライズ」に交換した事例です。

保温性や節水性に優れた新しいユニットバスとなりました。水垢が付きにくい壁や床のパネルは、かつての浴室よりも清掃しやすく、お手入れしやすくなっています。

リフォーム費用 約87万円 (脱衣所のクロス張り替え込み)
工期 約6日
建物 戸建て
メーカー名 LIXIL
商品名 アライズ 160cm×160cm

既存のユニットバスより大きなリクシル製ユニットバスへリフォーム

既存のユニットバスよりも大きなサイズへと交換した工事です。

床と壁に下地補強をして、一回り大きな浴室が完成しました。

浴槽には断熱材が施されているので、お湯が冷めにくい仕様です。

アクセントにブラウンの壁パネルを選び、落ち着きのある印象に仕上がりました。

リフォーム費用 約94万円 (脱衣所のクロス張り替え込み)
工期 約6日
建物 戸建て
メーカー名 LIXIL
商品名 アライズ 120㎝×160㎝
リフォーム内容 110cmから120cmへ変更

100万円~150万円のユニットバス施工事例

100万円〜150万円のユニットバス施工工事では、在来浴室からユニットバスへの変更や、給湯器の変更が可能です。

ここでは、3件の施工事例をご紹介します。

タイル張りの在来工法浴室からTOTO「サザナ」にリフォーム!

在来工法のタイルの浴室から、ユニットバスに交換した事例を紹介します。

ユニットバスにすることで、断熱性が高くお手入れもしやすい浴室が完成しました。

TOTOのユニットバス「サザナ」の床材は、寒い冬でも入った瞬間にヒヤッとする感覚がありません。

使用後も乾きやすく、カビ対策にも最適です。

リフォーム費用 約101万円 (脱衣所のクロス張り替え込み)
工期 約7日
建物 戸建て
メーカー名 TOTO
商品名 サザナSタイプ 130cm×170cm

人工大理石が魅力的なリクシル「リノビオV」を施工した事例

築30年のマンションの浴室を交換した事例です。

電気式の浴室乾燥機も付き、洗濯物も乾かせます。

扉は開き戸で掃除しやすい仕様です。

ブラウンの壁とシルバーの水栓で、ホテルライクな浴室となりました。

リフォーム費用 約104万円 (脱衣所のクロス張り替え込み)
工期 約7日
建物 マンション
メーカー名 LIXIL
商品名 リノビオV 1216サイズ

プロパンガスからエコキュートに!TOTO「サザナ」を施工した事例

在来浴室からユニットバスへ交換しました。タイルやコンクリートの床・壁からパネルに替え、掃除しやすく断熱性も良くなりました。

給湯設備をプロパンガスからエコキュートへ変更し、光熱費の削減も見込めます。

リフォーム費用 約150万円 (脱衣所のクロス張り替え込み)
工期 約7日
建物 戸建て
メーカー名 TOTO
商品名 サザナSタイプ 130cm×170cm
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150万円以上のユニットバス施工事例

150万円以上のユニットバス施工工事では、こだわりのある浴室空間を作ることが可能です。

ジェットバスなど贅沢な機能を搭載して、快適な浴室空間を作ることもできます。

ここでは、2件のリフォーム事例を紹介します。

肩湯やジェットバス機能付き!TOTO「シンラ」の施工事例

TOTOの最高級モデルの「シンラ」へとリフォームした事例です。

TOTOの床ワイパーを搭載しているため、掃除の手間が省けます。

また、肩湯やジェットバス機能を搭載しており、疲れた体をゆっくりと自宅の浴室で癒すことができるでしょう。

リフォーム費用 約202万円
工期 約7日
建物 戸建て
メーカー名 TOTO
商品名 シンラ

アクアフィールで肩湯を楽しめる!リクシル「スパージュ」の施工事例

マンションの既存ユニットバスからLIXILの「スパージュ」に交換しました。

ジェットバスや肩湯など、癒しの機能が搭載されています。

床と壁パネルにセラミック製タイルが施され、高級感のある浴室となりました。

リフォーム費用 約286万円
工期 約7日
建物 マンション
メーカー名 LIXIL
商品名 スパージュ

浴室の拡張や浴室の場所の移動はできる?

家族が増えると、浴室を広げて大きくしたいと思うこともあるでしょう。

また、年齢を重ねて暮らし方が変化すると、寝室の近くなどに浴室の場所を移動したいと思うこともあるかもしれません。

住宅の構造や間取りにもよりますが、浴室の拡張や浴室の移動は、工夫次第で実現可能です。

ここでは、浴室の拡張と浴室の移動の2つのパターンに分けて詳しく解説します。

浴室の拡張はできる?

浴室を拡張する場合は、洗面室の壁を薄くしたり、浴室の場所を移動したりすることで一回り大きいユニットバスの規格に合わせられることがあります。

戸建て住宅の場合は、浴室を増築して、建物自体の床面積を広げるのも1つの方法です。

ただし、敷地の形状などによって増築ができるかどうかわからないため、施工業者への相談をおすすめします。

また、マンションなど集合住宅の場合は、管理規約により拡張できないこともあります。

マンションの浴室のスペースが広げられない場合は、配管スペースが省スペースになるよう設計されたユニットバスを選ぶと良いでしょう。

配管スペースはデッドスペースとなり場所を取ってしまうので、浴室のスペースを広げるための対策として有効です。

浴室の場所は移動することができる?

浴室の場所を移動したいときは、配管の延長などを行ってリフォームすることができます。

ただし、柱や梁など構造の問題があり、好きな位置に自由に配置できないことも少なくありません。

事前に施工業者が現場調査をして、床下の作りや天井裏の構造を見て判断します。

また、マンションなど集合住宅の場合は、管理規約により移動ができないこともあります。

浴室の場所の移動は、通常のユニットバス交換工事よりも施工期間が長くなり施工費用も高くなることを頭に入れておきましょう。

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ユニットバスの浴室・浴槽の広さの選び方

基本的に、標準的なユニットバスの浴槽のサイズはユニットバスの広さによって決まります。

浴槽だけを大きなサイズに変更することはできません。

一般的な坪数に対応する浴槽の広さは、下表を目安にしてください。

坪数 サイズ呼称 浴槽広さ
0.75坪 1216、1217、1316、1317など 身長によっては足を曲げての入浴
1坪 1616、1618、1717、1818など 標準的なサイズ
足が伸ばせる130cm以上の浴槽
1.25坪 1620、1621など 洗い場にゆとりができ、親子でもゆったり入れる
1.5坪 1623、1624など 親子で入浴しても広々と使え、介護にも向く

しかし、在来浴室からユニットバスにリフォームする際には、規格のサイズでは寸法が合わないこともあるため、規格以外の寸法のユニットバスを取り揃えているメーカーもあります。

また、浴槽は、形状によっても広さの感じ方や容量が変わります。一般的な長方形の浴槽よりも、シェル型やワイド型の浴槽は広く感じるでしょう。

ここでは、目的別の浴槽の広さを解説します。

足を伸ばせる浴槽の広さ

身長160cmの方が足を伸ばすのに必要な浴槽の広さは、長辺方向の長さが130cm以上です。

ユニットバスの坪数でいうと、1坪以上の浴室を選ぶと良いでしょう。

親子でも快適な浴槽の広さ

親子で入浴する場合には、長辺方向の長さが180cm以上の浴槽がおすすめです。

1.25坪以上の浴室であれば、快適に入れるでしょう。

また、親子での入浴は浴槽の形状でも使い勝手が大きく左右されます。

シェル型や三角型など、洗い場の幅を広く取れる浴槽もおすすめです。

高齢者の方も使いやすい浴槽の広さや種類

高齢者の方も使いやすい浴槽の大きさは、長さ130cm以上、横幅70cm〜80cm程度です。

坪数では、1坪以上の大きさを目安にしてください。

浴槽に入ったときに、浴槽の壁に爪先が届く程度がおすすめです。

さらに、またぎこみの高さを40cm程度にしておくと、浴槽への出入りがスムーズに行えます。

浴槽のフチが広く、腰掛けられるタイプがおすすめです。

介護しやすい浴室の広さ

車椅子を利用する方がいる場合、浴室の大きさは1.25坪以上であれば介護しやすいでしょう。

1.5坪あれば、洗い場も広々と使えます。

浴槽の材質の種類と費用相場

現在の浴槽の材質は主に5タイプあります。

それぞれの浴槽素材の種類と特徴、一般的なサイズの費用相場について解説します。

FRP浴槽

FRP浴槽は、現在シェアが最も高い、比較的リーズナブルな浴槽です。

FRPとは繊維強化プラスチックのことで、ガラス繊維に樹脂を混ぜて作られていることから、高い防水性と軽くて丈夫な点が特徴の材質です。

FRP浴槽は耐久性に優れており、カラーバリエーションが豊富であるという特徴があります。

肌ざわりが柔らかく、その質感にぬくもりが感じられます。

費用相場は約7万円〜約30万円です。

人工大理石浴槽

浴槽の素材として採用されている人工大理石は、アクリル樹脂やポリエステル樹脂、あるいはメタクリル樹脂などを主成分として製造される人工素材で、大理石などの代用品として使用されている素材です。

テラゾーなどの人造大理石とは全く異なる素材であり、大理石などの成分は入っていませんが、割れにくさや耐久性が比較的高い素材です。

人工大理石の浴槽には高級感があり、肌ざわりが良いという特徴があります。

浴槽に傷や汚れがつきにくく、経年劣化の影響も受けにくいため長く使える浴槽です。

カラーバリエーションも豊富で、各メーカーも様々な商品をラインアップしています。

費用相場は約13万円〜約50万円です。

ステンレス浴槽

ステンレスは、鉄にクロムやニッケルを加えた錆びにくい合金で、浴槽にステンレスを用いると「錆びにくい」浴槽になります。

ステンレス浴槽は、タイルやモルタルなどで作られた在来浴槽のグループの1つに挙げられます。

浴槽の耐久性は高く、ホーローなどに比べ、軽くてリーズナブルなこともメリットです。

費用相場は約8万円〜28万円です。

ホーロー浴槽

ホーローは、鋳物の表面にガラス質の釉薬を高温で焼き付けた素材で、昔から鍋や食器、ポットなどに用いられています。

ホーロー浴槽は、熱伝導率が高く保温性に優れており、体を芯から温めてくれる素材です。

ホーローに施されたガラス質が光沢を放つと、浴槽の美しさが際立ちます。

費用相場は約22万円〜約85万円です。

木製浴槽

木製浴槽の歴史は江戸時代にまで遡り、当時から木製の桶風呂が多く作られるようになりました。

現在の木製浴槽といえば檜風呂が有名ですが、温泉旅館などで目にした方もいるでしょう。

木が持つ暖かさが心も体も癒してくれます。

費用相場は、木の樹種や材質によって変わりますが約25万円〜約50万円です。

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浴槽の設置形式の種類

浴槽の設置方法には「据え置き型」「埋め込み型」「半埋め込み型」という3種類があります。

それぞれの特徴について紹介します。

据え置き型

据え置き型は、浴室の床にそのまま浴槽を設置する方法です。

温泉旅館のような所では、木製浴槽を設置する際に据え置くことが多いようです。

据え置き型は、浴槽を新しく交換する時に非常に便利な方法で、取り外しを簡単に行えるメリットがあります。

埋め込み型

埋め込み型は、浴室の床と同じ高さに浴槽を埋める形で設置する方法です。

浴室の空間に広がりを与えてくれることはメリットですが、洗い場から湯船に泡や水が入ってしまったり、誤って踏み外してしまうする恐れがあるなどの心配があります。

踏み外しや転倒などに対しては、手すりを設置するなどの対策をしておいた方が良いでしょう。

半埋め込み型

半埋め込み型は、浴槽を浴室の床から3分の1ぐらいの高さに埋める設置方法です。

現在の浴槽で一番ポピュラーな設置方法といえるでしょう。

据え置き型より浴槽が低く設置されるため、子供やお年寄りも湯船に入りやすくなります。

浴槽構造の種類

浴槽は、その形状や構造によって4つのタイプに分かれています。

それぞれの特徴について紹介します。

浴槽の形状

ストレートライン

ストレートラインは浴槽の中で最も一般的な形状です。

浴槽の深さを大きく取れるように設計されており、肩までしっかりと湯に浸かりたい方にはおすすめな形状になります。

直線的な形状は、浴室全体にスタイリッシュでシャープな雰囲気を与えてくれるのが特徴です。

ラウンドライン

浴槽のラインが丸みをおびているのがラウンドラインです。

浴槽内が全体的に曲線で形成されているのが特徴で、見た目も柔らかい印象を与えてくれ、ゆったりとした体勢でお風呂に入りたい方におすすめです。

Sライン

Sラインは、浴槽内にS字型の段差が付けられている形状です。

段差の部分に足を乗せたり、腰掛けられたりするため、いろいろな入浴方法が楽しめます。

浴槽内に段差が設けられている分、入れる水の量も少なく抑えられるため、節水対策にもなります。

半身浴が好きな方にはおすすめの形状といえるでしょう。

ワイド

通常のタイプよりも広めに設計されているワイドタイプは、親子でお風呂を楽しみたい方におすすめの形状です。

浴槽内に椅子を設置すれば、小さいお子さんも安心して入浴できます。

1人でお風呂に入る時も、手足を思いっきり伸ばせます。

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浴室リフォームは何年目でするべきか

見た目では何も問題がなさそうに見える浴室でも、見えないところで不具合が生じているケースがあります。

不具合があればリフォームをした方がいいのですが、築年数と浴室に出ている症状を目安に必要性を判断します。

ここでは、浴室リフォームを検討したほうがいい築年数と浴室の症状について紹介します。

築20年ならリフォームを検討する

浴室のフォームは、築20年したら検討するべきだと言われています。

その理由は、築20年以上の浴室にはカビなどの衛生面で問題が生じていることが多く、また設備面で効率的ではないことが多いからです。

見えないところで生じる不具合

見てすぐに発見できるカビなどの問題は、市販のカビ取り剤などで一時的にきれいになりますが、築20年以上の浴室ではカビの発生が頻発するようになることがあります。

また浴室のような水回りは家の中でも特に腐食や劣化が進みやすい箇所です。

見た目がきれいでも、見えない部分で腐食が進んでいることがあります。

また、築20年もすると床下の土台や柱などが腐食していることもあります。

エネルギー効率が悪い設備で光熱費も高い

浴室関係の設備は常に進化しています。

20年前の設備は使用上問題がなくても、最新式の設備に比べると、エネルギー効率が悪く、光熱費で負担がかかっていることがよくあります。

新しい設備は技術改良されて省エネ化されているので、給湯器などは少ないエネルギーで効率よくお湯を沸かすことができ、また浴室や浴槽の断熱化が進ンでいるのでお湯が冷めにくく光熱費を抑えられます。

築年数に限らず浴室リフォームを検討したほうがいいケース

築年数があまり経っていなくても浴室リフォームを検討したほうがいいケースは、浴室内で下記のような症状が認められた場合です。

  • カビ除去剤を使ってもカビが発生し続ける
  • 排水溝の匂いがきつい
  • 金具類の錆が目立つ
  • お湯の温度調整ができない

このような症状が見られた場合は、リフォームを検討するタイミングです。

排水の漏れや床下に水が溜まってるなどの可能性が考えられ、症状が悪化して慌てる前に、リフォーム業者などに相談してリフォームの準備を始めましょう。

ユニットバスのサイズ一覧

ユニットバスを選ぶ際は、あらかじめ決められたサイズの中から選びます。

ユニットバスのサイズ呼称である数字の4桁は、短辺と長辺の内径寸法のことです。

例えば、一般的な1坪サイズの1616は、1600mm×1600mm(=160cm)であることを表しています。

ユニットバスの坪数やサイズなどを下表にまとめました。

ユニットバスサイズ呼称 坪数 内径寸法(短辺×長辺) 備考
1014 0.75坪 1000mm×1400mm  
1116 0.75坪 1100mm×1600mm  
1216 0.75坪 1150mm×1600mm  
1217 0.75坪 1200mm×1650mm  
1317 0.75坪 1300mm×1650mm  
1418 0.75坪 1400mm×1800mm  
1616 1坪 1600mm×1600mm  
1717 1坪 1650mm×1650mm  
1618 1坪 1600mm×1800mm メーターモジュール
1818 1坪 1800mm×1800mm メーターモジュール
1621 1.25坪 1600mm×2050mm  
1623 1.5坪 1600mm×2300mm  
1624 1.5坪 1600mm×2400mm  
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ユニットバスを浴室に搬入できる条件

リフォームでユニットバスを施工する際には、搬入できる寸法が満たされているかを確認する必要があります。

一般的には、間口が65cm以上、曲がり角で75cm以上が確保できれば搬入できることが多いでしょう。

ここでいう間口とは、玄関やドアなど、搬入経路の内側から内側の寸法です。

ユニットバスは、浴槽・床・入り口ドア・カウンターなどを個別のパーツに分解して搬入するため、幅が広くなければ搬入経路が確保できないという状況はあまり考えられません。

ただし、浴槽の種類やメーカーによって搬入経路の寸法は異なります。

多くの場合、搬入経路の最小寸法など、詳細はカタログに記載されているでしょう。

しかし、一般の方ではカタログの専門的な内容を正確に理解するのは難しいかもしれません。

不安な方は施工業者に相談しましょう。

在来工法浴室とユニットバスの違い

さて、この記事内でも何度か在来浴室という言葉を使用していますが、実際に在来浴室とユニットバスにはどのような違いがあるのでしょうか。

ここでは、在来浴室、ユニットバス、ハーフユニットバスの3つに分けてそれぞれの特徴を紹介していきます。

特徴を見比べて、どのような違いがあるか把握していきましょう。

在来工法浴室

在来工法の浴室はいわゆるオーダーメイドの浴室で、間取りに合わせて作られている場合が多いです。

そのため、スペースを無駄なく活用できるほか、限られたスペースの中にも浴室を作ることができるため、浴室のスペースを自由に合わせることができます。

防水性を考慮しながら施工しているため、基本的にはモルタルとタイルで仕上げられています。

特に床や壁にタイルが使用されている場合も多いため、断熱性が低く、外気を取り込みやすいです。

在来工法の浴室は、暖房換気扇を設けるなどの対処をしない限り、冬場は非常に寒さを感じやすいお風呂といえます。

ユニットバス

ユニットバスは在来工法浴室とは異なり、工場で浴槽や壁パネル、天井パネルなどのお風呂となる部品を全て製造し、現場で組み立てて完成させる浴室です。

ユニットバスは在来工法浴室と比べると工事期間が短く、また、パネルに断熱材が貼られているものもあるため、断熱性にも優れています。

また、パーツが一体化されているため、目地が少なく汚れが溜まりにくいことで掃除がしやすいのも大きな特徴です。

メーカによっては2.5cmという範囲で寸法をオーダーして作成ができる商品もありますが、基本的には規格が決まっています。

そのため、在来浴室からリフォームする場合にはデッドスペースができてしまったり、今までの浴室より狭くなってしまう可能性があります。

ハーフユニットバス

ハーフユニットバスは、全てのパーツが1セットになっているユニットバスと異なり、浴槽、洗い場、壁の下部のみがセットになっています。

壁や天井に好きな材質を使用して施工していく浴室です。

防水が必要な下部のみ一体にすることで十分な防水性を確保しているため、安心して使用することができます。

ハーフユニットバスは天井が斜めなどに変形している状態でも、状況に合わせて施工することができるため、天井高さが問題でユニットバスを設置できない場合にも設置が可能です。

また、壁や天井は好みの素材で組み上げることができるため、よりデザイン性を追求した浴室を作ることができる点も魅力といえます。

しかし、ハーフユニットバスはユニットバスと比較すると扱っているメーカーの数が少ないため、浴槽や洗い場の商品の選択肢が限られてしまいます。

また、壁や天井の素材にこだわってしまうと、リフォーム費用が高額になる恐れがありますので、予算をしっかり決めて活用することをおすすめします。

  メリット デメリット
在来工法
  • 好きな大きさや形を作ることができる
  • 仕上げを選べる
  • 防水機能や断熱性能が弱い
  • 仕上げによって価格が高くなりがち
  • 工期が長くなる
ユニットバス
  • 密閉性が高く断熱性能と防水性に優れている
  • 工期が短い
  • 在来工法に比べてサイズや選べる仕上げに制約がある
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浴室リフォームの完了までの流れ

浴室リフォームの現地調査のイメージ画像
浴室リフォーム完了までの流れをご紹介します。

施工業者を選ぶ

まずは施工業者を選びます。

自分で探す場合は、Web検索で探します。

検索結果から、自分の地域でリフォームしてくれる業者を選びます。

イメージにあったリフォームをしてくれそうな業者かどうかチェックしましょう。

業者選びが難しい、面倒だと思うならハピすむを活用するのもおすすめです。

ハピすむでは、全国の優良なリフォーム会社から、コンシェルジュが自分に合う会社を最大3社選んでくれます。

その3社を比較検討して、リフォーム業者を決めます。

こちらから簡単に無料で見積もりが出来ますので、ぜひハピすむのリフォーム費用の無料相見積もりをご利用ください。

現地調査をしてもらう

現地調査とは、リフォーム業者が実際に家に来て現状を確認することです。

実際に確認しないと、どのくらいの浴槽が入るのか、浴室の拡張は可能なのかなどといったことが分かりません。

正確な見積もりや提案を受けるためには、現地調査が必要となっています。

また、現地調査の際には自分がイメージしている浴室についてしっかりと伝えておくことも重要です。

イメージ通りのリフォームが可能かどうかも、確認しておきましょう。

見積書をもらう

現地調査が終了した後に、見積書をもらいます。

見積書には、自分の要望が反映されているか、反映されていない場合は、何か理由があるのかなどを確認しておきます。

見積もりは1社だけにもらうのではなく、複数社に依頼して比較検討しましょう。

また、リフォーム完了後にイメージとの相違がないようにショールームで実物を見ることをおすすめします。

実際に見てみないと、イメージと違っていたということになりかねませんので、ショールームに足を運び、実物を確認しましょう。

契約をして施工開始

契約の際には、見積もりの段階で聞いたことと相違がないかどうか確認しておきましょう。

契約書の内容を良く読み、しっかりと理解して納得した上で契約します。

また、疑問点がある場合は、確認して疑問を解消しておきましょう。

施工に関しては、既存の浴室が在来工法かユニットバスかによって工期が変わってきます。

在来工法の浴室からシステムバスへのリフォームをする場合には、工期が長くなってしまいます。

工期に関しても、分からないことはしっかりと確認しておきましょう。

施工完了後に支払い・引き渡し

施工が終了すると、支払いと引き渡しです。

支払いをする前に、契約書に書かれている内容のリフォームがきちんと行われているかどうかを確認します。

確認する前に支払いをしてしまうと、トラブルの元になりますので、確認は念入りに行いましょう。

支払いが終われば引き渡しです。

引き渡しの書類にサインする際も、書類をしっかりと読み納得した上でサインするようにしましょう。

お風呂リフォーム中のお風呂はどうするの?

お風呂のリフォーム中は基本的にお風呂を使用することができません。

工事期間によって対応方法は変わりますが、概ね以下の2通りの方法で過ごす場合が多いです。

最寄りの銭湯や親戚に頼る

工期が約1週間〜約2週間の場合には最も一般的な方法です。

リフォーム業者によっては工事期間中に銭湯の入浴券をプレゼントしている場合もありますので、一度相談してみると良いでしょう。

簡易的なシャワールームや、浴室を仮設してもらう

工期が長い場合や近くに銭湯などがない場合には、少し費用がかかってしまいますが、自宅のスペースの一角にシャワールームや浴室を仮設してもらう方法があります。

必要なスペースの確保や給排水設備工事が可能かどうかの確認が必要ですが、基本的に在宅したままでリフォーム期間を過ごすことができるため、精神的な負担を減らすことにもつながります。

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風呂リフォームはどのような要因によって工期が変わるのか?

風呂 リフォーム 工期

風呂のリフォームを始めたら、近くの銭湯に行ったり、近所に親戚がいたらお風呂を貸してもらったりとリフォーム完成まで入浴についての不便を強いられます。

そのためお風呂のリフォームの工期は短い方が良いと考える方も多いでしょう。

複数の業者に見積もりを依頼した際、見積書と同時に提出される工程表の工期は、各業者で異なることがあります。

見積書を比較する際は総額に目が行きがちですが、工期についても見比べてみましょう。

風呂リフォームの工期が変わる要因として「工法的要因」「規模的要因」「季節的要因」「害虫的要因」の4つが挙げられます。

これらの要因によっては工期に違いが出る場合もあり、風呂のリフォームは最短工期、平均的工期、最長工期に幅があります。

一般的な最短工期は約3日、平均的工期は約4日から約1週間、最長工期は約10日が想定されるでしょう。

工期の幅は上記に挙げた要因が関係していることもありますが、業者によっては予備日を設けていたり、特定の工程に多めの日数を見積もっていたりする場合もあります。

風呂リフォームで可能な限り短い工期を望む場合は、工期が変わる要因を知った上で業者に確認し相談すると良いでしょう。

工法的要因とは

ここでは、風呂リフォームの工期が変わる要因の一つである工法的要因について解説します。

風呂リフォームには「在来工法」と「ユニットバス」の2つの工法があり、どちらの工法でリフォームを行うのかによって工期が変わるのです。

在来工法は基本的にオーダーメイドとなり、浴室に合わせて大きさや素材など自由に決めることができます。

一方でユニットバスは各メーカーの規格品で、あらかじめサイズや仕様等が決められていますが設置が簡単です。

ユニットバスの方が工期が短いことや費用が比較的安いことから多く選ばれています。

ユニットバスからユニットバスへの風呂リフォーム工期

既存の風呂がユニットバスで、浴槽の位置やサイズを変えない状態でユニットバスを設置するリフォームをする場合のリフォーム内容や工期についてご説明します。

工事内容
工事のおおまかな内容は既存のユニットバスを解体し、新しいユニットバスを設置する工事となります。

工事の流れ
養生工事を行った後、既存のユニットバスの解体作業に移ります。
ユニットは組み立て作業も簡単ですが、解体も容易です。
解体後に設備工事が始まります。設備工事とは給排水や電気の工事のことです。
最後に新しいユニットバスを設置してリフォームが完了します。

工期
バスタブ交換だけなら早くて半日程度で終わるでしょう。
バスタブの交換だけでなく壁や床などを含めユニットバス全体を交換する場合の工期は2~3日が平均的です。

価格相場
メーカーやブランドによって価格は違いますが、相場としては約60万円から約140万円を見ておくと良いでしょう。

在来工法からユニットバスへの風呂リフォーム工期

タイルなどで造られた在来工法の風呂からユニットバスにリフォームを希望する場合の工事内容や工期について解説します。

工事内容
在来工法のタイル式の風呂の場合は、風呂の解体工事後に新しい浴室の土台を作るためにコンクリートを流して基礎工事をしなければなりません。
基礎工事の後、配管などの必要な工事を終えてユニットバスを組み立てる工事となります。

工事の流れ
どのリフォームにも共通する養生工事をし、タイルを壊す「はつり」と呼ばれる作業をして在来工法の浴室の解体をします。
次にコンクリートを流して基礎工事をしますが、コンクリートが十分に乾くまでに時間が必要なため、この過程で時間がかかります。
その後ユニットバスに合うように給排水管工事をしたり、木工事をしたりします。
ユニットバスを搬入して組み立てた後は内壁や外壁の補修工事をしてリフォームが完了します。

工期
在来工法からユニットバスにリフォームする際、工期はユニットバスからユニットバスへのリフォームより長くなります。
一般的には10日から2週間を見ておくと良いでしょう。

価格相場
在来工法からユニットバスへのリフォームの価格は、解体費用や基礎工事が必要になる分ユニットバスからユニットバスへのリフォームより高くなると考えておきましょう。

相場は150万円~です。

規模的要因とは

ここでは風呂リフォームの工期が変わる要因の一つである規模的要因について解説します。

風呂のリフォームと一言で言っても、リフォームの規模は各家庭で異なります。

浴槽本体のみの交換という家庭もあれば、風呂全体のフルリフォームをする家庭もあるでしょう。

どのリフォームにも言えることですが、リフォームの規模が小さかったり簡単にできる内容であれば工期は短くなる傾向にあります。

浴室リフォームの場合、浴槽交換のみのリフォームは比較的規模の小さな工事となり工期が短くなります。

一方、浴室の壁を壊して風呂を広くする工事や浴槽の場所を移動したり、浴室設備を一新したりするなど、大掛かりな工事になればなるほど工期は長くなります。

当初希望していた工事内容に追加や変更を行う場合は、工期の延長は免れないでしょう。

リフォームの際はデザインや使い勝手、金額など色々と気になることがありますが、お風呂の場合は工事中の入浴のことを考慮しなければならないため、工期も気にするべき点です。

どの程度の規模で風呂リフォームをするのか、工期も考慮に入れつつ検討するようにしましょう。

季節的要因とは

思い立った時に見積もりを依頼してリフォーム工事を開始したい人もいるかもしれません。

しかし、風呂リフォームは工期が変わる原因に季節が関係します。

工期が長くなれば不便であるだけでなく、長くなった分費用も高くなるので風呂リフォームを行うのに適切な季節を選ぶ方が工期も短くなるでしょう。

風呂のリフォーム時にはコンクリートを打つ土間打ち工事が行われる場合がありますが、基礎にコンクリートを入れた場合、夏と冬では乾くまでの時間に差があります。

夏も冬もコンクリートが乾くまで一定の時間をおかなければなりませんが、コンクリートは寒い時期の方が固まりにくく、強度が出るまでに時間がかかってしまいます。

コンクリートを乾かすことは必要な工程なので、工期短縮のためにこの期間を縮小するのは賢明ではありません。

冬に風呂リフォームを決めたなら、他の季節にリフォームするよりも工期が長くなるということを頭に入れておきましょう。

浴槽の破損など緊急性のない場合は、短い工期でリフォームを終えることのできるよう計画的に季節を選び、リフォームをすることがポイントです。

害虫的要因とは

風呂 リフォーム 工期

風呂のリフォームでは、工事が始まった現場の状況によっても工期が延びてくることがありえます。

例えば、風呂リフォームの途中にシロアリが発見された場合です。

シロアリは風呂場のみならず住宅のどこで発見されても駆除は必須となります。

シロアリを放置すれば被害が進んで最悪の場合は建物の倒壊にも繋がるためです。

したがってシロアリ被害が発見された場合には、シロアリ駆除だけでなく被害を受けた部分の補修工事も必要になります。

風呂リフォームの際に発見された場合、駆除や補修に必要な時間の分だけ工期が延びます。

風呂リフォームの際にシロアリを想定している人は多くないかもしれません。

しかし、シロアリは湿気が多い場所を好むため、風呂場はシロアリが発見される確率が高く、実際に風呂リフォームの途中にシロアリ被害を発見したという例は少なくありません。

シロアリ駆除にかかる日数は1日もしくは2日程度です。

シロアリの駆除はリフォーム中にするのが望ましく、風呂リフォームは最初からシロアリ駆除も想定した工事計画を建てておくことが理想です。

最初にシロアリ駆除を想定していないままリフォームを開始して途中でシロアリ被害を発見した場合、駆除が必要なので予定していた工期での工事は不可能になるでしょう。

予定外のシロアリ駆除でユニットバスの搬入日が延びて保管料金がかかったり、職人の不足でなかなか工事ができず工期が無駄に長くなってしまうこともありえます。

格安で浴室リフォームをするコツはあるの?

茶色を基調としたおしゃれなユニットバスリフォームのイメージ画像

浴室リフォームの費用を少しでも安く抑えるには、どのようなことに気を付けるといいのでしょうか。

ここではリフォーム費用を抑えるための4つのポイントの他に、リフォームはかかるけれども将来的に得をする方法も紹介します。

浴室リフォーム費用を抑える4つのポイント

相見積もりを取る

浴室リフォームに相場よりも高すぎる費用を支払うことのないように、相見積もりを取りましょう。

「相見積もり」とは、複数社のリフォーム業者から見積もりを取り比較することです。

浴室リフォーム費用の相場を知ることで適切な価格もわかります。

相見積もりをするときのポイントは各社に同じ条件で見積もりを依頼することです。

そして受け取った見積もりも詳細を確認して、同条件で各社の見積もりを比較するようにします。

もしも相見積もりを取る手間を避けたいのならば、浴室リフォームを得意とする業者を選ぶのも得策です。

リフォーム業者にも得意不得意があるので、浴室リフォームを主として行っているような業者なら技術面と価格面で安心できることが多いでしょう。

浴室リフォームに対応しているリフォーム会社を探す

自分が住んでいる地域で浴室リフォームが得意なリフォーム会社を知りたい場合は、リフォーム会社紹介サービスを使うと良いでしょう。

リフォーム会社紹介サービスの「ハピすむ」は、お住まいの地域やリフォームのニーズを詳しく聞いた上で、適切で優良なリフォーム会社を最大3社紹介してくれます。

複数の大手リフォーム会社が加盟しており、高額のリフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。

運営会社のエス・エム・エスは、東証プライム上場企業なので、その点も安心です。

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グレードを下げる

浴室リフォームで予算に大きく影響しているのが設備です。

浴槽やシャワーなどの設備にはメーカーごとにグレードが設定されていて、グレードと価格は比例しているのが通例です。

業者から提出された見積もりが予定していた予算よりも大きく上回った場合には、設備のグレードを下げることを検討してみましょう。

設備のグレードを下げたくないのであれば、グレードは同じでも在庫として残っている商品やセールなどになっている商品を選ぶことでグレードは同じままでリフォーム費用を抑えられる可能性があります。

オプションの見直し

浴槽やシャワーの機能としてリラックス効果の高い機能を売りにしている商品が多数ありますが、そうしたオプションがついている設備は価格も高くなる傾向があります。

代表的な浴室のオプションと言えば、浴槽のジェット噴流機能やシャワーの水流調節、浴室でできるミストサウナなどが挙げられますが、これらのオプションを追加すればリフォーム費用も上がります。

リフォーム費用を抑えたいのであれば、本当に必要なオプションは何かを見極めて、必要だと思えるものだけを選んで追加しましょう。

必要な工事のみを行う

リフォーム業者によってはセット工事を提案してくることがあります。

セット工事とはリフォームに必要な工事の他に、業者おすすめの工事がセットになったリフォーム工事です。

このようなセット工事は、詳細をよく見ると本来希望しているリフォームには必要ない工事が含まれていることがあります。

リフォーム工事費用を抑えるためには、業者の提案した工事内容の詳細を確認して必要な工事だけを行うようにするといいでしょう。

ただ同時に行わずに別に行うと同時の場合より割高になる場合もありますので比較するための見積もりを作ってもらい比較してみるとよいでしょう。

将来的な節約のために!節電・節水機能を選ぶ

浴室リフォーム費用が安くなるわけではないのですが、将来を見越したときに節約するための方法として節電や節水機能のついた設備を選択することもできます。

例えば節水機能つきのシャワーにすれば年間約10,000円の節約、24時間タイプの浴槽で節電タイプにすれば年間約2万円の節約につながる商品もあります。

そうした節電や節水機能をの付いた商品はスタンダードな商品に比べれば価格は高くなるかもしれませんが、5年後、10年後と長期的な観点で見れば経済的だと言えるでしょう。

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お風呂リフォームに活用できる補助金・助成金

お風呂リフォームは場合によって補助金や助成金をもらえる可能性があります。

ここでは、お風呂リフォームに活用できる可能性がある補助金・助成金を3つ紹介しますので、リフォームを検討されている方は参考にしてみて下さい。

省エネリフォームの優遇制度

省エネリフォームを行うことで受けられる優遇制度があることをご存知でしょうか。具体的に2つ紹介します。

1つ目は、所得税や固定資産税の減税です。

こちらの減税額は工事金額や既存の浴室の税額に由来するため、どの程度減税になるのかは状況次第です。

しかし各種申請を済ませれば減税することができるので、リフォーム業者に確認するようにしましょう。

2つ目は、中古物件を購入して、要件を満たす工事をした場合にローンの金利がお得になる制度です。

住宅金融支援機構が実施している施策ですので、興味がある方は問い合わせてみてはいかがでしょうか。

各自治体(市区町村)による補助金

各自治体ごとにリフォーム補助金などの名称で補助金制度を設けている場合があります。

これは省エネリフォームやバリアフリー化リフォームなど各自治体ごとに定められている要件を満たした工事になる場合に、申請を行うことで補助が受けられるという制度です。

一例を上げると工事費の10%、最大10万円の補助が出る自治体もあります。

しかし、補助金額は自治体ごとに大きく異なるため、詳細については現在お住まいの市役所や町役場の担当部署に概要を問い合わせるようにしましょう。

自治体によっては市報やホームページにて情報を開示していることもありますので、そちらを確認してみるのも良いかもしれません。

介護保険を活用したバリアフリー化リフォーム

お風呂を利用する方が介護認定を受けている場合、介護保険を活用することができる可能性があります。

介護保険を活用するためには、お風呂を利用しやすくなるためのリフォームのプランをケアマネージャーと検討した上で、施工業者に見積書を作成してもらって契約を結ぶ必要があります。

また、各自治体に、申請書や理由書などの申請書類を提出して工事を行い、完了後にも、ビフォーアフターの写真や領収書などの書類を提出しなければなりません。

手間はかかりますが、支給の割合が大きい制度です。支給額は20万円を限度として、費用の1割が自己負担となります。

つまり、20万円の工事を行った場合には、介護保険から18万円が支給され、実際の自己負担は2万円で済むのです。

主に浴室に手すりを取り付ける、段差解消を行うなどのバリアフリーリフォームが対象になりますが、詳しくはケアマネージャーやリフォーム業者に相談することをお勧めします。

お住まいの住居にあるお風呂の種類はどのタイプ?

浴室のリフォームでは、今の住居のお風呂の種類を事前に調べておくことが重要です。

お風呂の種類は、以下の4つに分けられます。

  • バランス窯
  • 据え置き型
  • 埋め込み型
  • ユニットバス

ここでは、それぞれの種類について詳しく解説します。

バランス窯

バランス釜は、浴槽の横に給湯器が設置された形状のお風呂です。

在来木造の浴室の中で、浴槽の横に水栓が付いている大きな機械がある場合は、バランス釜だと考えてよいでしょう。

バランス釜は、熱源がガスの機器で着火には乾電池を利用するため、停電した際にもお湯が沸かせます。

現代では、見かけることが少なくなった機器です。

据え置き型

据え置き型の浴室とは、脚がついた浴槽が、お風呂の床に置くように設置されているお風呂です。

床などに浴槽が埋め込まれていない場合は、据え置き型だと考えられます。

浴槽に溜まっているお湯の栓を抜くと、下から洗い場に水が流れ、洗い場から排水されます。

床の上に浴槽が置かれているため、またぎ高さが高く、子どもやお年寄りは出入りの面で使いづらさを感じるかもしれません。

埋め込み型

埋め込み型の浴室は、在来木造の浴室で、浴室の床面と同じ高さまで浴槽が埋め込まれているタイプのお風呂です。

床・壁・天井はタイルやコンクリートで仕上げられていることが多いでしょう。

浴槽のお湯は、浴槽についている排水口から流れていきます。

ユニットバス

ユニットバスでも壁にタイルが施されているものがあり、在来浴室との区別に迷うこともあるかもしれません。

基本的に、ユニットバスは壁パネルと建具が一体となり製品化されています。

既存の浴室が在来浴室かユニットバスか見分けるには、以下の点を参考にしてください。

  • 天井に点検口があるか
  • 窓枠が壁パネルと一体化されているか
  • ドアの下枠が床パネルと一体化されているか
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ユニットバスを設置する際の注意点

ユニットバスを設置する場合は、扉の種類や窓の向き、オプション機能などに注意する必要があります。

ここでは、ユニットバスを設置する際の注意点について詳しく紹介します。

扉の種類の選び方に注意する

ユニットバスを設置する際は、扉の種類の選び方に注意しましょう。

ユニットバスは、洗面室とのつながりで、扉・浴槽・カウンターの位置がほぼ決まります。

このとき、扉の種類に折戸や開き戸を選ぶ場合は問題になることは少ないかもしれません。

注意すべきなのは、折戸や開き戸から引き戸に変更するときです。

扉と洗面室側との取り合いを調整する必要があります。

例えば、引き戸を引くスペースに洗面化粧台や洗濯機パンが固定されていると、干渉する恐れがあるでしょう。

窓の向きに注意する

ユニットバスを設置する際は、窓の向きにも注意しましょう。

ユニットバスでは、大抵の場合、窓の位置が決まっており、浴槽の横側に設置されます。

また、ユニットバスはパネルの厚みが窓の開口部にも施工されるため、一般的な洋室の窓よりも一回り小さくなるのが一般的です。

図面だけではわかりにくい場合もあるため、気になる方は施工業者との打ち合わせで、どのくらいの幅の窓が設置されるかを確認しておくと良いでしょう。

オプション機能もよく考える

ユニットバスを設置する前には、あらかじめオプション機能を決めておくことをおすすめします。

ユニットバスには、床下暖房・室内暖房・浴室乾燥・ジャグジーなど、さまざまな機能をオプションで付けられます。

たとえば、入浴後に床に水が流れ、掃除の手間を抑える機能があるメーカーもあります。

ご家族のニーズにあわせて選びましょう。

オプション工事について

浴室にスピーカーを埋め込む費用は?

お風呂で音楽を聴きたいときは、スマホや携帯、オーディオ機器などを持ってきて音楽を聞くのが一般的だと思います。ポータブル防水スピーカーなどの商品もありますが、やはり音響的にも少し寂しい気がしますよね。

そこでおすすめなのが埋め込み式スピーカーです。もちろん防水・防滴・防カビ仕様なうえ、Bluetooth対応機能が付いているので浴室にスマホなどを持ち込まなくても、高音質を楽しむことができます。

しかし、浴室にスピーカーを埋め込むにはいくつかの条件があります。
・浴室の天井に点検口がある
・天井裏の高さが20cm以上
・浴室がユニットバス

これら3点が揃っていないと、天井や壁にスピーカーを設置することができません。埋め込み設置作業はまず天井や壁に取付用の穴をあけて、スピーカと駆動ユニットを設置し、電源のケーブルを接続するだけの簡単作業です。

浴室に埋め込みスピーカーを設置するのにかかる費用は?

スピーカーを天井に埋め込む費用は以下の通りです。

本体価格
・浴室用防水スピーカー埋め込みタイプ:約3万円~4万5,000円
工事費
・スピーカー取付工事:約3万~

浴室にテレビを設置したときの費用は?

お風呂でテレビや映画も楽しみたい人は、スピーカー工事と一緒にテレビの設置もおすすめです。スマホや携帯電話で視聴の場合、お風呂では電波が入りにくく画像が乱れたり、映像が止まったりして視聴しづらくなります。

また、テレビ音声をスピーカーで聞くことができるので、ホームシアターのように本格的なサウンドシステムを作り上げることができます。

浴室にテレビを設置できる条件は、埋め込みスピーカーと同じです。テレビの場合天井裏の配線工事やチューナー設置の他、それぞれ部屋にあるテレビのアンテナ線の分配器に、浴室のテレビのアンテナ線を接続します。

そして設置したチューナーに接続されたコードは、壁の内側を通り浴室の壁に開けられた穴へ通してテレビと接続させたら完成です。配線工事の流れは現場状況によって異なりますが、大体このような感じになります。

テレビの本体価格と工事費合わせた費用は以下になります。

・本体価格、工事費:約8万8,000円~約20万円

テレビの大きさや設置場所によって値段は変わってくるので、施工会社に見積もりをもらうといいでしょう。

炊き機能と保温機能

お風呂の追い炊き機能、保温機能のイメージ画像

追い炊き機能とは、冷めたお湯を温め直す機能です。

お風呂に入る人数が多かったり、入浴時間がバラバラだったりすると、後の方に入浴する人はお風呂のお湯の温度が低くなってしまい、十分に温まることができない場合もあるでしょう。

しかし、追い炊き機能があると温かいお湯につかれます。

また、保温機能とは、お湯の温度を保つ機能です。

保温機能も追い炊き機能と同様に、いつでも温かいお湯につかれます。

追い炊き機能と保温機能があると、必ずしも毎回お風呂を入れ直す必要がなくなります。

ジェットバス

ジェットバス機能が付いた浴槽のイメージ画像

ジェットバスとは、浴槽の下や側面から気泡やお湯を噴出させる機能をつけた浴槽のことです。

ジェットバスには、マッサージ効果やリラックス効果があります。

マッサージ効果では、気泡やお湯が優しく体をマッサージしてくれ、肩こりや腰痛を和らげてくれるでしょう。

リラックス効果では、気泡やお湯の噴出で精神的なリラックス効果が期待できます。

ジェットバスは日々の疲れを癒してくれます。

また、血行を促進してくれるため代謝があがり、ダイエットにも効果的です。

普通の入浴でも血行は促進されますが、ジェットバスでは気泡やお湯の噴出によりさらなる血行促進が期待できます。

浴室暖房や浴室乾燥機

ユニットバスの浴室暖房乾燥機のイメージ画像

浴室暖房とは浴室内を温める暖房のことで、浴室乾燥機とは浴室を乾燥させる機能で通常「乾燥」「換気」「涼風」「暖房」があります。

浴室暖房は、室温と浴室内の温度差を小さくしてくれるため、冬でも暖かい状態でお風呂に入ることができるでしょう。

また、室温と浴室内の温度差によっておこるヒートショックの防止にもなります。

浴室乾燥機は、雨の日に外に洗濯物が干せない時に便利です。

また、換気機能もついているため、カビの発生を抑えられます。

テレビ・オーディオ

ユニットバスに取り付けたテレビのイメージ画像

テレビはお風呂につかりながら見ることができ、オーディオはスマートフォンなどを繋いで浴室で音楽が聞けます。

テレビやオーディオがあると、お風呂に入るのが楽しくなるでしょう。

テレビは、お子様がお風呂を嫌がる場合でもテレビを見ている間に体を温められますし、長時間入浴する際にも楽しく入浴できます。

オーディオは、天井などにスピーカーを埋め込むため浴室内に音が反響して躍動感のある音楽が聞けます。

また、好きな音楽を聞いてリラックスもできます。

手すり

ユニットバスの浴室手すりを付けてバリアフリー化したイメージ画像

お風呂は滑りやすく、転倒の危険性が高い場所です。

ユニットバスは滑りにくい作りにはなっていますが、手すりがあるとより安心できます。

特に高齢者や介護が必要な方がいらっしゃるご家庭では、手すりの設置をおすすめします。

また、現在は高齢者や介護が必要な方がいなくても将来を見越して設置しておくのも良いでしょう。

お風呂の椅子から立ったり座ったりする際や、浴槽に入る際には無理な体勢になりがちですので、腰や足に負担をかけないためにも、手すりの設置がおすすめです。

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素敵な浴室をつくるための手順とは?

皆さんが思う、「素敵な浴室」とはどのようなデザインでしょうか。ひと言で「素敵な浴室」と言っても、それぞれ思うデザインは違います。

自分が描く浴室の空間づくりには、理想とするデザインやアイデアの詳細を施工業者にきちんと伝えることが重要になります。

では、具体的にデザインを伝えるためには、どのようなことを考えていけば良いのか見ていきましょう。

浴室をリフォームしてデザインにこだわった空間にするには?

浴室の目的や滞在時間を考える

まず、浴室の目的と滞在時間を考えていきます。浴室ではシャワーを浴びるだけで短時間しか滞在しないという場合、浴室全体を小さくしたり浴槽を取り除き、その分他の部屋を広くすることもできます。

また、反対に半身浴などで長時間過ごしたい人は、浴槽を広くしたりテレビやスピーカーなどを設置し、ゆっくり滞在できるようなデザインも可能です。

これらの目的や滞在時間を考慮しながら、具体的なデザインを決めていきます。

具体的なイメージの画像を探して近いものを見つける

自分がイメージしているデザインを、口頭で施工業者に伝えるのは難しいのではないでしょうか。

例えば、「清潔感があるデザインにしたい」と言っても、何を基調としたデザインなのか、和風なのか洋風なのか、詳細が分かりません。

相手に自分が思い描いているバスルームのデザインを伝えるためには、まず、自分が考えているデザインの画像をインターネットや雑誌などで探し、思い描いているデザインに近い画像を見つけることが大切です。

そして、その画像を施工業者と共有することで、お互いにどのようなバスルームのデザインなのかを確かめ合うことができます。

浴室で利用されるデザインの特徴

浴室に利用されるスタイルには、どのようなものがあるのでしょうか。それぞれのスタイルの特徴を見ていきましょう。

アジアンデザイン

タイやバリなどアジアのリゾートを彷彿とさせるスタイルです。浴槽には大きめの石や大理石を使用し、ウッドデッキのような木材を用いた床張りなどが特徴です。

モンステラやヤシの木などの観葉植物を置くと、さらに雰囲気が増します。

北欧デザイン

近年人気の北欧スタイルは、シンプルなタイルなどを使用したスタイルです。白を基調にした中に、木の温もりをプラスしたデザインが特徴。飽きのこないデザインです。

温泉デザイン

日本ならではの温泉スタイルは、檜を使用した浴槽や、竹や岩などを使用している点が特徴です。落ち着いた大人の雰囲気になります。

シックなデザイン

シックなデザインは、ホワイトやブラウン、ベージュなどの色を使用した落ち着いた雰囲気が特徴です。システムバスでもシックなデザインをつくることが可能なので、選ぶ人も多いデザインです。

モロッコデザイン

あまり聞き慣れないデザインですが、モロッコ特有の鮮やかな色彩のタイルやパネルなどを利用して作られたデザインです。アジアンデザインとはまた違った、エキゾチックな空間が特徴です。

ラグジュアリーデザイン

憧れのラグジュアリーデザインは、大理石を使用したりドアや仕切り壁をガラス張りにして高級感を持たせたデザインが特徴です。高級ホテルのバスルームのような空間を作ることができます。

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浴室リフォームのデザインは何を重視して考えればいいのか

浴室リフォームと言っても、戸建て住宅でできることと、マンションでできることには差があります。また、使用する浴室がユニットバスやシステムバスなのか、在来工法なのかによってもできるデザインが変わってきます。

それぞれどのようなことに気をつけていけばいいのか見ていきましょう。

戸建て住宅で可能なデザイン

戸建て住宅の場合、浴室のリフォームのデザインの自由度は高く、費用に問題がなければ大規模なリフォームが可能なことが多いです。

一般的なお風呂だと、在来工法かあらかじめ工場などで部品が作られていて規格が決まっているシステムバスが使用されていますが、それらを撤去し新たな浴室を設置することが可能です。

また、戸建て住宅の場合、大規模なリフォームで浴室の壁や床などを作り直す在来工法を選択することができます。

あとは、予算に応じて広さや建材などを選んでいきましょう。

マンションで可能なデザイン

マンションの場合、構造上の問題で増築することが難しいため、浴室を広くすることは一般的にはできません。また、階下に水漏れしないよう、壁や床をつくる在来工法ではなくユニットバスが選ばれます。

ユニットバスの場合、規格が決まっておりサイズの変更はすることができないため、マンションでの浴室リフォームの際は、ユニットバスの色にこだわったデザインが主流になります。

近年、ユニットバスの壁や床、浴槽や棚など細部のカラーやタイプなどを選択できる商品が増えています。好みのカラーや棚、パネルの組み合わせることによって、希望のデザインを叶えることができるでしょう。

浴室をリフォームしてデザインにこだわった空間にするには?

集合住宅の場合、内部装飾以上の浴室工事には機能的に、給排水、照明、換気といった設備工事をともないます。各設備の取り合いなど共有部分との調整が必要になるケースが多く、事前に管理組合への相談はしておきましょう。

在来工法で可能なデザインは?

先程も少し述べましたが、在来工法とは壁や床を基礎から作り上げて完成させる工法のことで、浴槽を大理石にしたり、壁をタイル張りにできるのでデザインの自由度が高い工法です。

海外で使われるような洋風なバスタブや、檜仕様の浴槽などを設置することができます。

しかし、在来工法は水漏れのリスクを伴うため、マンションなどの集合住宅には不向きだと言われています。そのような場合は、浴槽と床の部分のみがユニットバスになっている「ハーフユニットバス」が使われることがあります。

ハーフユニットバスの場合、浴槽と床はサイズやカラーが決まっていますが、あとは自由にデザインできるので、通常のユニットバスよりはデザインしやすい造りになっています。

配置やシャワーなどの小物を上手に利用しよう

浴室のデザインが決まったら、シャワーや蛇口、洗面器などの小物も考えるようにしましょう。小物などのインテリアを合わせると、さらにイメージに近づけることができます。

また、使用したいものがタイルやステンドグラス、シャワーなど施工業者による設置が必要な場合は、リフォーム計画の段階でその旨を伝えるようにしましょう。

一方、配置も浴室のデザインづくりに重要になります。配置によっては、洗濯機などが見えてあまりリラックスできないことがあります。ちょっとした配置の違いで、非日常の空間をつくることが可能になります。

例えば、窓を広めに設置し浴槽に浸かりながら中庭を眺めることができるような配置にすれば、外の景色を見ながら楽しめる空間を作ることができます。

浴室リフォームをするときは、バスルームでリラックスできる空間づくりを心がけましょう

海外メーカーの浴槽

イタリア、ドイツなどの海外メーカーでは、日本ではなかなか見かけることができないモダンな浴槽が販売されています。

海外では浴槽に浸かる習慣が少ないため、普段使いとしてのデザインよりも、高級スパのようなラグジュアリーなデザインの浴槽商品が多く、こだわりの浴室空間を作りたいという方におすすめです。

海外メーカーの浴槽を選ぶときの注意点

まず注意しなくてはならないのが、海外メーカー製浴槽のサイズです。

海外製の浴槽は日本人の体格に合わせて作られていないことが多く、

  • 腰掛けや背あてが身体にフィットしない
  • 浴槽が長すぎる
  • 浴槽にひじが届かない

などのデメリットが生じることがあります。

見た目の美しさだけで選ばず、ショールームで実際に浴槽に入って座り心地を確認しておきましょう。

また、海外では浴槽を、浴室や寝室に据え置きするケースが多いため、浴槽単体商品も、埋め込み工事を前提として作られていないものが大半です。

その他、追い炊き機能に対応していないこともあります。

このような事情から、海外メーカー製の浴槽は、日本メーカー製のユニットバスにはほとんど適合しないと考えておきましょう。

仮にユニットバスに設置できたとしても、ユニットバスのメーカー非推奨の商品を取り付けると、メーカーのアフター保証の対象外になってしまうことがあります。

海外のおすすめメーカー

以下からは、国内に販売店を持つ海外メーカー3社をご紹介します。

アガペ(イタリア)の浴槽

イタリアの水回りメーカーです。

ラプセル(イタリア)の浴槽

ラプセルもイタリアの水回りメーカーです。

日本ではセラトレーディングで購入することができます。

ベッテ(ドイツ)の浴槽

鋼板ホーロー浴槽を販売するドイツのベッテ。

鋼板ホーロー浴槽とは、浴槽の形に成型した鋼板を、高温で焼成して作る浴槽です。

陶磁器のような耐久性を持ち、表面の釉薬が防水効果を発揮し、汚れにくく掃除がしやすいという特徴を持っています。

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おしゃれな露天風呂にしたい場合は?

庭や屋上に露天風呂を設置したり、既存の浴室を露天風呂のようにしたいと憧れを持っている方も多いのではないでしょうか。

露天風呂にリノベーションする場合の費用

まずは露天風呂をリノベーションする場合の費用について紹介します。
露天風呂を設置するには業者に依頼するか、DIYで設置するかの2つの方法を取るしかありません。

知識や実績が豊富な専門業者に依頼したいと考える方が多いと思いますが、専門業者に露天風呂の設置を依頼した場合、約150万円〜約600万円の費用がかかると言われています。

露天風呂にリノベーションする場合の工期

露天風呂は使用する材質や大きさ、設置する場所によっても費用も工事期間も大きく変わるため、明確な数字を出すことが難しいです。
ただし、庭に置き型の浴槽を設置して景観を整える程度の工事であれば約1週間の工事期間で設置することができます。

そのため、工事期間の目安としては約1週間〜という認識をしておきましょう。

露天風呂にリノベーションする場合のポイント

ここからは、露天風呂にリノベーションする場合のポイントを3つ紹介します。

プライベート空間が確保できる場所に設置する

いくら自宅に設置するとはいえ、自宅外からの周囲の視線が気になってしまっては、せっかくの露天風呂が台無しです。

目隠し対策を十分にできる場所を選んで設置するとよいでしょう。

景観と開放感のバランスがとれたデザインにする

前項で目隠し対策について触れましたが、目隠しの高さが高くなり、景観が損なわれるようでは露天風呂の魅力も半減してしまいます。

そのため、景観と開放感のバランスを意識して設置場所を決め、目隠しなどのレイアウトもバランスをみながら決めるようにしましょう。

使い勝手の良い動線にする

露天風呂ができたとしても、生活している上で使いにくい場所に設置されていては、行くのが億劫になってしまい、次第に使われなくなるでしょう。

露天風呂を生活の一部に組み込んで使い勝手の良い動線に配置するよう意識してみましょう。

露天風呂にリノベーションする場合の注意点

露天風呂にリノベーションする場合にはいくつか注意点がありますが、ここでは3点紹介します。

ユニットバスは使用できない

ユニットバスは基本的に全ての部品が工場で製造されており、その形状になるべくして作られています。

そのため、部分的な加工や交換ができないことから、ユニットバスは露天風呂へのリノベーションができません。

対応している施工業者が少ない

一般的な浴室工事と露天風呂工事では大きく勝手が異なるため、浴室工事を請け負っている施工業者でも、露天風呂設置に対応していない場合が多いです。

そのため、事前に露天風呂を設置できる業者を探す必要があります。

プライバシーに配慮する必要がある

露天風呂を新設する場合も、既存の浴室を露天風呂にリノベーションする場合も、プライバシーに配慮しなければなりません。

近隣住民とのトラブルに発展しないためにも目隠しフェンスや視線を遮るための対策をしましょう。

浴室フォームでおすすめの優良なリフォーム会社・業者の口コミ5選

こちらは無料リフォーム比較見積りサイト「ハピすむ」を経由して、現地調査をされたお客様による口コミとなっています。

現地調査したリフォーム会社:イメージメーク・ハウス
口コミ点数: 5点

 

現地調査からとてもよく対応して下さいました。採寸も丁寧で正確だったので信頼できそうだなと感じました。

目をつけていた商品があったのですが他社ではつけられないと案内をされてしまいました。メーカーを変えないといけないのかとなと思っていましたが、希望の商品で工事ができると案内を下さり金額も希望に近いもので出して下さったので依頼を決めました。

住所:群馬県高崎市 / リフォーム費用:約100万円 / リフォーム内容:浴室リフォーム / 建物種別:戸建て / 築年数:約32年

現地調査したリフォーム会社:ニッカホーム中部
口コミ点数:4点

 

価格面でのご提案が一番大きかったです。他社よりも十数万円お得にご提案いただけ、説明もわかりやすかったです。

担当の方も時間通りに来ていただけて相談のしやすい方でした。

住所:三重県桑名市 / リフォーム費用:約80万円 / リフォーム内容:浴室リフォーム / 建物種別:マンション・アパート / 築年数:約30年

現地調査したリフォーム会社:アークテック
口コミ点数:5点

 

今回は水漏れをきっかけにリフォームを検討している中で、この物件を建てたハウスメーカーにリフォームの相談をしていたころ、お話が二転三転したりとなかなか信用できないところがありましたが、今回ご紹介いただいたアークテック様は調査の段階から修繕が必要な箇所を丁寧に調べてくださり、とても信頼できる会社だと感じたため契約することにしました。

水漏れがあったため、すぐに工事に取り掛かってくださるところも大変魅力的でした。

住所:千葉県船橋市 / リフォーム費用:約60万円 / リフォーム内容:浴室リフォーム / 建物種別:戸建て / 築年数:約10~20年

現地調査したリフォーム会社:ノアテック関西
口コミ点数:5点

 

ものすごくスピード感が早かったです。

初めての現地調査の時点ですでに何パターンかの図面を用意して提案して下さいました。要望はもちろん伝えていたのですが、まさか作って来てくれるとは思いませんでした。また、その場でおススメのものや詳しい説明をして下さいましたし、要望に対しての修正もして下さいました。

その時間で内容を詰め切る事ができたので、初めてお会いする日に修正済みの最終見積りをもらえました。ものすごく急いでいたわけではないですが、このスピード感を不快に感じる事もなかったのでとてもよかったと思います。

そんな素晴らしい対応の上、金額も他社より安かったのですぐに契約を決めました。

住所:大阪府和泉市 / リフォーム費用:約120万円 / リフォーム内容:ユニットバス交換、トイレ交換、洗面台交換、給湯器交換 / 建物種別:マンション・アパート / 築年数:約20年

現地調査したリフォーム会社:スペースアップ
口コミ点数:4.6点

 

初めての現地調査から3人で来られたので、気合を感じました。

その後の対応もとてもよく、沢山のアイディアを出して下さりましたし、何度も見積もりを作り直して下さいました。

話をしているうちに、あちこち気になるところがでてきてしまったので、この際綺麗にと言うことで追加で工事の依頼をする事にしました。そのため金額は予算をかなりオーバーする結果になりましたが、きちんと納得してます。

住所:兵庫県西宮市 / リフォーム費用:約100万円 / リフォーム内容:浴室の交換、キッチンの交換、トイレの交換、内装のリフォーム / 建物種別:戸建て / 築年数:約47年

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まとめ

この記事では、ユニットバスとは何かとメリット・デメリット、メーカーごとの特徴やおすすめ商品、浴槽のサイズからリフォームする際の注意点までを詳しく解説しました。

ユニットバスへの交換工事は、どの商品を選ぶかも重要ですが、現在の浴槽がどのような施工であるかも重要です。

お風呂・浴室リフォームで、優良な会社を見つけるには?

本記事の浴室リフォームは一例で、「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なり」ます。複数社の見積もりを「比較」をすることが重要です!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】ディバルコンサルタント株式会社 代表 明堂浩治

ディバルコンサルタント株式会社

明堂浩治

芝浦工業大学工学部建築工学科を卒業。大手建設会社で20年勤務した後、独立しコンサルタント業を始める。

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