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2023年02月17日更新

監修記事

浴槽メーカーの施工事例を紹介!浴槽の種類やタイプも詳しく解説します

お風呂の浴槽交換リフォームは、単体浴槽の取り扱いに長けているTOTOやタカラスタンダードのほか、海外メーカーの浴槽などが人気です。デザイン性、サイズ、保温力などの浴槽選びのポイントも踏まえながら、人気の浴槽メーカーをご紹介します。

この記事では、浴槽を選ぶにあたって浴槽の材質や機能など選ぶポイントをご紹介します。

また、浴槽の種類や、どんなメーカーがあるのか知りたいという方に、浴槽の人気メーカーと商品をご紹介するとともに解説します。

人気ユニットバスメーカーと浴槽の特徴

人気ユニットバスメーカー5社を取り上げて、各メーカーの特徴や商品についてご紹介します。

LIXIL

LIXILは、INAXやトステムなど5つの会社が統合してできた総合住設資材のメーカーです。

中でもユニットバスにおいては国内トップシェアを誇っています。

LIXILのユニットバスの特徴は、コストパフォーマンスが高く、デザイン性に優れている点です。

「パッとくるりんポイ排水口」や「キレイサーモフロア」など、普段のお手入れが簡単に行えるような独自の機能がそろっています。

ハイグレードのユニットバスには、「肩湯」や「腰ほぐし湯」などの機能も付いており、自宅にいながら温泉に来ているような気分を味わえます。

LIXIL「スパージュ」

画像出典:リクシル

LIXILのハイグレードなユニットバス「スパージュ」は、日頃の疲れを癒すために作られた最高のくつろぎ空間を演出してくれます。

「肩湯」や「肩ほぐし湯」、「腰ほぐし湯」など、お風呂でリラックスするために特化させた機能が整っています。

使いやすさと充実した機能が「スパージュ」の特徴です。

LIXIL「リデア」

画像出典:リクシル

LIXILの「リデア」には、バスタブにゆっくりつかりたい方と普段はシャワーで十分という方の両方を満足させてくれる充実した機能がそろっています。

浴槽の上縁を極限まで広げ、角を少なくした柔らかな曲線によって、入浴時の姿勢が格段に楽になります。

他にも、浴槽のお湯を抜くだけで洗い場のゴミをまとめて捨てられる「パッとくるりんポイ排水口」、足元が冷たくならず冬の寒い時期も快適に過ごせる「キレイサーモフロア」など快適にお風呂で過ごせる機能が満載です。

TOTO

TOTOはタイルやトイレで有名なメーカーですが、ユニットバスにおいても絶大な人気を誇っているメーカーです。

ユニットバスの基本性能が高いだけではなく、独自開発された機能も充実しています。

冬でも暖かく過ごせる「ほっからり床」、最大約48%の節水機能が期待できる「コンフォートウェーブクリックシャワー」、保温性が高い「魔法瓶浴槽」といった機能で快適なお風呂空間を生み出しています。

TOTO「シンラ」

画像出典:TOTO

TOTOの「シンラ」は、お風呂に入る全ての方にくつろぎとゆとりを与えてくれます。

入浴感を科学的に研究した成果によって、浴槽と楽湯が心地よい空間を生み出し、ファーストクラスの至福の入浴が体感できます。

楽湯は、肩と腰の両方を適度に温めてくれ、絶妙な角度でリラックスできる体勢で入浴できるように設計されています。

浴槽は、光の加減で多様に表情を変え、滑らかな曲線がスタイリッシュな印象です。

人間工学に基づいた湯船に入った時の安定した姿勢を追求した結果、関節への負担を軽減し身も心もリラックスできる浴槽になりました。

TOTO「サザナ」

画像出典:TOTO

TOTOの「サザナ」は、お風呂に入る気持ち良さにとことんこだわったユニットバスです。

浴槽やシャワーなどだけでなく、掃除のしやすさにいたるまで機能を充実させたことにより、快適なお風呂ライフを過ごせます。

冬でも冷たくならず、お手入れも簡単な「ほっからり床」、お風呂に入る気持ち良さを科学的に追求した「ゆるリラ浴槽」、浴槽と一体化したヘッドレストは頭と首を快適にサポートしてくれます。

お風呂に入る人を優しく包み込むように作られた浴槽です。

パナソニック

パナソニックは、日本を代表する大手電機メーカーですが、住設資材においても高いシェアを誇っています。

多くの家電を製造してきた技術をユニットバスにも継承し、入浴する人の健康や美しさを保つために工夫された技術が満載です。

酸素を含んだ泡が肌をしっとりさせ体をしっかりと温めてくれる「酸素美泡湯」をはじめ、水流とマイクロバブルで肌表面の皮脂汚れを落としやすくしてくれる「エステケアシャワー」などの機能が充実しています。

パナソニック「Lクラスバスルーム」

画像出典:パナソニック

パナソニックの「Lクラスバスルーム」は、素材の品質を磨き上げ細部にもこだわったユニットバスです。

さらに、充実した先進の機能により快適なバスタイムを過ごせるでしょう。

浴槽から湧き上がってくる大きめの泡が体を優しく刺激してくれる「リゾートバブル」、浴槽にくつろぎの空間を演出してくれる「ウォールラインLED照明」など充実した機能がそろっています。

パナソニック「ビバス」

画像出典:パナソニック

パナソニックの「ビバス」は、入浴のスタイルやお好みのトーンで自分だけのバスルームを作り出します。

バスルームの空間はスッキリとした印象を与えてくれ、豊富なアイテムが美しさと個性を演出してくれるでしょう。

CMでも放映されていた「ビームシャワー」を「ビバス」に標準搭載し、ユニットバス内のしぶとい汚れと面倒な掃除へのイメージを洗い流してくれます。

クリナップ

クリナップは、システムキッチンで有名な大手住宅設備機器メーカーです。

1983年に日本初となるシステムキッチンを開発し、その技術をユニットバスにも活かしています。

クリナップのユニットバスの特徴は、浴室の保温性が高いことです。

その特徴の1つである「常夏シャワー」は、1分で床を25℃まで温めてくれます。

さらに「高断熱浴槽」を標準装備しており、浴槽を外から下から、またフタにも断熱構造を採用し、あらゆる方向から体を温めてくれます。

浴槽だけではなく、「浴室まるごと保温」により、浴室全体を保温材で囲み室内の温度を外へ逃がさないのも特徴です。

クリナップ「アクリアバス」

画像出典:クリナップ

クリナップの「アクリアバス」は、「常夏シャワー」「浴室まるごと保温」「高断熱浴槽」によって、浴室に入った瞬間から出るまでの間ずっと暖かさを保ってくれます。

そして、浴槽をまたぐ高さを低く設定した「スムーズ浴槽」や、浴室での動作をサポートしてくれる「サポートバー&シェルフ」、床の滑り止めとキズと汚れがつきにくい「足ピタフロア」、お手入れが簡単な「とってもクリンカウンター」が搭載されているので安心です。

クリナップ「ユアシス」

画像出典:クリナップ

クリナップの「ユアシス」は、お風呂を楽しむことに適したユニットバスです。

バスルームを彩る収納「スタイルシェルフ」は、お気に入りのアイテムを収納でき、楽しく整頓ができます。

さらに、浴室全体を温めてくれる「浴室まるごと保温」や「高断熱浴槽」でお風呂に入っている間はずっと暖かいままで過ごせます。

「足ピタフロア」は足が濡れていても滑りにくく、浴槽の底も「足ピタパターン」によってお風呂での事故も防げる構造です。

タカラスタンダード

タカラスタンダードは、システムキッチンや洗面化粧台でトップクラスのシェアを誇る大手住宅設備機器メーカーです。

タカラスタンダードといえば、キッチンのホーロー素材が有名ですが、ユニットバスにおいても、一部の商品の壁や浴槽にホーロー素材の伝統を活かしています。

美しさと耐久性、保温性にも優れたユニットバスは、お手入れのしやすさにも配慮した人気のユニットバスです。

タカラスタンダード「グランスパ」

タカラスタンダードの「グランスパ」は、自由に選べる癒しとくつろぎが毎日のバスタイムを特別なものにしてくれます。

ホーローの浴室パネルは、洗剤いらずで汚れを落とし、磁石で自由に収納スペースを設けることもできる素材です。

「キープクリーンフロア」と「キープクリーン浴槽」は、汚れが染み込みにくく、普段のお掃除がずっと楽にできます。

肩包み湯やマイクロバブルの白濁湯は、お家でも贅沢な温泉気分を味わえます。

タカラスタンダード「プレデンシア」

タカラスタンダードの「プレデンシア」は、熟練の職人たちが作り上げた鋳物ホーローの浴槽を採用しています。

鋳物ホーロー浴槽は、重厚なガラス層が美しく、お風呂に入った時に柔らかく滑らかな肌ざわりを味わえます。

さらに、強靭さと蓄熱性、清潔感に溢れることが特徴のホーロー素材のユニットバスが、毎日のバスタイムを快適なものにしてくれます。

贅沢で最上級なバスタイムを過ごせるユニットバスです。

浴槽の主な国内メーカーの施工事例

浴槽の主な国内メーカーの施工事例をご紹介します。

浴槽単体では、メーカーによって取り扱いがないことがあるので、詳しくは施工会社にお問合せください。

TOTO 人体工学に基づいた浴槽サザナ

建物種別戸建て
施工費用123.2万円(税込)
施工期間2週間
施工会社みやこリフォーム

タイル張りの在来工法による浴室を解体してユニットバスにリフォームした事例です。

従来よりも格段に収納力とお手入れのしやすさが上がりました。

TOTOの浴槽サザナは人体工学に基づいた設計で、ゆったりと湯船に浸かれるようになりました。

LIXIL リーズナブルな価格帯のBW

建物種別マンション
施工費用68.4万円(税込)
施工期間6日間
施工会社みやこリフォーム

賃貸マンションのユニットバスをリフォームした事例です。

最安値のユニットバスを導入し、狭いスペースを有効活用できるようにリフォームしました。

タカラスタンダード サイズの豊富なエメロード

建物種別戸建て
施工費用 162.0万円(税込)
施工期間1週間
施工会社みやこリフォーム

古いタイルの在来浴室をタカラスタンダードの「エメロード」にリフォームした事例です。

タカラスタンダードの「エメロード」は、浴槽のサイズを2.5cm刻みでオーダーすることができます。

狭いスペースを最大限に活用して浴室をつくることができる大きなメリットがあります。

パナソニック スタンダードタイプAWバス

画像出典:パナソニック
建物種別マンション
施工費用 93.6万円(税込)
施工期間6日間

パナソニックのスタンダードなユニットバス「AWバス」にリフォームした事例です。

クリナップ 高熱断熱浴槽のユアシス

画像出典:クリナップ
建物種別戸建て
施工費用 114.4万円(税込)
施工期間記載なし

タイルの浴室からクリナップの「ユアシス」にリフォームした事例です。

浴槽や床はもちろん、壁や天井にまで断熱が施されており浴室全体が暖かくなりました。

浴槽の材質の種類と費用相場

現在の浴槽の材質は主に5タイプあります。

それぞれの浴槽素材の種類と特徴、一般的なサイズの費用相場について解説します。

FRP浴槽

FRP浴槽は、現在シェアが最も高い、比較的リーズナブルな浴槽です。

FRPとは繊維強化プラスチックのことで、ガラス繊維に樹脂を混ぜて作られていることから、高い防水性と軽くて丈夫な点が特徴の材質です。

FRP浴槽は耐久性に優れており、カラーバリエーションが豊富であるという特徴があります。

肌ざわりが柔らかく、その質感にぬくもりが感じられます。

費用相場は約7万円〜約30万円です。

人工大理石浴槽

浴槽の素材として採用されている人工大理石は、アクリル樹脂やポリエステル樹脂、あるいはメタクリル樹脂などを主成分として製造される人工素材で、大理石などの代用品として使用されている素材です。

テラゾーなどの人造大理石とは全く異なる素材であり、大理石などの成分は入っていませんが、割れにくさや耐久性が比較的高い素材です。

人工大理石の浴槽には高級感があり、肌ざわりが良いという特徴があります。

浴槽に傷や汚れがつきにくく、経年劣化の影響も受けにくいため長く使える浴槽です。

カラーバリエーションも豊富で、各メーカーも様々な商品をラインアップしています。

費用相場は約13万円〜約50万円です。

ステンレス浴槽

ステンレスは、鉄にクロムやニッケルを加えた錆びにくい合金で、浴槽にステンレスを用いると「錆びにくい」浴槽になります。

ステンレス浴槽は、タイルやモルタルなどで作られた在来浴槽のグループの1つに挙げられます。

浴槽の耐久性は高く、ホーローなどに比べ、軽くてリーズナブルなこともメリットです。

費用相場は約8万円〜28万円です。

ホーロー浴槽

ホーローは、鋳物の表面にガラス質の釉薬を高温で焼き付けた素材で、昔から鍋や食器、ポットなどに用いられています。

ホーロー浴槽は、熱伝導率が高く保温性に優れており、体を芯から温めてくれる素材です。

ホーローに施されたガラス質が光沢を放つと、浴槽の美しさが際立ちます。

費用相場は約22万円〜約85万円です。

木製浴槽

木製浴槽の歴史は江戸時代にまで遡り、当時から木製の桶風呂が多く作られるようになりました。

現在の木製浴槽といえば檜風呂が有名ですが、温泉旅館などで目にした方もいるでしょう。

木が持つ暖かさが心も体も癒してくれます。

費用相場は、木の樹種や材質によって変わりますが約25万円〜約50万円です。

浴槽の設置形式の種類

浴槽の設置方法には「据え置き型」「埋め込み型」「半埋め込み型」という3種類があります。

それぞれの特徴について紹介します。

据え置き型

据え置き型は、浴室の床にそのまま浴槽を設置する方法です。

温泉旅館のような所では、木製浴槽を設置する際に据え置くことが多いようです。

据え置き型は、浴槽を新しく交換する時に非常に便利な方法で、取り外しを簡単に行えるメリットがあります。

埋め込み型

埋め込み型は、浴室の床と同じ高さに浴槽を埋める形で設置する方法です。

浴室の空間に広がりを与えてくれることはメリットですが、洗い場から湯船に泡や水が入ってしまったり、誤って踏み外してしまうする恐れがあるなどの心配があります。

踏み外しや転倒などに対しては、手すりを設置するなどの対策をしておいた方が良いでしょう。

半埋め込み型

半埋め込み型は、浴槽を浴室の床から3分の1ぐらいの高さに埋める設置方法です。

現在の浴槽で一番ポピュラーな設置方法といえるでしょう。

据え置き型より浴槽が低く設置されるため、子供やお年寄りも湯船に入りやすくなります。

浴槽構造の種類

浴槽は、その形状や構造によって4つのタイプに分かれています。

それぞれの特徴について紹介します。

浴槽の形状

ストレートライン

ストレートラインは浴槽の中で最も一般的な形状です。

浴槽の深さを大きく取れるように設計されており、肩までしっかりと湯に浸かりたい方にはおすすめな形状になります。

直線的な形状は、浴室全体にスタイリッシュでシャープな雰囲気を与えてくれるのが特徴です。

ラウンドライン

浴槽のラインが丸みをおびているのがラウンドラインです。

浴槽内が全体的に曲線で形成されているのが特徴で、見た目も柔らかい印象を与えてくれ、ゆったりとした体勢でお風呂に入りたい方におすすめです。

Sライン

Sラインは、浴槽内にS字型の段差が付けられている形状です。

段差の部分に足を乗せたり、腰掛けられたりするため、いろいろな入浴方法が楽しめます。

浴槽内に段差が設けられている分、入れる水の量も少なく抑えられるため、節水対策にもなります。

半身浴が好きな方にはおすすめの形状といえるでしょう。

ワイド

通常のタイプよりも広めに設計されているワイドタイプは、親子でお風呂を楽しみたい方におすすめの形状です。

浴槽内に椅子を設置すれば、小さいお子さんも安心して入浴できます。

1人でお風呂に入る時も、手足を思いっきり伸ばせます。

浴槽のおすすめオプション機能

浴槽にはいろいろな機能やオプションがあります。

各機能やオプションについて、メリットなどを解説していきます。

追い焚き機能

追い焚き機能は、浴槽の冷めたお湯にお湯を足したり、入れ替えたりすることなくお湯が温められる機能です。

1つの給湯器に内蔵されており、水道水をお湯に変える部分とお風呂の水を温めることがセットになっています。

次にお風呂に入る人も、同じ設定温度の暖かいお風呂に入ることができるのが、追い焚き機能つきの浴槽のメリットです。

ジェットバス

ジェットバスはジャグジーとも呼ばれており、浴槽の側面や底面から気泡を発生させる装置が付いています。

ジェットバスにはいくつかのタイプがあり、1番ポピュラーなのが取り付け式です。

取り付け式ジェットバスは、浴槽に吸盤で気泡発生装置を取り付けるタイプで、設置工事も必要なく手軽にジェットバスを楽しめます。

マット式は浴槽の底に敷くタイプで、浴槽全体に気泡が行き渡ります。

設置式タイプは浴槽と一体化しており、本格的にジェットバスを楽しみたい方におすすめです。

保温機能

保温機能は、追い焚き機能とよく似ていますが、お湯が冷めると自動的にお湯を温めてくれる「自動追い焚き機能」です。

家族が何人か連続でお風呂に入る時に重宝される機能で、保温機能が付いていると、いつでも暖かいお風呂に入れます。

自動洗浄機能

浴槽の自動洗浄機能は、お風呂掃除から解放してくれるため人気のある機能です。

浴槽の汚れをスイッチ1つで、お湯の排水から洗浄まで自動で行ってくれます。

浴槽にお湯をかけて予備洗浄を行い、ノズルから洗剤を吹き付けて洗浄し、最後はお湯で洗い流します。

手すり

浴槽に手すりを付けることで、浴槽をまたぐ際にサポートしてくれます。

手すりで体を支えて浴槽に入れるため、さらに転倒の防止にも役に立ってくれます。

介護用品としても浴槽の手すりは欠かせないものです。

海外メーカーの浴槽

イタリア、ドイツなどの海外メーカーでは、日本ではなかなか見かけることができないモダンな浴槽が販売されています。

海外では浴槽に浸かる習慣が少ないため、普段使いとしてのデザインよりも、高級スパのようなラグジュアリーなデザインの浴槽商品が多く、こだわりの浴室空間を作りたいという方におすすめです。

海外メーカーの浴槽を選ぶときの注意点

まず注意しなくてはならないのが、海外メーカー製浴槽のサイズです。

海外製の浴槽は日本人の体格に合わせて作られていないことが多く、

  • 腰掛けや背あてが身体にフィットしない
  • 浴槽が長すぎる
  • 浴槽にひじが届かない

などのデメリットが生じることがあります。

見た目の美しさだけで選ばず、ショールームで実際に浴槽に入って座り心地を確認しておきましょう。

また、海外では浴槽を、浴室や寝室に据え置きするケースが多いため、浴槽単体商品も、埋め込み工事を前提として作られていないものが大半です。

その他、追い炊き機能に対応していないこともあります。

このような事情から、海外メーカー製の浴槽は、日本メーカー製のユニットバスにはほとんど適合しないと考えておきましょう。

仮にユニットバスに設置できたとしても、ユニットバスのメーカー非推奨の商品を取り付けると、メーカーのアフター保証の対象外になってしまうことがあります。

海外のおすすめメーカー

以下からは、国内に販売店を持つ海外メーカー3社をご紹介します。

アガペ(イタリア)の浴槽

イタリアの水回りメーカーです。

ラプセル(イタリア)の浴槽

ラプセルもイタリアの水回りメーカーです。

日本ではセラトレーディングで購入することができます。

ベッテ(ドイツ)の浴槽

鋼板ホーロー浴槽を販売するドイツのベッテ。

鋼板ホーロー浴槽とは、浴槽の形に成型した鋼板を、高温で焼成して作る浴槽です。

陶磁器のような耐久性を持ち、表面の釉薬が防水効果を発揮し、汚れにくく掃除がしやすいという特徴を持っています。

浴槽を選ぶ5つのポイント

浴槽を選ぶ際には5つのポイントがあり、それぞれのポイントについて解説します。

ちょうどいいサイズがあるか

お風呂には毎日入るため、自分にあったちょうど良いサイズを選びましょう。

手足が十分に伸ばせるか、肘が当たらないかなど、幅も重要なポイントです。

戸建て用の浴槽であれば、1618サイズと1624サイズが一般的であり、短い方が160cm、長い方が180cmまたは240cmというサイズです。

保温機能の確認

家族の人数が多ければ、短い時間に連続でお風呂に入ることも多くなります。

浴槽の保温機能が付いていれば、家族がいつお風呂に入っても暖かいまま入れます。

保温機能が付いているかどうかを事前に確認しておきましょう。

追加機能の種類

浴槽に追加する機能の種類が多ければ多いほど選択肢は広がります。

毎日入るバスタイムを快適なものにするために必要な機能はさまざまですが、最適な機能が追加できるかを事前に確認しておくことは大切です。

掃除のしやすさ

お風呂掃除のしやすさも重要なポイントです。

浴槽の壁や床、浴槽に汚れがつきにくい材質や機能が採用されているものを選びましょう。

予算に余裕があれば、自動洗浄機能を付けると、毎日の掃除の負担から解放されます。

ライフスタイルにあっているか

各家庭のライフスタイルに合っているかも重要なポイントです。

1人で入る方、お子さんと一緒に入る方と家庭によってさまざまなので、それぞれに合った浴槽を選びましょう。

浴槽のみの交換はできる?

浴槽のみの交換は、場合によってはできないことがあります。

交換できるケースとできないケースについて、それぞれ解説していきます。

浴槽のみの交換が可能な場合

浴槽のみの交換が可能なのは、浴槽の設置タイプが据え置きの場合です。

据え置きタイプは、浴室の床に直接浴槽を設置しているので簡単に交換できます。

交換する手間も費用も抑えることができるため、リフォームにも適しています。

浴槽のみの交換ができない場合

浴槽のみの交換ができない場合は、浴槽の設置タイプが埋め込みや半埋め込みのタイプの場合です。

埋め込みタイプは、浴室の床に浴槽が埋まっているため、古い浴槽を撤去しようとすると周りのタイルなどが割れてしまうことがあるため、浴槽の交換だけに留まらず床や壁の修復工事が必要になります。

仮に交換できたとしても、費用も工期もかなりかかります。

浴槽のリフォームに最適な業者の選び方

どんな浴槽にしたいかイメージが決まったら、いよいよ業者選びです。

リフォームの計画には綿密な相談が必要なので、信頼できる業者を選びましょう。

リフォーム業者を選ぶなら、複数の業者から相見積もりを取ることが重要になります。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】岩納年成

大手ゼネコン会社にて、官公庁工事やスタジアム、免震ビル等の工事管理業務を約4年経験。
その後、大手ハウスメーカーにて注文住宅の商談・プランニング・資金計画などの経験を経て、木造の高級注文住宅を主とするビルダーを設立。
土地の目利きや打ち合わせ、プランニング、資金計画、詳細設計、工事統括監理など完成まで一貫した品質管理を遂行し、多数のオーダー住宅を手掛け、住まいづくりの経験は20年以上。
法人の技術顧問アドバイザーとしても活動しながら、これまでの経験を生かし個人の住まいコンサルテイングサービスも行っている。

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