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2020年12月04日更新
給湯器のおすすめメーカーは?各メーカーの特徴や選ぶ上での注意点をご紹介!
お風呂や台所で必要な給湯器。特に冬場は給湯器なくては生活できませんよね。この記事ではリンナイやノーリツなど給湯器のおすすめメーカーの代表的な商品をご紹介するとともに、給湯器を選ぶ上でのポイントや注意点についてまとめました。
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- 監修者下久保彰
給湯器のおすすめメーカーは?
給湯器の大手おすすめメーカーの機能や金額など特徴をご紹介します。
リンナイの給湯器
給湯器といえばリンナイと言われるほど有名なメーカーです。特にお風呂の給湯器については給湯追い焚きや暖房など様々な機能が付いた商品ラインナップがあります。
例えば売れ筋商品の一つである、追い焚き付きのガスふろ給湯器では、設置場所を問わない設置フリータイプと、浴槽横に設置する必要のある浴槽設置隣接タイプの二つがあります。
屋外に壁掛けもできる設置フリータイプは「エコジョーズ」シリーズとなっており、瞬間湯沸かし器なので使う分だけ従来より少ないガス量で効率よくお湯を沸かすことができます。
本体とインターホンリモコンセットで約30万~40万円が相場です。追い焚き回路の熱効率を業界最高レベルの92%まで高めているので、光熱費の削減にもなります。
点検は商品購入の際に発行される所有者票を使い登録を行うと、点検期間の始まる6カ月前から点検開始までの間に法定の点検通知が届きます。ご自身で点検の申し込みをします。
故障かな?と思ったときは、リンナイのホームページに主なケースと対応方法が記載されているのでまずは確認するのがおすすめです。必要があれば、修理を依頼しましょう。
修理の受付は365日24時間行っているので安心。また、商品の部品が汚れたり紛失した際の交換部品も部分販売しており、公式ホームページでも販売しています。
ノーリツの給湯器
ノーリツもガス給湯器で有名な大手メーカーです。温水暖房付きふろ給湯器やガスふろ給湯器、ガス給湯器をそれぞれエコジョーズとベーシックの2種類で展開しています。
ノーリツの商品は、お湯が減った場合の自動たし湯や、自動排水管クリーン機能など、細やかな機能が充実しているのが特徴です。しかし機能が追加されるほど費用はかかります。
ガスふろ給湯器の設置フリー型のエコジョーズシリーズでは、本体とリモコンのセットで約36万円~が相場です。
例えば、高齢者のヒートショックを防ぐために、浴室への出入りセンサーや浴槽への出入りセンサー、浴槽のUV抗菌などの機能がついた商品もあり、約45万円~となっています。
ノーリツは保守・点検サービスも充実しており、通常1~2年のメーカー保証期間を過ぎても、5年・7年・10年まで保証してくれる「安心プランS」などがあります。
必要に応じてこのような保証プランに加入してくのも良いでしょう。修理依頼はメール・FAX・電話で24時間受付をしています。
パーパスの給湯器
パーパスは、暖房機能が付いた給湯器や自動でお湯はり開始・ストップをしてくれる機能が付いた給湯器まで幅広く展開しています。
屋外壁掛型のふろ給湯器GXシリーズでは、本体とリモコンがセットになって約33万円~が相場です。
追い焚き機能も付いた設置フリー型では、一戸建ての2階・3階の風呂への設置も可能。瞬間湯沸かし器なので、家族が多い家庭にはおすすめです。
また、グリーン購入法適用商品となっており、出湯量が少ない場合に設定温度を自動で引き下げたり、追い焚き時に「たし湯」をせず水の消費量を節約するなどのエコ機能もついています。
修理受付も年中無休24時間行っているので安心。よくある質問集もホームページで公開しており、「冬季によくある質問」などわかりやすく分類されています。
パロマの給湯器
パロマのガス給湯器は、お湯を沸かすだけの「給湯専用器」、追い焚き機能もついた「ふろ給湯器」床暖房や浴室暖房乾燥機にも対応する「給湯暖房熱源機」の3つに分かれます。
機能が高くなるほど費用もかかり、給湯暖房熱源機の壁掛け型エコジョーズは約45万円が相場です。壁掛け型のふろ給湯器では約28万円~が相場となっています。
パロマでは、所有者登録による定期点検に加えて、ガス給湯器を使用中いつでも点検をしてくれる「あんしん点検」サービスを推奨。点検費用は有償ですが、安心して使用できます。
また修理専用のコールセンターは24時間365日受付をしていますので、いざというときも安心です。
給湯器の選び方ポイントと注意点
給湯器は、家族のライフスタイルに合ったものを選ぶのがポイント。注意点と合わせてご紹介します。
ライフスタイルに合わせて号数と機種を選ぶ
ガス給湯器は、お風呂に入っている間に台所で洗い物をするなど、同時に複数個所で給湯が必要な場合を見越しご家庭に合った「号数」を選ぶのがポイントです。
号数とは1分間に出るお湯の量で、大きいほど同時に使える量が多くなります。家族の人数が多い場合は、大きめの号数のガス給湯器を選ぶとより暮らしやすくなります。
また、お風呂のお湯はりと台所等の給湯のみでよいのか、床暖房や浴室乾燥機も導入したいのかによって選ぶ機種も異なります。
注意したいのは、給湯専用器を選んでしまうと、単に給湯機能のみであるため、お風呂のお湯はり機能がついておらず、追い焚きはできないという点です。
一人暮らしで追い焚きをする必要がない場合は問題ありませんが、家族が多くお風呂に入る時間もバラバラという場合は保温機能や追い焚き機能が付いたふろ給湯器がおすすめです。
エコに給湯をしたいならエコジョーズシリーズ
この記事でご紹介した4社は「エコジョーズ」シリーズを展開しています。エコジョーズは正式名称を潜熱回収型給湯器と言い、排熱を利用して、効率よくお湯を作ることができます。
注意したいのはエコジョーズはガス給湯器のことを指し、よく聞く「エコキュート」とは異なるという点です。エコキュートは深夜電力を活用してお湯を作るものです。
エコジョーズは瞬間湯沸かし器であるのに対し、エコキュートはタンクにお湯を貯めておく方式。お風呂に入っている途中でお湯が出なくなってしまった!ということもあります。
お湯の使い過ぎを防ぐという意味ではエコキュートも効率的かもしれませんが、深夜に1日分のお湯を作るので、放熱してしまい熱のロスが発生してしまいます。
近年はどの大手メーカーも、家庭用のガス給湯器はエコジョーズのみ販売となっていることが多いのですが、業務用給湯器ではエコキュートの場合もあるので、注意しておきましょう。
国産大手メーカーの給湯器本体は各メーカーともしっかりしたサポート体制を持っていますが、気をつけたいのは設置工事業者の選定でしょう。
突然の飛込み営業や強引な電話セールスで、特に年配者の被害が増えています。
メーカー検討と同様に工事業者の情報も十分検討しておくべきでしょう。
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