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2018年10月10日更新
壁紙を布クロスに張替えるリフォーム費用は?
織物でできているクロスは見た目にも高級感があり、リビングやホテルなどでも多く使われていました。現在では壁紙の主流はビニールクロスですが、近年の自然素材ブームで再び布クロスが注目され始めているようです。布クロスのリフォーム費用と特徴をみてみましょう。
布クロス(織物壁紙)の特徴について
織物の壁紙は天然素材なので、調湿性や通気性があります。
材質も厚みがあるため重厚感、高級感があり、ホテルや結婚式場などでも使われています。
家の中ではリビング、ベッドルーム、玄関などに使用することが多いようです。

布クロスは織物や編み物、不織布やフェルトなどの裏に紙を裏打ちしてあります。
様々な織り方があるので、目的に応じた温かみのある独特の風合いを楽しむことができます。
また、ビニールクロスよりも丈夫で、長く楽しむことができますが、水分を含みやすく、汚れやすいという欠点があります。
しかし、最近では撥水加工や防汚加工などを施したものもでてきました。
布クロスの織物の種類とその特徴
布のクロスは、綿や麻などを使ったカジュアルテイストのものから、シルクなどの高級素材や、凝った織り方のものまで、色や柄のバリエーションは豊かです。
どのような布クロスがあるのかみてみましょう。
平織の壁紙
縦糸と緯糸を交互に織っていく布で、さらしの木綿や羽二重、ブロードなど、一般的に良くみられる織物です。

綾織(斜文織)の壁紙
緯糸の上を縦糸が2本または3本通過した織り方で、畝模様を作ります。
代表的なものにサージ、デニム、ヘリンボーンなどがあります。
朱子織の壁紙
サテンに代表されるように、緯糸が少なく、縦糸が浮いている織物組織で、柔軟性と光沢感があります。
不織布の壁紙
繊維を織るのではなく、熱処理や科学的処理をすることで、圧縮したり絡め合わせたりしてシート状にしたものです。代表的なものにフェルトがあります。
植毛の壁紙
紙などを基にして静電気の作用で植毛し、デザインに合わせて長さを調整してカットしたクロスです。
布クロスに張替えリフォームしたときの費用について
布のクロスは織り方や繊維素材によって、価格が大きく違ってきます。
比較的安価なレーヨン素材のクロスから高価なシルク製のクロスまで、価格帯も幅広いのが特徴です。

一般的なビニールクロスに比べると、布クロスは単価や施工費などが高くなるため、全体にかかるリフォームの費用も高くなります。
布クロスの工事費込みの参考価格は以下の通りです。(すべて1平方メートル当たりの単価)
・レーヨン素材の壁紙:約1500円~
・不織布の壁紙:約2500円~
・シルク100%の壁紙:約1万円~
一方、ビニールクロスの安価なものは、工事費込みで1平方メートル当たり約1000円~です。
機能性がついたものやグレードの高いもので1平方メートル当たり約1500円~といわれています。
工事の内訳は、既存クロスの撤去および廃棄処分費、養生費、施工費、諸費用などが一般的です。
その他に、壁の下地が痛んでいたりすると下地処理の費用がかかることもあります。
また、大きな家具の移動費やエアコン着脱費用、駐車場代なども場合によっては必要になることもあります。
リフォームで布クロスを張り替える場合の注意点
織物などの布クロスは、ビニールクロスよりも施工が難しいといわれています。
布は様々な繊維を使用しているため、糊をつけてクロスを張るときに布が多少縮んだり伸びたりするからです。
そのため、布クロスの経験が少ない職人さんだと、継ぎ目が目立ってしまうことがあります。
布クロスを張る場合は、織物の壁紙が得意とする、経験豊富な職人さんがいるリフォーム会社を選ぶようにしましょう。
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