2018年10月14日更新
フローリングからクッションフロアに張替えるリフォーム費用の相場は?
古くなって傷ついたフローリングから、新しいクッションフロアへ張替えリフォームを希望する場合、どのような方法があるのでしょうか?また、クッションフロアの特徴と、張替えに必要なリフォームの費用や価格の相場についてもみてみましょう。
フローリングからクッションフロアに張替えるときの工事

フローリングは傷つきやすく、汚れもつきやすいので、約10年~15年ほどで張替えをするのが良いといわれています。ここでは、フローリングからクッションフロアにリフォームする場合の工事について説明します。
フローリングに重ね張りする場合
既存のフローリングをそのままにしておき、その上に新しいクッションフロアを接着剤で張るだけの簡単な工事で済みます。手軽にリフォームすることができ、費用も抑えることができます。
しかし、重ね張りにした場合は、リフォームする前よりも床材の厚みの分だけ、床の高さが高くなります。そのため、場合によってはドアなどの高さの調整が必要になることもあります。
フローリングをはがして新規に張替える場合
床下などの内部の確認ができるので、腐食などの痛みを確認することができます。また、床の高さなどの調整は必要ありませんが、古いフローリングを撤去するための工事や廃材処分の費用が必要になります。
さらに、巾木などの周辺部材のための工事が必要になるケースもあります。この場合、手間がかかると同時に多少費用もかさみます。
クッションフロアの特徴

クッションフロアはフローリングやタイルなどと比べると、比較的安い価格でリフォームできます。また、デザインも豊富で、フローリング風のものや石目模様もの、タイル風のものなど、バリエーションも多く、部屋の雰囲気に合わせて好みのデザインを選ぶ楽しみもあります。
また、クッションフロアは塩化ビニール製なので、耐水性、防汚性に優れているため、普段のお手入れが簡単なのも特徴の一つです。さらに、耐薬品性、遮音性、抗菌効果、消臭機能などを強化したハイグレードのタイプもあり、目的に応じた機能を選ぶことができます。
反対にデメリットとしては、重い家具の跡が残りやすく、耐熱性が低いという点が挙げられます。
クッションフロアに張替えリフォームする場合の価格の相場
フローリングからクッションフロアに張替えて、リフォームする場合の価格の相場についてみてみましょう。
6畳(床面積約10平方メートル)の部屋をクッションフロアに張り替える場合は、通常タイプで約5万円~、高機能タイプで約7万円~というのが相場です。床面積が大きくなると相場の価格も上がっていきます。
例えば、通常タイプ(1.8mm厚)のクッションフロアを6畳の部屋に張り替える場合、1帖当りのトータル工事価格を約8千円と想定すると、約8千円×6畳=約4万8000円となります。同じタイプのものを10畳の部屋に張る場合には約8千円×10畳=約8万円となります。
工事内容の内訳
フローリングに重ね張りの工事をする場合は、「クッションフロアの材料費」「職人の作業費用」「養生費用」「その他」という工事内容になります。しかし、新規に張替える工事ではさらに「下地補修工事」や「廃材の処分および撤去費用」が加算されます。
特にフローリング撤去の場合は廃材が多いために、処分費用や撤去費用が多少かさみます。事前にリフォーム工事業者に確認すると良いでしょう。
床・フローリングリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた床・フローリングリフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
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