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2019年01月21日更新

床下浸水の処理にかかる費用は?

毎年のように日本各地で発生する水害。河川氾濫や水道管破裂などで床下浸水してしまった場合、適切な処理を行わないと感染症やカビの発生の恐れもあり健康被害の恐れがあります。この記事では床下浸水した際に行うべき処理の手順や費用、業者に依頼した際の費用についてご紹介します。

  • 【監修者】株式会社KURODA一級建築士事務所 坂田理恵子
  • この記事の監修者
    株式会社KURODA一級建築士事務所
    坂田理恵子

床下浸水の対処法

床下浸水の処理にかかる費用は?

 
床下浸水をしてしまった時の対処法についてまずご紹介します。
 

最初に行う処理は排水

床下浸水をしてしまったら、まずは床板を取り外し床下の作業を行いやすい状態にします。床下に電気配管や断熱材があり自力では難しい場合は、専門業者や支援団体の力も積極的に借りて行いましょう。

まず、浸水した水量が少ない場合は、バケツやスコップを活用して水を外に掻き出します。浸水した水量が多い場合は、排水ポンプを使用して床下から水を外に出します。

床下浸水の水は、雨水だけではなく生活排水や大量の泥や土砂が混入しています。そのため、そのまま放置しておくと感染症に感染するリスクもあり大変危険です。できるだけ早く排水を行いましょう。

近年ではボランティア活動も一般的になり、ボランティアの方の手を借りるのも有効です。特に泥のかき出しは力が必要な作業となりますので、積極的に力仕事が得意なボランティアに依頼すると良いでしょう。

排水が終わった後は、泥が基礎部分に残らないよう必ず水道水で洗い流し、再度雑巾や新聞紙などで水気を拭き取っておいてください。

排水の後は乾燥処理で床下を乾かす

排水処理の後は、送風機や扇風機を使って乾燥処理を行います。夏場や冬場など湿度の高い時期は、自然に乾くのを待っていると乾燥に2週間以上かかることもあるため、送風機は必須の道具です。

床下をしっかりと乾燥させておかないと、カビや臭いが発生したり、害虫や感染症発症の原因となってしまうリスクもあります。

また、床下には電気配管があることも多いため、温風を使わないように注意が必要。配管が熱くなりすぎて火災発生のリスクがあります。乾燥の際は送風を使用することが大切です。

消毒処理で害虫・感染症を防ぐ

排水・乾燥の作業が終了したら、最後に消毒を行いましょう。床下に溜まっていた泥や排水に含まれる雑菌を消毒し、衛生状態を良くしておきます。

床下の消毒をするためには、強いアルカリ性で殺菌作用に優れた消石灰を用いるのが一般的です。厚さ数ミリになるように床下に均等に散布します。

しかし、消石灰は殺菌作用が強いため、体内に入ると大変危険です。散布の際は防塵マスク・ゴーグル・手袋を必ず着用し、近隣にも口頭や張り紙などで散布することを知らせ、注意を促します。

消毒の行程は、使用する薬剤の入手や散布の手間、危険性を考えると、業者にお願いすることが有効です。無理に作業すると怪我の元にもなりますので注意してください。
 

自力で処理する際に必要な道具と費用

 
床下浸水を自分で処理する際に必要な道具や費用をご紹介します。
 

排水に必要な道具と費用相場

床下浸水の排水に必要な道具と費用は、住宅基礎部分に入ってしまった汚水の量で異なってきます。

水量が少ない場合は、スポンジ・新聞紙・雑巾などで水を吸い取り水気を取り除きます。スポンジ・雑巾などはホームセンターなどで約100円〜で比較的安価に手に入れることができます。

しかし、水量が多い場合は、ポンプを活用して水を建物の基礎部分から外に出す必要があり、家庭用のバスポンプの使用が必須。ホームセンターなどで購入でき、約6000円〜が相場となっています。

電気供給が止まってしまっている地域では、バッテリー式のポンプの方が使い勝手が良いでしょう。バッテリー式のポンプは約17000 円〜と少し割高になります。

大まかに水を外に出した後は、スコップを使って泥を外に掻き出します。スコップで泥をすくいバケツやリヤカーに積み込み、所定の廃棄場所に捨てる作業を繰り返します。

スコップは約1000円〜、バケツは約300円〜、リヤカーは約5000円〜でいずれもホームセンターなどで手に入ります。

力仕事ですので、ボランティアの方の力も借りながら行うと良いでしょう。また、道具は自治体などで貸し出しを行っていることもありますので近所同士で情報交換したり自治体に問い合わせてください。

乾燥に必要な道具と費用相場

乾燥には業務用の送風機・扇風機を使用します。サーキュレーターとも呼ばれており、費用は約10000円〜が相場です。

乾燥に必要な期間は、床下浸水の時間や家の立地、浸水後の天候にもよりますが、送風機を使用して積極的に床下を乾燥させた場合でも、数日〜1週間程度は見ておきましょう。

また、日中ずっと送風機を回し続けるため、電気代もかかります。月に約1000円〜3000円程度はかかると考えておきましょう。

消毒に必要な道具と費用相場

床下の消毒は一般的にクレゾール石けん水・逆性石けん・消石灰を使用して行います。

クレゾール石けん水は500mlで約700円〜、逆性石けんは1kgで約1000円〜、消石灰は5kgで約600円〜が費用の相場です。量が多いほど割安になるのでご近所の方と共同で購入しても良いでしょう。

液体であるクレゾール石けん水・逆性石けんはスプレーなどを用いて均等に散布しましょう。白い粉末である消石灰は厚さが数ミリになるように散布していきます。

排水・消毒に必要な道具は、水害による浸水の場合は自治体やボランティア団体からの貸し出しを行っている場合もあります。避難所や役場などに足を運び、情報を入手することも大切です。

自分を守るための装備も必要

床下浸水の処理を行う際は泥や排水に含まれた雑菌や瓦礫から出る粉塵が目や鼻から体内に入らないよう、ゴーグル・粉塵マスク・作業用カッパ・長靴を着用して作業することが大切です。

作業用ゴーグルは約700円〜、粉塵マスクは約500円〜、作業用カッパは約3000円〜、長靴は約2500円〜が費用の相場です。

思わぬ怪我や感染症を防ぐために工事用・作業用の安全ゴーグルや安全長靴など、床下浸水の作業に適した物を使用しましょう。
 

業者に依頼した場合の費用

床下浸水の処理にかかる費用は?

 
床下浸水した際の排水・乾燥・消毒はもちろん業者に依頼することもできます。業者に依頼した際の費用相場は1平方メートルあたり約1500円〜2000円が相場です。

費用を抑えたい場合は、排水はボランティアの方の力を借りて自力で行い、真水での洗浄と乾燥・消毒は専門業者にお願いするという方法もありますので、まずは業者に確認してみましょう。

住宅基礎部分には、電気配管や断熱材が敷かれている場合も多くあり、リフォームが必要です。さらに、湿気によるカビ対策やシロアリ予防も同時に行うとなお安心です。

床下の防腐防カビ殺菌消毒は1坪あたり約6600円〜、シロアリ予防消毒は床下への侵入を防ぐバリア工法で1坪あたり約5800 円〜が相場です。

シロアリ予防のバリア工法は、約5年ほど効果が続きますが、ペットや植物への健康被害リスクがあるので注意が必要です。

薬剤が入った餌を仕掛けて巣まで持ち帰らせ、巣や他のシロアリも駆除するベイト工法はバリア工法よりも安全性に優れていますが、1坪あたり約10000円〜が相場と割高となっています。

いずれにせよ、床下浸水した際は排水・乾燥・消毒を素早く行うことが大切。被災地域が広域に及ぶ場合は業者の予約も取りづらくなりますので、早めに連絡を取るようにしましょう。
 

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