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2018年12月26日更新
リノリウムの床のメリット・デメリットは?
天然素材のリノリウムは、シックハウス症候群を防げる材質として人気を博しています。リノリウムには、利点と欠点があります。これらを踏まえてリノリウムの床にリフォームするかどうかを決めましょう。今回は、リノリウムの床に張替えリフォームするメリットとデメリットについて解説します。
そもそもリノリウムとはどのような素材なのか
リノリウムは、主に床材に使われる建材で、亜麻仁油や石灰岩、木粉、コルク粉、天然色素など天然の成分で構成されています。
一見、ビニール製のフロア材に見えるので、様々なインテリアとなじみやすいです。
リノリウムの床に張替えリフォームするメリット
リノリウムは天然成分で作られているため、有害物質が発生しないというメリットがあります。
さらに、亜麻仁油が持つ抗菌作用により、清潔な状態を保ちやすいという利点もあります。
特に、黄色ブドウ球菌に対して抵抗を持つといわれています。
黄色ブドウ球菌は、人の肌などにも生息している細菌で、免疫力が低下したときに病気の原因となります。
発火する温度が非常に高いので、燃えにくく安全性が高いのも嬉しいところです。

日々のお手入れの面でも多くの利点があります。
まず、静電気も発生しにくいため、ホコリが溜まりにくいです。
お手入れの方法は雑巾で乾拭きするだけなので、手間がかかりません。
そして、耐久性に優れているため傷つきにくいのもメリットです。
水やジュースで変色はせず、子供部屋には大変向いている素材です。安全性が高く保育園や幼稚園で多く使用されています。
水が染み込むことも変色することもなく、無駄なワックスは不要です。
床をリノリウムに張替えるリフォーム価格はこちらの記事で詳しく紹介しています
リノリウムの床に張替えリフォームするデメリット

天然素材で作られていることは、メリットにもデメリットにもなります。
まず、亜麻仁油は癖のあるニオイがするので、不快感を示す人もいるでしょう。
ただ、使用しているうちに、少しずつニオイは消えていきます。
ワックスは基本不要ですがどうしてもしたい方は、リノリウムはアルカリ性の物質に弱いので中性のワックスを使用する必要があります。
アルカリ性のワックスを使用すると変性してしまい、二度と元の状態に戻らなくなります。
リノリウムへの張替えリフォーム工事にかかる費用の相場は、1平方メートルあたり約6,000~10,000円と、他の床材と比べて高めです。
メリットとデメリットを見比べて、納得したうえで張替えリフォーム工事を行いましょう。
床・フローリングリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた床・フローリングリフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール

株式会社KURODA一級建築士事務所
坂田理恵子一級建築士、一級施工管理技士。和歌山市で設計事務所に勤務。住宅のリフォームや新築を中心に携わり、女性目線で、家事や掃除、片付けがしやすく暮らしやすい家の提案を行う。

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