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2022年04月15日更新
庭・ガーデンのリフォーム費用や価格の相場は?
造園のために庭を造成して花壇を作ったり、ベランダやバルコニーの外構やエクステリアを考える場合、リフォーム費用の価格や相場はどれくらいになるのでしょうか?ガーデニングを楽しむためのガーデン作りなどの実例とともに庭に関するリフォーム工事についてみていきましょう。
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- 監修者樋田明夫
目次
エクステリアおよび造園などのガーデンリフォームのメリット
雑然としてしまった庭をきれいに整える目的や、新築や中古の家を購入したが自分好みのガーデンプランに変更したいなど、近年、ガーデニングや外構・エクステリアのリフォームが注目されています。
リフォーム工事の内容はバルコニーやベランダの新設、趣味のガーデニングに適した造成および造園、または駐車場スペースの変更や、庭の手入れが苦手な人のためのエクステリアデザインまで多岐にわたります。
それでは、外構およびエクステリア、造園するための造成工事など、庭に関するリフォームのメリットについてみてみましょう。
外構・エクステリアを変えるだけで外観イメージが変わる
既存の高い塀を低い生垣にしたり、門や門柱をリフォームしたりするだけでも外観イメージは大きく変化し、住宅との一体感を作りだすことができます。
また、雑草に困っていた庭にタイルやレンガを敷くことで手入れも楽になり、見た目も美しくなり、新築のような雰囲気を味わうことができます。

予算に合わせたガーデニング計画が立てやすい
住宅内部のリフォームになると大体の価格相場があり、ある程度の費用は決まってきてしまいます。
しかし、庭のリフォームに関しては自分の予算以内での部分的なリフォームもできるので、予算を低く抑えることが可能です。
また、一度に全部リフォームしなくても良いので、分けてリフォームすることもでき、計画変更も容易にできます。
外構のリフォームと造成での防犯対策
昔は塀を高く積むことが主流であったために、死角が多く防犯上では問題も多かったのですが、塀を低くしたり見通しの良い生垣にすることで、防犯対策に繋がります。
また、門や玄関周りも見通しのよいデザインにすることや、センサーライトを設置することなどで防犯対策も同時に見直すことができます。
庭のリフォーム(リガーデン)の考え方
庭をどのようにリフォームするのか、またはどのような庭を作りたいのか(ゾーニング・空間配置)の考え方について簡単に説明します。
ガーデンのデザインに欠かせないゾーニングとは?
門や塀、またバルコニーやベランダのように、外構やエクステリアの一部をリフォームする場合は比較的簡単ですが、庭全体の雰囲気を変えるためにはゾーニングはとても大切です。
ゾーニングとは外構のアプローチや駐車スペースはどこにするのか、フェンスの場所や高さはどうするのかなど庭全体のイメージを考えることです。
また、リビングから見えるメインガーデンをどのようなデザインにするのかなどをあらかじめ平面的、立体的な観点から計画することでもあります。
大まかなデザインが決まったら、木質系やタイル系など、実際に使う素材を決めていきます。
リフォームの途中で余計な費用がかかってしまうことのないように、しっかりとしたゾーニングをしましょう。
洋風、和風、モダン、レトロなどのイメージも大切です。統一することで住宅全体の一体感が生まれてきます。
例えば、「雑草などの手入れを楽にするためのリフォーム」「植栽を中心とした里山ガーデニングのようなリフォーム」「趣味のガーデニングをするためのリフォーム」というように理想とするコンセプトを持つことも大切です。

ガーデンリフォームが得意なリフォーム会社を探すには
自分が住んでいる地域で庭のリフォームをしてくれるリフォーム会社を知りたい場合は、リフォーム会社紹介サービスを使うと良いでしょう。
リフォーム会社紹介サービスの「ハピすむ」は、お住まいの地域やリフォームのニーズを詳しく聞いた上で、適切で優良なリフォーム会社を紹介してくれます。
また、運営会社のエス・エム・エスは、東証プライム上場企業であり、複数の大手リフォーム会社が加盟しているので、安心して利用することができます。
庭の造成やガーデニングのリフォームにかかる費用の相場価格
庭に関するリフォームは、アプローチなどに砂利を敷くだけの小さなものから、かなり大がかりなリフォームまで、リフォーム工事の内容も非常に様々です。
ここでは一般的なガーデンリフォームにかかる相場の価格をみてみましょう。
約50万円以下の庭のリフォーム
リフォームで人気が高く、多く行われる工事としてウッドデッキやタイルデッキなどのベランダやバルコニーの取り付け工事があります。
この工事にかかる費用の相場は約50万円以内が多いようです。
既存のバルコニーやベランダの雨漏り、排水の改善リフォームであれば、約10万円で修繕リフォームができることもあります。
しかし、物干しスペースとして利用していたベランダやバルコニーをガーデニングスペースに変更するリフォームの費用は約50万円以内で予算をとっていたほうが良いようです。
また、ベランダ取付部分から建物躯体に水が入り込むような雨漏りの例もあり、そのような場合は高額になることも考えられます。
10万円でできる庭のリフォームをこちらの記事で紹介しています
約50万円~100万円の庭のリフォーム
ウッドデッキなどの設置の他に、その周囲にタイルやレンガを敷くなどの工事をプラスした場合の相場価格は約50万円から約100万円です。
50万円でできる庭のリフォームをこちらの記事で紹介しています
約100万円以上の庭のリフォーム
門柱やフェンスなどの外構から、花壇の造成などガーデンのトータルリフォームを考えた場合の費用は約100万円以上かかります。
自分のプランに合わせた思い通りの造園やリフォーム工事では約150万円以上かかります。
100万円でできる庭のリフォームをこちらの記事で紹介しています
さらに誰もが憧れるような上質な庭づくりにかかる費用は約150万円から約500万円ともいわれています。
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実例からみるリフォーム工事の内容とその費用相場について
小規模なリフォームから、大がかりなエクステリアデザインによる造園まで、実際にガーデンリフォームを行った場合の実例をご紹介します。
また、それらのリフォームにかかる費用の相場もみてみましょう。

犬走りやアプローチに砂利を敷くリフォーム
犬が通れるほどの狭い幅の通路のことを犬走といいますが、庭の細い通路や、門から玄関などのアプローチなどに砂利を敷くだけで、庭のアクセントとし
砂利には和風、洋風なものがあり、既存の庭に合わせた砂利を選ぶことができます。
砂利を敷くことで水たまりを防ぎ、雨水による泥はねも避けることができます。
さらに、石を踏む音により、防犯にも役立てることができます。
費用は1平方メートル当たり約3000円~1万円が目安となります。
雑草シートや砂利が流れないためのレンガなどは、別料金になります。
10平方メートル当たり約5万円が相場価格といわれています。
20平方メートルの庭に芝を敷き詰めるリフォーム
芝生のガーデンは洋風のガーデニングには欠かせないアイテムでもあります。
芝は夏の太陽の照り返しを和らげ、冬は寒さを緩和してくれるというメリットがあります。
芝の種類でガーデニングに多く用いられるのは高麗芝や姫高麗芝です。
例えば、1平方メートル当たり6000円の芝で張り付け作業をした場合、20平方メートルの庭ならば12万円という見積もりになります。
しかし、芝のリフォームでは1平方メートル当たり約3000円からの予算で購入可能なので、もう少し安価にリフォームすることも可能です。
人工芝や砂利にリフォームする費用はこちらの記事でも解説しています
人気のウッドデッキ新設にかかる費用の相場
ガーデンリフォームで人気の高いウッドデッキの新設ですが、素材は人工木と天然木があります。
人工木は耐水、防汚性にすぐれていてカラーも豊富です。
天然木は自然の風合いを楽しむことができます。
ウッドデッキの価格相場は工事費込みで1平方メートル当たり約3万円から約6万円といわれています。
手すりや階段は別料金になります。
例えば、10平方メートルのウッドデッキの場合は、相場価格は約56万円になります。
内訳はウッドデッキ本体が約33万円、手すり約20万円、ウッドデッキの階段が約3万円です。
荒れ放題の庭をタイルやレンガで洋風にリフォーム
庭は手入れをしないと雑草が生えたりして荒れてしまいます。
そこで、庭にタイルを敷いて、花壇を造成し、その雰囲気にあったタイルの門柱や塀などにリフォームする場合をみてみましょう。
庭にタイルを敷くには、地面を平らにする作業や、コンクリートの打設および砂利を敷くなどの作業工程があります。
そのためにバルコニーなどのタイル工事に比べると価格が高くなります。
費用はタイルやレンガが約35万円、門柱、塀、花壇などの外構とエクステリアに約95万円、合計で約130万円かかります。
さらに庭や花壇に壁泉やパーゴラなどを設置すると、トータルでとても素敵な美しい庭になりますが、費用も上昇していきます。
ガーデンリフォームするときの注意点について
まず、リフォームしたいと思う内容を明確にして、ある程度の予算を立てておきましょう。
あやふやな状態でリフォームを始めてしまうと、思った以上に費用がかかってしまう可能性があります。
次に、大切なのはどこのリフォーム業者に依頼するかということです。
庭の手入れはシンボルツリーの剪定や、不具合の調整など、長くつきあうケースが多いので、地域に密着した信頼できる業者を選ぶようにしましょう。
ガーデンのリフォーム施工業者を選ぶときのポイント
外構・エクステリアの得意なリフォーム業者や造園業者を見つけたら、ホームページなどで、どのような実例があるのか、また、どのような施工ができるのかを調べてみましょう。
1級造園技能士、1級造園施工管理技士などの庭に関する技術資格を有しているかなども、リフォーム業者を選ぶときの目安になるでしょう。
気になったら、連絡してリフォームの希望を伝えますが、その際にもしっかり話を聞いてくれるかどうか確認しましょう。
また、適切な施工の提案や、庭作りのアドバイスをしてくれるかなどの対応についてもチェックしてみてください。
見積もりをとるときは、見積もり内容や項目が詳しく記載されているかどうか、分かりやすく工事内容の説明をしてくれるかどうかなども、リフォーム業者を決める時の大切なポイントになります。
庭・ガーデニングリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた庭・ガーデニングリフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール

株式会社フレッシュハウス
樋田明夫フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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