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2019年01月24日更新

監修記事

既存のルーフバルコニーをリフォームする費用は?活用の仕方や防水対策も紹介!

ルーフバルコニーをリフォームする場合、費用はどれぐらいかかるのでしょうか?また、未使用だったスペースをリフォームし、リビングから続く開放的な空間にする方法や、タイル張りなどのデザイン、防水対策、リフォームの費用についてご紹介します。

ルーフバルコニーにはメンテナンスが必須

ルーフバルコニーとは、屋根の上をバルコニーとして利用するもので、手すりや屋根、床部分などのメンテナンスが欠かせません。

もしメンテナンスを怠ると、金属部分の腐食や床からの雨漏りなどが発生し、メンテナンス費用より多くの費用がかかってしまいます。

定期的なメンテナンスの時期は、スチール製の部材を使用しているなら約5年、木製の場合は約3年程度に一回塗装を塗り直してください。

アルミ製の製品なら錆びの心配が少なく、基本的にメンテナンスフリーではありますが、汚れが付着したまま放置していると染みになって見た目が悪くなってしまうため、こまめに掃除を行うと良いでしょう。

既存のルーフバルコニーをリフォームする費用は?活用の仕方や防水対策も紹介!

ルーフバルコニーの防水工事の頻度は?

ベランダやルーフバルコニーでは、約10年ごとに防水工事が必要です。

もし防水工事を行わなければ、雨漏りによって建物の内部に雨水が侵入し、構造材の腐食によって建物そのものの寿命が短くなってしまいます。

もちろん、雨漏りによって腐食してしまっても修繕は可能ですが、防水工事に比べて費用が何倍も多くかかってしまう場合もありますし、工事期間も長くなるため、ルーフバルコニーやベランダの防水工事は忘れずに行いましょう。

ルーフバルコニーのリフォームでどんなことができる?

既存のルーフバルコニーをリフォームして有効活用したい場合、どんなことができるのでしょうか?

ルーフバルコニーのリフォーム事例を見てみると、リビングの延長として開放的な空間へと生まれ変わらせたり、ジャグジーを設置して露天風呂として活用したりするなど、色々な活用方法があるようです。

リビングの延長としてリフォームする場合、ウッドデッキを新たに設置してリビングと床の高さを合わせたり、リビングとバルコニーを繋ぐ窓をより大きく開く物に交換したりして、できるだけ移動しやすくすると良いでしょう。

既存のルーフバルコニーをリフォームする費用は?活用の仕方や防水対策も紹介!

ルーフバルコニーをリフォームしてさまざまな設備を設置する

ルーフバルコニーをリフォームして、屋上などにジャグジーを設置したり、植物を置いたりしたい場合にはどんな工事が必要となるのでしょうか?

まず、重要なのは屋上や屋根部分の耐荷重がジャグジーや植物、土の重さに耐えられるかどうかです。

屋上をリフォームして新しい設備や植物などを設置すると、工事前より重量が増すため、建物により大きな負荷がかかってしまいます。

屋上をリフォームして設備などを追加する場合には、建物の強度が重量に耐えられるかどうかも確認しておきましょう。

また、水に対しても十分気を使っておく必要があります。

植木などを追加した場合、日常的に水が屋上に流れることになりますし、重いものを設置するため、強度に優れたFRPやアスファルトを用いた防水工事を行っておいた方が良いでしょう。

また、床材も雨や日常の水やりなどで傷みやすくなってしまうため、ハードウッドや樹脂を注入した木材などの水分に強い素材を使ったウッドデッキにするか、タイルのようなそもそも水に強い床材を使うと良いでしょう。

屋根を取り付けてテラスへとリフォームする

バルコニーに屋根がない場合には、テラスを設置して雨の侵入を防ぐことでより使い勝手が良くなります。

ただ、バルコニーをテラスにリフォームする場合、外観のイメージが大きく変わってしまうため、使用する製品選びには気をつけましょう。

バルコニーを改装して庭として活用する

ルーフバルコニーに人工芝を張ったり、ウッドデッキを取り付けたりして庭として活用する方法もあります。

バルコニーを庭としてリフォームすることで、敷地面積の都合でどうしても庭が造れない場合などに子供の遊び場やリラックススペースとして活用できますし、通常の庭と比べて外からの視線を遮り安いので、プライバシーも守りやすいのが利点です。

ただ、お子様がいらっしゃる場合は落下防止のためにある程度しっかりとしたフェンスを設置する必要があるため、外観が気になってしまうこともあります。

バルコニーを庭へと改装する場合には、フェンスなどの外観についても十分注意しましょう。

外装にルーバーやフェンスを取り付ける費用についてはこちら

ルーフバルコニーのリフォーム事例と費用について

ルーフバルコニーのリフォーム事例と、各事例の費用を見てみましょう。

まず、既設のルーフバルコニーを改装してジャグジーを設置した事例では、ジャグジー以外にもフェンスや人工芝などのエクステリアの施工や防水補強も含め、相場は約80万~150万円となっています。

リビングの延長として、ウッドデッキを施工し、開放的な空間へとリフォームした事例では、デッキ材を敷く工事のみで価格は約30万~50万円です。

ベランダに屋根を取り付け、テラスにリフォームする場合は、使用する製品の価格によって多少費用が変わってきますが、概ね約8万~15万円程度が相場となります。

タイルを張り付けてデザイン性を高めるリフォームの場合は、1平米あたり約2万円が相場です。

ルーフバルコニーの防水工事の種類と費用

ルーフバルコニーや屋上、屋根の防水工事にはガラス繊維を用いたFRP防水、ウレタン塗料を用いた防水、塩ビシートを用いたシート防水、アスファルトを塗布する防水方法があります。

費用については、1平米あたり、FRP防水が約9,000円、シート防水が約8,000円、ウレタン防水が約7,500円、アスファルト防水が約8,000円です。

耐用年数については、FRP防水が約10年、ウレタン防水が約10年、シート防水が約12年、アスファルト防水なら約15年となります。

バルコニーに防水工事を施す場合は、施工価格や耐用年数、デザインや外観などについてよく考え、自宅の状況に合ったものを選びましょう。

屋上の防水工事にかかる費用についてはこちら

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】下久保彰

2級建築士。建築設計や施工業務を30年以上経験。最近は自営にて各種請負業務を行う。

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