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2019年01月24日更新

ベランダをサンルームにする費用はいくら?

ベランダをリフォームしてサンルームに変更する場合、費用はどれぐらいかかるのでしょうか?ベランダを解体してサンルームに変更する場合や、ベランダに追加してサンルームを作る場合など、施工方法別に費用と工事期間をご紹介します。

ベランダをサンルームにするメリットとは

ベランダをサンルームにする費用はいくら?

ベランダをリフォームしてサンルームにすると、どのようなメリットがあるのでしょうか?

住宅のベランダ部分は屋外となるため、屋根があったとしても天候が悪かったり、夏場や冬場などの気候が厳しかったりする場合にはやや使いづらいことがあります。

ベランダをサンルームにリフォームすることで、風や雨の侵入を防ぎ、気候の影響も抑えることができるため、洗濯物を部屋干ししたり、ペットの運動スペースにしたりといった活用が可能となるでしょう。

ベランダをサンルームにリフォームする場合の工事方法と費用

ベランダをリフォームしてサンルームにする場合、ベランダ部分を撤去してサンルームを新しく作る方法や、ベランダを利用してサンルームを設置する方法など、さまざまな工事方法があります。

ベランダ部分に建物の屋根がある場合などは、壁を後付けすることでサンルーム化するといった方法もあるため、建物の状況に合わせて工事内容を選ぶと良いでしょう。

また、ベランダのフェンスや屋根を流用し、壁のみを後付けしてサンルームにリフォームする場合の施工価格については、約20万円からが相場となっています。

2階部分のベランダをサンルームに変更する場合については、荷揚げのためのクレーンや足場の設置等の費用がかかるため、追加として約5万円が必要です。

詳細な施工費用については、施工を行うベランダの広さや施工箇所によっても変わってきます。

工事を依頼する前に正確な価格を知っておきたいという場合には、あらかじめリフォーム会社に見積りを依頼し、現地調査の上で費用を計算してもらうと良いでしょう。

サンルームへのリフォームにはどれぐらい工期がかかる?

施工期間については、大がかりな工事を行うほど長くなり、ベランダを撤去してサンルームを設置する場合は約1週間が目安です。

既存のベランダを流用してメーカー製のサンルームを設置する場合は約2日、屋根などを流用して壁を設置する場合については、工事方法にもよりますが約4日が目安となります。

2階部分のベランダに施工する場合については、既存設備を流用するなら1階に施工する場合とほとんど施工期間は変わりません。

しかし、設備を撤去して新しく増築を行う場合については、足場の設置等の手間がかかるため、約2週間が目安となるでしょう。

ベランダをサンルームにリフォームする際に注意することは?

ベランダをサンルームにする費用はいくら?

ベランダをサンルームにリフォームする場合、どのような点に注意が必要なのでしょうか?

まず気をつけることは、どのような目的で工事を行うか明確にしておくことです。

部屋干しスペースやペットの運動場所として利用するなら、既存の窓を残してサンルームを取り付けても問題はありませんが、部屋を拡張する目的でサンルームを設置する場合、開口部を拡張する等の作業が必要となります。

このような場合には、室内への風や雨の侵入を予防しなければならないため、サンルーム部分に使用する部材も頑丈で耐久性の高い高性能なものが必要です。

開口部を拡張する際には、建物の強度なども考慮した上で工事を実施しなければならないため、ただ設置する場合に比べて費用はさらに高くなるでしょう。

2つめの注意点は、マンションではベランダのリフォームはまず不可能ということです。

マンションは分譲であってもベランダ部分は共有部分となるため、個人が自由にリフォームを行うことができません。

管理組合に申請すれば許可が下りる可能性もありますが、マンションの外観が変化するため、まず許可が下りることはないでしょう。

マンションにお住まいの方で部屋干しスペースやペットの運動場所を確保したいという場合は、室内の間取り変更リフォーム等で対応すると良いでしょう。

この他にも、2階部分に設置する場合は重量についても考えておく必要があります。

ベランダを撤去する場合も流用する場合についても、建物の一部に新しく構造物を追加することになるため、場合によっては1階部分の耐荷重が不足するかもしれません。

このような場合には、1階部分に補強工事を行う必要がありますので、約30万円ほど費用が追加でかかることもあります。

サンルーム増築と建ぺい率

サンルームはガラスで屋根・壁を覆う部屋の増床となるため増築した面積が建築面積に含まれることもあり建ぺい率を考慮しなければなりません。

不動産登記簿の変更登記が必要となり所有者には申請義務があります。
また、増床面積が10㎡以上の場合や、建物が防火または準防火地域にある場合は確認申請が必要となるので事前に確認が必要です。

DIYでサンルームを設置することはできる?

設置には基礎工事や細かな調整などが必要となるため、DIYでは十分な施工品質を確保するのが難しいです。

特に基礎部分についてはDIYで確保することが難しい部分で、台風でサンルーム部分がもぎ取られてしまったり、地震の際に壁にめり込んでしまったりといった被害が起こる可能性があります。

プロに施工を依頼すれば、このような災害時にも十分な耐久性が確保できるよう、基礎からしっかり工事を施してくれるため、安心して利用することができるでしょう。

また、快適性についても、使用する屋根材や窓によって大きく変わってきますし、もし隙間などがあればいくら対策しても快適には過ごせません。

DIYでの施工は工事費用を節約できるため、お得に思えますが、後々の手間を考えると割高となりがちです。

最初から安心して質の高いリフォームを求めるなら、多少の工事費がかかってもプロに施工を依頼した方が良いでしょう。

ベランダリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきたベランダリフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】下久保彰

2級建築士。建築設計や施工業務を30年以上経験。最近は自営にて各種請負業務を行う。

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