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2019年02月05日更新

コンセントのリフォーム費用は?新設、増設、位置変更の詳細まで紹介!

コンセントのリフォーム費用についてまとめました。コンセントをリフォームする際には、どのような工事を行い、どの程度費用が必要となるのでしょうか?コンセントリフォームの方法と工事費用の相場と、おすすめの設置箇所の他、さまざまなコンセントの種類と特徴についてもご紹介します。

コンセント工事の種類と方法

コンセントの増設、新設を行う場合には、色々な方法が用いられています。

まず、コンセントの差し込み口を増やす場合には、コンセント機器を交換し、内部で配線を分岐させ、差し込み口を増やす方法が一般的です。

コンセントの位置変更を行う場合には、設置箇所に別の配線から分岐させた配線を引き、壁を加工して新しいコンセントを設置します。

この方法は、増設の場合でも同じです。

コンセントの移動や増設の際に使用する配線は、既存のコンセントや電灯用のスイッチから分岐させることが多いのですが、配線の状況や電力容量の都合で分電盤から直接配線を行う場合もあります。

多くの場合キッチンやリビングでのコンセント不足が生じますが、考えなしの「タコ足配線」は大変危険です。必ず電気工事有資格者のアドバイスを受けましょう。

コンセントのリフォーム費用は?新設、増設、位置変更の詳細まで紹介!

コンセントリフォームにかかる費用

コンセントの新設、増設、位置変更にはどの程度の費用がかかるのでしょうか?

まず、2つ口のコンセントを4つ口のものに変更する値段ですが、工事価格は約5,000円が相場となります。

基本的に、コンセントを交換するだけの工事となりますので、施工時間も短く、プロに依頼すれば約30分の作業です。

新設や位置変更については、設置場所まで配線を行い、壁を加工して新しいコンセント機器を設置する作業となります。

値段はスイッチなどの既存配線が近ければ約12,000円、遠い場合は配線の手間が増えるため、約30,000円が相場です。

エアコンやIHクッキングヒーターには専用線が必要

エアコンを追加する場合や、IHクッキングヒーターを新しく設置する場合には、いくつか注意しなければいけないことがあります。

エアコンは100Vのものもありますが、IHクッキングヒーターは性能上200Vとなっているため、家に200Vの電気が引き込まれていない場合、屋外の電柱から引き込まなければいけません。

工事価格は、電柱から家までの引き込みと家屋内の配線工事を合わせて約30,000円が相場となります。

また、既に200Vの電気配線がある場合でも、エアコンやIHクッキングヒーターは分電盤から専用線を引くよう定められているため、場合によっては長距離の配線が必要です。

これは、100Vエアコンでも同様となっており、スイッチなどから分岐させてエアコン用のコンセントとして用いることはできません。

分電盤から専用線を敷設する際の工事価格は約20,000円が相場となります。

コンセントのリフォーム費用は?新設、増設、位置変更の詳細まで紹介!

コンセントの種類にはどんな物がある?

コンセントというと、一般家庭向けのシンプルな形状の物が有名ですが、設置場所や用途に合わせて色々な形状、性能の物が用意されています。

コンセントにはどのような種類の物があり、どのような場所で使用されているのか、一般的な家庭で使われることの多い製品を見てみましょう。

配線がまとめやすくなるマルチメディアコンセント

マルチメディアコンセントとは、テレビや電話線、インターネット回線などがコンセントに追加されているタイプの製品です。

1つのコンセントでさまざまな配線を接続することができるため、余計な配線を行う必要が無く、機器の周辺をスッキリと整頓することができます。

リビングのテレビ用コンセントをマルチメディアコンセントに変更したり、各個室にLAN回線のジャックがついたコンセントを設置したりしておけば、楽に配線を行うことができるでしょう。

冷蔵庫や洗濯機には欠かせないアース付きコンセント

アース付きコンセントは、機器が漏電した場合や、過電流が流れた場合に地面に過剰電流を流すことのできるコンセントです。

冷蔵庫や洗濯機など、水にまつわる家電製品を接続するコンセントに用いられます。

基本的に、水を使う機器以外ではまず必要の無いコンセントですので、これらの機器を接続する場合のみ使用するようにしましょう。

コンセントの抜けを防止する抜け止めコンセント

コンセントを差し込んでひねることでロックがかかるのがこちらの抜け止めコンセントになります。

抜け止めコンセントは、パソコンなどの急な電力喪失が故障の原因となる機器や、移動することの少ない機器向けに多く用いられているコンセントです。

マルチメディアコンセントに抜け止めコンセントを追加し、パソコン用のコンセントとして使用すると、安全性が高まるだけでなく、コンセントの抜けによる故障を防ぐことができます。

防水コンセントは外壁への設置に使用する

外壁にコンセントを設置する場合に用いられているのがこちらの防水コンセントです。

コンセントの上部にカバーがついており、雨などの水分の侵入を防ぐ構造となっています。

また、コンセントの抜けを防ぐロック機能や、漏電対策としてアースがついているものもあり、屋外で電気機器を使う場合に欠かせないコンセントです。

庭のお手入れやDIYなど、屋外で電気機器を使用する機会が多いという方は外壁に1つ設置しておくと良いでしょう。

必要な時だけ使用できるフロアコンセント

フロアコンセントは、床に設置するタイプのコンセントになります。

床にコンセントを差し込むことができるため、食卓でIHヒーターを使う場合などにおすすめです。

ボタンを押すことで差し込み口がせり上がるアップコンセントと呼ばれるタイプと、差し込み口がむき出しになっているフロアコンセントがありますが、一般家庭で使用する場合はホコリが入りにくいアップコンセントタイプのものを使うと良いでしょう。

設置する場所にあったコンセントを使う

コンセントには色々な種類がありますが、高性能なものや高機能なもの、独自機能があるものは機器の値段も高くなります。

通常の壁コンセントに防水タイプやロックタイプを使っても費用が無駄になりますので、必要とされる場所に必要となる機器を使用するようにしましょう。

賃貸マンションにコンセントを増設できる?

賃貸マンションの場合、壁を加工するような工事を行う際には不動産会社または大家さんの許可が必要となります。

コンセントの差し込み口を増やす程度の工事でも、現状を変更することになりますので、許可を得なければいけません。

許可が出るかどうかは大家さんや賃貸マンションを管理している不動産会社の考え方によりますので、まずは問い合わせて工事しても構わないか聞いてみると良いでしょう。

不動産会社や大家さんの方針次第では、設備更新の名目で移動や新設、増設工事を無料で行ってくれる場合もあります。

優良なリフォーム会社を見つけるには?

ここまで説明してきたリフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】下久保彰

2級建築士。建築設計や施工業務を30年以上経験。最近は自営にて各種請負業務を行う。

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