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2020年12月04日更新

ロフト付き物件のメリット・デメリットは?

天井に部屋のような空間があるロフト付き物件は収納スペースを十分に確保でき天井も高くて開放感があります。一人暮らしにも最適なロフトつき物件のメリットやデメリットにはどんなものがあるのでしょうか。ロフトの活用法や注意点なども詳しくご紹介します。

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

ロフトとは?

ロフト付き物件のメリット・デメリットは?

よく賃貸アパートやマンション、一戸建て住宅などでロフト付き物件という言葉を耳にしますが、ロフトとは部屋の一部を二層式にしたスペースにはしごを使って出入りする空間のことをいいます。

建築基準法の場合、ロフトは以下のような定義になります。

【ロフトの定義】
・高さ 最大1.4mまで
・面積 居住部分の面積の2分の1未満にしなければならない

建築基準法を見るとあくまで収納部屋という位置づけで、エアコンなどの空調設備や電話やインターネットなどを設置してしまうと、建築確認申請が下りなくなってしまう可能性もあります。

もしリフォームを考えているのであれば、このことを念頭にリフォーム会社と相談しながら、計画を立てていくといいでしょう。

ロフト付き物件のメリット・デメリット

では、ロフト付き物件にリフォームしたときのメリット・デメリットにはどんなことがあるでしょうか。

ロフト付き物件のメリット

・収納スペースを広く確保できる
賃貸アパートやマンションなどは限られた収納スペースしかないため、普段使わないものはロフトに置いておくことも可能です。

特に本を多く所有していてもロフトに置くことができたり、スノーボードやサーフボードなど大きいものの収納にも便利です。

また一人暮らしの場合、収納スペースが狭いことが多いのでロフトがあることによって収納場所が増えるのが最大のメリットでしょう。

・天井が高い
ロフト付きの物件は、ロフトの高さを確保する分、家の天井が高くなっていることがあります。通常のロフトが無い物件より、空間に開放感を感じられます。

・もう一つの部屋として使用できる
一人暮らし用のワンルームでも、ロフトがあることによってもう一部屋増えたように使用できます。本を置いて書斎代わりにしたり、ベッドを置いて寝るなど使い方はさまざまです。

ロフト付き物件のデメリット

・はしごの昇り降りが不便
ロフト自体に高さがあるため、昇り降りするときははしごが必要になります。

特に賃貸アパートなどは階段ではなく簡易的なはしごが多いため、普段は問題なくてもふとした瞬間に足を踏みはずす恐れがあったり、物を持っていると両手が使えないので昇り降りしにくいと感じている人が多いようです。

また、掃除をするときに掃除機を抱えてはしごを昇り降りしないといけないので、掃除がしずらい状況になってしまいます。

・夏は暑い
暖かい空気は上に昇っていくため、夏は暑い空気がロフトに充満しています。そのため、夏場はサウナ状態になることも。いつもはロフトで寝ることができても、夏は暑さを感じることも多いようです。

・エアコンが効きにくい
ロフト物件は開放感を感じられますが、広さがあるため冷暖房の効率が悪くなることがあります。特に夏場は暖かい空気がロフトに溜まっているため、気温が下がらないことがあります。

・上の階の生活音が気になる
住んでいる部屋の上に人が住んでいる部屋がある場合、ロフトにいると天井と上の部屋の床が近いため、上の住人の生活音が気になってしまう可能性があります。


ロフトの活用法

ロフトの活用法はさまざまあり、ライフスタイルによって変わってきます。どんな活用法があるのかご紹介します。

・収納スペースとして活用する
まず思い浮かぶのが、洋服や季節物、趣味の物などの収納スペースとしての活用です。居住スペースをすっきりさせることができ、来客時でも使わないものはロフトに上げてしまえば生活を感じさせません。

・書斎や趣味のスペースとして活用する
趣味の本や物などをコレクションして、趣味のスペースとしての活用法もあります。誰にも邪魔されない、自分だけの空間を作ることができます。

・寝室として活用する
居住スペースにベッドを置くと狭く感じたり、生活感が出てしまうためロフトにベッドを置いて寝室にするケースがあります。

特に一人暮らしのワンルームの場合、ロフトを寝室にすることで、居住スペースにベッドを置かなくて済むのがメリットです。

ロフトを室内干しの空間として活用する

ロフトの有効活用の一つとして、雨の日に外で洗濯物を干すことができないとき、室内物干しとして活用することもできます。ロフトは暑いというマイナスのイメージもありますが、それを逆に活かす方法です。

天窓や窓が近くにある場合には、それだけで室内干しですが洗濯物をカラッと乾かすこともできます。ロフトに手摺があれば、その手摺にハンガーを掛けることができるので、そのまま活用することができます。

手摺がない場合でも、突っ張り棒やハンガーラック、室内物干し専用のユニットなどがホームセンターなどでも販売されていますので、それらを利用することでロフトを室内物干しとして利用することができます。

ロフトを子供部屋として使用するメリットは?

ロフト付き物件のメリット・デメリットは?

ロフトは寝室や収納スペース、趣味の部屋以外にも子供部屋として使用する方法があります。はしごに昇っておもちゃなどを置いたら、まるで秘密基地のようにわくわくした空間を作り上げることができます。

ロフトを子供部屋にすることによって、居住スペースにおもちゃが散らかりにくくなったり、個室と違ってコミュニケーションがとりやすかったりと多くのメリットがあります。

ただ、夏場は暑さが原因で熱中症になってしまうことがありますので、空調管理は必ずしましょう。また、ロフトは高さがある分、はしごから落ちるなどの事故などの恐れもありますので大人が近くで見守るようにしましょう。

リビングにロフトを造る場合のメリット、デメリットは?

リビングにロフトを造る際のメリットとデメリットについてみていきましょう。まず、ロフトは建築基準法上、天井高が1.4m以下であれば容積率に含まれないので、狭い土地や住宅の空間の有効活用には最適です。

メリットとしては、リビングが開放的になります。リビングと空間がつながるため、広々と開放的なリビングになります。ロフトを物置として活用することで、リビングから物を運び出し、リビングをより有効的に活用できます。

また急な来客の際でも、一時的にリビングの不要な物をロフトに収納することで、来客者の目に付かずに迎え入れることができます。

子供のいるご家族であれば子供部屋にすることで、普段リビングにいることの多いお母さんにとっては、安心して子供を遊ばせることもできます。

ただし、その場合はロフトへのアプローチの安全性を検討する必要があります。

リビングロフトのデメリットとしては、高額な費用がかかることが一番です。階段の設置や断熱対策、換気対策が必要であり、工事費用としては約50万円~約100万円が目安となります。

もう一つは、天井高が低いことです。前述したように、高さは1.4m以下となりますので、普通の生活空間としての利用幅は限られてきます。

一戸建ての平家でロフトを作るメリットとは?

一戸建ての平家の場合、2階が無い分収納不足になりがちですが、ロフトのような小屋裏を作ることで収納力がぐんと上がります。また、平家でもロフトを作ることによって天井が高くなり開放感を得られることができます。

その他にも、2階を作る費用の約6~7割の価格でロフトを作ることができるので、費用を抑える効果があります。

新築でロフトを組み込むメリットは?

ロフトのメリットは収納力が増えたり、開放的なリビングにすることができる、非日常的な空間を演出できるなど、一般的なメリットは色々あります。ここでは、その中でも特に「新築でのロフト」について紹介していきます。

まず、新築でロフトを造ることでメリットが大きくなるのは、狭小地での新築住宅です。都心部など土地が狭い場所で、戸建て住宅を新築する際にロフトを造ることで、より空間に広がりを持たせることができます。

平面的に空間を広げられない場合には、特にお勧めです。

また、新築であれば計画当初からロフトを考慮した計画で進めることができますので、4.5畳で工事費用も約40万円~約60万円と安価で造ることができます。

ロフトの良さが最大限に活きる家は?

これまでご紹介したことを総括して考えると、やはりロフトの良さが最大限に活かせる家は、狭小住宅になります。狭小住宅は収納力が少ないこと、圧迫的な空間になること、部屋数が取れないこと、などが挙げられます。

これらの問題は、ロフトを造ることで大きく改善することができます。新築戸建て住宅でも中古戸建て住宅へのロフト増設リフォームでもこれらのメリットは同等にあります。

また、特にその中でも天井高の高い家の方がベターです。

天井高が低いとロフトを造ることで、より圧迫感がでてしまう可能性も考えられます。天井高がある程度確保できていれば、ロフトの下を書斎や別の収納庫としても、より有効的に活用することができます。

また数十年前の戸建て住宅などは、収納力が少ない住宅も多くあります。

このような住宅の場合でも、ロフトの収納力と斬新なデザインは住宅の価値を高めてくれます。大規模リフォームを検討する際などに、併せてロフトを検討するのがお勧めです。

ただし、このような場合には構造的な問題や費用の面が気になる点で挙げられますので、構造や設計に精通し、きちんとした業者と綿密な打ち合わせを行ない、これらの問題を解決することが重要になります。

ロフトを作るときの注意点

賃貸アパートやマンションなどのロフト付き物件でははしごが多いと思いますが、脚をかける部分が細いと安定性に欠けることがあります。

ロフトを作りたいと考えている場合は、安定性のある階段か階段状のはしごを採用した方がいいでしょう。

その他にも、はしごを置く場所や角度など置く場所によって通りにくくなったりするので、はしごは生活動線を考えた設置がおすすめです。

ロフト部分の天井は低く頭を打つことがあります。照明器具や何らかの出隅み部分にはクッション性のカバーをするなど危険防止に注意しましょう。

また、夏はどうしても暑くなってしまうので暑さと風通しを考えた設計は必須です。小さい窓を設置したり屋根の断熱リフォームをしたりと、施工会社と相談しながらリフォームプランを立てていくといいでしょう。

優良なリフォーム会社を見つけるには?

ここまで説明してきたリフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

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