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2023年01月04日更新
キッチンの換気扇(レンジフード)の交換費用や耐用年数の注意点を解説
長年使っている間に台所の換気扇(レンジフード)も劣化していきます。台所全体をリフォームするのは大変ですが、レンジフードだけの簡単リフォームも可能です。交換時期や選ぶ時のポイント、修理や交換に掛かる料金の相場などについてまとめました。
レンジフードの交換でお悩みではありませんか?
レンジフードは型やファンの種類により使い勝手が異なるので、事前にそれぞれの特徴を把握しておくのがおすすめです。
この記事ではレンジフードの種類や特徴、交換する際の注意点などを解説しています。
レンジフードの交換費用の相場や費用を抑えるコツも紹介しているので、レンジフードを交換して快適なキッチンをつくりたいという人は、ぜひ参考にしてみてください。
またレンジフードと同じくらい業者選びにも悩んでいるという人も多いのではないでしょうか。業者により交換技術や費用に大きな差があるので、悩んでしまうのは当然ですよね。
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目次
レンジフードとは何か?
レンジフードとは、コンロ上部に設置されている排気設備のことです。ステンレス製のフードで覆われているためすっきりした見た目ですが、内部には換気扇が設置されています。
レンジフードの役割は調理中に発生する油煙やにおいなどを屋外に排出し、室内をきれいに保つことです。そのため、レンジフードがないと部屋中に調理中のにおいが充満し、家具などが油で汚れてしまいます。
レンジフードの故障原因とは?
レンジフードは調理する人にとっては毎日のように使用するため、油やホコリなどが付着しやすく、そのまま放置すると不具合が発生し、故障してしまうケースがあります。
では、レンジフードが故障してしまった場合、具体的にどのような原因が考えられるのか見ていきましょう。
スイッチの破損
まず、電源のスイッチを押してもレンジフードが作動しない場合は、スイッチが破損していることが考えられます。
スイッチが破損する原因には、劣化による部品の故障、油やホコリなどの汚れによる接触不良などがあります。
スイッチの破損原因を知るには業者に一度確認してもらう必要があるでしょう。
モーターの故障
また、ファンを回すモーターの不具合が故障の原因となっている場合もあるでしょう。
換気扇の掃除をするためにファンを取り外した状態で換気扇を回した際に、モーターの温度が上昇して動かなくなるケースも報告されています。
また、モーターから異音がする場合は、モーター内部の回転軸の変形やズレ、オイル不足が考えられるでしょう。
そのままモーターを回し続けるとファンが壊れてしまい大変危険なため、異音がしたら直ちに換気扇を止め専門業者に見てもらいましょう。
レンジフードの交換時期について
レンジフードの寿命は約10年と言われています。使用頻度や油を使う料理が多いなどの使用状況、お手入れの状況によりもっと早く劣化する場合もあります。吸い込みが悪くなったり異音がするなど、不調を感じたらレンジフードの交換時期と考えます。
レンジフードには設置義務がある
レンジフードに故障などの不具合が生じ、キッチンに大きな窓があって換気できる場合には、使えなくなった既存のレンジフードを取り外したままにしていてもよいのでしょうか。
換気扇がなければ掃除などのメンテナンスを行わずに済むため、レンジフードを設置しない方がいいのではと考えることもあるかもしれません。
しかし、レンジフードの設置は法律で定められている義務です。そのため、既存のレンジフードを取り外した後は必ず新しいレンジフードを設置する必要があります。
レンジフードを選ぶ時に確認しておきたいこと
レンジフードは「ファン」の部分とファンをカバーしている「フード」の部分とで出来ています。「ファン」のタイプと「フード」の種類についてまず確認しておきましょう。
また、注意点としてフードの横幅を変更することは隣接する壁や吊戸棚の状況により難しいので、現在のフードの幅を基準として選ぶようにします。また、消防法上、設備機器の幅以上のものを設置しなければいけません。
レンジフードの形式について
レンジフードの形式には主に「プロペラファン型」と「シロッコファン型」があります。それぞれどのような特徴があるのか見ていきましょう。
プロペラファン型
プロペラファン型は主に外気に面した壁に設置し直接外へ排気する形式です。換気扇といえば昔ながらのこのプロペラファン型換気扇を思い浮かべる人も多いのではないのでしょうか。
プロペラファン型の換気扇は比較的安価で設置でき、取り外しも簡単にできます。のぞき込むと扇風機のような羽を持ったファンがあるのが特徴です。
プロペラファン型は風圧が強く排気しやすいというメリットがありますが、外からの風があまり強いと排気力が落ちたり風でプロペラが回ってしまうことがあります。また、外に直接排気させるため、外の音や声が聞こえたり設置場所や環境を選ばなければならないのがデメリットと言えるでしょう。
プロペラファン型には「ブーツ型」のレンジフードもあります。「ブーツ型」とは、レンジフードがブーツの足部分のように広がっている形状のことで、中をのぞいてみると壁側にプロペラがついているタイプです。
シロッコファン型
シロッコファン型とは、プロペラファン型とは異なり短い筒のような形状をしたファンのことです。
ダクトを使用して排気を行うのが特徴で、直接外へ排気しないためマンションなどの集合住宅に適したレンジフードです。すっきりしたデザインが多いため、近年、シロッコファン型のレンジフードを設置する住宅が増えています。
また、排気する力は比較的強く、外の風に影響されにくく音が静かであるというメリットもあります。
一方、シロッコファン型のデメリットは、プロペラファン型と違い排気ダクトが必要なことと設置コストが高めなことでしょう。
シロッコファン型には「ブーツ型」と「スリム型」のレンジフードがあります。「ブーツ型」は先程プロペラファン型でご紹介した形とほとんど同じで、中を見るとファンがシロッコファンになっています。
また「スリム型」はその名の通りレンジフードが浅くスリムな形をしています。
レンジフードのデザインによる違い
よく使われているレンジフードのデザインは大きく分けて2つです。それぞれの特徴と違いを解説していきます。
スリム型
スリム型はその名の通り、スリムですっきりとしたデザインを特徴とする新しいタイプのレンジフードです。全体的に凹凸やつなぎ目が少なく、手入れのしやすさに優れています。
ノンフィルタータイプが主流で、自動でレンジフードの内部を洗浄できるものなどもあり、機能性の高さが大きな魅力です。
ブーツ型
ブーツ型は広く使用されているタイプで、下部が広がったブーツのような形状をしています。
吸い込み口が広いため換気性能は十分ですが、内部にはフィルターがあり複雑な構造である場合が多く手入れが大変です。スリム型より安価なため、コストを重視したい人に向いています。
レンジフードのサイズは?
レンジフードはものによりサイズもさまざまです。レンジフードの各サイズを解説していきます。
レンジフードの幅のサイズ
レンジフードの幅は、60cm、75cm、90cmの3サイズが基本です。まれに70cmタイプや60cmより小さいコンパクトなタイプもありますが、ラインナップは少なく、選べる機種が限られます。
適切なレンジフードの幅はコンロのサイズにより異なります。調理中に発生する煙などをしっかり吸い込めるように、コンロ全面をしっかり覆えるサイズのものを選びましょう。
レンジフードを取り付ける高さ
レンジフードを取り付ける高さは、消防法によりコンロから80cm以上離れた位置と決められています。
また建築基準法ではコンロとレンジフードの下端の距離が100cm以下でなければならないとされているので、80cm以上100cm以下の範囲で取り付ける必要があります。
さまざまなレンジフードの商品例
レンジフードは、基本的に壁付け型と天吊型のどちらかから選ぶことになるでしょう。どのレンジフードもキッチンの形などによって選ぶべきタイプが異なります。では、それぞれのレンジフードの特徴などを見ていきましょう。
壁付け型レンジフード
壁付け型レンジフードは、レンジフードの後方部分と天井部分が壁に接着している状態になります。壁付け型レンジフードは、費用が比較的安価で工期が短いのが特徴です。
また、壁付けキッチンの場合は吊り戸棚とレンジフードが横並びに続き色も揃えられ一体になることが多いのですが、騒音がほとんど気にならないなど、メリットが多いレンジフードです。また比較的安価なため、費用をおさえて設置したい場合にもおすすめです。
横壁付型レンジフード
横壁付型レンジフードは主に対面式キッチンに用いられている、レンジフードの横部分と天井部分が接着しているタイプのレンジフードです。近年対面式キッチンが増加傾向にあるため、このタイプを選ぶ人が増えています。
対面式キッチンで横壁付型レンジフードを選ぶ場合は、スリム型などのデザイン性が高いレンジフードを選ぶことで、リビングやダイニングから見えた際にも圧迫感が少なくおしゃれな印象になるでしょう。
また、横壁付型レンジフードは取り付けに時間がかかるため、先程紹介した壁付けレンジフードよりも設置費用が割高になる傾向にあります。
天吊型レンジフード
天吊型レンジフードは、壁には接着しておらず天井だけで支えているレンジフードです。
レンジフードの中でもグレードが高いタイプで高機能なものが多く、設置に時間がかかります。そのため設置費用も高くなる傾向にあります。通常の天井の強度だけではフードの重さを支えることができず、補強工事が必要になります。
壁付け型よりも音がしますが、静音タイプを選ぶことでデメリットも解消できるでしょう。
天吊型レンジフードはデザイン性が高いため、より洗練された印象を与えてくれます。特にアイランドキッチンのようなデザイン性の高いキッチンにおすすめのレンジフードです。
お手入れが楽な人気のレンジフード
パナソニック、タカラスタンダード、クリナップ、TOTO、LIXILなど主要メーカー各社の掃除のしやすい工夫が施された人気のレンジフードの機能を紹介します。レンジフードを選ぶ時の参考にしてみてください。
ノンフィルタータイプ
ノンフィルタータイプのお掃除は普段は整流板をさっと拭くだけでお手入れが簡単です。LIXIL、TOTOなど多くのメーカーが採用しています。
自動おそうじファン機能
全自動おそうじファン付きのレンジフードです。
自動洗浄機能
給湯トレイにお湯を入れてスイッチを押すだけで、フィルターとファンが自動洗浄されます。パナソニックなど多くのメーカーで自動洗浄機能付きの製品があります。
コンロと連動して自動で換気するレンジフードはあるのか
販売されているレンジフードの中には、コンロに点火すると赤外線によって自動で換気する商品があります。また、このようなタイプはコンロを消火すると数分後に換気扇も自動で停止するため、消し忘れやつけ忘れを解消できます。
この機能を導入するには、レンジフードとガスコンロどちらも連動機能対応の機種にする必要があります。
しかし、赤外線を利用してレンジフードとガスコンロを連動させているため、2つの設備のメーカーが違っても、赤外線が搭載されているのであれば連動機能を利用できるでしょう。
DIYで交換できるのか?
費用を抑えるためにDIYでの交換を考える方もおられると思いますが、プロにお任せすることをおすすめします。
注意点その1
屋内配線は基本的に電気工事士の資格を持つ技術者以外は施工できません。電線接続を伴う工事は資格を持ったプロにお任せしましょう。
注意点その2
賃貸住宅の場合には、必ず事前にオーナーに確認を取りましょう。比較的簡単なリフォームでも禁止されている場合があります。
注意点その3
狭い台所内で重いフードを支えながらの作業は思いのほか難しく、失敗する場合もあります。多少費用が高くなってもプロにお任せした方が安心です。
レンジフード交換工事の方法
レンジフードの種類や現状などにより工事方法は様々です。基本的なレンジフードの交換方法についてご説明します。
既存のレンジフードの取り外し
養生を行い、フードの前幕板や横幕板を外してからフード本体を取り外します。電気配線はコンセントを抜けば済む場合と配線工事が必要な場合とがあります。ダクト部分も取り外します。
排気接続工事
既存の排気方向と新設するレンジフードの排気方法が異なる場合には、排気接続工事が必要となります。
本体設置工事
油汚れを取り除き設置準備をします。屋外のフードも取り外し、換気扇本体を設置します。ダクトの接続、電源の接続、固定部材を設置します。屋外のフードを設置し、前幕板と場合によっては横幕板を取り付けると完成です。
レンジフードの交換作業時間は?
レンジフードの交換作業にかかる時間は約2時間~約4時間が目安ですが、レンジフードのタイプにより変動します。
とくに元のレンジフードと違うタイプのレンジフードに交換するときは、ダクトの位置が違っている場合があるため、長時間の作業になりやすいです。
壁に直接取り付けるプロペラファンも、ものによって取付位置がことなるので交換に時間がかかることがあります。
修理や交換に掛かる費用
部品だけを修理する場合やレンジフード自体を交換する場合、それぞれの料金の相場をお教えします。
スイッチやモーターなどを修理する場合の費用
スイッチやモーターのみの不具合の場合、部品の交換だけで済む場合があります。
スイッチの交換
スイッチの破損やうまく作動しない場合には、スイッチ部分のみの交換が可能なことがあります。
工事費:約10,000円
スイッチ本体価格:約2,000円~5,000円
モーターの交換
モーターから異音がしたり回転が弱いなどモーターの不具合の場合、モーター部分のみを交換することもあります。
工事費:約10,000円
モーター本体価格:約6,000円~9,000円
レンジフードを交換する場合の費用
使用するレンジフードの種類、現状に伴う工法の違いなどにより料金が変わります。リフォーム業者によっても料金が異なりますので、複数社の見積もりを取って比較するのもおすすめです。
レンジフードの本体価格はプロペラファンのシンプルなタイプだと約1万~2万円、最新式の高機能なタイプになると約20万円近くになる場合もあります。
工事費:約20,000円
排気接続工事(必要な場合):約10,000円
横幕板(必要な場合):1枚約3,000円~6,000円
その他、解体費や加工費、廃材処分費などが発生することもあります。
レンジフード交換料金総額(一般的な相場):約40,000円~80,000円
上記の費用はあくまで一例であり、リフォーム会社ごとに費用が変わってきます。
レンジフードを交換する際には費用の違いに注意して、相見積もりを取りましょう。
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レンジフード交換費用を安く抑える方法は?
以下では、レンジフードの交換費用を安く抑える方法を3つご紹介します。
リフォーム業者に施主支給が可能か確認する
レンジフードを施主支給すると交換費用が抑えられることがあります。
施主支給とは取り付けて欲しい製品を施主が準備して、取り付けのみ業者に依頼するというものです。
業者に準備してもらうより自分でオンラインショップなどで購入したほうが安い場合が多いので、トータルコストを抑えられます。しかし必ずしも施主支給できるとは限らないので、事前に確認してから購入しましょう。
工事に余計なオプションを追加しない
レンジフードの交換工事をするときは、業者からオプションをおすすめされることがあります。オプションは魅力的に見えますが、業者に言われるがまま追加していると費用がかさんでしまいます。
本当に必要なオプションなのかを見極めて、余計なものを追加しないように気をつけましょう。
同じ工事内容で相見積もりを取る
安い費用でレンジフードの交換工事をしてくれる業者を見つけるときは、同じ工事内容で相見積もりをとることが大切です。
複数の業者から見積もりをとることで適正価格を把握できますが、工事内容に違いがあると比較できません。
一見、安価に見える見積もりも、実際は必要な工程が含まれていないだけといったことがよくあります。工事内容を一つ一つ比較し、同じ工事内容であることを確認したうえで比較することが大切です。
とはいえ、そもそも見積もりを依頼したいと思える優良業者を見つけること自体が難しく、探す時間がもったいないと感じる人も多いでしょう。そんなときは無料で手軽に相見積もりがとれるハピすむの利用がおすすめです。
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レンジフード交換の際の注意点は?
レンジフードを交換する際は、サイズやファンの種類など注意しなくてはいけないことがあります。ここではレンジフードを交換する際の注意点を4つ紹介します。
交換するレンジフードのサイズに気を付ける
レンジフードを交換するときはサイズに気をつけましょう。
とくに注意したいのはレンジフードの幅と高さです。
レンジフードの幅は、60cm、75cm、90cmとあらかじめ規格が決まっています。
コンロ全面がしっかり覆われるサイズを選ぶのが基本ですが、設計時に考慮されているはずなので既存のものと同じサイズを選んでおけば問題ないでしょう。
また違う型のレンジフードに交換する場合は、高さの調整が必要になることがあります。
とくにスリム型はフード下部の奥行きがあるので、ブーツ型と同じ高さで取り付けると圧迫感がでたり、頭に当たったりするかもしれません。事前にサイズを確認し、取付後のサイズ感をしっかりイメージしておきましょう。
交換するファンの特性を考慮する
レンジフードで多く使われているファンは、プロペラファンとシロッコファンの2種類です。プロペラファンとシロッコファンには以下の違いがあります。
ファンの種類 | プロペラファン | シロッコファン |
---|---|---|
価格 | ◎ | △ |
風量 | ◎ | 〇 |
騒音 | 〇 | △ |
手入れのしやすさ | △ | ◎ |
機能性 | △ | ◎ |
設置場所 | 壁付け | どこでも可 |
対応している型 | ブーツ型/スリム型 | スリム型 |
表からもわかる通り、プロペラファンは価格が安く換気性能に優れたファンです。壁に直接取り付けなくてはいけないので、アイランドキッチンのような壁に面していない場所では設置できません。
一方、シロッコファンは高価でシロッコファンより風量は劣りますが、手入れがしやすく機能性が高いのが特徴です。なかには自動洗浄できたり、コンロと連動できたりする機種もあります。
またシロッコファンはダクトを通じて外に排気するので、壁に面していない場所でも設置可能です。
コスパを重視するならプロペラファンを、スリム型のレンジフードを設置したい場合や機能性を重視した場合はシロッコファンを選ぶといいでしょう。
給気口の確保
レンジフードを交換するときは、給気を考慮しなくてはいけません。給気とは外の給気を室内に取り入れることです。レンジフードには基本的に室内の空気を外に出す排気機能しか備わっていません。
給気せずに排気を続けると、排気機能が低下したり、どうにか給気しようとサッシからの隙間風の音が大きくなったりすることがあります。
とくに気密性に優れた住宅では外気が室内に入りづらいので、給気不足が起こりやすくなります。排気と同時に給気も行える同時給排機能がついたものや、オプションで追加できるものもあるので検討しておきましょう。
賃貸物件で交換する場合の注意点
賃貸物件でレンジフードを交換するときは、まず大家さんに相談しましょう。
賃貸物件の所有者は大家さんなので、勝手に設備を交換すると後々トラブルになることがあります。
また経年劣化による設備の交換の際は、基本的に費用を負担するのは大家さんです。レンジフードが故障した原因がこちらの過失である場合は、当然借主が費用を負担することになります。
いずれにせよ賃貸物件の設備を勝手に交換することはおすすめできないため、まずは大家さんに相談してみてください。
レンジフードの交換はどこに依頼できるのか?
レンジフード交換の依頼先は、リフォーム会社やホームセンターなどさまざまです。レンジフード交換の依頼先と、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。
レンジフード取付専門業者
レンジフード取付専門業者は、レンジフードなど住宅設備の取り付けを専門的に行っている業者です。そのため、レンジフードに対する知識や経験が豊富な場合が多く、安心して任せられるでしょう。
また施主支給したレンジフードの取付にも対応してくれることが多いので、コストを抑えたい人に向いています。
ただしレンジフード取付専門業者は多数あり、必ずしも良質な工事を行ってくれるとはかぎらないため、業者の質の見極めが難しいのが難点です。
リフォーム会社
リフォーム会社は、住宅リフォーム全般を行っている業者です。キッチンリフォームの一部としてレンジフード交換を行っているケースが多いため、レンジフード交換を単独で行っていない場合があります。
またレンジフード取付専門業者と同様にリフォーム業者も多数存在しており、費用や施工技術にばらつきがあります。そのため、複数の業者から見積もりをとらないと優良業者を見極めるのは難しく、やや手間がかかります。
ハピすむなら必要事項を入力するだけで優良業者の見積もりを同時に比較できるので「レンジフードの交換は信頼できる優良業者に依頼したい」という人におすすめです。
ホームセンター
ホームセンターでもレンジフードの交換工事を受け付けている場合があります。店舗で実物を確認できるのがメリットですが、取り扱っている製品が限られていることが多いです。
また工事自体は下請けの業者が行うことがほとんどですが、施工業者の指定はできないため、工事の質が事前に判断しづらいというデメリットがあります。
家電量販店
家電量販店もホームセンターと同じく実物が確認できます。施工を下請け業者に依頼しているケースが多いですが、保証が充実していることが多いので施工不良があったときにも安心です。
実物を確認したい人、保証を充実させたい人は検討してみるといいでしょう。
キッチン・台所リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきたキッチン・台所リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は見積もり比較のステップへ行きましょう!
「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」
「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」
そんな方は、簡単に無料で比較見積もりが可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。
大手ハウスメーカーから地場の工務店まで全国1000社以上が加盟しており、キッチン・台所リフォームを検討している方も安心してご利用いただけます。
一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール
2級建築士、インテリアコーディネーター、住環境福祉コーディネーター。ハウスメーカー、リフォーム会社での建築業を幅広く経験。主婦・母親目線で様々なリフォームアドバイスを行う。主な担当は水回り設備リフォーム、内装コーディネート、戸建てリフォームなど。

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