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2022年10月21日更新

オール電化にするメリットとデメリットは?費用や注意点を具体的に解説

自宅をオール電化にリフォームすると、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?オール電化の仕組みと、ガスとの比較、太陽光発電設備と同時に施工する場合のメリットなど、オール電化に関する疑問や費用などについてご説明していきます。

オール電化のメリットやデメリットがわからない
オール電化の電気代はどのくらい?

上記のようにオール電化について疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。

本記事ではオール電化のメリットやデメリットなどの基礎情報に加えて、実際にオール電化にした場合の電気代などについて幅広く紹介しています。

この記事を読むことでオール電化にした際の注意点やオール電化にした際に変化する点などを把握できるため、オール電化への準備をスムーズに進めることができます。

オール電化に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

オール電化住宅とはどのようなものなのか?

オール電化住宅とは、住宅内の設備の動力を全て電気でまかなっている住宅のことです。

給湯やコンロなど、従来の家庭ではガスを使用していた設備についても電気で動く設備となっています。

そのため、ガス会社との契約が不要となり、光熱費からガス料金をなくし、光熱費を抑えることができるのです。

また、太陽光発電設備を自宅に設置することで電気代を抑えることができ、さらに光熱費を抑えることができます。

オール電化住宅のメリット

オール電化住宅にはさまざまなメリットが存在します。

ここではオール電化住宅のメリットについて紹介します。

ガス代がかからない

オール電化の住宅はガス代がかからないというメリットがあります。
基本的にガス併用の住宅は、ガスと電気それぞれに基本使用量がかかってしまいます。しかし、オール電化の場合は電気の基本料金のみになります。

そのため、ガス代の基本料金分を削減することができるので、オール電化であればその分光熱費を抑えられるということになります。

また電気は、使用時間帯に応じて電気プランを切り替えることもできるため、費用を抑えるための工夫が可能です。

災害時に比較的早く復旧する

オール電化に使用する電気は、災害時に比較的早く復旧するというメリットがあります。日本は地震や台風などの自然災害が多く、電気やガスが止まってしまう恐れがあります。

しかし電気は、ガスや水道に比べてライフラインの復旧スピードが最も早いため、オール電化であれば使用再開までのスパンを短くすることが可能です。

ライフラインの復旧に時間差が起きる理由としては、ガスが漏れていることが目視で確認できないため、安全確認や土木・配管工事などの復旧作業に時間かかるためです。

火事のリスクが下がる

オール電化の場合の調理はIHクッキングヒーターを使用します。
ガスを使わないため、火災やガス漏れによって起きる火災のリスクを下げることができます。

IHクッキングヒーターは磁力線を使用して鍋を発熱させる仕組みであるため、火を使用する必要がなく、引火などによって起きる火災の恐れがありません。

またガスを使用する際には、ガス漏れが起きてしまう可能性があります。ガス漏れは火災だけでなく、一酸化炭素中毒などの原因ともなるため注意が必要です。

リフォームの際には低金利ローンや補助金を利用できることも

オール電化にリフォームする際には、低金利のローンや補助金を活用することができる場合があるため、工事費用の実質負担額を抑えられる可能性があります。

オール電化のリフォームには初期費用がかかりますが、補助金や低金利のローンを使用することができれば、その分初期費用を抑えて工事することができます。

オール電化にすることによって、長期的に光熱費の削減などのメリットを得られやすいため、なるべく初期費用を抑えて費用の回収をさらに早められると良いでしょう。

自宅で電気自動車の充電ができる

オール電化にすることで、自宅で電気自動車を充電することもできます。電気自動車は本来であればステーションなどで充電を行う必要がありますが、オール電化はその必要がありません。

太陽光発電を設置している場合には、電気自動車への充電により蓄電池として利用することができ、それを家庭内の使用電力として供給することも可能です。そのため、電気代を削減できることにつながります。

電気自動車を使用している場合はオール電化がおすすめです。

オール電化住宅のデメリット

オール電化住宅にはデメリットも存在します。

ここではオール電化住宅のデメリットについて紹介します。

オール電化の料金プランは日中の電気代が高くなる

オール電化の料金プランを選択することで、日中の電気料金が高くなってしまうというデメリットがあります。これは契約する電力会社のプランによって変動はあるものの、一般的には夜間の電気料金が安く設定されているケースが多いためです。

それぞれのライフスタイルによっては、日中に使用する電力量の調整が難しいケースもあるでしょう。このような場合は電気代の節約にも限界があるため、契約プランの見直しや変更を行うと良いでしょう。

使用できない調理器具などがある

オール電化住宅にしてIHクッキングヒーターを導入することにより、使用ができない調理器具がある場合があります。ガスコンロ用として使っていた鍋やフライパンでは対応できない場合が多いため、IHクッキングヒーター対応のものに替える必要があるでしょう。

また、IHクッキングヒーターの使い勝手はガスコンロとは少々異なります。
鍋やフライパンがガラストップに接している状態でないと加熱されないため、ガスコンロのようにフライパンを振りながら調理することができなかったり、直火調理を活かす中華鍋を使用した料理なども難しくなります。そのため、料理にこだわりたい方には不便と感じることも場合もあるでしょう。

お湯の使用量に制限がある

オール電化住宅は、電気温水器やエコキュートを使用してお湯を沸かします。これらの給湯形式の場合、お湯の使用量には制限があります。

電気でお湯をつくるエコキュートなどは、タンク内の水を電気によって温めてお湯にします。そのタンク内に貯められた分のお湯を使用する方式であるため、お湯を使い過ぎてしまった場合タンク内のお湯がなくなってしまいます。

しかし、家族の人数に合ったタンク容量のもの、あるいはさらに余裕のあるタンク容量のものを選ぶことなどによっては、お湯切れを回避することもできるでしょう。またお湯が切れてしまった場合でも、時間はかかりますが再度お湯を沸かすことも可能です。

オール電化で変わる生活家電

オール電化住宅にすることで、使用する生活家電も変わります。

ここではオール電化で使用される生活家電を紹介します。

ガスコンロからIHクッキングヒーターに

オール電化住宅では、ガスコンロからIHクッキングヒーターに変わります。その主な違いは、鍋などを加熱するために使用する熱源です。

IHクッキングヒーターは、電気を使用して鍋底を発熱させ調理を行います。火を使用しないため燃え移りなど火災の危険性が少なく、比較的安全性が高いという特徴があります。

見た目だけでなく機能性の面でも優れており、ガスコンロのように五徳がなくフラットな天板であるため、掃除がしやすく、汚れや吹きこぼれの掃除が楽になります。

ガスコンロはガスを熱源とした火を使用して調理を行います。電気を使用しないため、停電時などでも調理が可能となります。使用できる調理器具も幅広いというメリットもあります。

ガス給湯器からエコキュートに

オール電化住宅では、ガス給湯器からエコキュートに変わります。
エコキュートは電気を使用してお湯を温めます。

エコキュートは電気と空気中の熱を利用してお湯を作り、そのお湯をタンクに貯めて使用します。火を使用しないため火災などのリスクが低く、光熱費を抑えることができるという特徴があります。

エコキュートは夜間の電気料金が安い時間帯にお湯を沸かすため、光熱費を節約することができます。また、お湯を貯めているため、災害時などにも非常用の水栓からお湯を出すことができます。

ガス給湯器は水をお湯にするために、火の燃料としてガスを使用します。またお湯を作る際にはガスによって水が通る配管を熱くし、その中で水を循環させることでお湯を作るため必要な時に必要なだけお湯を使用することができます。

床暖房をエコキュートで利用

オール電化住宅では、床暖房にエコキュートでつくった温水を利用します。エコキュートを使用した床暖房は、沸かしたお湯を床下に張り巡らされたパイプに通し、部屋の温度を床から暖かくします。

床暖房には電気ヒーター式と温水式がありますが、エコキュートの床暖房は温水式になります。

床暖房にエコキュートを使用することで、光熱費が抑えられるというメリットがあります。これはエコキュートを使用することによって電気使用量を低減できるためです。

注意点として、床暖房にお湯を使用することによって、それ以外の給湯に使用するお湯が足りなくなってしまうおそれがあります。追加でお湯を沸かすようなことになると電気代が高くなってしまうため、タンク容量の選定などには注意が必要です。

ガスストーブから蓄熱暖房機へ

オール電化住宅では蓄熱暖房機を使用することができます。蓄熱暖房機は耐火レンガを電気の力で加熱し、加熱したレンガの放熱を利用して暖房として使用します。

蓄熱暖房機は深夜電力の時間帯でレンガの加熱を行うため、日中の電力が高い時間帯には電気を使用せずに、蓄熱されたレンガの放熱だけで空間を温めます。この仕組みによって光熱費を抑えることができるというメリットがあります。

分譲マンションや賃貸マンションをオール電化にするメリットは?

一戸建て住宅ではなく、分譲マンションや賃貸マンションなどの集合住宅をオール電化にする場合、どのようなメリットがあるのでしょうか?

集合住宅の場合、気密性が高いため、ガスを燃焼させるコンロや暖房設備を利用すると室内の空気が汚れやすくなってしまいます。

オール電化なら床暖房やエアコンを使用するため、二酸化炭素などが発生せず、暖房中に換気を行う必要がありません。

また、IHクッキングヒーターを使用すると、ガスコンロとは違い、周囲の温度があまり上昇しないため、夏場などは調理時の室温の上昇を抑えることができます。

ただ、停電の際に設備が使用できなくなる点はデメリットです。

戸建て住宅の場合、太陽光発電設備やバッテリーを設置することである程度停電時でも電気を使うことができますが、賃貸、分譲問わずマンションなどの集合住宅では使用する電力量が多いため、バッテリーでは対処できません。

緊急発電設備などがあればある程度電力を供給することができますが、全体の電力消費量をまかなうのは難しいため、現実的ではありません。

しかし、電力は災害時の復旧が早いため、長い目で見れば生活への影響は少ないとも言えます。

太陽光発電設備と同時に契約するメリットとは

太陽光発電設備とオール電化を組み合わせると、日中の高い電気代を太陽光発電でまかなえるため、光熱費を抑えることができます。

また、日中の電力消費量が少ない場合は、発電した電力を電力会社に売却することで利益を得ることができるため、さらに光熱費を抑えることができるでしょう。

この電力を売却する仕組みを売電といい、オール電化住宅と同時に契約を行った場合は売電単価がやや割高になるというメリットもあります。

注意点として、太陽光発電設備を設置する場合、設置費用がかかるため、売電や光熱費の削減による利益によって設置費用が何年で回収できるか、十分に利益が出るかを考えておかなければなりません。

もし発電量が低く、売電や光熱費の削減による利益で住宅ローンの返済額を相殺できないようなら、オール電化のみに留めておいた方が良いでしょう。

分譲マンションをオール電化する費用相場と工事期間

分譲マンションがオール電化にできるのかなど、疑問を持っている方もいるでしょう。

ここでは分譲マンションのオール電化について紹介します。

分譲マンションはオール電化にできる?

現状オール電化ではないマンションをオール電化にリフォームすることは可能ではありますが、できないケースの方が多いです。

理由としては、障壁となるポイントが2つあるためです。

1つ目は、キッチンのオール電化リフォームの際に電気容量を増やすことが難しいためです。オール電化にした際に使用するIHクッキングヒーターなどは使用する電気容量が大きいため、後から容量を増やすことが難しいです。

そのため、分譲マンションでは管理組合に電気容量を増やすことができるか確認する必要があります。

2つ目は、エコキュートなどの温水器を設置するスペースが無く、設置できないためです。エコキュートはお湯を貯めておく大きなタンクが主な本体になっているため、どうしても広い設置スペースが必要になります。

エコキュートを設置する費用相場と工事期間

ここでは実際にエコキュートを設置することができた場合にかかる費用と相場について紹介します。

分譲マンションにエコキュートを設置する工事の費用相場は、約40万円〜約60万円です。この金額はエコキュートの形式や、タンクの容量などによって変動する可能性があります。

分譲マンションにエコキュートを設置する場合
費用相場約40万円〜約50万円
工事期間約1日〜約2日

IHクッキングヒーターを設置する費用相場と工事期間

IHクッキングヒーターを設置することができる場合の費用相場と工事期間が知りたいという方もいるでしょう。IHクッキングヒーターの費用相場は約10万円〜約20万円です。この金額はIHクッキングヒーターのグレードや配線状況によって異なります。

またIHクッキングヒーターの導入工事の工期は約1日です。本体の交換と電源工事などで約半日で終わるケースもあります。

分譲マンションにIHクッキングヒーターを設置する場合
費用相場約10万円〜約20万円
工事期間約1日

戸建てをオール電化する費用相場と工事期間

戸建てをオール電化にした場合にかかる費用の相場と工事期間を知りたいという方もいるでしょう。

ここでは戸建てのオール電化でかかる費用相場と工事期間について解説します。

エコキュートを設置する費用相場と工事期間

戸建てにエコキュートを設置する際にかかる費用の相場は約40万円〜約53万円です。この金額はエコキュートの形式や、タンクの容量などによって変動する可能性があります。

また戸建てにエコキュートを設置する工事の工事期間は約1日〜約3日です。この工事期間はエコキュートの形式や設置場所の状況によって変動します。

戸建てにエコキュートを設置する場合
費用相場約40万円〜約53万円
工事期間約1日〜約3日

IHクッキングヒーターを設置する費用相場と工事期間

IHクッキングヒーターの費用相場は約10万円〜約20万円です。
この金額はIHクッキングヒーターのグレードや配線状況によって異なります。

またIHクッキングヒーターの導入工事の工期は約1日です。本体の交換と電源工事などで約半日で終わるケースもあります。

戸建てにIHクッキングヒーターを設置する場合
費用相場約10万円〜約20万円
工事期間約1日

太陽光発電設備を設置する費用相場と工事期間

太陽光発電設備の費用相場は約100万円〜約150万円です。
この金額は購入するメーカーや住宅の状況によって変動します。

太陽光発電設備の設置にかかる工事期間は約2日〜約4日です。工事の期間は短いですが、発電した電力をすぐに電力会社に買い取ってもらうことはできません。契約を結ぶための申請や手続きには1ヶ月かかることもあります。

戸建てに太陽光発電設備を設置する場合
費用相場約100万円〜約150万円
工事期間約2日〜約4日

オール電化を導入する際に知っておきたい注意事項


オール電化を導入する際には、いくつかの注意事項があります。

ここでは、事前に知っておきたいデメリットをご紹介していきましょう。

1.停電時には熱源が断たれる

とても便利なオール電化ですが、万が一、停電になってしまった際には、全ての熱源が絶たれてしまいます。

ガスを併用している場合なら、停電時でもガスを使用して料理などができますが、オール電化の場合は、それが一切できなくなります。

しかしながら、最近では停電時にも利用ができる機器も増え始めていますので、これから導入を考えている方は、停電に対応できる機器を導入するとよいでしょう。

2.初期費用がかかる

オール電化住宅にする際には、かなりの初期投資費用がかかります。

給湯器やバスルーム、キッチンなどの設備を整えなければならないため、費用が高額になってしまうのです。

具体的には、IHクッキングヒーターとエコキュートを導入する際には、最低でも30万円~40万円ぐらいの費用がかかると言われています。

3.調理器具が限定される

オール電化に切り替えると、ガスコンロを使用できなくなるので、IHクッキングヒーターを使った調理しかできません。

そのため、火力の火加減で調理を楽しんでいた方は、何となく物足りなさを感じてしまうようです。

また、電気を通さない調理器具を使うことができないので、IH非対応の土鍋などでは料理ができません。

その様なタイプの土鍋を使用する際には、カセット式のガスコンロなどを用意することになります。

ガスストーブなども使えないので、暖房器具も買い替える必要があるでしょう。

お湯の使用量に上限がある

オール電化の住宅ではお湯の使用量に上限があります。これは電気式温水器やエコキュートがあらかじめ作ったお湯をタンクに貯めておく構造であるためです。

お湯を使用する量が多くなる場合は、タンクを大きくする必要があります。

日中に家にいると電気代が高くついてしまう

オール電化の住宅は日中に家にいて電気を使用すると電気代が高くなってしまうという特徴があります。これは深夜の電気料金が安い契約は昼間の電気代が高いという特徴があるためです。

エコキュートは深夜の電気料金が安い間にお湯を沸かすため、電気契約の内容は事前に確認をしておく必要があります。

オール電化とガス併用ではどのような違いがあるか

オール電化とガス併用の違いは、価格あたりの熱量の多さです。

IHクッキングヒーターや電気温水器などの電気で熱を作る機器に比べ、ガス給湯器とガスコンロは光熱費を安く抑えることができます。

給湯についてもガス給湯器ならその場でお湯を沸かすため、タンクにお湯を溜めているエコキュートと違い、そのまま飲用することが可能です。

ただ、コンロの火力については、IHクッキングヒーターの性能が向上していることもあり、ガスと電気で熱量に違いはほとんどありません。

日常的にお湯を利用したい、タンクに溜めたお湯の衛生状態が気になるという方はガス併用でガス給湯器を使用すると良いでしょう。

オール電化がおすすめの家庭

オール電化住宅は、基本料金が安い夜間に電力を用いて光熱費を抑えることができるのが最大のメリットです。

そのため、日中の電力消費量があまり高くないご家庭がオール電化に最も向いていると言えます。

特に夏場のエアコンや冬場の暖房設備は日中の高い電気単価によって光熱費を一気に押し上げてしまうため、日中でもこれらの設備を使用する場合は、リフォームの際に高気密住宅化を行い、空調性能を向上させておきましょう。

その他には、プロパンガスをお使いのご家庭にもおすすめです。

プロパンガスは基本料金が高いため、どうしてもガス代が都市ガスに比べて高くなります。

都市ガスへの移行が難しく、プロパンガス代を負担に感じているなら、オール電化へリフォームした方が光熱費を抑えることができるでしょう。

オール電化がおすすめできない家庭とは?

オール電化がおすすめできない家庭もあります。

オール電化がおすすめできないのは「日中に電気を多く使用する家庭」です。
オール電化は、深夜の電気料金が安い時間帯にエコキュートなどを稼働させて光熱費を削減します。

しかし、深夜の電気代が安いプランは昼間の電気代が高くなるため、日中に電気を多く使用するライフスタイルの家庭には適していません。

また「旅行や出張などで家を空ける期間が長い場合」もおすすめできません。

毎日の光熱費の削減によって長期的に初期費用を回収していくオール電化住宅ですが、光熱費がそもそも少ない場合は初期費用を回収できない可能性があります。

オール電化で光熱費は安くなる?

オール電化の最大のメリットは、お湯を沸かすときと暖房にかかるお金を抑えられるため、電気代が安くなる点です。

オール電化向けの電気料金プランには、夜間帯の電気代が安くなるプランがあります。料金が安い夜間の時間帯にエコキュートを利用してお湯を沸かしておくと、光熱費を抑えることができます。

エコキュートは電気料金が安い夜間にお湯を温めるシステムですから、通常の給湯器でお湯を沸かすよりもぐっと電気料金が安くなるのです。

特に、都市ガスよりも料金が高いプロパンガスを使用する地域では、ガス代がかなり安くなり、節約効果が大きいでしょう。

また、太陽光発電を屋根に設置すれば、自宅で発電した電気を使用することができます。

電気代が高く設定されている昼間には自家発電した電気を使用し、電気代が安い夜間だけ電力会社の電気を使用することで、電気代の節約が可能です。

さらに蓄電池を合わせて設置すると、夜間でも蓄電池に貯めた電気を使用でき、電気代ゼロの家が実現できるかもしれません。

逆に、オール電化にしたのに電気代が高くなる原因は、昼間に電気を使いすぎることです。

オール電化住宅向けの電気料金プランは、夜間より昼間の電気代が割高な設定になっています。

このため、昼間によく電気を使う場合は電気代が高くなってしまいますので、なるべく夜に電気を使うようにしましょう。

プランによって安くなる時間帯が少し異なりますので生活の時間帯にあったプランを選ぶとよいでしょう。

オール電化の平均的な料金は?

 
ここでは、オール電化の平均的な料金について、詳しく解説をしていきます。

オール電化にした場合の電気料金プランの単価

オール電化にした場合の電気料金プランを比較したいと考えている方もいるでしょう。

ここではそれぞれのプランを比較します。

通常電気料金のプランの1kWhあたりの使用料金は約19円です。対してオール電化対応の深夜電気料金は1kWhあたり約17円です。

しかし通常料金プランは、契約内容によっては使用する電気量で金額が変動します。
一定の電力量を超えると1kWhあたりの単価が高くなるため、注意が必要です。

またオール電化の電気プランでは、昼間の電気料金単価が高いため注意が必要です。

一般家庭の電気+ガス+灯油代平均額より安い

オール電化の電気代と、一般家庭の「電気+ガス+灯油代」を比較してみましょう。

・オール電化の電気代平均額191,753円/年(15,979円/月)
・一般家庭の電気+ガス+灯油代の平均額202,543円/年(16,878円/月)

一般家庭の「電気+ガス+灯油代」の平均額と比較すると、オール電化の電気代平均額は年間10,790円、1か月では899円安くなっています。

ただ、使い方や家族構成によっては、オール電化の料金はもっと下がる可能性もあるでしょう。

オール電化住宅の世帯別⽉間平均光熱費

オール電化住宅の世帯別⽉間平均光熱費の表がこちらになります。

世帯人数⽉間平均光熱費
1⼈暮らし10,751円
2⼈家族12,904円
3⼈家族14,454円
4⼈家族以上14,914円

1人暮らしでも⽉間平均光熱費は10,751円かかり、3人以上になってくると、料金の上昇が緩やかになっていく点をおさえておくとよいでしょう。

まとめ

ここまでオール電化住宅について紹介してきました。
一見メリットが大きいオール電化に見えますが、条件に合わない場合は初期費用が回収できずに損をしてしまう可能性もあるため注意が必要です。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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