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2019年02月12日更新
キッチンの壁紙選びのポイントは?貼替え費用も解説
キッチンリフォームで壁紙を貼替える場合、どのような点に注意して壁紙を選ぶといいのでしょうか?油汚れへの対処や耐熱といった機能面から、タイル模様やレンガ模様などのデザイン面まで、キッチンの壁紙選びのポイントと費用についてご紹介します。
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- 監修者下久保彰
キッチンの壁紙選びのポイント

キッチンの壁紙を選ぶ際には、どのようなポイントに注意して選ぶと良いのでしょうか?
まずはデザインの面から考えてみましょう。
キッチンのベースとなる壁紙は無地が無難
壁紙にはタイル柄やレンガ柄といった特徴のあるものや、無地でシンプルなもの、目立つ色合いのものなどさまざまなデザインの製品がラインナップされています。
そのため、いざリフォームで壁紙を交換しようとした場合、どのデザインがキッチンに向いているか判断しにくいようです。
キッチンは元々、調理家電や収納家具など、他の部屋に比べて雑多なデザインの製品が並ぶ傾向があるため、デザインの統一感を作りにくいという特徴があります。
そのため、キッチンの壁紙を貼替えたいという場合には、無地で落ち着いた色合いの壁紙を選んだ方が、比較的全体のデザインバランスをとりやすいのです。
また、調理家電やシステムキッチンのカラーリングやデザインが統一されている場合には、壁紙も同系色でやや薄い色合いにすることでより統一感を増すことができるでしょう。
もし、調理家電の色がばらばらで既に統一感がないような場合には、白系のシンプルな壁紙ならある程度バランスをとりやすいのでおすすめです。
模様のある壁紙を取り入れたい場合は腰壁やアクセントロスがおすすめ
おしゃれな模様が入っている壁紙を使いたい場合には、キッチン全体に使用するのではなく、アクセントとして使用すると良いでしょう。
例えば、アクセントクロスとして用いるのなら壁の一面だけを模様が入っているものにしたり、腰壁部分に模様が入っているものや、タイル、レンガ調の壁紙を使ったりするのもおすすめです。
模様入りの壁紙以外の部分については、シンプルなデザインで模様入り壁紙の同系色の製品を選ぶと、統一感が増しておしゃれな空間となるでしょう。
また、腰壁として板材を貼付け、腰壁以外の部分に模様入りの壁紙を貼るというのもおすすめです。
この場合は腰壁に使用する木材の色合いにもよりますが、腰壁より薄い色合いの壁紙を使用するとバランスが良くなります。
壁のデザインについては、足元側を暗く、上側を明るくするとバランスが取りやすいと言われていますが、組み合わせ次第で上手くまとまる場合もありますので、リフォーム会社に依頼しシミュレーションしてみると良いでしょう。
ダイニングキッチンの場合は暖色系の壁紙がおすすめ
ダイニングキッチンの場合はキッチンのみの場合と違い、食事や団らんスペースとしても活用することになりますので、壁紙は暖かい色合いにすると良いでしょう。
暖色の壁紙は食欲増進効果があるので食事をより美味しく食べることができるようになりますし、何より視覚的に落ち着きを与えます。
また、やや濃いめの壁紙にしておけば、油煙などによる壁の汚れが目立ちにくくなるため、食事の際に気分を害する可能性を抑えることもできるでしょう。
汚れ対策については、汚れを防止するタイプや油汚れが落としやすいタイプの製品もリリースされていますので、暖色系かつ汚れにくい、掃除しやすい製品を選べば、より快適にダイニングキッチンを利用することができます。
ダイニングキッチンの壁紙については、照明との組み合わせでもイメージが大きく変わるため、調理時の照明と食事の際の照明を切り替えたい場合などは注意が必要です。
リフォーム会社では、サンプルやシミュレーターによる貼替えイメージの確認を行っている場合も多いので、より壁紙にこだわりたいという方は試してみると良いでしょう。
キッチンに向いている高機能タイプの壁紙と製品の種類

キッチンの壁紙にはデザイン面も重要ですが、機能面で選ぶ場合はどのようなものを選ぶと良いのでしょうか?
キッチンでよく用いられる高機能タイプの壁紙についてご紹介します。
防汚や消臭機能がある壁紙はキッチンに最適
調理の際にはどうしても油煙や食材、調味料の飛散が起こるため、気をつけていても壁紙は汚れてしまいます。
そのため、キッチン用の壁紙には表面に特殊なコーティングを施すことで汚れの付着を防止できる製品や、簡単に手入れを行えるものなどがおすすめです。
また、壁紙に消臭機能を持たせた製品もあり、このタイプの製品を用いることで室内の残り香を抑え、より快適にキッチンを利用することができるでしょう。
注意点として、汚れ防止や消臭機能が追加されている壁紙でも、完全に汚れや臭いを防止することはできません。
汚れたらこまめに掃除を行うことが壁紙の状態を保つためには必須となりますので、利便性を重視するなら掃除がしやすい壁紙がおすすめと言えます。
不燃認定汚れ防止壁紙はコンロ周りの壁紙に向いている
壁紙には一般的な紙製のものの他に、高熱や火さらされても変化しにくい、燃えにくいという特徴のものもあります。
このような燃えにくい壁紙は不燃認定壁紙と呼ばれており、キッチンについては天井や壁なども難燃素材を用いるという法令が定められているため、リフォームの際には必ずこのタイプの壁紙を利用しなければなりません。
ですが、壁紙については難燃よりさらに燃えにくい不燃タイプの製品もあるため、コンロ周りなどのより高温になる箇所、火に晒される可能性が高い箇所についてはこのような製品がおすすめです。
また、コンロ周りへの利用を目的として、不燃かつ汚れ防止が施された製品もありますので、汚れ対策と安全対策を同時に行うこともできます。
コンロ周辺はどうしても汚れが飛び散りやすく、熱によって壁紙が変色するなどの問題も起こることがありますが、不燃認定汚れ防止壁紙なら両方の問題に簡単に対処することが可能です。
通常の壁紙に比べてやや割高ではありますが、ランニングコストや安全性といったメリットがありますので、こまめに壁紙をリフォームしたくないという方はこのタイプの製品を選ぶと良いでしょう。
キッチンの壁紙の貼替え費用の目安
キッチンの壁紙を貼替える費用は、1平方メートルあたり約800円が相場です。
これは、量産タイプの壁紙を使用する場合の費用で、デザイン性の良い壁紙や機能付きの壁紙を使用する場合は1平方メートルあたり約1,200円からが目安となります。
アクセントクロスとして壁の一部に別の壁紙を使用する場合や、2種類の壁紙を使い分ける場合の費用については、使用する壁紙の面積を足し合わせたものが費用の目安です。
しかし、2種類以上の壁紙を使用する場合については、組み合わせ方によって通常の施工に比べて作業手順が複雑になることもあるため、施工費用がやや追加となることもあります。
また、レンガ調やタイル調など、通常の壁紙に比べて大きな加工が施されている製品についても、1平方メートルあたりの単価はやや割高です。
費用について細かく知りたい、きちんとした目安を調べたいという方は、使用する壁紙とデザインを決めた上でリフォーム会社に相談し、シミュレーションと見積りを依頼すると良いでしょう。
業者に話す前にもう少し検討を進めたい場合は、大手クロスメーカーのホームページやWebカタログにあるシュミレーションサイトで色々と楽しみながらイメージをまとめて行くのも良い方法でしょう。
壁紙・壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた壁紙・壁リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
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