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2019年01月19日更新
マンションの収納拡大リフォームにかかる費用や価格は?
マンションでは限られたスペースを有効活用しなければいけないため、一戸建てに比べて収納が少なくなりがちです。洗面脱衣所やキッチン、玄関、ベッドルーム、トイレ、リビングなど、部位ごとに収納を増やすアイデアと、リフォーム費用についてご紹介します。
マンションで収納を増やすためにはどんな方法があるのか
マンションの場合、一戸建てと違って増築などの方法で建物の面積を増やすことが難しいため、収納空間を増やすためには限られたスペースを有効活用しなければなりません。
マンションの収納スペース増設では、どんなアイデアやプランが用いられているのでしょうか?
リフォーム工事はできるだけ一括一度に済ませる事が安上がりとなります。
各部位、各部屋のリフォーム方法と、費用について調べてみました。

トイレの収納を増やす方法
トイレの収納を増やすためによく用いられている方法は、タンク部分の上の空間などの空きスペースに棚を設置する方法です。
棚は、扉付きのものと板を張って簡易的な棚を設置するものとがあります。
扉付きの場合は内部が見えないため、色々な荷物を収納していてもスッキリとした見た目になりますし、扉無しの場合は出し入れが簡単ですので、使い方に合わせて選ぶと良いでしょう。
実例では、扉付きの棚を設置する場合が約3万円から、開放型の棚を設置する場合は約1万円からとなっています。
キッチンに収納を増設するための方法と費用
キッチンに収納を増やす場合は、空いた空間への食器棚を設置や、天井付近の空間に棚を設置、または収納スペースが大容量なシステムキッチンへと交換するなどの方法があります。
一戸建てなら床下に収納を作るという方法もあるのですが、マンションの場合は構造上床下に空間が無いため、床下収納をリフォームで作ることは難しいでしょう。
実例では、食器棚の設置が本体価格を含めて約4万円から、吊り戸棚の場合は約3万円から、システムキッチンの交換は約60万円からとなっています。
吊り戸棚では、高さの問題で中身が取り出しにくくなることがありますが、棚ごと荷物を引き出せる昇降機能付きのものもありますので、不安な方はこちらを選ぶと良いでしょう。
昇降機能付きの吊り戸棚の設置費用の相場は、約10万円からです。
洗面脱衣所に収納を設置する方法と費用
洗面脱衣所に収納を増やす方法については、キッチンと同じく戸棚や収納家具を設置するという形になります。
また、洗面化粧台でも鏡の裏に収納が追加されている製品が販売されていますので、棚や新しい家具などを増設する余裕が無い場合は洗面化粧台の交換でも対応できるでしょう。
工事費用の相場は、収納棚の追加が約3万円から、壁面への棚の増設が約2万円から、洗面化粧台の交換については約13万円からとなっています。
リビングに収納を追加する方法と費用
リビングに収納を増やす場合には、壁面への棚の取り付けや、テレビ台を収納付きのものに交換する、家具を作り付け棚に変更して壁一面を収納として利用するなどの方法があります。
リビングの広さの問題であまり大きな収納を取り付けることができないという場合には、天井付近にのみ吊り戸棚や棚を取り付けるという方法を採ると良いでしょう。
ただ、壁の上部に棚を取り付ける場合、高さを工夫しなければ荷物の出し入れが難しくなってしまいますし、低すぎると頭をぶつけるなどの事故の原因となってしまいますので、施工位置には注意した方が良いでしょう。
工事費用は、壁一面に収納家具を設置したプランで約50万円、吊り戸棚なら約5万円、収納付きの大型テレビ台については約10万円が相場のようです。
ただ、デザインを重視してオーダーメイドのものを使用する場合はもう少し費用が高くなりますので、予算内で何処までこだわれるかはリフォーム会社とよく相談して決めると良いでしょう。
ベッドルームに収納を増やす方法と費用
ベッドルームの収納リフォームは、基本的にはリビングと同じです。
新しい収納家具の設置や、壁面への収納棚の増設などが主な手法となります。
ただ、お使いのベッドの下部に空きスペースがある場合は、カラーボックスや衣装ケースなどを追加して収納を増やすことができるので、比較的簡単に収納を増やすことができるでしょう。
布団で寝られている方や、空きスペースが無いタイプのベッドをお使いの方は、この機会に収納付きのベッドや、高さがあり、下部に色々納められるタイプのベッドを選ぶのもおすすめです。
ベッドの交換については購入するベッドのグレードによって価格が大きく変わるため、購入価格は、安価なものなら約2万円から、高価なものなら約10万円からが相場となります。
カラーボックスや衣装ケースについては、ホームセンターなどで1個あたり約1,000円から購入できるので、アイデア次第で安く収納を増やすこともできるでしょう。

玄関の収納を増やす方法とは
玄関の場合は靴箱を大きなものに交換したり、靴箱を設置していた部分に作り付けの収納棚を取り付けたりすると良いでしょう。
玄関はどうしてもスペースの余裕が無いことが多いため、大きな靴箱や収納を取り付けるのが難しい場合は、間取りの変更や全面改修などを行い、シューズクローゼットを作ってしまうのもおすすめです。
施工費用については、靴箱の場合が約1万円から、作り付け収納を設置する約3万円から、玄関の全面改修とシューズクローゼットの設置が約50万円からとなっています。
間取りの変更や室内の全面改修で収納を増やす
マンションでは、間取りの都合により、あとから収納を増設しようとしてもスペースが足りずに満足のできるリフォームができないこともあるでしょう。
これを解決するためには、フルリフォームによる間取りの変更という方法があります。
間取りの変更を行えば、ある程度自由にウォークインクローゼットや埋め込みタイプのような大規模収納を増やすことができますし、収納家具を設置する場合に比べて部屋のデザインへの影響も少なくなるでしょう。
できれば省エネ工事、耐震工事、バリアフリー工事なども同時に済ますことをお勧めします。
ただ、全面改修や間取りの変更はどうしても大がかりな工事となるため、施工費用は高めです。
施工費用は、4LDKのマンションを収納付き3LDKに全面改修した事例では、総額約900万円、部屋数を変えずに収納だけを増やした事例でも約600万円となっています。
自宅を全て改修すると間取りの自由度が上がるというメリットがありますが、このように多額の費用がかかってしまうので、予算的に厳しい場合は部分的に改修すると良いでしょう。
部分的な間取り変更なら、リビングとキッチンのリフォーム及び間取り変更を約300万円でリフォームできたという実例もあります。
住宅リフォームの減税や補助
住宅の全面改修やリフォームには各種の減税や補助金の制度があり、一定の条件で支援を受けることができます。
省エネ工事、耐震工事、バリアフリー工事といったリフォーム工事をすることで所得税の減税だけでなく固定資産税も工事によっては減税対象となる場合があります。
補助金については、各自治体により各種の制度が増えたり、内容が変化していますので最新の情報を確認しておきましょう。
部屋リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた部屋リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は見積もり比較のステップへ行きましょう!
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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