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2019年02月12日更新

民泊施設転用のための内装工事費用は?パターン別費用を徹底解説

住宅に内装工事を行い民泊施設にするために、どのくらいの費用がかかるのでしょうか?Airbnbなどでも使える民泊施設の内装工事費用や工事前に必要な民泊運営の申請方法、魅力的な民泊にするポイントについてご紹介していきます。

住宅を民泊施設に転用する前に知っておくべきポイント

民泊施設転用のための内装工事費用は?パターン別費用を徹底解説

 
住宅を民泊用に使用するにあたり、事前に知っておくべきポイントとして「住宅宿泊事業法」があります。

Airbnbなどで個人の住宅を民泊施設として利用するケースが増えている中、2018年6月15日に施行された新しい法律です。

内装工事などに着手する前に、内容を一通り抑えておく必要があります。
 

住宅宿泊事業法での住宅の定義

 

住宅宿泊事業法では建物に関する幅広い規定がありますが、住宅を民泊用としてリフォームする際に関わってくる、住宅の定義についてのみご説明します。

都道府県へ届け出を提出し、民泊利用の申請を行うことで、民泊施設として住宅を使うことができます。

ここで「住宅」と呼ばれる施設には設備条件と居住条件を満たしている必要があります。

  • 設備要件
  • 「台所」「浴室」「便所」「洗面設備」

  • 居住条件
  • 「現に人の生活の本拠として使用されている家屋」
    「入居者の募集が行われている家屋」
    「随時その所有者、賃借人又は転借人の居住の用に供されている家屋」

詳しくは、民泊制度ポータルサイトでご確認ください。http://www.mlit.go.jp/kankocho/minpaku/overview/minpaku/law1.html

また、

  • 住宅専用地域内でも営業が可能
  • 営業日数は1年のうち180日以内(国土交通省令・厚生労働省令で定めるところにより算定)
    という点も抑えておいてください。

「民泊制度運営システム」と呼ばれるところからオンライン上での届け出が可能ですので、民泊施設として利用を開始する前に行っておきましょう。

賃貸住宅を民泊に利用する場合の注意点

賃貸物件では、民泊などで居住者以外の人に部屋を貸し出すこと(また貸し)は原則として禁止されています。

賃貸マンションの1室を民泊施設として貸し出したいと思っても、管理規約などで民泊運営が出来ない物件もあります。

この場合、民泊施設として営業してしまうと賃貸契約自体が解除される可能性も否定できませんので、リフォーム前に貸主の許可などを忘れずに得ておきましょう。
 

住宅を民泊施設に転用する際の内装工事にかかる費用目安

 
実際に住宅を民泊用として利用する際の、内容と工事費用についてご紹介していきます。

相場としては2DK〜3DK(33平方メートル以上)の広さで、約150万円〜200万円が目安です。具体的な内訳や、部屋や設備における工事の費用について詳しくみていきます。
 

マンションの1室の内装工事

1LDK〜2LDKのマンション(50平方メートルほど)の1室においてスケルトンの段階まで解体し、内装工事を行う場合、合計で約500万円〜1,000万円ほどが相場となっています。

外国人向けの和室にリフォームする場合

海外からの旅行者が利用しやすいように、トイレやお風呂のサイズを大きくするといった工事も必要になるでしょう。

トイレの和式から洋式への取り替えは約40万円前後かかります。ユニットバスの施工には本体の金額として約50万円〜100万円がかかるほか、工事費として約20万円〜80万円がプラスされます。

外国人向けに和室を取り入れる場合、フローリングから畳へ変更する際の相場は約50万円となっています。

住宅を民泊施設に転用する内装工事費用のポイント

具体的な費用の内訳では、お風呂やトイレ、キッチンなど水回りの設備が最も高額です。

また、床への防音材施工、押入れのクローゼットへの変更、浴室乾燥機の追加、エアコン工事、扉や間仕切りを変更する工事などは金額が高くなりやすいようです。

最も安いのは壁紙の張替えで、1平方メートルあたり約1,000円前後で済む場合もあるようです。また、フローリングの表面だけの上張り(タイルカーペットの上張りなど)やペンキといった工程も比較的安くなっています。

ただし、壁材や床材のグレードや種類によって金額は異なりますので、どの資材を選ぶかもポイントです。

内装工事費用を抑えるためには、水回りを含む大掛かりな工事を避けて、内装をきれいにすることを意識すると良いかもしれません。
 

住宅を魅力的な民泊施設に仕上げる内装工事のポイント

民泊施設転用のための内装工事費用は?パターン別費用を徹底解説

 
魅力が感じられる民泊施設にするための内装工事には、どのようなポイントがあるのでしょうか。工事前に確認しておきましょう。
 

写真の印象が良い内装を作る

ほとんどの民泊はインターネット上の情報で、宿泊するかを判断されます。民泊サイトなどでは紹介される写真の見栄えがとても重要です。

同じ立地条件や設備の条件下の物件であれば、最後の決め手はイメージであることがほとんどなので、見栄えの良い内装に仕上がるようにします。

例えば壁紙を白系の色にするだけで清潔感が高まり、広く開放的な空間に見えます。好みが分かれそうな個性的な装飾よりも、シンプルかつモダンな雰囲気に全体を統一させると、好感度も上がるでしょう。

また、海外から訪れる外国人の利用も見込み、特に日本らしい宿泊施設を外国人が好む傾向を生かして、和風な内装にするのもおすすめです。

セキュリティー面を強化

物件の安全性も、民泊として利用してもらう際に、非常に大切になってきます。必要なセキュリティ面の強化も内装工事の際に行いましょう。

玄関などの出入り口や大きめの窓などの鍵は機能しているかをチェックし、壊れている場合は速やかに修理してください。

最近ではスマートフォンで施錠の操作や確認ができる「スマートロック」も便利で好評です。比較的に取り付けも容易なので、導入できる場合は検討してみてはいかがでしょうか。

他にも、玄関への動線や道路に面した軒下に防犯カメラを設置するのもおすすめです。安心して利用できる民泊施設であるというアピールにもなります。
 

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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