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2019年02月12日更新

民泊施設改築におけるフローリング張替費用は?パターン別に解説

マンションの空室を有効に活用する手段として、民泊が注目されています。民泊施設の稼働率を上げるためには、インターネット上に掲載する写真や、口コミで伝わる「清潔感」が重要です。そのため、住宅を民泊施設に改築する場合、汚れたフローリングを新しく張替えることが基本となります。今回は、民泊施設に向いたフローリングの改築にはどの程度の費用がかかるのかや、ポイントと注意点を解説します。

民泊施設改築におけるフローリング張替費用は?パターン別に解説

民泊施設改築におけるフローリング張替費用は?パターン別に解説

 
フローリングの張替え費用は、張替えるフローリングの面積と、張替え作業の工程の数によって異なります。また、合板フローリングにするか、無垢のフローリングにするかという、フローリングの価格の違いでも変わります。

価格帯は広く、簡単には出せませんが、例を挙げながら、費用と工期の目安をご案内します。
 

物件全室と廊下のフローリングを張り替える場合の費用と工期

物件全室のフローリングを廊下と共に張替えると、施設全体の統一感が生まれ、すっきりしたイメージになります。

民泊物件には様々なタイプがありますが、一般的な1ベッドルーム(リビング)+キッチン+廊下のフローリングを張り直す場合の費用は、約60万~約100万円かかります。工期は、約2週間必要です。

和室の畳をフローリングに張替える場合の費用と工期

和室の畳をフローリングに変更して、ベッドを置くことも、民泊の改築では一般的です。フローリングに変更することで、畳を裏返すなどのメンテナンス作業を減らすこともできます。

畳はフローリングよりも厚みがあるため、畳を外した、そのままフローリングを張ることができません。フローリングが敷居のラインと同じになるように、下地の調整が必要になります。費用は約35万~約65万円、工期はおよそ3日以上かかります。

和室は、柱が壁面より張り出しているデザイン(真壁)になっていることが多く、見た目が気になる場合は、障子や襖とともに、変更が必要になる場合があります。

フローリングを畳に張替える場合の費用と工期

訪日外国人は畳を好む傾向があるため、フローリングを畳に変更し、民泊施設としての魅力につなげられる場合もあります。畳は多目的に使えるほか、イグサの香りなど天然素材を楽しめ、日本らしさを体験してもらえます。

この場合も、フローリングよりも畳が厚いために、部屋の扉が開かないなどの不具合が出ないよう。根太などの組み替えが必要になります。費用は約20万~50万円で、工期はおよそ3日以上かかります。

張替え以外に、フローリングで仕上げられたリビングの一部に畳を敷き、畳を置くスペースをつくる方法もあります。
 

住宅を民泊用施設に改築する際のフローリング張替えのポイント

 
フローリングの張替えには、通常のリフォームと同様に工事を進める過程で、想定外の費用が発生することがあります。

どんな費用が発生する可能性があるのかを知っていれば確認もでき、急な増額にも慌てません。フローリングの張替えで確認したい点や、工期短縮、安さにつながるポイントをご紹介します。
 

既存のフローリングをはがす工事で、普段見えない下地の状態を確認できる

既存のフローリングや畳をはがすと、普段は目にすることのない、下地の状態を確認することができます。

フローリングや畳を支える下地材が、経年劣化や湿気で傷んでいる場合は、補修が必要になります。早めに傷みを発見できれば、簡単な補修で対応できます。

歩くとフローリングがフワフワしたり、きしみ音がしたりする場合は、下地が傷んでいる可能性が高いです。床下の状態は、長く住宅を維持するためには重要なポイントですので、改築の機会に丁寧に対応したい箇所です。

補修費用は、傷みの範囲によって異なり、約5万~15万円になります。また、傷んだ下地材を新しくする場合は、廃材の処理費用も加算されます(約1万円~)。

はがして状態を見ないとわからない部分ですので、補修費用は用意しておいた方が安心です。

フローリングの重ね張りでコストをおさえる

既存のフローリングの上に、新しいフローリングを重ねて張る工法(レイヤー工法)は、既存のフローリングの撤去と処分が必要ないため、コストをおさえることができます。

また、工事中の音やほこりの発生も減らすことができ、工期も短くなるメリットがあります。

重ね張りでは、既存のフローリングに「たわみ」や「ゆがみ」がない状態かの確認が必要です。重ね張りのフローリングは薄いため、既存のフローリングの影響を受けやすくなります。そのため、既存のフローリングにたわみがあると、きれいに仕上がりません。同じ状況が起きるだけでなく、症状が進んで補修をする場合、重ね張りをした費用が無駄になってしまいます。

また、重ね張り用のフローリングを、既存のフローリングの上に重ねるため、その分の厚みが増します。生じてしまう床の段差を解消するため、見切り材での対応や、扉の調整が必要になります。

フローリングの重ね張り工法の費用は、貼り付けるフローリングの価格によって異なり、6帖サイズで約8万~15万円になります。工期は最短1日と短めです。

マンションのフローリング張替えは、管理規約の防音規定に準じなければならない

マンションでは、階下の部屋の住民は他人です。そのため、音の問題には十分配慮しておくことも、民泊施設としてスムーズに運用していくために重要になります。

吸音効果のあるカーペットや畳をフローリングに変更する場合は、特に注意が必要です。そもそも規約で禁止している場合や、遮音性能の高い等級のフローリングに限定している場合もあります。

改築前に、必ず管理規約を確認し、防音規定に沿った遮音性能のフローリング材を使用します。遮音性能の高いフローリング(等級はL-40などと表記されます)ほど、価格は高くなります。遮音等級の表示がメーカー自主表示によりΔL等級によって表記、または併記されるようになってきていますので読み替えて判断し、管理組合や施工会社にご相談ください。

また、防音性能のない無垢のフローリングを選ぶ場合は、無垢のフローリングが禁止されていないかを確認し、下地材で防音基準をクリアしなければなりません。
 

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社フレッシュハウス 樋田明夫

株式会社フレッシュハウス

樋田明夫

フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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