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2019年02月21日更新

一軒家売却のコツ!失敗しない業者の選び方

一軒家とマンションの売却では、売却までの流れやコツに違いがあります。今回は、一軒家を売却するときに、知っておきたい知識や情報と、スムーズに売却するためのコツをまとめました。

一軒家の売却は難しいってホント?

一軒家 売却

一軒家はマンションの売却に比べて難しく、売却までの期間も長くなると言われています。
なぜそのように言われているのか、一軒家の売却の特徴を知れば、理由を理解することができます。

また、理由がわかれば、売却時に対策が可能な内容がわかります。

一軒家の売却傾向

将来は一軒家を持ちたい、という願望を持つ人は多くいます。

都心では、交通の便の良い場所にはマンションが建ち、一軒家の数が少なくなります。
また、少ない一軒家の価格は高くなり、手が届きにくくなります。

そのため、地方や郊外の一軒家の方が、需要と供給が多くなります。
都心でも一軒家は売却できますが、郊外や地方の物件を求める人が多くなるため、都心より郊外の一軒家が売りやすい傾向がある言えます。

一軒家が売れにくいと言われる理由

一軒家購入=新築

日本人には、まだまだ「新築信仰」が根強くあります。
買うなら新しい家を!という人が多いため、中古物件が売れにくくなります。

注文住宅の場合は仕様も個性的

注文住宅は、建てる人の夢がつまった住宅の建築を実現できます。
しかし、注文住宅を売却することになったとき、建てるときにこだわった自分のための仕様が、万人には受けないこともあります。

つまり、一般的な3LDKなどのシンプルな家と違い、部屋数が少なかったり、ほかの人にはいらない装飾があったり、使い勝手が悪かったりということになり、それらが壁となって売却に時間がかかってしまうことがあります。

買主にとって確認事項が多い

マンションの場合は、鉄骨鉄筋コンクリート造や鉄筋コンクリート造、鉄骨造などの構造で、共用部は管理会社で管理します。

それに対して、一軒家の場合は木造が多くなり、全てにおいて買主が管理します。
そのため、マンションに比べて確認しておきたい項目が多くなり、購入に対して慎重になります。
結果的に、購入の決定までに時間がかかることが多くなります。

買主はどんな項目を確認したいのか、下記にまとめました。

  • 建物のメンテナンスやリフォームはどの程度されているか

メンテナンスがきちんとされている家は、家の傷みが少なく長持ちします。
どの程度メンテナンスされているかは、家の状態を知るうえで重要になります。

白アリ被害の予防、基礎や柱に腐った部分がないかなども、確認しておきたい点です。

また、リフォームの状況を知れば、購入後にリフォームが必要かどうかの目安にすることができます。

  • 土地の権利と境界線がはっきりしているか

土地の権利者が売り主であり、購入した時にスムーズに登記ができるかも重要確認事項です。
また、近隣との境界線がはっきりしているかも、のちのトラブルを避けるためにも確認しておきたい項目です。

土地が私道に面している場合は、私道の所有者や、私道に関する取り決めの確認も必要です。

逆に言えば、買主が確認したいこれらの事項に、回答を明示できれば、スムーズな売却に結びつく可能性が高くなります。

旧耐震基準の一軒家は住宅ローン減税が利用できない

1981年(昭和56年)6月1日以降に確認申請を受けた建物は、より地震に強い「新耐震基準」が適用されています。

1981年以前の古い物件を購入する場合は、「旧耐震基準」の住宅となり、住宅ローン減税を利用できません。

古い物件でも、建て主のこだわりで新耐震基準を満たすような物件も存在します。
しかし、住宅ローン控除は金額的にも大きくなりますので、利用できないとなると住宅購入の妨げになることがあります。

一軒家の売却をスムーズに進めるコツ

一軒家 売却

一軒家をできる限り早く、高額で売却するには、どのようなコツがあるのでしょうか。

ハウスクリーニングをする

一軒家の購入を前向きに検討する人が、確認に訪れるのが内覧です。
近い将来、この家に住むかもしれないと気持ちも高まっていることでしょう。

ところが、掃除が行き届かない汚れがこびりついた家を見ることになったら、どう思うでしょうか。
逆に、きれいに掃除されていれば、スムーズに購入が決まる可能性も高くなります。

できるだけ早く売却が決まれば、値下げすることなく高額での売却が可能になります。
また、汚れを値下げ交渉の材料にされることもありません。

つまり内覧前には、部屋を片付けて、できるだけ掃除をしておく方が有利です。

購入を検討する人が、特に気になる個所が水回りです。
水回りは、自分で掃除した場合と、ハウスクリーニングのプロに任した場合では、明らかに差が出ます。

可能であれば、水回りはプロの手に任して、そのほかの場所は自分で掃除をするとよいでしょう。

また、明らかに修繕が必要な個所は、できる範囲で直しておきます。

リフォームやメンテナンスの履歴を調べておく

リフォームやメンテナンスはアピールポイントでもあるので、おこなった年などを調べて一覧にしておきます。
リフォームは室内の設備更新や内装材の更新など、メンテナンスは外壁や屋根の塗り直しなどを調べます。

土地の権利書を用意しておく

権利書は、土地の所有者が誰であるかを証明する書類です。
書類には、抵当権や借地権も記載されています。
つまり、権利書を見れば、土地に権利を持つ人がわかる重要な書類です。

一軒家の売却には、土地の権利書を用意します。
もしも、紛失してしまった場合は手続きが必要ですので、不動産業者に相談しましょう。

売却物件の相場査定額を調べる

一軒家を売却する場合、土地と建物がおおよそいくらと評価されるのかを、前もって調べておきます。

すでに頼みたい業者がある場合には、その不動産業者に、机上査定を依頼します。

一括査定・机上査定は、物件を見ることなく、物件情報から机の上で査定金額を算出する方法です。物件の相場を知り、不動産業者ごとの査定金額の違いを参考にします。

ある程度、不動産業者を見極めたら、数社に訪問査定を依頼します。
訪問査定は、実際に査定担当者が家を訪問して、詳しく状況を確認し、より正確な査定金額を算出します。

不動産業者に査定金額を算出してもらい、算出理由を整理しておくことで、不動産業者の選定や販売金額の決定もスムーズになります。

一軒家売却を成功させる不動産業者の選び方

不動産業者の選出によって、販売価格や売却までの期間に大きな差が出ます。
売却したい一軒家にあった不動産業者、もっと言えば営業担当者との出会いが大切になります。

ここでは、一軒家売却をスムーズに成功させる不動産業者の選び方をまとめます。

査定価格を比較する

机上査定、訪問査定の方法で査定金額を算出してもらったあと、それらの金額をどのように比較すればよいのでしょうか。

価格が高いからというだけで、不動産業者を選定することはおすすめしません。
必ず、算出の根拠を確認するようにします。

ほかの不動産業者より高い査定金額を算出する理由として、売却物件の地域に強い、一軒家の売却に強い、すでに見込み客がいるなどが考えられます。

査定金額の根拠を確認することによって、不動産業者の姿勢や、営業担当者との相性や営業方法も確認できます。

不動産業者の得意分野を調べる

不動産業者は数多く存在し、それぞれ得意分野があります。
賃貸・新築・中古・マンション・一軒家などのほか、得意な地域を持ちます。

そのため、中古の一軒家の売却を得意とし、売却物件の地域に強い不動産業者を調べることで、円滑な売却が可能になる確率が高くなります。

営業方法を確認する

査定を依頼したときには、金額だけに注目せず、どんな販売活動をしてくれるかも確認します。

まず、どのような広告を出してもらえるのか。
たとえば、新聞の折り込み広告やインターネット広告などの内容を確認します。

販売活動の報告を、どのような形式でしてもらえるのかも確認しておきます。
売却物件の問い合わせや広告の状況など、媒介契約の形態によって一定期間の報告義務はありますが、内容の決まりはありません。

売却への進捗状況がわかる報告を、きちんとしてくれる不動産業者を選びます。

不動産売却に対応する優良な不動産会社を見つけるには?

ここまで説明してきた不動産売却は、あくまで一例となっています。

正確な売却金額を知るためには、売却前に「売却査定」を受ける必要があります。

そのとき大事なのが、複数社に査定依頼して必ず「比較検討」をするということ!

「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」

「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」

そんな方は、簡単に無料で一括査定が可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。

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一生のうちに不動産売却をする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しない売却をするためにも、不動産会社選びは慎重に行いましょう!

この記事の監修者プロフィール

【監修者】株式会社worth style home 濵田昭平

株式会社worth style home

濵田昭平

2005年より東京急行電鉄株式会社財務戦略室主計部にて都市開発における多様な事業セグメントの業務を経験。2012年1月より都心部で高級マンション賃貸仲介業を展開する株式会社ModernStandardへ転職し、賃貸仲介営業職での最短トップ記録樹立。2014年1月より「株式会社worth style home」での総合不動産業をスタート。1,000万円~10億のマンション・土地等の売買仲介業務を行う。

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