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2019年07月31日更新

ローコスト住宅の相場!1000万円で建てられるのか?

通常の注文住宅などと比べて建築費用が抑えられるローコスト住宅ですが、ローコスト住宅の建築費用の相場はどれくらいなのでしょうか?約1,000万円でローコスト住宅を建てることはできるのか、ローコスト住宅の特徴と合わせてご紹介します。

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

ローコスト住宅はいくらする?

ローコスト 住宅 相場

ローコスト住宅の費用相場

ローコスト住宅は比較的安価に住宅を建てることができますが、施工費用の相場はどれくらいなのでしょうか?

一般的なローコスト住宅の建築費用相場は、約1,200万円とされています。

通常の注文住宅の相場が約2,000万円からということを考えると、ローコスト住宅の約1,200万円というのは、住宅の建築費用としては比較的安価だと言えるでしょう。

ローコスト住宅の坪単価とは?

坪単価とは、建物を建築する際にかかる費用を1坪あたりの面積に割ったものです。

注文住宅を建てる際の目安として用いられることが多いのですが、あくまで基本的な工事と建材を用いて建てた場合を元に算出されているため、実際の施工価格とはややズレが生じます。

一般的な注文住宅の場合、坪単価は約50万円からが相場ですが、ローコスト住宅の場合は1坪あたり約20万円からと、注文住宅の相場に比べて大幅に安価な坪単価となっているのです。

ただし、ローコスト住宅でも坪単価が40万円を超えている場合もあり、このような坪単価設定のものは、建坪を抑えることで総額としての建築費用の引き下げを実現しています。

ローコスト住宅の費用に影響するもの

土地

建築費用をローコストに抑えるためには、建築する場所の土地形状が大きく影響します。

変わった形状の土地や、小さすぎる土地など、建物の形状に工夫が必要な土地に建築する場合は、工事の内容や建物形状が複雑になる可能性が高く、建築費用が割高になるでしょう。

住居の大きさ

坪単価を用いて建築費用を概算しているとおり、住居を建築する費用は建物の大きさによっても大きく変わります。

ライフスタイル、家族構成に比べて大きすぎる住居を建築すると、それだけコストが増してしまいますので、建築費用を抑えたいという場合には、ライフスタイルや家族構成にあった設計にすることが大切です。

建物・間取り

土地の項目で述べている通り、建物の形状が複雑になると建築費用が増大します。

また、間取りについても、部屋数が多いとそれだけ内装工事や電気工事を行う範囲が増すため、必要な費用が増えてしまうでしょう。

建物の形状は角を少なくして四角形に近いものにし、間取りを工夫して開放的な間取りにすると、建築にかかるコストを抑えることができます。

建物構造

住宅の構造には、鉄筋コンクリート造や木造建築などさまざまなものがあり、傾向として木造住宅は建築費用が比較的低いとされていました。

ローコスト建築の主流は、工場で加工した資材を一気に現場で組み立てるプレハブ工法です。

最近では品質も高まり、通常の住宅建築にも広く用いられています。

また、内外装を工場で作られたパネルで仕上げる乾式工法なら、工期を抑えられるため、より費用を圧縮することができるでしょう。

ローコストで家が建てられる理由

ローコスト住宅は建築費用が割安な建物ですが、どのような仕組みで建築費用の引き下げを行っているのでしょうか?

材料費のコストダウン

ローコスト住宅を取り扱っている業者では、建物の規格を統一にすることにより、同一の資材、設備を大量に購入しています。

一般的な商取引では、購入する製品の数量が多ければ多いほど単価が下がる傾向があるため、ローコスト住宅は大量購入による単価の低下を利用して材料費のコストダウンを実現しているのです。

設備・仕様のグレードダウン

市販されている住宅設備には、最低限の性能を確保しているだけの安価な製品から、さまざまな機能が追加されている高級な仕様のものまでさまざまなグレードが用意されています。

ローコスト住宅では、導入する設備の仕様をミドルクラスよりやや下のものにグレードダウンすることで仕入れ価格を抑え、建築費用も引き下げているのです。

規格住宅が多い

材料費のコストダウンの項目でも少し触れていますが、ローコスト住宅ではあらかじめ建築プランを少なく絞ることで、使用する建材や設備、建築の工程を規格化しています。

これらの規格を統一することにより、工場で一括して資材の加工ができ、現場での作業中に設備や資材を加工して調整する手間が省けるのです。

また、現場での作業でも、規格どおり組み上げれば完成するため、工期の短縮に繋がり、人件費の圧縮にも役立ちます。

人件費・広告宣伝費の削減

住宅商品を販売するためには、新聞やテレビ、インターネットなどでの広告が必要ですし、購入希望者とのやりとりや書類の作成などに営業担当や事務担当を用意する必要があります。

ローコスト住宅では、広告の量を減らすことで広告宣伝費を抑え、人件費についても営業担当による宣伝が少なく抑えられているため、建築費用に含まれるこれらのコストが圧縮されているのです。



ローコスト住宅のメリット・デメリット

メリット

建築にかかる費用が安い

ローコスト住宅のメリットは、なんと言っても建築にかかる費用が安いということです。

建築費用が安く済むということは住宅ローンで借り入れる金額も少なく抑えることができるため、利息も少なく済ませることができます。

建築にかかる工期が短い

ローコスト住宅は建築コストの削減のために資材や工法の規格化が行われており、建物の大半を工場で加工された資材を現地で組み立てて建築する形が一般的です。

現地での加工がほとんど行われないので、運ばれてきた資材をすぐに組み付けることができ、作業にかかる時間を大幅に削減することができます。

注文住宅でも近年は工場での加工後に現地で組み立てる方式が採られていますが、家それぞれに合わせて加工を行う必要があるため、加工にかかる時間はローコスト住宅に比べて約数倍必要です。

工期の目安は、通常の注文住宅なら約6カ月ですが、ローコスト住宅の場合は約3カ月とされています。

デメリット

耐久性・耐震性が心配

ローコスト住宅は短工期で建築されるため、耐久性や耐震性といった強度面が不安というかたもいらっしゃるでしょう。

しかし、通常販売されているローコスト住宅は、建築基準法に則った強度になるよう設計されています。

耐久性や耐震性が通常の注文住宅に比べて大幅に劣るということはありません。

耐久性が心配

ローコスト住宅は使用する建材や設備のグレードをやや落としていることから、ランニングコストに不安を感じるという方も多いようです。

ただし、グレードを落とした材料を用いているとは言え、同じグレードの製品は注文住宅でも用いられています。

このような住宅商品なら、耐用年数も注文住宅とほとんど変わりません。

デザイン・間取りが決まっている

ローコスト住宅はコスト削減のため、デザインや間取りについても規格化されています。

そのため、建築の際にデザインや間取りを大幅に変更することができません。

オプションを選ぶと高くなる

デザインを変更したり、設備のグレード上げたりすると、オプションプランを適用する必要があり、どうしてもオプションの分だけ合計費用が上がります。

また、業者によって追加できるオプションに違いがあるため、希望するオプションがないという場合もあるので注意しましょう。

アフターサービス・保証が不十分

住宅は高い買い物で、長く生活拠点となるものです。完成後に何らかの不具合があった場合には建築した業者が修繕等の対応を行います。

しかし、一部のローコスト住宅業者では、費用の削減目的でこれらのアフターサービス、保証の期間や範囲を抑えていることがあるのです。

完成後のトラブル対応で追加の費用がかかってしまわないよう、業者を選ぶ際には必ずアフターサービスや保証が手厚い業者を探しましょう。

1000万円でローコスト住宅が建てられるのか?

ローコスト住宅の相場は約1,200万円ですが、約1,000万円に抑えることはできるのでしょうか?

結論から先に答えると、約1,000万円に費用を抑えることは難しいと言えます。

ローコスト住宅商品の中には、約500万円で建てられるとうたっているものもありますが、実際のところは付帯工事や諸経費、オプションなどを含めると約1,000万円を超えることも多いのです。

住宅の建築費用の内訳は本体工事費が約70%、その他工事費が約15%、諸経費が約15%とされています。

ローコスト住宅の広告では、本体工事費のみが提示されていることも多いため、約1,000万円の予算の場合は、本体工事費からその他の費用を計算して考えることが必要です。

付帯工事とは

住宅の建築にかかる付帯工事とは、建物本体以外の全ての工事のことです。

建て替えなら既存住宅の解体費や整地費、電気やガス、水道に関する工事や外構工事も付帯工事に含まれます。

諸経費に含まれるもの

諸経費とは、建築確認申請の費用や法務局での登記にかかる費用、住宅ローンを利用するなら融資手数料や団信の保険料、その他に火災保険料や引っ越し費用、地鎮祭の費用もこれにあたります。

その他にも、地震保険に加入する場合は追加で費用がかかりますし、登記手続きを司法書士等に委託する場合や、建築確認申請の手続きを建築士に委託する場合は、委託手数料も必要です。

ローコスト住宅のローンについて

毎月の返済額がラク

ローコスト住宅は建物の建築にかかる費用が比較的安価なため、住宅ローンを利用した際の返済負担が比較的少ないというメリットがあります。

例として約1,200万円を固定金利2%、元利均等で返済期間10年として計算した場合、ボーナス返済なしで毎月の返済額は約11万円です。

月11万円となると、首都圏近郊なら3LDKマンションを賃貸した際の家賃相場とほとんど同じ価格帯ですので、土地の購入費用を含めたとしても、家計への負担は軽いと言えるでしょう。

住宅ローンの負担が軽いため、短期間で返済を済ませられるのがメリットではありますが、10年以内に返済を済ませてしまうと逆に損となってしまう場合があります。

所得税の住宅ローン減税は、返済期間が10年を超えていることが条件とされているため、返済期間を短くしすぎた場合、住宅ローン減税を利用することができず、利息減のメリットが無くなってしまう可能性があるのです。

住宅ローン審査のポイント

事前審査

事前審査とは、住宅ローンの本審査前に年収や勤続年数、借り入れ時の年齢、完済予定年齢を元に融資が可能かどうかを審査する仕組みです。

借り入れ希望額についても審査に影響し、融資額が少なければ審査に通りやすい傾向があります。

本審査

本審査とは、事前審査で融資できる可能性が高いと判断されたあとに、健康状態や建物や土地の担保としての評価、連帯保証の状況などを追加して詳しく融資可能の是非を審査する仕組みです。

この審査に通ってはじめて融資が行われるため、必要な資料を事前に揃え、十分な準備を整えてから申し込みを行うようにしましょう。

ローコスト住宅の見積もりはここがポイント!

ローコスト 住宅 相場

ローコスト住宅について見積もりを依頼する際には、どのようなポイントに注意するとよいのでしょうか?

見積もり内容が分かりやすいか

ローコスト住宅の見積もりでまず重要なのは、見積もり内容がわかりやすいかどうかです。

また、事前に希望していた内容がしっかり反映されているか、反映されていないなら理由をしっかり説明してくれるかも重要なポイントと言えるでしょう。

その他にも、疑問点にしっかり答えてもらえるか、納得のいく説明ができるかも判断のポイントです。

もし、土地やプラン上の都合以外の理由、業者の都合によって希望に添えないという場合には、値引きが可能かどうかも相談してみると良いでしょう。

オプションの費用・工事費を確認する

オプションを追加する場合には、資材の購入費や工事費がどれくらいかかるのかも確認しておきましょう。

業者にもよりますが、オプションの追加にかかる費用が相場に比べて割高という場合があります。

見積もりは複数社に依頼する

ローコスト住宅の見積もりを依頼する際には、プランや費用、オプションの違いなどを把握するため、複数の会社に依頼することが大切です。

同じ予算と希望内容で複数社に見積もりを依頼することで、それぞれの会社によるプランや対応の違いが判断しやすくなり、より良い会社を見つけやすくなるでしょう。

また、費用についても相見積もりを行う旨を伝えておけば、最初から割引された金額が提示される可能性が高まります。

営業マンの話を聞くだけでなく、積極的に会社にも出向いて見ましょう。従業員の応対や会社施設の整備状況からも、その会社の姿勢が見える事もあります。

建て替え・注文住宅に対応する優良な建設会社を見つけるには?

こここまで説明してきた建て替えは、あくまで一例となっています。

正確な建て替え金額を知るためには、建て替え前に「見積もり査定」を受ける必要があります。

そのとき大事なのが、複数社に査定依頼して必ず「比較検討」をするということ!

「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」

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一生のうちに建て替えをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しない建て替えをするためにも、建設会社選びは慎重に行いましょう!

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