キーワードから探す


  1. ハピすむ:建て替え
  2.  > 
  3. 平屋住宅
  4.  > 
  5. 平屋建ての坪単価と建築費用を抑えるコツ

2019年11月14日更新

平屋建ての坪単価と建築費用を抑えるコツ

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

平屋建ての平均坪単価

平屋 建て 坪 単価

平屋建てを新築した場合の平均的な坪単価はどれくらいなのでしょうか?

平屋建ての平均坪単価

一般的な平屋建て住宅の建築費用から計算すると、平均して約40万円が坪単価の相場です。

この価格は一般的な木造平屋建て住宅を建築した際の価格相場で、構造や材質等にこだわった物件では、坪単価が約70万円を超える場合もあります。

平屋建ての価格に影響する要因

同じ構造の平屋建てでも坪単価が大きく変わるのは何故なのでしょうか?

平屋建てを建築する際の価格に大きな影響を及ぼすポイントを見てみましょう。

素材のグレード

平屋建てに限らず、建物の価格を大きく左右する要因の1つが素材のグレードです。

同じ木造平屋建てだった場合でも、比較的安価に入手できる杉材を用いた場合は建築費用を抑えることができますが、木曽ヒノキのようなブランド木材を用いて建築する場合は坪単価もそれだけ高額になるでしょう。

価格差は用いる木材によっても変わりますが、通常の杉材の場合は坪単価約40万円から、上質なヒノキ材を用いる場合は坪単価が約100万円を超える場合もあります。

また、使用する木材の種類の他に、自治体によっては、建築に地元木材を用いると助成を受けられる制度が導入されているため、このような場合にも費用を引き下げることが可能です。

一例として、京都府の場合、京都府産木材認証制度に則った木材を利用して新築または増改築した場合、1立方メートルあたり1万円、最大40万円の交付を受けられる制度があります。

機能・デザイン

ソーラーパネルなどの太陽光発電設備の導入や床暖房設備など、追加設備を導入する場合は建築費用がそれだけ上がります。

設備にかかる費用はソーラーパネルと太陽光発電設備の導入で約150万円から、床暖房設備については電気式かガス式かによって変わりますが、約40万円からが目安です。

また、ロフトを設けたり間取りを複雑なものにするなど、建物の形状によっても費用が平均より高くなる場合があります。

ロフトの場合は広さにもよりますが、追加で約30万円の費用がかかるでしょう。

平屋建ての建築費用を抑えるコツ

平屋建てを新築するにあたり、建築費用を抑えるにはどういったコツがあるのでしょうか?

間取り・デザインをシンプルにする

複雑な形状の間取りにしたり、部屋のデザインを複雑で豪華なものにしたりすると、それだけ坪単価は上昇します。

建築費用を抑えたい場合には、逆に間取りや部屋のデザインを設計上無理のないもの、シンプルで作りやすいものにすると良いでしょう。

シンプルな間取り、デザインの建物なら、建築にかかる時間を抑えることができるため、人件費や技術料といったコストを抑えることができます。

材料や設備のグレードを下げる

住宅の建築費用は形状以外にも材質や使用する設備によっても変わります。

上の項目でもご紹介しているとおり、材料によって坪単価が大きく変わりますし、木材以外の材料を使う場合でも、パネルを組み合わせて建てる軽量鉄骨造と現場でコンクリートを打って作る場合とでは大きく価格が変わるのです。

また、住宅設備のグレードも建築費用に大きな影響を与えます。

例えば、システムキッチンなら似たような構造のものだったとしても、海外製の高級ブランド品なら価格が上がりますし、型落ち品をセールで購入すれば費用を大幅に引き下げることができるでしょう。

ハウスメーカー・工務店選びも大切

建築費用は材料費やデザインなどの違いの他に、建築会社にどれだけ利益が必要かによっても多少変化します。

例えば、営業担当や事務担当、広告費等が多くかかる傾向のある大手企業なら必要な利益は多くなりますし、大工さんと少数の事務の方だけで成り立っている中小企業なら大手に比べて必要な利益を抑えることができるでしょう。

もちろん、大手企業なら大量仕入れによるスケールメリットによって中小企業より安価に建築できる可能性もあるため、一概に中小企業に建築を依頼した方が費用を抑えられるとは言えません。

平屋建てなどを新築する場合には、複数のハウスメーカー、工務店に見積りを依頼し、プランや価格などを比較して納得できる会社に工事を依頼すると良いでしょう。

最近では、ローコスト住宅に特化して営業展開している会社もあります。初期費用を抑えたい場合は検討すべきでしょう。

費用を抑えたい場合については、地元自治体が行っている助成制度について詳しい地元工務店に依頼するという方法もあります。



平屋建てと2階建て、どちらがお得?

平屋 建て 坪 単価
一般的な住宅には、平屋建ての他に2階建て、3階建てなどがありますが、どれがお得なのでしょうか?

平屋建てと2階建て以上の建物の違いについて見てみましょう。

平屋建てのメリット・デメリット

まずは平屋建てにどのようなメリットとデメリットがあるのかを見てみましょう。

平屋建てのメリットは、階段を作る必要がないため、階段分のスペースを有効活用できることです。

階段スペースは設置する階段の形状にもよりますが、約1坪から約2坪必要ですので、この部分を他の用途に利用することで、より広く家を使えるでしょう。

また、平屋は階段がないため、バリアフリー住宅としてのメリットもあります。

足腰が弱ると階段の登り降りが難しくなってきますが、平屋ならそもそも階段がないため、階段部分に昇降を補助する設備を追加する必要がありません。

その他にも、平屋は同じフロアに家族全員が暮らすため、2階建て以上の建物と違い、家族の距離感が近くなるのもメリットだと言えるでしょう。

デメリットについては、同じ建築面積で考えた場合、どうしても2階建て以上の建物に比べて床面積が狭くなることです。

2階建て住宅と同水準の床面積を確保しようとすると、建物の大きさが増すので建築費用も上がりますし、建物の中心部分に対する日当たりの確保も考えなければなりません。

日当たりについては、天窓をつけるなどの方法で対応することもできますが、天窓を設置するとそれだけ追加で費用がかかる点には注意が必要です。

坪単価の比較

平屋建てと2階建て以上の住宅の坪単価について比較してみましょう。

平屋建て住宅の坪単価は、約40万円からが相場とされています。

2階建て住宅の場合は約30万円からが相場ですので、平屋建ての方が平均的な坪単価は上だと言えるでしょう。

ただし、これはあくまでも平家建てと2階建て住宅の建築費用の相場ですので、使用する材料や設備、構造などによって平屋建ての方が安価に建築できる場合もあります。

平屋建ての方が高くなる理由とは?

平屋建てと2階建て住宅を比較した際に、平屋建ての方が建築費用の相場が高いのはどのような理由があるのでしょうか?

上の項目でご紹介しているように、平屋建てで2階建て住宅と同じ床面積を確保しようとした場合、建物の建築面積がそれだけ多く必要です。

建築面積が多いということは、それだけ基礎工事の範囲も広がりますし、何より土地も広くなければなりません。

また、平屋建て住宅の需要が少ないというのも価格に影響します。

需要の多い2階建て住宅では、各ハウスメーカーが住宅商品を展開しており、規格品を用いることができるのでコストを抑えることができますが、平屋の場合はこのような商品が少ないため、注文住宅になりがちです。

注文住宅として建築すると、デザインから加工までオーダーメイドになるため、どうしても費用が高くなってしまいます。

平屋建ては経済的?

平屋建てはやや建築コストが2階建て住宅に比べて割高な傾向がありますが、階段分のスペースを有効活用できますし、場合によっては階段分のスペースを削って建築面積を抑えることもできます。

また、2階建て住宅の場合は1階と2階にトイレを用意する必要がありますが、平屋ならトイレを1箇所にすることができるため、浴室やキッチンと合わせて水回り設備を集約することができるのも経済的です。

その他にも、平屋建ては2階部分が無いため、屋根や外壁のメンテナンスを行う際に本格的な足場を設置せずに作業を行うことができます。

もちろん、建物の高さによってはある程度の足場が必要ですが、2階建て住宅に足場を設置する場合に比べ、平屋で足場が不要なら、約10万円の費用を削減することができるでしょう。

建て替え・注文住宅に対応する優良な建設会社を見つけるには?

こここまで説明してきた建て替えは、あくまで一例となっています。

正確な建て替え金額を知るためには、建て替え前に「見積もり査定」を受ける必要があります。

そのとき大事なのが、複数社に査定依頼して必ず「比較検討」をするということ!

「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」

「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」

そんな方は、簡単に無料で一括査定が可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。

無料の一括査定はこちら>>

一生のうちに建て替えをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しない建て替えをするためにも、建設会社選びは慎重に行いましょう!

一括見積もりを依頼する