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2019年10月03日更新

【平屋住宅の間取り】小さな家を快適な空間に演出するポイントを解説!

平屋住宅の小さな家が注目されているのは間取りがいいからなの?

平屋 住宅 間取り 小さな 家
平屋の小さな家と聞くと一昔前ならネガティブなイメージを抱く人もいたかもしれませんが、近年では平屋住宅が注目を集めています。

平屋住宅の支持層は高齢者だけではなく、若い世代にも目立ちます。

平屋の小さな家が注目されているのは、生活がしやすい間取りという理由だけに留まりません。

ここでは、平屋住宅が注目されている理由を解説します。

小さな家とは

近年は日本を含め、海外でも小さな家が人気を集めています。
小さな家とは英語でtiny houseと言い、日本でも英語の発音のままタイニーハウスとも呼ばれることがあります。

大きな豪邸を好む時代とは異なり、今はミニマリストという言葉の流行からもわかるようにシンプルでありながら心を満たされる生活ができる小さな空間を好む人が増えています。

小さな家の広さは一般的に10坪から20坪前後が多いと言われています。

海外での小さな家は、ログハウスやトレーラーなどレジャーや旅の要素を含んだ形態も見受けられます。

日本においては1階のみ、つまりワンフロアと呼ばれる平屋住宅が理想の小さな家を実現するにはぴったりでしょう。

現在ではお洒落な平屋住宅もあり、昔とは平屋住宅のイメージが異なってきています。

小さな家の平屋住宅が注目されるポイントとは

平屋住宅に注目が集まっているのは間取りや優れたデザイン性だけではありません。

平屋住宅ならではのメリットがたくさんあるからです。

ワンフロアで完結する住みやすさ

平屋住宅での暮らしはマンションでの生活をイメージすると良いでしょう。

生活に手頃な大きさで、コンパクトに生活できます。階段の上り下りがない分、老後の生活の不安も少なくなります。

子育て世代にとっても階段がない方が楽ですし、子どもの落下の危険も回避できます。

子育て中だけでなく老後まで見越して平屋住宅を選ぶ人は多いのです。

また、ワンフロアで料理、掃除、洗濯などの家事を済ませることができるので移動時間や移動距離が短縮でき、家事が楽になります。

ローコスト

同じ建坪で比較した場合、一般的には平屋住宅より2階建て住宅の方が高いというイメージが強いでしょう。

しかし、平屋住宅の方が断然安いとは一概には言い切れません。

それでも平屋住宅がローコストだと言われる理由は、ローコスト住宅メーカーが提供する平屋住宅の価格であったり、建設後のメンテナンス費用を考慮するとよくわかります。

特に住宅が老朽化した場合、修理には大きな金額のお金が必要となることもあります。

平屋住宅の場合は足場を組む必要がないので、修理費用を2階建て住宅よりもおさえることができるのです。

また、平屋住宅が元々階段や段差が無いバリアフリー住宅のようなものであるため、将来的に大がかりなバリアフリーリフォームを必要としません。

耐震性

地震が多い日本では、家を建設する際に絶対外せないポイントの1つが耐震性です。

平屋住宅は、耐震性が優れている形態の家として知られています。

地震が発生した時、上階がない平屋住宅は重量が軽いため揺れが小さく感じられます。

上階がないため、上から潰されることもありません。

平屋住宅の小さな家を快適な空間に演出する間取りのポイントとは

平屋住宅に注目が集まる前までは、広い住宅が好まれた時代もありました。

狭い家だと圧迫感を感じてストレスが溜まったり、収納スペースの不足に悩まされるなどのデメリットもあります。

平屋の小さな家の場合、快適に生活するためには小さな家ならではのメリットを生かし、狭い家のデメリットを解決できるよう間取りにも気を配る必要があります。

平屋ならではの天井高

平屋住宅は上階がないため、天井の高さを自由に設計できます。

2階建てよりも天井を高くすることは開放感を生み出しますし、高さで広さを演出することが可能です。

また、2階部分がないので天井は平らでなければならないという決まりもなく、斜めの天井も実現できます。

天井に勾配があると、スタイリッシュに見えます。理想の家は平屋住宅でも可能になるでしょう。

リビングを中心とした設計

平屋住宅の小さな家は、限られた空間を最大限に活かす必要があります。

限られた空間を活かすには廊下をなくしてリビングを中心とした間取り設計が望ましいでしょう。

リビングを中心とした間取りにすることで、家族と繋がる空間を演出することが可能です。

それぞれの部屋に行くとしてもリビングを経由することになるので、家族が顔を合わせる機会が多くなります。

家族が集い、コミュニケーションがとりやすい住宅になることでしょう。

特に子育て世代の家庭は、子どもを見守りやすい点もメリットです。

外とつながる窓の配置

窓の配置によって外からの光を採り入れて部屋を明るくすることができます。

2階部分を気にしなくてもよい平屋住宅では、高い位置に窓を配置することも可能です。

大きめの窓を取り付けることで採光性や風通りも良く心地良い生活ができるでしょう。

テラスや庭の植物を眺めることができるように窓を配置することで、家にいながら自然を身近に感じられます。

外とつながる窓の配置は、光と風、自然との調和を考えることが大切です。

見せる収納と隠す収納

小さな家は収納が悩みになりがちです。平屋住宅の小さな家の場合、収納は工夫する余地があります。

収納といえば隠すものと思われがちですが、現在では収納もインテリアとして家の雰囲気を演出するものと捉えられています。

見せる収納と隠す収納を使い分けると良いでしょう。

見せる収納では、外から見えるように物を収納します。デザインが良い物や頻繁に使う物の収納がおすすめです。

隠す収納では引き出しなど外から見えない場所に物を収納します。

見せる収納と隠す収納の使い分けで、家は格段にお洒落に見えるでしょう。

平屋住宅の小さな家の間取りでポイントとなる用語とは

平屋住宅の小さな家の間取りでよく出てくる用語について解説します。

スキップフロア

スキップフロアとは段差で区切られた空間のことで、平屋住宅の場合は1.5階などのことを指します。

壁で仕切るよりも圧迫感を与えることなく、小さな家をより広く見せることができます。

ワークスペース

家でパソコンを使って作業したり、勉強をしたりする場合は部屋を別に設けるのではなく、片隅などに作業用のスペースを設けます。

これをワークスペースと呼びます。

上手く作ることでインテリアとしても家に馴染みますし、作業にも集中できます。

小屋裏

小屋裏とは屋根と天井の間にある空間です。家庭によって小屋裏の使い方はさまざまですが、ロフトや収納として使われることが多いようです。

一人になれる空間や、子どもの遊び部屋、普段あまり使わない物や大事な物の保管などに利用できます。

パントリー

パントリーとは食料や食器を収納するスペースのことです。

キッチンの近くにあり、キッチンを使用する多くの人が要望する設備です。

常温で保管可能な食材などを整理でき、キッチンの見た目も良くなります。

デッキ

デッキは、室内と外を繋ぐ役目をします。室内の床と同じ高さで設置され、室内の床を延長したかのように広く見えます。

日光浴をしたり、植物観賞をしたりするのにもデッキは最適です。

デッキの軒を深くすることで陽射しを調整でき、年間を通して快適に過ごせるようになります。

平屋住宅の小さな家を思い描いた間取りで施工する業者選びのポイントとは

平屋 住宅 間取り 小さな 家

平屋の小さな家ということで、その小ささから理想通りの家にできるか不安を抱く人もいるかもしれません。

しかし、施工する業者選びをきちんとすれば思い描いた通りの間取りの住宅に住むことができます。

大事になってくる施工する業者選びに関してはいくつかポイントがあります。

施工業者には全国で展開するハウスメーカーをはじめ、地方を中心としたハウスビルダー、地域に根差した工務店など種類があります。

施工業者にも種類があると知った上でウェブサイトを利用してリサーチをしましょう。

リサーチをすることで、各業者の得意分野と特徴を把握することができます。

平屋の小さな家の建設を希望するならば、平屋住宅の建設に関する実績がある業者を選ぶようにしましょう。

実績が無い業者の場合、間取りの希望に応えてくれなかったり、資材の都合で建築価格が高くなったりすることもあります。

リサーチをして各業者の得意分野と特徴を把握しながら、間取りや開口レイアウトなどに関するデザインの考え方が自分の希望をどこまで実現してくれるか、しっかり比較して候補を絞っていきましょう。

候補を絞った後は、候補となったそれぞれの業者に見積もりを依頼します。

相見積もりを依頼することで、より適切な業者を選べるようになるはずです。

建て替え・注文住宅に対応する優良な建設会社を見つけるには?

ここまで説明してきた建て替えは、あくまで一例となっています。

注文住宅の設計プランや費用は、施工店によって大きく異なることがあります。

そのときに大事なのが、複数社に見積もりを依頼し、「比較検討」をするということ!

実際に注文住宅を建てるには時間がかかるので、この記事で大体の予想がついた方は早めに次のステップへ進みましょう!

「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」

「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」

そんな方は、簡単に無料で一括査定が可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。

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一生のうちに注文住宅を建てる機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しない建て替えをするためにも、建設会社選びは慎重に行いましょう!

この記事の監修者プロフィール

【監修者】下久保彰

2級建築士。建築設計や施工業務を30年以上経験。最近は自営にて各種請負業務を行う。

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