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2019年07月12日更新

平屋住宅を建てる際のポイントについて詳しく解説!

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

平屋建て住宅のメリットとは

平屋 建て 住宅
最近では住宅の新築の際には二階建て住宅を建てるケースも多くなっていますが、依然として平屋建て住宅は強い人気を誇っています。

なぜ平屋建て住宅は人気があるのか、ここでは平屋建て住宅のメリットについて紹介します。

構造上安定しやすく地震に強い

平屋建て住宅は、二階建て住宅に比べて構造がシンプルで耐震性が高いという特徴があります。

また、建物自体の重量が軽いため地震による揺れの影響が少なく、台風等の強風にも比較的強いとされています。

メンテナンス費用が安くなる

二階建て住宅の場合は外壁の塗装等のメンテナンスを行う際に足場を組んでの作業が必須となります。

しかし平屋建て住宅の場合は足場を組まずにできる作業もあるため、比較的メンテナンス費用が安くなる傾向があります。

階段がないためバリアフリー設計にしやすい

階段があると、高齢者や身体の不自由な方は上下階の移動が困難に感じることがあるでしょう。

平屋建て住宅であればわずかなスロープや手すりを設置するだけで簡単にバリアフリー設計にすることが可能です。

階段のスペースを活用できる

二階建て住宅の場合は階段部分がデッドスペースとなってしまいます。

それに対し平屋建て住宅は階段が無いため、より多くのスペースを有効に活用することができます。

各部屋への動線が短い

平屋建て住宅は上下階の移動が不要なため、各部屋への動線が短くて済みます。

掃除の度に重い掃除用具を持って各部屋を移動する負担などを軽減することができるでしょう。

家族間のコミュニケーションが取りやすい

平屋建て住宅では住人全てが同じ階に住んでいるため必然的に顔を合わせる機会も多くなります。

そのため、自然と会話も発生して家族間のコミュニケーションも取りやすくなるでしょう。

光熱費を抑えやすい

二階建て住宅の場合は冷暖房を使用しても暖気は上階へ冷気は階下へと移動しやすく、全体的な空調効率が良いとは言えませんが、平屋建て住宅では熱が上階へ逃げてしまうことがないため、住宅の断熱さえしっかりしていれば冷暖房にかかる光熱費を抑えることができます。

天井を高く設定できる

平屋建て住宅では上階が無いため1階部分の部屋の天井を高く設定することができます。

また、天井勾配を作ることによってロフトや屋根裏スペースを設置することも可能です。

設計の自由度が高い

平屋建て住宅では一階部分の天井高を気にする必要がないため、二階建て住宅では設置できないような大きな窓を設けることができます。

設計の自由度が高いという点も平屋建て住宅メリットでしょう。

各部屋に外との連続性を作ることができる

平屋建て住宅は全ての部屋が1階にあるため各部屋に外との連続性を作ることができます。

また、各部屋に窓を設けることで外の景色を取り込むこともできます。

平屋建て住宅のデメリットとは

平屋建て住宅には次のようなデメリットもあるため注意しましょう。

限られた敷地では部屋数を増やすのが難しい

平屋建て住宅は土地の面積よりも建物の床面積が大きくなることはありません。

間取りや部屋の大きさは敷地の広さに左右されるため、限られた敷地では自由に部屋数を増やすことは難しいでしょう。

敷地の占有面積が大きくなる

平屋建て住宅では、できるだけ住宅の部屋数を増やして各部屋の広さも大きく取ろうとすると、どうしても敷地に対する建物の占有面積(建蔽率も考慮)が大きくなってしまいます。

庭や駐車場を設置するのであれば、その分だけより広大な敷地が必要となるでしょう。

二階建てと同じ大きさにする場合は坪単価が高くなる

平屋建て住宅では二階建て住宅と同じ大きさにする場合、基礎部分の面積が大きくなるため坪単価としては高くなります。

また、一般的に平屋建て住宅の部屋は二階建て住宅よりも広い場合が多く、施工費用が高くなることが多いようです。

プライバシーや防犯面で注意が必要

平屋建て住宅は外部からの侵入が容易であるため、防犯面に注意が必要です。

また、周囲に二階建て以上の建物がある場合は簡単に中を覗かれてしまう可能性もあるため、プライバシーを確保するためには対策が必要です。

プライベート空間の確保が難しい

平屋建て住宅は住人同士が顔を合わせやすいため、家族間のコミュニケーションが取りやすい反面、プライベート空間の確保が難しいでしょう。

周辺環境の影響を受けやすい

平屋建て住宅は周囲に高さのある建物が建った場合に日照が遮られたり、外部からの視線が届きやすいといったように周辺環境の影響を受けやすいでしょう。

建物の中心部が暗くなりやすい

建物の中心部は外からの光を取り入れにくいため暗くなってしまいがちです。

対策としては、中庭を設置する等して採光を工夫すると良いでしょう。

水害があった場合に二階に逃げることができない

万が一水害が発生した場合、平屋建て住宅では二階に避難することができません。

もしもの時に備えて避難場所について家族間で確認しておきましょう。

平屋建て住宅を新築する場合の費用

平屋建て住宅を新築する場合の費用は建築を依頼する業者や部屋の間取りや広さ、設備の内容によって異なります。

ここではある程度の費用相場について紹介し、建設費用を抑えるためのポイントについて解説します。

広さが2~3LDKの平屋建て住宅を新築する場合の費用相場

2~3LDKの平屋建て住宅を新築する場合は約1,000万円~2,000万円が相場であると言われています。

ただし、条件によっては相場の範囲外の費用となることもあるため、費用については建築を依頼する業者へ確認しましょう。

二階建てよりも平屋の方が建設費用が高い傾向にある

同じ床面積の住宅を建てる場合、二階建てよりも平屋建て住宅の方が建設費用が高くなる傾向にあります。

なぜなら、平屋建て住宅は二階建て住宅よりも基礎と屋根部分の面積が大きくなり、施工費用が高くなるためです。

平屋住宅の建設費用を抑える方法

建築費が高くなりがちな平屋建て住宅ですが、建設費用を抑えるには、間取りや外観をシンプルなものにすることで設計や施工に掛かる費用が安くできます。

また、設備や資材のグレードを下げることによってもコストダウンを図ることができるでしょう。

他にも、知名度の高いハウスメーカーではなく、地域の工務店や中小規模のハウスメーカーに依頼するという方法もあります。

大手ハウスメーカーは広告に力を入れているため知名度が高く安心感があります。

しかし、広告宣伝費も実際に家を購入する人の建築費に上乗せされてしまうのでその分が割高となってしまうでしょう。

平屋建て住宅の外観をおしゃれにするポイント

次のポイントに注意することによって、平屋建て住宅をよりおしゃれな住宅に仕立てることができるでしょう。

外壁の色選びのポイント

外壁の色は多くとも2色までにした方が全体の統一感が取れておしゃれに見えます。

どの色にするか決められないからと言って多種類の色を使用するのは避けた方が良いでしょう。

窯業系サイディングは色やデザインが豊富

窯業系サイディングはサイディングの中でも最も色やデザインが豊富なため、お気に入りの外壁に仕上げることができるでしょう。

金属系サイディングはスタイリッシュ

最近では金属系サイディングを使用する住宅も増えてきているようです。

金属系サイディングはうまく活用すればスタイリッシュでモダンな雰囲気に仕上げることができます。

口の字やコの字の外観にするとプライバシーが保たれる

建物の形状をロの字型やコの字型にすることによって住人のプライバシーを確保することができます。

また、外観に凹凸があることによって陰影が生まれるなど、全体の美しさが増すでしょう。

片流れ屋根はロフトを設けることができる

屋根を片流れ屋根とすることによってロフトを設けることができる等、天井付近のスペースを有効活用することができます。

陸屋根はシンプル

屋根勾配が無いフラットな屋根の事を陸屋根と呼びます。

陸屋根はシンプルですが、屋根部分のスペースを活用できるため実用性が増します。

ウッドデッキやテラスを設ける場合は周辺の自然環境を観察しておく

ウッドデッキやテラスを設けることができるのも平屋建て住宅の魅力の一つです。

設置する場合は周囲の景観と上手く馴染むよう、周辺の自然環境を観察しておきましょう。

平屋建て住宅の内観をおしゃれにするポイント

次のポイントに気を付けて平屋建て住宅の内観もおしゃれな空間に仕立てましょう。

天井を高く設定すると開放的な空間に

平屋建て住宅は上階が無いので、天井を高く設定することが可能です。

高い天井とすることによって室内を広く開放的な空間にすることができます。

また、天井が高いということはそれだけ壁の面積も大きくなります。

広い壁に大きな窓や複数の窓を設けることによって室内を明るく開放的な雰囲気にすることもできるでしょう。

ダウンフロアリビングはメリハリが生まれ機能的

ダウンフロアリビングとはリビング部分が他のフロアより数十cm程度低くなっているリビングの事をいいます。

ダウンフロアとすることによって段差部分を椅子として活用することができるなど、大人数でも余裕を持って寛ぐことができるでしょう。

また、床に段差があることによって室内空間にメリハリを持たせることもできます。

あらわしは吹き抜けのようなイメージに仕上げられる

通常は天井の梁などといった構造体部分は仕上材によって隠してしまいますが、あらわしといって梁や柱を敢えて隠さずに見せる仕上げ方法があります。

あらわしとすることによって吹き抜けのようなイメージに仕上げることができ、開放的な気分を味わえます。



夫婦2人暮らしに人気がある平屋住宅の間取り

夫婦2人暮らしの場合はそれほど多くの部屋を必要としないため、特定の空間を大きく取って使い勝手の向上を図ることができます。

ここでは夫婦2人暮らしに人気がある平屋住宅の間取りについて紹介します。

書斎や屋根裏空間を設けた1LDK

平屋建て住宅であれば天井が高いため、屋根裏空間を設けることができます。

屋根裏空間はプライベートな空間として利用できる他、収納スペースとしても活用できるでしょう。

屋根裏空間にも出窓等を設けることによって採光が可能です。

大きなシューズクロークや洗面所を設けた1LDK

夫婦2人暮らしの場合は大部屋や多くの部屋が必要ないため、特定の設備に空間を割くことができます。

たとえば、大きなシューズクロークや洗面所を設けることができるでしょう。

1LDKの場合は部屋数が少ないためどうしても収納スペースが限られてしまいます。

しかし玄関先に大きなシューズクロークを設けることで収納場所の不足に悩むことがなくなるでしょう。

間仕切りが可変式の洋間を2つを設けた3LDK

こちらは洋間同士が可変式の間仕切りで仕切られている3LDKです。

2つの洋間の間仕切りを取り外すことによって1つの大部屋とすることができるため、大勢の来客にも対応することが可能です。

間仕切りで仕切った状態でも採光できるよう、それぞれの部屋に十分な大きさの窓を設けると良いでしょう。

2~3人家族世帯に人気がある平屋住宅の間取り

2~3人家族世帯の場合はもう少し多くの部屋が必要となります。

ここでは2~3人家族世帯に人気がある平屋住宅の間取りについて紹介します。

東側に玄関を設けた2LDK

東側に玄関があることによって朝の出勤や通学時に朝の光を浴びながら気持ち良く外出することができます。

夏の日差しが強い時期であっても庇を付けることによってストレスなく過ごすことができるでしょう。

リビングを南側に設置すれば日当たりが良くなるため室内が明るくなり、洗濯物の室内干しも可能です。

西側に玄関を設けた2LDK

西側に玄関がある場合、西日によって玄関の損傷が激しくなってしまう可能性があります。

西側に玄関を設ける場合は対候性の高い素材を選ぶようにしましょう。

玄関以外の部屋は南向きに設置することができるため、室内全体の日当たりは良くなるでしょう。

対面キッチンを設けた2LDK

キッチンで料理をしながらリビングにいる家族と会話をしたいと感じることもあるでしょう。

リビングと隣接する対面キッチンとすることで、家事を行いながらも家族間のコミュニケーションをとることができます。

パントリーを設けた2LDK

パントリーとは食糧や調理器具などを保管する貯蔵庫のことをいいます。

常温で保存可能な食糧をよく利用する場合等はパントリーがあると便利です。

パントリーは単に貯蔵庫として利用できるだけでなく、ディスプレイを工夫すればおしゃれな空間を演出でき、家事が楽しくなるかもしれません。

4人家族世帯に人気がある平屋住宅の間取り

平屋 建て 住宅
4人家族世帯の場合は家族それぞれのプライバシーを確保するために多くの部屋が必要となります。

また、それぞれの私物も増えてくるため多くの収納スペースが必要となるでしょう。

ここでは4人家族世帯に人気がある平屋住宅の間取りについて紹介します。

ファミリーコンテナを設けた3LDK

ファミリーコンテナとは家族全員が共用で利用できる収納スペースのことを言います。

家族全員が使用するため、ファミリーコンテナは誰かの部屋ではなくリビング等の共有スペースから出入りできるのが望ましいでしょう。

吹き抜けとロフトを設けた3LDK

平屋建て住宅では、天井を高く設定することで吹き抜けやロフトを設けることができます。

ロフトがあれば子供たちの遊び場になるだけでなく、収納スペースとしても利用することが可能です。

また室内が広く感じられるので開放感が増すでしょう。

寝室や子供部屋への動線がリビングを経由する形になっている3LDK

玄関から家族の各部屋へ移動する際に必ずリビングを経由する形になっている間取りも人気があります。

外出時や帰宅時に家族が顔を合わせる機会が増えるため、家族間のコミュニケーションの機会を増やすことができるでしょう。

家事動線が良いダイニングキッチンを設けた3LDK

洗濯や料理等で家の端から端まで移動する必要の無いよう、家事動線を短くしたダイニングキッチンも人気です。

家事動線をよくするためにはキッチンの出入り口を2か所設ける等、行き止まり部分を作らないことも重要です。

ゆったりとした広さの洗面所やホールを設けた3LDK

家族が多いと朝に洗面所付近が混雑することがあります。

ゆったりとした広さの洗面所とすることによって混雑を回避し、住人がストレスを感じることなく利用できるでしょう。

ウッドデッキを設けた4LDK

敷地に余裕のある場合はウッドデッキを設けることもおすすめです。

ウッドデッキがあることによって室内と屋外の空間が繋がり、居住空間を広く感じることができるでしょう。

リビングに畳スペースを設けた4LDK

リビングに畳スペースを設ければちょっと休憩したい時などに便利です。

畳スペースを設ける場合は他のフロアよりも1段高さを出すと良いでしょう。

子供が多い世帯に人気がある平屋住宅の間取り

子どもが多い世帯は多くの部屋数が必要となります。

住人の数に対して十分な部屋を用意できなければ窮屈な思いをしてしまうでしょう。

ここでは子供が多い世帯に人気がある平屋住宅の間取りについて紹介します。

洋間を3つ、和室を2つ設けた5LDK

部屋数が多くなってくると各部屋への移動は建物の中心部にある廊下を利用します。

敷地面積のうちいくらかを廊下に充てる必要が出てくるため、5LDKとするなら各部屋の広さは少し狭くなってしまうでしょう。

各部屋やリビングをやや狭く設定することで、30~40坪の敷地でもこの間取りは実現できるようです。

洋室を5つ、和室を1つ設けた6LDK

洋室が5つあれば夫婦の寝室の他、子ども部屋として割り当てる部屋も用意できるでしょう。

洋室同士は隣接した間取りでも構いませんが、和室は廊下で他の部屋とは分断した間取りとするのが良いでしょう。

他の部屋と少し距離を置くことで応接室としても利用でき、来訪者が宿泊する場合のプライバシーも確保できます。

各部屋に備え付け収納を設けた6LDK

各部屋に備え付けの収納を設けた6LDKの場合は住人それぞれが私物を自分の部屋に収納できます。

そのため、リビング等の共用スペースが私物で溢れることを避けることができるでしょう。

大きなリビングと2部屋を繋げられる和室を設けた5LDK

元々のリビングも十分なスペースが確保されていますが、こちらは他の部屋と繋げることができるタイプの間取りです。

間仕切りを取り外してより大きな部屋とすることができるため、大勢の来客にも対応可能です。

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