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2019年07月03日更新

ローコスト住宅のトラブル!回避するためのコツ

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

ローコスト住宅の問題点とは

ローコスト 住宅 トラブル

ローコスト住宅は低価格で新築のマイホームを手に入れられるとあって、特に若い世代から注目を集めています。

ローコスト住宅とはローコストハウスメーカーや、施工費用を安く抑えた工務店によって建てられる物件で、1,000万円台でも新築の家が建てられることがあります。

しかしローコストだからこそ何か問題があるのではと疑うのは、ごく一般的なことでしょう。

そこで、ローコスト住宅を建てるときの注意点とは何か、順を追って見ていきましょう。

その価格表示にからくりあり⁈

ローコストハウスメーカーが低価格を実現できる理由は、無駄なコストを徹底的に削減した努力の結果だと言えます。

広告費用を抑えたり、資材を一括購入するなどして資材の単価を下げるなどすることで低価格を実現しています。

誤解があっていけないのは、資材の質が良くないから低コストというのではなく、無駄な支出を抑えたから実現している価格だということです。

ただカタログなどに表示されている坪単価に関しては、実際に住宅を建築するためのコストよりも低く表示されていて、その価格はより一層安く見えることがあります。

なぜそうしたことができるのかというと、坪単価の価格の算出方法に法的な決まりはなく、各業者の判断によって算出していいことになっているからです。

そのため少しでもお客様にお得に見せるために、坪単価の価格には必要かどうかわからない配管工事や電気や水道の引き込み工事費用、浄化槽の設置工事などは含まれていないことが多く、坪単価も安くなります。

また設備費用も含まれている場合と含まれていない場合があり、実際の建設費用は最初の坪単価から比べると大きく隔たりがあることもあるのです。

そのため坪単価を鵜呑みにしないというのが、ローコスト住宅に限らず住宅価格をチェックするときに気をつけたいことです。

標準設備+オプションで高い物件になる?

標準設備に含まれるものだけでローコスト住宅を建てられればいいのですが、実際にはプラスアルファの設備投資を希望される受注者も多いようです。

ローコスト住宅は規格住宅のため、標準設備内ですべての設計がおさまれば低価格の家が建てられます。

しかし標準設備以外のものを注文した場合、オプション価格が追加されるため、想定していたよりも総費用は高くついたというのはよく聞かれる話です。

短い工期には要注意⁈

ローコスト住宅の建設にかかる工期は約4カ月が目安です。これでも十分に短い工期ですが、さらに短い工期を謳っているハウスメーカーも少なくありません。

工期が4ヶ月よりも短いとなると、手抜き工事などの住宅のクオリティへの悪影響が考えられますので、短すぎる工期が提示された時には注意が必要です。



なぜローコスト住宅は安いのか?低価格のからくり

ところでなぜローコスト住宅は安いのでしょうか。

ローコストということは質が落ちるのではないのかと心配する声も聞こえてくるのですが、実はそうではないのがローコスト住宅です。

それではローコスト住宅がなぜ低価格を実現できるのか、その理由について説明します。

資材や設備費のコストダウン

低価格での住宅建設を実現するために、ローコストハウスメーカーは住宅を建てるための資材の徹底的なコストダウンを追求しています。

資材の質を落とすのではなく、資材や設備の種類などを限定して一括で大量発注をしています。

そうすることで、建築資材や設備のコストダウンが可能になるのです。

設備のスペックのグレードダウン

建築費用の低価格を実現するために、標準設備のスペックを下げられているケースもあります。

高級素材・高性能となれば、その設備のコストが上がるのは当たり前です。

しかし設備のスペックを下げれば、住宅の建築費用を低く抑えることができます。

もしも標準設備で満足ができないのならば、グレードアップができるようなオプションを用意していますので、さまざまなニーズを持った発注者に満足してもらえるよう配慮されています。

間取り・デザインがシンプル

ローコスト住宅の基本は、間取り・デザインともにシンプルなことです。

シンプルな造りにすることで、間取りやデザインの規格化がしやすくなり、コストを抑えられるのです。

確かにローコスト住宅ではない注文住宅ならば、家族の暮らし方に合わせた間取りやデザインを自由に設計して、それを取り入れることができるでしょう。

しかしそのように個々の要望に応じてデザインをして建設すれば、間取りが複雑になり、建築に必要なパーツも増えることになります。

また凝った装飾を施せば、予算にしわ寄せが出てきてしまいます。

ローコスト住宅ではそうした個人の細かな要望は応えられないかもしれませんが、人が住むという基本に重点を置き、装飾性などを排除したからこそ、低予算で住宅を建てることができるのです。

人件費の削減

住宅建築で最もコストがかさむもの一つが人件費です。

その人件費を削減する方法として、資材を事前にプレカットしておき、建築現場ではすぐに資材の組み立てに取り掛かるようにすることで、工期を少しでも短くするようにします。

工期が短くなれば、その分、人件費も削減することができます。

広告宣伝費の削減

ローコストハウスメーカーが低価格を実現できる手段の更なる方法のひとつが、宣伝費用の削減です。

新聞や雑誌、テレビなどマスコミで流される宣伝費用は膨大です。この費用を各店舗で請け負っていたら大きな負担となります。

そこでフランチャイズチェーン化されたローコストハウスメーカーは、本部が一括で宣伝費用を取り仕切ることで、実際に営業をする支部は宣伝費用を削減できます。

広告宣伝費用に限らず、資材の一括購入や資材のプレカットなどを通して、住宅建築に関わる無駄を少しでも省くことで、ローコストハウスメーカーは低価格を実現しているのです。

ローコスト住宅のトラブルを回避する方法

ローコスト 住宅 トラブル

低価格を実現するためにいろいろな試みが行われているローコスト住宅ですが、そのために問題が起きることもあるようです。

そこでローコスト住宅のよくある問題を避けるための方法をご紹介します。

オプション価格の確認

ローコスト住宅の特徴は、シンプルな間取りに、意匠的にも余計なものを排除した住宅です。

ですが、それでは物足りないと感じられる方もいるでしょう。

そうした個々の要望を受け入れるために、ローコストハウスメーカーではオプションを用意しています。

キッチンやバスルームなどの設備のグレードアップや、耐震性や断熱性を標準仕様よりも高い仕様への変更、または内装でも壁や壁紙の素材をより贅沢なものへと変更するなどです。

そうしたオプションを付け加えれば、より自分の理想とする家に近づくことができますが、仕方がないことですが建築費用に反映されます。

そこでオプションをつける場合にはそれがどれほどの価格なのかを細かくチェックする必要があるでしょう。

ローコスト住宅を建てたはずなのに、最終的な価格は低価格ではなくお得感がなかったというのでは残念です。

見積もり内容を確認する

これはローコスト住宅に限らず、注文住宅を建てる際にも必ずすべきことですが、見積内容はしっかりとチェックしましょう。

業者によっては見積もり段階では細かな工事費を省いていたりすることも考えられます。

最低でも2、3社の見積もりは揃え、工事項目なども含めた最終的な見積もりで業者間の比較をするようにしましょう。

信頼できるハウスメーカー・工務店を選ぶ

せっかくのマイホームを建てるのですから、信頼のできるハウスメーカーや工務店を選ぶことも大切です。

広告に踊らされるのでなくご自身の目で展示場などに行き、品質やデザインを確認したり業者の実績などを調べることも業者を選ぶ材料になるでしょう。

また営業マンや担当者と直接会って話し、こちらの要望に耳を傾け、それに対して専門的な知識も交えながらわかりやすく説明をしてくれるような業者なら、後々まで信頼できる業者と言えます。

またどの業者にも特色があり、それと自分の要望と合うかどうかも業者選びのポイントになります。

納得ができて信頼のできるハウスメーカーや工務店を選ぶのが、後悔しない業者選びの方法です。

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