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2019年11月14日更新

3階建て住宅で快適な住み心地を得るために考慮すべきことを解説!

  • 【監修者】タクトホームコンサルティングサービス
  • この記事の監修者
    タクトホームコンサルティングサービス
    亀田融

住み心地を気にしながらも3階建て住宅建設が検討されるのはなぜか?

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現在の住宅は2階建てが主流ですが、近年ではバリアフリーで使いやすいという理由から、平屋の人気も高まってきています。

しかしながら、3階建てを検討している人も多く、そこにはいくつかの要因があります。

たとえば、そのひとつとして挙げられるのは、2世帯住宅としてのニーズが高まっているということです。

同一フロアで間仕切りによって世帯間を区分するよりも、すっきりとフロアを分けることで、お互いのプライバシーを確保することができるために3階建て住宅が選ばれる傾向にあります。

また、どうしても広い敷地が確保できないという場合にも3階建ての住宅は注目されます。

同じ延べ床面積で見た場合、2階建て住宅よりも3階建て住宅の方が狭い土地面積で十分な生活スペースを確保することができるためです。

さらに店舗付き住宅を建築しようとしている人にとっても3階建ての住宅は検討の対象となります。

1階を全て店舗として利用したとしても、2~3階の十分な面積を居住スペースとして確保することが可能になるためです。

3階建て住宅の住み心地からみたメリットとデメリットとは

自宅で快適に過ごそうとした場合、3階建て住宅にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

また反対にデメリットはないのでしょうか。

「住み心地」という観点から3階建ての特徴をみていきましょう。

3階建て住宅のメリット

まず3階建ての住宅のメリットからみていきましょう。

見晴らしがよい

2階建ての住宅が主流の今日においては、一層分高い3階からの見晴らしがよいというのは、容易に想像がつくでしょう。

また、3階部分にバルコニーを設けることができれば、さらに開放感が得られ爽快な気分で毎日を過ごすことができるでしょう。

日当たりと風通しがよい

周囲に2階建ての住宅が多い場合、特に3階部分は周囲に影を落とす建物がないことが多いので、常に日当たりの良い環境で過ごすことができます。

また同様に風を遮る建物が存在しないために、夏場でも風通しがよく快適に過ごすことができるでしょう。

プライベート空間を確保できる

3階建ての住宅であれば階層によって使用方法を区分をすることが可能です。

1階は家族で過ごせるリビングや水回りなどの共有スペースとし、2階は寝室、3階は絵画やプラモデル製作などの趣味の部屋などとすることで、共有スペースとプライベートな空間をしっかりと分けることができます。

使用する階によって共用と個室を区分することで、プライバシーが確保できるため、 メリハリのきいた生活を送ることが可能になるでしょう。

虫の飛来が比較的少ない

2階建て住宅で頻繁に飛び交っていた蚊などの虫も、3階の高さになると飛来してくる数が減少すると言われています。

このため窓を開けて終日過ごすといった使い方も可能になるでしょう。

3階建て住宅のデメリット

それでは反対に3階建て住宅で過ごすと快適性の面でどのようなデメリットがあるのでしょうか。

わずかな揺れを感じることがある

3階建ての住宅は、ある程度しなることで建物の強度を確保していることから、風や地震の影響によって、1階部分では感じないような揺れも3階部分では感じられることがあります。

建物の揺れに敏感な人にとっては、やや住み心地の悪い空間になる可能性もあるでしょう。

部屋間の移動が大変

3階に個室があると、日常的な用事で何度も1階から3階までを移動することになります。

一般的には階段での移動になるため、年齢を重ねて体力が低下すると苦痛に感じられることもあるでしょう。

家族間の連絡が取りにくい

3階建ての住宅では、1階と3階のように階層が大きく異なると、お互いの所在を容易に確認することができません。

留守なのか在宅しているのかの判断もつきにくくなるため、家族間でのコミュニケーションがとりづらく感じられることがあるでしょう。

荷物の搬入が大変

大きな荷物で外出する際や買い物でかさばるものを購入した際には、それらの物品を抱えて玄関から3階の部屋まで移動することになります。

力と体力が必要になるため、高齢になると荷物の上げ下げがさらに大変に感じられるようになることも考えられます。

開口部が少ないことがある

準防火地域に建つ木造3階建ての住宅は、隣地境界線との距離によって、開口部の面積制限があったり、嵌め殺し窓にしたりする必要があるので、閉塞感や息苦しさを感じることもあるでしょう。

また建物の強度の問題から、3階建ての1階部分には大きな開口部を設けることができないこともあります。



3階建て住宅の快適な住み心地を得るために考慮すべきことは何か?

3階建ての住宅で快適な住み心地を得るためには、どのような点に考慮すればいいのでしょうか。

ポイントごとにみていきましょう。

生活動線

上下の移動が多い3階建ての住宅においては、いかに生活動線をシンプルにするかということが重要です。

特に炊事~食事、洗濯~物干しなどの家事動線はコンパクトにまとめて、移動にかかる負担を軽減する配置が必要です。

リビングの配置

家族全員が利用するリビングは、各個室やトイレ、浴室とも短い移動距離ですむように、家の中心となる2階に配置した方が利用しやすくなります。

水まわりの配置場所

トイレ、風呂、洗面、炊事場などの水回りは、なるべく同一の階にまとめた方が、使い勝手が良くなります。

特に小さいお子さんがいる家庭であれば リビングと同一のフロアに水回りを設置することで家事や育児の負担が軽減できるでしょう。

またトイレは、個室のある3階にも設置した方が、睡眠時の利用の際にも便利です。

老後の生活

元気なうちはあまり負担にならなかった部屋の移動も、高齢者になると苦痛に感じることもあるでしょう。

このため将来的に1階部分だけで生活できるように、あらかじめ水回りの配管を準備しておくなど、新築時から老後の生活も想定しておいた方がいいでしょう。

また階段や廊下、浴室、便所などには最初から手すりを取り付けておきましょう。

手すりは場所によって後付けできない場合もあるため、新築時に取り付けていた方が安心です。

3階建て住宅の住み心地をワンランク上げるホームエレベーターとは

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3階分の移動が大変に感じられる場合は、ホームエレベーターの設置を検討するのも良いでしょう。

住み心地がワンランクアップすると言われているホームエレベーターですが、どのような特徴があるのでしょうか。

ホームエレベーターとは

ホームエレベーターとは、個人住宅に設置されるエレベーターのことで、定員は2~3人のタイプが一般的です。

設置に際しては、エレベーター用の確認申請が必要です。

どのようなメリットがあるか

ホームエレベーターを設置することで、上下階の移動が容易に行えます。

車いすが使用可能なタイプの製品を活用することで、車いすでもすべての階の利用が可能になります。

また重量のある荷物も積載できるので、従来レッカーで窓から搬入していたような大型家具も手作業で搬入できます。

設置費用

住宅用エレベーターの設置費用は、約300万~500万円が相場です。

ただしこれは、あらかじめ室内を吹き抜け状態にして、設置を準備していた建物に取り付ける場合の費用です。

増築や解体が伴う設置の場合はさらに費用が追加されます。

また増築をして設置スペースを設ける場合は、エレベーターの確認申請とは別に建物の建築確認申請が必要になることがある点には注意しておきましょう。

メンテナンス

建築基準法の定めにより、エレベーターの所有者は定期点検を受ける義務が生じます。

このため、購入時にエレベーターメーカーと購入者がメンテナンス契約を結び、定期的な点検を行います。

点検にかかる費用の相場は、年間約4万~7万円です。

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