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2019年11月22日更新

輸入住宅とはどんな家?

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

輸入住宅とはどんな家?

輸入 住宅 と は

「輸入住宅」という言葉を聞いたことがあるかたも多いのではないでしょうか。

しかし、輸入住宅とはどのような家のことを指し、国産の住宅とはどのように違うのでしょうか。

ここでは輸入住宅の特徴と種類、工法の違いや相場価格について解説します。

輸入住宅の特徴とは?

海外の設計思想を取り入れたデザイン

輸入住宅の特徴は何と言っても海外の設計思想を取り入れたデザインです。

海外の設計思想とは簡単に言えば、海外の建築様式を取り入れていれたデザインのことを言います。

また、特徴としては次のようなものがあります。

  • 従来の日本の家には見られなかった素材や色遣いの外観・室内デザイン
  • 素材の質感が重視されたデザイン
  • 間取りはゆったりとして天井が高い
  • 断熱性や気密性、耐震性に優れている

資材は輸入して国内で建築

輸入住宅は資材を海外から輸入し、国内で組み立てます。

海外の資材とはいえど、湿気の多い日本の風土や気候に合わせて結露ができにくいように設計し直されていることがほとんどです。

かといって、輸入住宅の最大の特徴であるデザイン性が失われることはありません。

デザインの一部をアレンジできる

輸入住宅は注文住宅になることが多いため、購入者の好みにアレンジすることができます。

そのため輸入住宅でも和室を設けたり、玄関で靴を脱げるようにしたりと、日本らしさを取り入れることも可能です。

種類別!輸入住宅の特徴

輸入住宅と一言で言っても、そのスタイルは地域や国によって異なります。

ここでは輸入住宅の中でも、人気のログハウスタイプ、北欧タイプ、ヨーロッパタイプとアメリカタイプの特徴をご紹介します。

ログハウスタイプの特徴

北欧や北米にはよく見られる自然に調和したタイプの住宅が「ログハウス」です。

ログハウスの特徴は、丸太を使って自然素材を全面的に押し出したデザインで、自然を愛する人や個性的な家を好まれる方に人気です。

北欧タイプの住宅の特徴

北欧タイプの住宅とは、スウェーデンやフィンランドといった雪の多い寒い地域からの輸入住宅で、自然素材を活かしながら極寒の気候にも耐えるように高気密・高断熱で設計されている点が特徴です。

そのため季節の変化に左右されることなく快適に暮らしながら、自然との調和も楽しむことができます。

ヨーロッパタイプの住宅の特徴

ヨーロッパタイプの住宅は、フランスやイタリア、スペインに英国スタイルなどいろいろあります。

とりわけ人気なのが南仏やイタリアなどの南ヨーロッパスタイルです。

漆喰の塗り壁に素焼きの屋根瓦、室内は白壁を基調にドアや柱に使われる木材がアクセントとなってメリハリのある開放的なデザインが特徴的です。

南ヨーロッパの強い日差しにも負けない断熱性もあり、優しさに包まれた心地よい空間が生み出されます。

アメリカタイプの住宅の特徴

アメリカンタイプには、アメリカを開拓して豊かさが感じられるようになったころのアーリーアメリカンスタイルや、レンガ壁が印象的なジョージアスタイルなどさまざまなスタイルがあるため、選択の幅が広がります。

またアメリカでは家族が何代にも渡って同じ家に住むという文化があることから、耐久性の高さもアメリカタイプの特徴のひとつです。

輸入住宅の工法の違い

輸入住宅の特徴はデザイン性だけでなく、その工法の違いにもあります。

それぞれの工法について見ていきましょう。

ログハウスの丸太組工法

ログハウスを組み立てる工法は「丸太工法」と呼ばれます。

丸太を水平方向にして交互に積み重ねていく工法で、耐熱性・耐震性が高いことが特徴です。

北欧タイプの住宅のパネル工法

「パネル工法」は主に北欧タイプの住宅で用いられている工法で、壁や床、天井などをあらかじめ工場でパネルとして加工しておき、それを現場で組み立てるという工法です。

断熱性や気密性が高いうえに耐震性や耐火性にも優れた工法です。

アメリカタイプの住宅のツーバイフォー工法

アメリカタイプの住宅に取り入れられているツーバイフォー工法(2×4工法)は北米で生まれた工法です。

ツーバイフォー工法という名称の由来は、使われる角材の断面のサイズが2インチ×4インチだからです。この角材と合板を合わせて住宅の基礎を作ります。

その構造は単純ながら耐震性や断熱性、気密性も高いため、日本でも広く取り入れられる工法になりました。

輸入住宅の相場は国産住宅と比べてもあまり高くない

輸入住宅というと高価なものというイメージがありますが、実際のところ、その相場は国産住宅とそれほど大きくは変わりません。

最も多い輸入住宅の価格帯は、床面積40坪程度なら約2000万円~3000万円ほどです。

坪単価に換算すると約50万円~約80万円になります。

なかには坪単価30万円とローコストで輸入住宅を建てられる業者も見受けられます。

ただしこの価格相場は、住宅のスタイルや選ぶ資材、建設予定地などによっても大きく変わってきます。



輸入住宅のメリット・デメリットとは?

ここでは輸入住宅のメリットとデメリットについて見ていきましょう。

輸入住宅のメリット

本物の欧米デザイン

輸入住宅の最大の魅力はそのデザイン性です。

まるで海外で生活しているかのような住宅に住むことができます。

日本には欧米住宅のデザインを取り入れた住宅は数多くありますが、輸入住宅の魅力は真似たデザインではなく、まさに本場のデザインを楽しめることでしょう。

間取りがゆったりしている

間取りがゆったりしているのも輸入住宅の特徴のひとつでありメリットです。

国産住宅の基本寸法(モジュール)は910mmですが、海外では1200mmなど日本よりも大きいのが特徴です。

そのため、室内はゆったりとした空間になります。

特にアメリカタイプの住宅は間取りがゆったりとしています。

基本性能の高さ

輸入住宅の住宅は何代も家族が暮らすことを前提として設計されていることが多いため、強風などの悪天候にもびくともしないような耐久性を持っており、耐熱性にも優れているなど、基本性能が高いのが特徴です。

特に北欧タイプの住宅は断熱性に加えて気密性も高いことから、冷暖房費を節約しながら、夏は涼しく冬は暖かく過ごすことができます。

輸入住宅のデメリット

申し込みから完成までの長い建築時間

輸入住宅の場合、施工開始後は比較的短い工期で完成することが多いのですが、建設に必要な資材の輸入に時間がかかる場合があります。

このため、申し込みから完成までは4か月~半年くらいの余裕を持った建設計画を建てるようにしましょう。

メンテナンスの不安

輸入住宅で最もよく挙げられるデメリットが、将来的なメンテナンスの不安です。

輸入住宅を扱っている業者は国産住宅を扱っている業者に比べて少ないため、どの建築業者でも輸入住宅のメンテナンスに対応できるわけではありません。

通常は建築業者にメンテナンスも依頼しますが、その業者がすぐに対応できない場合に備えて、事前に輸入住宅のメンテナンスが可能な別業者を探しておく必要があるでしょう。

内装に合ったインテリアが見つからない

内装を欧米デザインにしたことで、それに合ったインテリアを見つけるのが難しい場合があるのもデメリットの1つでしょう。

特に今まで住んでいた従来の日本建築の住宅から輸入住宅に引っ越すと、手持ちの家具のほとんどが内装に合わないことも考えられるため、その場合には買い直すための費用が必要になります。

輸入住宅で後悔しないための3つの注意点

輸入 住宅 と は

輸入住宅の特徴やメリット・デメリットを見てきたところで、輸入住宅を購入する際に気をつけておくことについて見ていきましょう。

暮らし方にあったデザインにする

輸入住宅で聞かれる不満の1つに、デザインにこだわりすぎたために、実際に住んでみると不便で落ち着かない点がいろいろと見つかったというものがあります。

海外と日本の生活文化には大きな違いがあります。

例えば、海外では靴を履いたまま室内で過ごすことが多いのですが、日本ではそうではありません。

海外のデザインや生活様式をそのまま取り入れるのではなく、それが自分にとって快適なのかどうかを1つずつ検討することが大切です。

玄関では靴が脱げるようなつくりにする、部屋の一部に和室を設けるなど、家族全員の暮らし方や希望にあったデザインを取り入れるようにしましょう。

日本の気候に合わせたアレンジをする

日本と海外との大きな違いは気候です。

日本は高温多湿で、特に木材が傷みやすく、そのためシロアリなどの害虫も発生しやすい気候です。

しかし、欧米では日本のように湿度が高くないため、シロアリの発生を想定していない場合もあるでしょう。

そのため、用いる資材に防腐対策やシロアリ対策を施してもらう、湿気がたまりにくい間取りにしてもらうなど、日本の気候に合うようにアレンジすることも大切です。

将来的なメンテナンス依頼先を確保

輸入住宅ではドアノブのような小さな部品が1つが壊れたとしても、全く同じものをすぐに手に入れることができないでしょう。

このような事態を想定して、施工業者がどのようなアフターサービスをどれくらいの期間行ってくれるのかをを事前に確認しておくことも大切です。

また同じ事業者が対応してくれない場合もありますから、別の業者を探しておくと安心でしょう。

メンテナンス資材が国内でも注文できるのか、それとも海外に発注してなくてはならないのかなども、大切な確認ポイントです。

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