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2021年02月16日更新
セルフビルドとは?自分で建てる輸入住宅について
目次
「セルフビルド」とは自分で家を建てること
時間があればセルフビルドで家を建ててみたいと考えたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、「ホームメーカーなどに依頼をせずに行うことなんて本当に可能なのか」と思い、なかなか実行できない人もいるかもしれません。
実行に移す前にまずは、セルフビルドについての知識を広げていきましょう。
セルフビルドとは?
セルフビルドとは、自分の家を自分で建てることです。
一般的に住宅を建てる際は、ホームメーカーや工務店などに依頼してプロに建築してもらいますが、セルフビルドでは自分で家を完成させることになります。
日本では、一般的にプロに依頼して家を建築するケースが多いのですが、海外では自分の家を手作りで建てるケースも少なくありません。
セルフビルドでは、住む人が使いやすいように建築できるため、完成後は大変満足の行く仕上がりになることが多いようです。
輸入木材+セルフビルドでコストダウンできる
セルフビルドの費用で、そのほとんどを占めるのが「材料費」です。
人件費がかからないため、プロに依頼するよりも費用を安く抑えることができます。
セルフビルドで家を建てる場合は、木材などの資材を自分で確保しなければなりませんが、できるだけ安くて品質の良いものを吟味して自分でそろえられることは、セルフビルドのメリットだとも言えるでしょう。
資材として主に輸入木材を使用すれば、さらにコストダウンが可能になります。
セルフビルドなら平屋がおすすめ
セルフビルドで2階建てを建築するのは不可能ではありませんが、木材などを2階部分に上げるなどの工程が増えるため、自力で作業を行うことは難しくなると考えられます。
また、その分技術力も必要です。
しかし、セルフビルドで家を建てる場合、そのほとんどが初めての経験ではないでしょうか。そのため、セルフビルドを行う場合は平屋がおすすめです。
輸入住宅のセルフビルドをするのはどんな人?
セルフビルドで家を建てる際のメリットとして、まず建築費用を大幅に抑えられるという点が挙げられます。
セルフビルドなら業者に依頼する時の人件費が丸々カットできるのです。材料費だけで済むのなら、プロに頼むよりかなり安い値段で住宅を建てることができます。
したがって、セルフビルドで家を建てたいというのは一般的に住宅に掛かる費用を抑えたいという人が多いと思います。
また、セルフビルドをするのは基本的にDIYが好きな人でしょう。全て選んで家を建てるなら、自分のこだわりをそのまま住宅に反映できるのも魅力のひとつです。
たとえ建築に関する知識などはなくても、費用を抑えられるのならセルフビルドに挑戦したいという人もいるもしれません。
実は木造の建物は資格がなくても作れてしまうのです。
セルフビルドに関する知識を勉強する時間が十分あるという人なら、素人でも作れないとは言いきれないでしょう。
もちろん家の中には有資格者でないとできない部分もあり、その点に関してはプロに依頼することになります。
セルフビルドのためのキットが販売されていますので、それを利用するのも良いかもしれません。
セルフビルドや輸入住宅は海外部材を使う
基本的にセルフビルドや輸入住宅は海外部材を使用します。
では、輸入住宅とはどのような住宅のことなのでしょうか。
輸入住宅とは?
輸入住宅とは、海外から住宅の資材などを輸入し、日本国内で建築した住宅のことです。
設計や規格などは海外で使用されているのと同じものが多く、日本でも海外のような住宅を再現することが可能です。
輸入住宅には、北米スタイルや北欧スタイル、南欧スタイルなどがあります。
輸入住宅は、国産住宅ではなかなか目にしないようなデザインが豊富にあり、外観や内装にこだわりたい人に人気です。
セルフビルド用のキット販売もある
セルフビルドの場合、設計や材料選びから建築までを全てゼロから自力で行う方法もありますが、その場合とてつもない時間と労力が必要になります。
そこで、利用したいのがセルフビルド用のキットです。
セルフビルド用のキットではあらかじめ仕様が決まっており、必要な材料が全て揃っているため、初めてでも組み立てやすいように設計されています。
建築の知識があまりなく不安な場合は、このようなキットを利用するのも良いでしょう。
セルフビルドで人気の輸入木材の種類について
次にセルフビルドで人気の輸入木材の種類をご紹介します。
オーク
オークとは、日本やヨーロッパ、北米大陸に広く分布しているブナ科の広葉樹のことです。
日本国内のミズナラより全体的に白く目が荒いのが特徴で、耐久性があるため家具やフローリングを作るのに向いている木材です。
オークは硬い性質を持ち合わせていますが、雨期など湿度が高いと膨れるため、施工時には隙間が必要になります。
また、硬い反面釘を打つ際に割れてしまうことがあるので、注意しながら施工する必要があります。
メープル
メープルとは、メープルシロップと同じシュガーメープルの木のことで、かえで材の木材です。
メープル材には、シルバーメープル・レッドメープル・ビックリーフメープルなどの種類があります。
メープル材は摩擦や衝撃に強く硬いのが特徴で、メープル材の中には「バードアイ」と言われる渦巻き状の斑点がある板の希少価値が高く、高級素材として扱われることがあります。
また、メープル材は北米やカナダでは昔から床材や生活家具などに使用されており、温かな色合いで木の温もりが感じられる木材と言えるでしょう。
チェリー
チェリーはカナダ東部やアメリカを中心に広く生息している樹木です。
チェリー材は、表面が滑らかですべすべした肌触りが特徴。ウォルナット材に比べると価格は低めですが、高級感のある木材です。比較的水に強く耐久性もあるため、テーブルやフローリングなどによく使用されています。
また、はじめは白っぽい色をしていますが、経年とともに茶色へと変化していきます。
輸入住宅のセルフビルドする際の注意点
輸入住宅をセルフビルドする場合でも、いくつか注意すべき点があります。
まず、構造上メインとなるような部分はやはりプロに任せた方が良いでしょう。
住宅は家族が暮らす大切なスペースです。それを素人だけで作るとなると、耐震など様々な面で気になることが出てきますよね。
さらに電気の配線などは、電気工事士の資格が必要となります。そのため素人だけでセルフビルドを行うことはほぼ不可能です。
また、セルフビルド可能かどうか、自治体によって異なる場合もあります。基本的に、市街化調整区域や地目が農地とされている場所は、法的に住宅を建てることが難しくなります。
市街化調整区域では住宅などの建築に制限が掛かっていることがあり、地盤が弱かったりインフラが整っていないというケースも多く見られます。
これらの地域に家を建てようとする場合は、各自治体からの許可が必要です。
そのほか、用途地域が工業専用地域となっている場所では、住宅などを建てることができません。
建築のプロなら当然この辺りの知識も頭に入っているでしょうが、素人にはなかなか難しいですよね。
セルフビルドを行う場合は、まずその地域に住宅を建てることができるのかよく検討するようにしましょう。
セルフビルド住宅のメリット・デメリットについて
セルフビルドについてご説明してきましたが、セルフビルド住宅を建てる際のメリット・デメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。
メリットはこだわりの家を安く建てられること
セルフビルドのメリットは、何と言ってもこだわりの家を安く建てられることでしょう。
セルフビルドでは作業の大半を自分や家族、友人などの手で行うため、建築費用の半分以上を占めると言われている人件費をカットすることができます。
また、通常ホームメーカーなどに住宅の建築を依頼した場合、下請け業者等への中間マージンなどもかかりますが、その費用もセルフビルドではかかりません。
セルフビルドでは費用面もさることながら、やはり1から自分で家を作り上げることでの満足感や達成感は大きいと言えます。
そのほかに、セルフビルドでは木材をふんだんに使用した家が多いため、木のぬくもりを感じられ、家族や仲間が心からくつろげる住宅にできることもメリットのひとつではないでしょうか。
デメリットは時間と労力がかかること
一方で、セルフビルドのデメリットはやはり、時間や労力が予想以上にかかることでしょう。
素人が調べながら作業を行うことで、プロなら1日でできる作業でも素人では数日かかってしまうことも少なくありません。
そのため、予想よりも工期が長くなることも多くなります。
また、木材を運んだり組み立てたりと力作業も多いのがセルフビルドです。通常であれば、きつい作業もプロが行ってくれますが、セルフビルドは全て自分で行わなければなりません。
セルフビルドをする際は、上記のデメリットも覚悟をした上で取り組まないと「材料だけ買ったけど想像以上に大変で途中であきらめてしまった」ということになりかねないため、下調べや準備は入念に行うようにしましょう。
ハーフビルドもおすすめ
セルフビルドをしてみたいが全てひとりでできるのか心配だったり、材料集めや工法などに自信がない場合は、「ハーフビルド」がおすすめです。
では、ハーフビルドについて詳しくご紹介します。
ハーフビルドとは?
セルフビルドはひとりで全ての材料集めから施工などを行うのに対し、ハーフビルドは自分でできるところはひとりで行い、専門的な部分や施工が難しい場所に関してはプロに依頼することになります。
初めて家を建築するにあたり、専門的な部分がわからないことや施工が難しい箇所も出てくるでしょう。
そんなときは、プロの意見を参考にしたりサポートしてもらいながら施工することで、スムーズに作業できます。
また、電気関係や水回りなど資格が必要な工事は、迷わずプロに任せましょう。漏電などの危険も回避されるため安心です。
家を建てることは一生に一度であることが多く、後悔がないように建築する必要があります。
そのため、初めてセルフビルドを行う場合は、ハーフビルドのようにプロにサポートしてもらいながら家を建てる方法もおすすめです。
建て替え・注文住宅に対応する優良な建設会社を見つけるには?
ここまで説明してきた建て替えは、あくまで一例となっています。
注文住宅の設計プランや費用は、施工店によって大きく異なることがあります。
そのときに大事なのが、複数社に見積もりを依頼し、「比較検討」をするということ!
実際に注文住宅を建てるには時間がかかるので、この記事で大体の予想がついた方は早めに次のステップへ進みましょう!
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一生のうちに注文住宅を建てる機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しない建て替えをするためにも、建設会社選びは慎重に行いましょう!
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