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2019年07月05日更新

【二世帯住宅の定義】3つのタイプ別に特徴となる条件を解説!

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

二世帯住宅の定義と3タイプの同居形態とは

二 世帯 住宅

二世帯住宅とは、親世帯と子世帯など、2つの世帯が一つ屋根の下で暮らす住宅のことをいいます。

二世帯住宅で暮らす家族構成はその家庭によりさまざまです。

【家族構成の例(子世帯から見た)】

  • 両親、夫婦、子供
  • 母、夫婦、子供
  • 両親、兄弟、夫婦、子供

二世帯住宅には、一緒に暮らす住宅の形態により主に3つのタイプがあります。

「完全同居型」「部分共有型」「完全分離型」の3つで、タイプにより間取りの特徴が違います。

玄関やリビングの数、水回り設備の数と使い方、日常動線の分離状況によりそれぞれのタイプが定義されています。

そのため、どのタイプの二世帯住宅を建てるかで二世帯間の距離感が変わるのです。

二世帯で暮らすメリットは、生活費が経済的であることやお互いが助け合えることにありますが、時にはお互いのプライバシーの問題などが出てくることもあります。

そのため二世帯住宅で快適に暮らすには、家族構成や生活スタイルなど、どのタイプが自分たち家族にあっているかをしっかりと検討しなければなりません。

まずはそれぞれのタイプの二世帯住宅の定義や条件を理解し、自分たちにあった二世帯住宅のタイプを見つけましょう。

「完全同居型二世帯住宅」を定義づける間取りの特徴

完全同居型二世帯住宅とは、「二世帯が一世帯分の間取りで暮らす」と定義できる間取りです。

つまり、玄関やリビング・ダイニングは基本1部屋で、キッチンや浴室・洗面・洗濯機などの設備も1つだけ設け、二世帯一緒に使うスタイルです。

一世帯住宅とあまり変わらない間取りになることが多いタイプの二世帯住宅ですが、共有する設備や部屋が多いため、その分個室数を多く確保できるという特徴ももっています。

完全同居型二世帯住宅のメリットは、お互いの距離が近いため、介護や育児の手助けをしやすいことと、コミュニケーションがとりやすことがあげられます。

また、共有部が多いため経済的にもメリットがあり、住宅をコンパクトにできるため建築工事費が抑えられます。

一方でデメリットは、お互いのプライバシーがないことや生活時間帯が違う世帯が一緒に暮らすため、生活騒音に気をつかうことなどがあります。

また、お風呂や洗面が1つの場合、使用時間が限定されることなどもデメリットでしょう。

完全同居型の水道光熱費は、他のタイプの二世帯住宅と比較すると安くなる傾向にあります。

水回り設備を共同で使用するため、上下水道料金や電気料金・ガス料金の基本料金も1つなるからです。

また洗濯をまとめてできたり、お風呂が1つのため水道使用量が減るのも理由の1つです。

完全同居型二世帯住宅は、二世帯間の交流を密にとり、お互い助け合って暮らすことを考えているご家族に向いている住宅です。

部分共有型二世帯住宅を定義づける間取りの特徴

「部分共有型二世帯住宅」とは、「一部の水回り設備や玄関などを共有する間取り」と定義できる間取りです。

つまり、玄関やリビング・ダイニングまたは、キッチンや浴室・洗面・洗濯機などの一部を二世帯で共有して使うスタイルです。

何を共有するかは家族により違います。

【多く見られる共有スペースのパターン】

  • 玄関のみ共有
  • 玄関と浴室・脱衣室を共有
  • 玄関と浴室・脱衣室とキッチンを共有  等

部分共有型二世帯住宅のメリットは、ある程度お互いのプライバシーを保つことができ、かつ、コミュニケーションがとりやすい距離感にあります。

部分共有型二世帯住宅では、共有するスペースでコミュニケーションを取りながら、その他のスペースではプライバシーを確保して、お互いのストレスがない距離感を作ることができます。

一方でデメリットは、共有する玄関や水回り設備では、使う時間や生活音に配慮が必要なことです。

高齢の親世帯と子供が小さい子世帯では、生活時間帯が違います。

子供のお昼寝時間や両親の就寝時間、残業や塾での夜遅い帰宅や早朝のお出かけなど、お互いの暮らしの特性を考える配慮が必要になるでしょう。

部分共有型二世帯住宅の水道光熱費は、水回り設備を共有するかどうかで変わります。

共有する設備が多いほど、ランニングコストは安くなります。

部分共有型で水回り設備を各家庭に1つずつとした場合は事前に料金をどのように支払うかを話し合っておきましょう。

料金メーターを2つ設置しそれぞれが使った分をそれぞれの世帯で支払うようにするとスムーズです。

基本料金が増えるため割高になりますが、その方がお互いにストレスなく使えるというメリットがあります。

部分共有型二世帯住宅は、部分共有することで、住宅の間取りを効率的に使いながら、ストレスのない距離で生活できる二世帯住宅だと言えるでしょう。



完全分離型二世帯住宅を定義づける間取りの特徴

「完全分離型二世帯住宅」とは、「2つの住宅が一つ屋根の下でつながっている間取り」と定義できる間取りです。

つまり、玄関やリビング・ダイニング・キッチン、浴室・洗面・洗濯機などの全てがそれぞれの世帯専用にあるスタイルです。

完全分離型二世帯住宅は、それぞれの世帯が完全に独立していて、1階と2階や、左右などで世帯別に分かれています。

しかし玄関ホールや廊下などでつながっていて行き来できるようになっています。

完全分離型二世帯住宅のメリットは、世帯間のプライバシーが守られることです。

それぞれの生活リズムにあわせて、ストレスなく行動ができます。

一方でデメリットは、車や自転車などの台数も増え、2世帯分の設備を設けるために敷地や建物に十分な大きさが必要になることです。

また、建築費用もその分かかり、工事期間も長くなります。

また、二世帯がコミュニケーションを日常的にとる場所が少ないため、意識しないと顔を合わせたり、会話したりすることが少なくなります。

コミュニケーションをとる配慮が必要になるでしょう。

完全分離型二世帯住宅は、各設備が二世帯分あるので、その他のタイプに比べて水道光熱費が最もかかります。

お互いの生活スペースが完全に分離されているので、料金メーターも世帯別で分けるのがおすすめです。

それぞれが使った分をそれぞれの世帯で支払うようにすれば、お互いにストレスなく使えるでしょう。

完全分離型二世帯住宅は、お互いの生活に干渉しないで生活できる二世帯住宅です。

定義分類された二世帯住宅の価格傾向と目安になる坪単価

二 世帯 住宅

二世帯住宅は、それぞれのタイプによって建築価格の目安になる坪単価が違います。

玄関や水回りの設備・床面積が異なるからです。

それぞれの坪単価は、完全同居型 < 部分共有型 < 完全分離型の順番で高くなる傾向にあります。

平均的な二世帯住宅の坪単価は、約60~約100万円と言われていますが、二世帯住宅のタイプ別の坪単価について見てみましょう。

完全同居型二世帯住宅の坪単価は、約60万円前後が一般的です。

玄関・水回り設備が1つで、個室が多く床面積もあまり広くありません。

そのため、単世帯用住宅の坪単価とあまり変わらない坪単価になります。

部分共有型二世帯住宅の坪単価の相場は、約60~約80万円前後です。

玄関・水回り設備のどれを各世帯に設けるかで坪単価が変わります。

また、床面積は少し広くなり、設備などにも費用がかかるため、完全同居型に比べて坪単価が高くなります。

完全分離型二世帯住宅の坪単価の相場は、約80~約100万円前後でしょう。

2つの住宅を建てるようなイメージになるため、それぞれの世帯に設ける玄関や水回り設備・居室の設置に多くの費用がかかります。

条件によっては補助金や税制優遇を受けられる

二世帯住宅は、条件によって補助金や税制優遇を受けることができます。

補助金は地域型グリーン化事業と区市町村や都道府県ごとの補助金制度があります。

それぞれ補助金を受けるための条件や行わなければならない工事、補助金の申請時期などには細かい規定があります。

利用を考えている場合は事前によく確認しておきましょう。

また、二世帯住宅は不動産取得税と固定資産税の減税措置を受けられるケースもあります。

その要件として、「2戸として認められる」ことなどがあり、2戸として認められれば、2戸分の減税を受けることができます。

各区市町村の固定資産担当課や財務局に要件等について事前に確認しておくとよいでしょう。

二世帯住宅を建てるときには、二世帯住宅の定義をよく理解し、どの二世帯住宅のスタイルが自分たち家族に合っているのか、家族で話し合うことが大切です。

また、補助金や税制優遇等も活用しながら、納得のいく二世帯住宅を建てましょう。

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