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2020年01月29日更新

輸入住宅を建てる

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

輸入住宅の特徴と取り扱い業者

国産住宅に対して輸入住宅と呼ばれる住宅がありますが、そもそも輸入住宅とはどのような住宅なのでしょうか。

また輸入住宅はどのような業者によって取り扱われているのでしょうか。

輸入住宅の特徴と取り扱い業者について解説します。

輸入住宅の特徴

海外設計の一戸建てで資材は輸入

輸入住宅とは、海外で設計、デザインされ、輸入資材で建てられる住宅を指します。

住宅の組み立ては国内業者によることがほとんどで、輸入された資材を使い、設計図に従って組み立てられます。

輸入住宅を扱っている建築業者に依頼

輸入住宅は、輸入住宅を取り扱っている建築業者に依頼して建設されます。

国内にあるどの建築業者でも輸入住宅を扱っているというわけではないので、注文したい輸入住宅を取り扱っている業者に依頼することになります。

日本式にアレンジすることも可能

基本的には海外でデザインされた通りに建築されますが、輸入住宅の一部をアレンジすることも可能です。

日本風にアレンジしたいという希望があれば、日本のデザインを取り入れた輸入住宅を建てることもできます。

日本人の習慣に合わせて玄関で靴を脱げるように土間を設計したい、または和室を設けたいなども注文できます。

日本家屋しか建築したことがない業者には難しい

輸入住宅は、国産住宅である日本家屋とは異なるデザインや設計図であり、また使用される資材も違います。

そのため住宅を建てる際には、輸入住宅の建築様式に慣れた職人が必要となります。

そのため、日本家屋しか建築したことがない業者には建築することは難しく、輸入住宅を取り扱う業者に依頼することになります。

輸入住宅を建築したことがない業者には、輸入住宅の注文・依頼を断られることもあるでしょう。

輸入住宅を取り扱っている業者

輸入住宅を取り扱う業者の種類

輸入住宅を取り扱う業者は大きく分けて3つあります。

一つは、輸入住宅の取り扱いに慣れている設計事務所です。

そうした設計事務所は輸入住宅だけを取り扱う事務所もあれば国産住宅も取り扱う事務所もあります。

二つ目は輸入住宅を専門に取り扱う住宅メーカーです。

輸入住宅の建築に特化しているメーカーなので、輸入住宅の性能から価格まで幅広い知識をもとにアドバイスをしてくれるでしょう。

ただし施行は輸入住宅メーカーが行うのではなく、提携している国内の工務店などが行います。

三つ目は、国産住宅も取り扱う建設会社や工務店です。

国産住宅の建築のノウハウを活かしながら、並行して輸入住宅の建設を行っています。

得意とするデザインは業者によって違う

輸入住宅には南欧スタイルやログハウスなどさまざまなタイプがあるのですが、業者によって取り扱っているデザインとそうでないデザインがあります。

建設会社によっては限定したデザインの輸入住宅しか取り扱わないという会社もあります。

しかしそれが依頼者にとってまったくのデメリットというわけではありません。

依頼する側も理想とするタイプの輸入住宅を決めてから業者を選べるので、大きな問題とはならないでしょう。

業者によって得意とする価格帯が違う

輸入住宅の価格帯によっても、業者の得意、不得意があります。

標準価格からそれよりも上のハイグレードな輸入住宅を中心として注文を受け付ける業者や、比較的安いタイプの住宅を得意としている業者もあります。

そのため輸入住宅を注文、依頼する場合には、デザインだけでなくある程度の予算も組んで業者探しをするといいでしょう。



輸入住宅の価格

輸入住宅の価格は、資材や設備の違いによっても変わってきますが、円相場の影響を受けることもあります。

そこで輸入住宅の相場価格や円相場の影響、資材や設備の違いによって変化する輸入住宅の価格について見ていきましょう。

輸入住宅の価格相場

坪単価は30万円から100万円

輸入住宅の価格相場は住宅のデザインや使用される資材によっても変わってくるのですが、平均的な相場価格は坪単価、30万円~100万円です。

輸入住宅の価格は高いというイメージがありますが、坪単価を国産住宅と比較すると、あまり変わらないと言えます。

アーリーアメリカンスタイルなら2,000万円台前半も可能

輸入住宅でも比較的お手頃価格と言えるのが、アーリーアメリカンスタイルの住宅です。

2,000万円台前半で建築することも可能です。

アーリーアメリカンスタイルの住宅とは、アメリカがまだ英国やフランスの植民地だったころの住宅様式です。

シンメトリーの作りと大きな屋根、玄関先にはテラスがあり、窓枠などには装飾が施されるなど、ウェスタン映画に出てくるような古き良き時代のアメリカの住宅スタイルです。

細長くて薄い外壁木材を規則的に並べた壁が印象的で、ツーバイフォー工法で建築されるスタイルです。

ジョージアンスタイルなら2,000万円台後半から4,000万円

総タイルの外壁が美しいジョージアンスタイルの輸入住宅は、2,000万円台後半~4,000万円が相場価格です。

ジョージアンスタイルはイギリス生まれの住宅デザインで、アメリカの南部で建築されていました。

正面中央に玄関が配置されたシンメトリーのデザインで、重厚感にあふれたデザインです。

窓はハングウインドウと呼ばれる上げ下げして開閉するタイプの窓が取り付けられます。

ログハウスは1,000万から3,000万円以上

天然木の丸太が積み重なって建築されるログハウスの場合、大きさと組立て方法により、価格は大きく異なります。

プレカット組立てキットなら1,000万円程度から、本格的なものでは3,000万円以上になります。天然木を贅沢に使用するのがログハウスであることから、おのずと価格も高くなります。

輸入住宅は円相場の影響を受けやすい

輸入住宅はデザインと使用される資材が海外から輸入されるため、特に資材の輸入において円相場の影響を受けて価格が時によって異なる可能性があります。

しかし国産住宅でも現在が資材は輸入に頼っていることから、円相場の影響を受けたとしても、国産住宅と輸入住宅で大きな価格の差が生まれることはなさそうです。

輸入住宅は外壁材の選び方で値段が変わる

輸入住宅の価格は、使用される外壁材で大きく変化します。

例えばアーリーアメリカンスタイルや南欧スタイルの住宅の外壁は、ラップサイディングと呼ばれる薄くて平らな板を規則的に並べます。

このラップサイディングに使われる資材は外壁材としては比較的安いため、他のデザインの輸入住宅よりも総建築費用が安くなる傾向があります。

一方、ジョージアンスタイルや英国スタイルの住宅は外壁にレンガが使われるため、費用が高くなります。

また土壁が特徴的なサンタフェスタイルや、コッツウォールズストーンのコッツウォールズスタイルの住宅は、資材その物のコストというよりも、需要が少ないために大量発注できず、その費用が高くなります。

輸入住宅は設備の選び方で値段が変わる

住宅建築は、設備の選び方によっても大きく総工費用が変わります。キッチンやトイレ、風呂、階段の手すりなどを全て輸入品でまかなおうとすれば、国産品を使用した場合に比べると高くなるでしょう。

少しでも費用を抑えたいならば、設備の一部を国産品で代用することを検討してみましょう。

輸入住宅を建てる流れ

輸入住宅の注文から建築までの流れで特徴的なことは、住宅の一部をアレンジしたい時などは業者との綿密な打ち合わせが必要となることです。

それ以外では、国産住宅を建てる流れとあまり変わりありません。

ここでは輸入住宅のプランから注文、建築までの流れとポイントを紹介します。

①住宅プラン:自分の希望を明確にする

住宅の建築では、どのような住宅プランを希望するのかを明確にすることが大切です。輸入住宅の何に魅力を感じ、どのようなデザインや仕様を好むのかをはっきりさせることで、予算オーバーを防ぐこともできるでしょう。

モデルハウスの見学では、外観だけでなく内部の仕様も確かめて、自分たちが住むことになった時のことを想像しながら見学します。

複数の業者に依頼して価格等の比較をする場合には、ネットなどで口コミを読んでから業者のプランを比較しようとすると大変時間がかかります。

そうならないためにも、住宅プラン作りでは住宅のことと同時に、注文を依頼する業者もある程度イメージしておきましょう。

日本式のアレンジも明確にする

輸入住宅の建築プランでは、アレンジしたい内容を考えることも大切です。

日本式の靴を脱げる玄関や和室など、自分たちの使用勝手や生活習慣を考えながら、快適に暮らせる住宅には何が必要かを考えながら建築プランを考えましょう。

②業者と相談する

建築業者が未定の場合には、候補として挙げられる3社程度の建築業者を選び、相談してプランを出してもらいます。

業者選びのポイントは、担当者が親身になって自分の希望を聞き正確に把握してくれているかどうかです。

業者から提示されたプランには、敷地の形状やライフラインの状況を調べた上で提示されているかどうかも確認しましょう。

プランの比較は詳細に

各業者から提示されたプランを比較するときには、そのプランの詳細に何が含まれているのかを細かく確認します。

何が含まれて、何がオプションになるのかを確認して、同じ項目のみで比較・検討するようにしましょう。

③見積もり:業者との打ち合わせ

見積もりでは住宅に関するあらゆることを相談します。

基礎から外壁、内壁、天井や屋根といった住宅の構造に関わることから、設備の選択も行います。

必要とされる費用に関する支払い計画も立てます。

最終打ち合わせでは、デザインから見積金額の提示と確認、そして工期も決定されます。

契約書の締結前なら業者変更も可

契約書をかわす前の段階では、業者を変えることができます。

プランや見積もりの相談など長い時間をかけて話し合ってきたとしても、少しでも納得できないことがあれば、妥協して契約書にサインをせず、別の業者に変えることも検討しましょう。

④契約:請負契約書をかわして着工

最終見積りに含まれる工事内容を十分に確認した後、請負契約書が交わされます。

これで着工となりますので、着工後に思っていたことと違うなどのトラブルにならないために、最終確認は綿密に行います。

後悔しない輸入住宅建築のために

輸入住宅の建築中や建て終わった後に後悔しないために、事前に注意すべき3つのポイントを紹介します。

①ライフスタイルにあったデザインになっているのか

住宅の見た目ばかりを気にしていたが、実際に暮らしてみると使いにくいことが多いといった問題はよく聞かれます。

毎日生活するための家ですから、自分にとって心地良い空間になっているか、または子供がいる場合子供が独立した後はどうするのかなど、将来の家族のライフスタイルの変化も踏まえて、住宅プランを練りましょう。

特に欧米の乾燥気候と日本の高温多湿の違いは、室内空調面で後日問題になるケースが見られ十分な検討を要すところです。

②景観は輸入住宅にあっているのか

住宅は、その住宅が建つ環境や景観と合っているかどうかという点も大切な要素です。

和風の住宅が立ち並ぶ中、個性的なデザインの輸入住宅が建つことで景観を損なうようなことがあれば、近所の方から不満が出てしまうでしょう。

環境や景観が、建てようとしている輸入住宅を合っているかどうかも検討しましょう。

③予算の範囲内におさまっているか

理想の輸入住宅を手に入れたものの、日々の生活が困窮するような金銭プランでは日常生活に影響が出てしまいます。

子供の学費に支障が出るような返済プランになっていないでしょうか。

デザイン優先で支払い計画に無理をすると後悔することになるので、余裕を持った返済方法を選びましょう。

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