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2021年03月09日更新

【二世帯宅の防音】対策の重要性と方法を解説! 

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

二世帯住宅でなぜ防音対策が必要となるのか?

二世帯が1つ屋根の下に暮らす二世帯住宅で、トラブルが起きやすいのは騒音問題です。

騒音問題は自分では気づかないケースが多く、日頃からお互いに気兼ねなく問題を指摘し合える関係を築いておくように心がけましょう。

床上を歩く足音、キッチンやバスルームなどの水回りの排水音など、普通に暮らしていると自然に起きてしまう生活音ですが、時にそれを騒音と感じてしまうことがあります。

そこで騒音トラブルとなる原因を紹介します。

親と子の世帯では生活リズムが違う

生活音が気になる原因として考えられるのが、親世帯と子世帯の生活リズムの違いです。

早く就寝する親世帯と夜遅く帰宅する子世帯が一緒に暮らせば、キッチンなどでの物音は親世帯の生活を邪魔してしまうことになるでしょう。

思わぬことが騒音トラブルになりがち

「まさかこんな音が聞こえているなんて」と驚くような事例も聞かれます。

例えば、窓やドアの開閉音、照明器具のスイッチ音です。

子供椅子に座って足をブラブラさせただけで床がきしんでいたということもあり、思わぬことが騒音トラブルを生んでいる可能性もあります。

ストレスなく豊かに二世帯で暮らす

縁あって一緒に暮らしているのですから、お互いが気持ち良くストレスのない暮らしをしたいものです。

そのためには、生活音による騒音に対して対策をとることも大切です。

二世帯住宅で防音対策をするのは、物理的な対策という意味だけでなく、精神的にも必要でしょう。

二世帯住宅の防音対策の注意点は?

二世帯住宅で防音対策をするためには、どのような点に注意をすれば良いのでしょうか。ここで防音対策での注意するポイントについてみていきましょう。

ストレスに感じる点について話し合う

二世帯住宅で防音対策を施す前に、どのような音が騒音やストレスに感じるか、家族全員で話し合いをすると良いでしょう。

日中には気にならない足音や洗濯機の音も、夜には気になってしまうことがあります。

テレビの音についても、人によってちょうど良いと感じる大きさは異なるかもしれません。何が騒音と感じるか、それぞれ個人差があるのです。

家族でトラブルなく生活するためにも、それぞれが騒音に感じる点を話し合った上で、防音対策を考えるようにしましょう。

事前に業者と擦り合わせを

二世帯住宅の防音対策の工事をする際、事前に業者としっかり擦り合わせをするようにしてください。

自分の家の場合はどのような素材が適しているか、どれくらい騒音を防ぐことができるのか、納得のいくまで話し合ってから、工事を進めるようにしましょう。

二世帯住宅の防音対策はどこにすればいいのか?

防音対策は床さえしておけば良いと思いがちですが、実はそうではありません。

防音対策で必要なのは床はもちろんですが、間取りや水回りにを工夫することで防音効果を期待できます。

床、間取り、水回りで行える防音対策を紹介します。

床の防音対策

床に施せる防音対策として、防音カーペットや防音マットを敷くことが考えられます。

最近はデザイン性の高いものも多く出ていますので、フローリング空間のイメージを損なわないものを探してみましょう。

畳には、畳の下に防音マットを敷くことで、畳を通して伝わる振動を軽減することができます。

間取りによる防音対策

間取りによる防音対策とは、生活音が気になりやすいバスルームやキッチンなどの水回りをまとめるなどの工夫をすることです。

静けさを確保したい空間の上にはクローゼットや納戸を設けたりすることで、階下に響く音を少しでも減らすことができるでしょう。

また寝室などの空間は、音が気になる通路側に作らないなどといった工夫も防音対策になります。

水回りの防音対策

キッチンやバスルーム、トイレなどに使用される配水管は、吸音材を使用した配水管にすると排水音の軽減に効果的です。

またトイレの流す音も気になりやすいので、トイレは節水トイレにして排水量を減らし、排水音を軽減します。

原因に合わせた対策が必要

防音対策をする時に大切なことは、それぞれの原因に合わせた対策を行うことです。

ただ業者から勧められたからという理由で防音対策をしても、決して満足のいく防音対策にはならないでしょう。

それぞれの生活実態の騒音となる原因を見極め、それに合わせた防音対策を行うことが必要です。

二世帯住宅における間取りによる騒音トラブル原因と防音対策

まさかと思えるような生活音が気になって起こることもある二世帯間での騒音トラブルですが、間取り次第で防音対策をすることができます。

間取りによる騒音トラブルの原因と対策法を見ていきましょう。

間取りによる騒音トラブルの原因

騒音が発生しやすい場所は、玄関や階段です。

玄関での出入りの際のドアの開閉音や物音、また階段の上り下りは思ったよりも屋内に響くことがあります。

また、エアコンの室外機の音も気になることがあります。

夏場や冬場になりエアコンを長時間つけていると、特に夜などの静かな時間帯にエアコンの室外機の音が響いてくることもあります。

間取りによる効果的な防音対策

音がする場所から騒音が気になる部屋を遠ざけて配置するという間取りで、防音対策をすることができます。

階段のすぐ隣や玄関のそばにプライベートルームとなる寝室を配置せず、またエアコンの室外機は寝室から離れた位置に設置します。

また、音が出やすいものに消音効果のある器具を取り付けることも可能です。

室外機には振動音防止シートを貼ると静かになりますし、ドアにはソフトクローズ器具などの消音器具を付けることで防音対策が行えます。

階段の踏み板には階段用のカーペットを敷くなどすると、ぐっと静かになります。

二世帯住宅の場合には特に親世帯に配慮して、騒音が出やすいところからリビングルームや寝室を離した間取りになるように設計することをおすすめします。



二世帯住宅における床の騒音トラブル原因と防音対策

床板を通して聞こえてくる音や声というのも、騒音トラブルの1つです。

具体的にはどのような音が床を伝わって聞こえやすいのか、その音の原因と防音対策を紹介します。

床の騒音トラブル原因

床の騒音トラブルの原因となりやすいのが、足音です。特に子供が走り回る足音が挙げられます。

子供が元気に遊び回れることは良いことですが、それが毎日となると、足音に加えて家じゅうに響き渡る遊び声もストレスとなり、親世帯と子世帯の間でもめる原因になる場合があります。

ペットを飼っているお宅では、ペットの足音や声も騒音となるケースが見られます。

床の防音対策

足音や声の防音対策として、子供部屋の真下にリビングルームや寝室を配置しないようにします。

間取りを変更できない場合には、子供部屋の床板を二重にすることで消音効果を高めることができます。

さらにその上に、防音マットや防音カーペットなどを重ね敷きすることで、足音や声が床下に響きにくくなるでしょう。

またペットには、夜などの静かに過ごしたい時間帯は鳴かないようにしっかりとしつけます。

また、子供部屋と同じように防音マットや防音カーペットは、ペットの足音を響かせないようにするのにも効果的です。

二世帯住宅における水回りの騒音トラブル原因と防音対策

水回りの騒音トラブル原因

水回りで騒音トラブルの原因となる音は、キッチンやバスルームなどでの生活音です。

キッチンでは様々な機器があり、それらを使用するときに出る音、バスルームから聞こえるシャワーの水音、さらにトイレでは使用後にトイレの水を流せば、その排水音が聞こえてきます。

また配管の位置によっては、壁裏から聞こえてくる配管を通っていく排水音がトラブルの原因となる場合もあります。

水回りの防音対策

水回りから聞こえてくる生活音に対する防音対策として、間取りによる防音対策が挙げられます。

水回りを一か所にまとめて、そこから離した位置にリビングルームや寝室を配置します。

また、キッチンの真下に寝室があるような場合も床板や天井を通して音が響いてくるので、上下階でも部屋が重ならないように注意しましょう。

配管を通る水音が聞こえてこないようにするために、キッチンやバスルーム、トイレなどの水回りは一か所にまとめることで、ほかの部屋への排水音の影響が少ない間取りが取りやすくなります。

また生活音が出やすい器具には、音を響かせないような工夫をすることも可能です。

例えば、洗濯機には洗濯機用防振ゴムを使用することで、洗濯機の振動を抑えることができ、静音対策になります。配水管には遮音シートを貼ることで、排水音を減らせるでしょう。

二世帯住宅の防音対策に有効な素材や方法は?

二世帯住宅で防音対策するには、使用する素材や方法にも工夫すると良いでしょう。

コルクタイルや畳も効果的

床の音が気になるのであれば、カーペットのほか、コルクタイルを使うのも効果があります。比較的音を吸収しやすく、何しろさほどコストがかかりません。

将来的にリフォームする際に、交換しやすいのでおすすめです。

また、畳にも十分に防音効果があります。部屋の一部を畳敷きにすると、和モダンでおしゃれな雰囲気にもなります。

床を二重にする

小さい子供がいるのであれば、床を二重にするのも1つの方法です。

子供部屋や長い時間過ごすリビングなど、物音が出やすい部屋を二重床にすれば、軽量コンクリートパネルを使った工法に近い遮音性を保つことができるようになります。

この方法は、部分的に取り入れることもできるのでおすすめです。

ドアに消音器具をつける

ドアの開閉音が気になるのであれば、ドアに消音器具をつけることも検討してみましょう。

引き戸の場合は、ソフトクローズ機能のあるタイプにすると、ゆっくりドアが閉まるのでそれほど音が気になりません。

消音効果のあるサポート器具を取り付けるだけでも、音の伝わり方が違ってくるので、ぜひ試してみてください。

鉄筋コンクリート造の家も検討

木造の建物のきしみなどが気になるのであれば、建物自体を鉄筋コンクリート造にするのも良いかもしれません。

木造の建物よりも遮音性が高く、他の部屋から伝わる生活音などを抑えることが期待できます。木造の建物にこだわりがないのであれば、鉄筋コンクリート造も検討してみてください。

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