キーワードから探す


  1. ハピすむ:建て替え
  2.  > 
  3. 耐震・免震・制震住宅
  4.  > 
  5. 震度7に耐える地震に強い家について解説!

2020年11月03日更新

震度7に耐える地震に強い家について解説!

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

震度7に耐える地震に強い家を建てるには何を目安にすればいいのか?

4つのプレートの上に跨るように位置する日本は、世界的に見ても地震の多い国であるといえます。

日本で生活する限りは常に地震のリスクが伴うため、被害を抑えるためにはしっかりとした対策を取ることが重要です。

私たちの生活の基盤である住居も、地震対策が不十分な状態では地震による被害を受けてしまうかもしれません。

万が一大きな地震が発生しても安心して暮らすことができようにするためには、地震に強い家になる対策を検討する必要があります。

地震に強い家と言っても、その性能は様々です。

建物の性能としては地震に強ければ強いほど安心ですが、震度7の地震にも耐えることができれば地震に強い家であるといえるでしょう。

地震に対する強さは「耐震等級」「耐震性に関する構造」「家の構造」という3つの項目を目安として判断することができます。

これら3項目の詳細については後述しますが、地震とどのように向き合うかといった考え方が家の構造等にも影響します。

どのような地震に強い家を建てるかの最終判断は施工主次第となるため、ひと口に地震に強い家といってもその内容は様々なのです。

震度7に耐える地震に強い家を建てる目安「耐震等級」とは

地震に強い家であることを示す目安の一つに「耐震等級」というものがあります。

ここではこの耐震等級について解説します。

そもそも住宅を建てる際には、建築基準法で定められている基準を満たす必要があります。

そして、建築基準法では耐震基準を判断するための指標として1~3の耐震等級を定めているのです。

耐震等級の番号はその数字が大きいほど耐震性能が高いことを意味します。

耐震等級1

耐震等級1の住宅は、数十年に一度程度の地震で損傷しないこと、かつ数百年に一度程度の地震でも倒壊しない耐震性能を持つ住宅です。

耐震等級1は建築基準法で定められている耐震性能を最低限満たす水準であるため、ほぼ全ての住宅は耐震等級1以上となっています。

耐震等級2

耐震等級2の住宅は、耐震等級1で想定する地震の1.25倍の力に対してそれぞれ損傷しない、かつ倒壊しない耐震性能を持つ住宅です。

主に学校や病院などの公共施設では耐震等級2以上で建てられていることが多いようです。

耐震等級2以上だと、長期優良住宅の認定が受けられます。

この長期優良住宅の認定があると、住宅建築にあたってローンを利用する際に借入条件が有利になったり税制優遇を受けることができます。

耐震等級3

耐震等級3の住宅は、耐震等級1で想定する地震の1.5倍の力に対してそれぞれ損傷しない、かつ倒壊しない耐震性能を持つ住宅です

防災の拠点となっている消防署や警察署などの建物は、等級3以上で建てられています。

稀に「耐震等級3相当」と謳って住宅が販売されていることがあります。

一見地震に強そうに見えるかもしれませんが、あくまで「相当」と謳っているだけの場合は住宅性能評価機関の認定を受けて等級を与えられているわけではない点には注意しましょう。



震度7に耐える地震に強い家を建てる目安「耐震性に関する構造」とは

ここからは「地震に強い家」の耐震性について見ていきましょう。

地震に対してどのように対処するかによって、耐震性に関する構造は異なります。

耐震性に関する構造は大きく3つに分類されます。「耐震構造」「制振構造」「免震構造」についてそれぞれ解説します。

耐震構造

耐震とはその名の通り、地震に耐えることができるよう建物自体を強化することを指します。

耐震構造にするための方法としては壁に筋交いを入れたり、柱に補強材を取り付けて建物を補強したりする方法があります。

十分な耐震性を発揮するためには、必要な箇所に必要な量の補強材を取り付ける必要があるため専門的な知識が必要です。

制振構造

制振構造とは、地震による揺れを吸収する仕組みが備わった建物の構造のことを指します。

建物の内部に制振材と呼ばれる重りやダンパーなどを組み込むことによって、地震による揺れを熱エネルギーに変換して吸収します。

高層ビルなどは上層階ほど揺れの影響が通常は大きくなりますが、制振構造とすることで地震による被害を抑えることができます。

免震構造

免震構造とは建物と基礎との間に免震装置を組み込むことによって、基礎から浮いた状態の建物の構造のことを指します。

地震が発生しても揺れの衝撃を受け流すことができるので、建物まで振動が伝わりません。

そのため、建物の被害を抑えるだけでなく家具などの建物内部の被害を抑える手段としても有効です。

震度7に耐える地震に強い家を建てる目安「家の構造」とは

一般的な住宅の構造は「木造」「鉄骨」「RC(コンクリート)」に分類することができます。

構造ごとに地震に対してのメリットとデメリットが存在するため、それぞれの内容について解説します。

木造構造

木造構造とは主に木材を使用して建てられる構造のことであり、日本ではほとんどの戸建住宅が木造構造で建てられています。

この木造構造には昔からの軸組工法と、北米から入ってきたツーバイフォー工法の2つの形式があります。

ツーバイフォー工法は壁面構造のため軸組工法より耐震性があるとされています。

木造構造は着工件数が多く、比較的安いコストで建てることができるという点が魅力的です。

また、将来的にリフォームをしやすいといったメリットがあります。

一方で、木造構造は他の構造と比べると耐震性が劣るというデメリットがあります。

鉄骨構造

鉄骨構造とは主に鉄骨を使用して建てられる構造のことであり、鋼材の厚みによって重量鉄骨か軽量鉄骨かに分かれます。

一般的な戸建て住宅の場合は軽量鉄骨造りであるケースが多いでしょう。

鉄骨構造のメリットは筋交いの入ったブレース構造とすることにより、ある程度大きな揺れにも耐えることができるという点です。

デメリットとしては木造よりも重量があるため、住宅の新築時に地盤改良が必要なるケースがあり、その際は建築費用が高くなることがあります。

RC構造

RC構造とは鉄筋で補強されたコンクリートで建てられた建物の構造のことです。

コンクリートは圧縮力に強く、鉄筋は引っ張る力に対して強いため、高い強度で地震の揺れにも強いという特徴があります。

他の構造と比較するとかなり重量があるため、RC構造の場合も地盤改良費が高額となる可能性があります。

建て替え・注文住宅に対応する優良な建設会社を見つけるには?

こここまで説明してきた建て替えは、あくまで一例となっています。

正確な建て替え金額を知るためには、建て替え前に「見積もり査定」を受ける必要があります。

そのとき大事なのが、複数社に査定依頼して必ず「比較検討」をするということ!

「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」

「複数社に何回も同じ説明をするのが面倒くさい...。」

そんな方は、簡単に無料で一括査定が可能なサービスがありますので、ぜひご利用ください。

無料の一括査定はこちら>>

一生のうちに建て替えをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しない建て替えをするためにも、建設会社選びは慎重に行いましょう!

一括見積もりを依頼する