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2021年06月10日更新

【1000万円台からの注文住宅】予算別に建築できる家を解説!

1000万円台で注文住宅を建てるのは可能なのでしょうか。注文住宅は予算によって建てることのできる家が変わってきます。この記事では、1000万円台で建てることのできる注文住宅の内容や、注文住宅を建てるためのポイントについて解説します。

1000万円台から注文住宅を建てる際にかかる費用の内訳

注文住宅を1000万円台で建てることは、はたして可能なのでしょうか。

まずは注文住宅を建てる際にかかる費用の項目についてチェックしてみましょう。

土地購入費用

建売住宅とは違い、注文住宅を建てる際には自分で土地を用意する必要があります。土地代は地価によっても大きく変わりますが、いずれのケースでもまとまった額が必要です。

本体建築工事費

注文住宅を建てるには、もちろん建物本体の建築工事費もかかります。住宅を建てる際には、全費用のうち本体建築工事費用の占める割合が大きいため、1000万円で注文住宅を建てるには、この建築工事費がポイントになるでしょう。

別途工事費

別途工事費とは、電気やエクステリア関連にかかる費用のことを指します。住宅ローンを利用して注文住宅を建てる場合は、別途工事費についてもローンで賄えるか確認しておきましょう。

諸経費

家を建てる際には、登記費用や住宅ローンの借入に係る費用など、土地の取得や建築工事に関係する以外の費用もかかります。

1000万円台から建築費別にどのような注文住宅を建てられるのか

注文住宅を建てる際には、費用によって建てることのできる内容というのは異なります。

では、どの価格帯でどのような内容の注文住宅が建てられるのでしょうか?価格帯ごとに建てられる注文住宅を知っておくことで、マイホーム実現に向けての無理ない資金計画を立てることができるでしょう。

住宅の購入は一生の中でも一番の買い物になるという方も多いでしょう。その分、住宅購入の支払いは長きにわたって続くことになります。そのため、将来のことも考えながら、自分たちに合った適切な予算を決めていくことが大切です。

注文住宅を建てる際の目安となる価格帯とは

注文住宅を建てる際の目安となる価格帯は1000万円台・2000万円台・3000万円台・4000万円台〜5000万円台以上というように、1千万円ごとに大まかに分かれています。

1000万円台で建てられる注文住宅

注文住宅で建築費が1000万円台となると、予算としては相場よりもかなり低く抑えることになります。

そのため無駄を極限まで省いた、シンプルな一戸建てになるでしょう。延床面積の目安としては約90~110平方メートルです。

1000万円台の住宅の形状は、真上から見た場合に長方形や正方形などのシンプルな形が多いでしょう。特殊な形状の場合、外壁の面積が増えるため材料費がかかり、予算を超えるケースがあるため注意が必要です。

外壁は窯業系サイディングが使われることが多く、単価の高いレンガなどの仕上げ材は使われません。また屋根はシンプルな片流れの屋根が採用されるケースが多いでしょう。

その他、住宅内の設備についても浴室換気乾燥機など多機能なものはあまり導入されず、最低限の機能が搭載されている製品を選ぶことになるでしょう。

2000万円台で建てられる注文住宅

2000万円台で注文住宅を建設する場合、延床面積の一般的な目安は約110~約120平方メートルです。

これくらいの予算が取れると、家のグレードを少しずつ上げることができます。

たとえば外壁の仕上げにタイルを使ったり、キッチンやバスルームに最新式の設備を導入するといったことも可能でしょう。

その他、使用する建材や部材についても最も安価な量産品だけではなく、部分的にこだわりのある素材のものを使用することもできるでしょう。

全ての希望を実現することは難しいかもしれませんが、優先順位の高い希望については実現できる可能性があるといえます。

3000万円台で建てられる注文住宅

建築費が3000万円台というのは注文住宅における全国平均の予算に近いため、おおむね希望する一戸建てを建てられる金額だと言えます。

延床面積の目安としては約120~約130平方メートルが一般的です。

都市部は敷地が狭かったり、いびつな形をしていたりする土地が多いのですが、3000万円台の予算があれば敷地を最大限活用した、少し複雑な形の一戸建てでも建てることも可能でしょう。

塀や柵などの外構を設置するなど、エクステリアの見た目にもある程度こだわることができます。

さらに等級の高い良質なフローリングを使用したり、場合によっては床暖房を入れたりすることも可能でしょう。

4000万円台から5000万円以上で建てられる注文住宅

延床面積100~120平方メートルの注文住宅を建設するとなると、建築価格4000万円台というのは予算にかなり余裕のある価格帯となります。

たとえば中庭のある家など、凸凹が多く外壁面積が多くなるようなプランも可能です。また水回りにも最高グレードの設備を導入することができるでしょう。

ユニットバスではなく、ゼロから作り上げる在来工法の浴室にして檜風呂を導入するなど、空間にこだわることもできるでしょう。

取り入れたい希望が多い場合や、強いこだわりがある場合などには、4000万円以上の建築費になることが多いでしょう。

1000万円台から注文住宅を建てる際に予算を決めるポイントとは

1000万円台で注文住宅を建てようとすると、予算としては相場よりもかなり低く抑えることになります。

では一体どのような点を考慮して、予算を決めていけばよいのでしょうか?

まず大切なのは、希望する家の詳細です。

家の形や間取り、何階建てにするのかなど、希望をまずは洗い出しましょう。その上で妥協できる点、できない点を決めていきます。

特に、水回りなどの設備機器はグレードによって費用が大きく変わるため、導入したい機能があれば優先順位をつけましょう。

取り入れたい希望が多い場合は1000万円台後半の予算が必要になるでしょうし、最低限で良い場合は1000万円台前半を予算として設定できます。

次に、家族構成です。

住む人数が多い場合は部屋数も必要になってくるため延床面積も広くなり、その分予算を大きく見積もっておく必要があります。一方で少人数の場合は延床面積を小さく抑えて少ない予算で建てることもできるでしょう。

そして、立地条件です。

注文住宅を建てる立地によっては、都市部など、土地代が他の地域より高いケースもあります。このような場合は、住宅本体の予算は低めにする必要があるでしょう。

反対に、土地代が安くてすむ場合には、その分を建物本体の建設費用に充てて、1000万円後半で予算を組むこともできるでしょう。

また、住宅ローンでどれくらいの金額の借り入れを希望しているのかもポイントです。

自己資金はどれくらい用意できるのかや、月々に無理なく返済できる額から逆算して、借入額を決め、それをもとに予算を組むという方法もあるでしょう。

建て替え・注文住宅に対応する優良な建設会社を見つけるには?

ここまで説明してきた建て替えは、あくまで一例となっています。

注文住宅の設計プランや費用は、施工店によって大きく異なることがあります。

そのときに大事なのが、複数社に見積もりを依頼し、「比較検討」をするということ!

実際に注文住宅を建てるには時間がかかるので、この記事で大体の予想がついた方は早めに次のステップへ進みましょう!

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一生のうちに注文住宅を建てる機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しない建て替えをするためにも、建設会社選びは慎重に行いましょう!

この記事の監修者プロフィール

【監修者】弘中純一

一級建築士事務所アルド住宅研究所

弘中純一

一級建築士、宅地建物取引士。プレファブ住宅の開発からスタートし、以来40年にわたり住宅産業に従事。建築設計事務所・住宅リフォーム会社の経営を経て、現在は住宅の悩みを解決する、コンサルティングを中心に活動中。

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