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2023年11月28日更新

監修記事

建て替え中の仮住まいの費用相場は?物件種類・探し方・注意点を紹介

建て替え中には仮住まいが必要です。仮住まいには様々な種類があり、それぞれに特徴がある他、メリットとデメリットもあります。この記事では自分に合った仮住まいの種類や自分にあった仮住まいを選ぶためのポイント、費用面も合わせて解説しています。

家の建て替えでは仮住まいが必要

家の建て替え中には、仮住まいが必要です。

仮住まいとは、一時的に住む仮の家のことです。

建て替え中だけではなく、リフォームの内容によっては仮住まいが必要になる場合もあります。

仮住まいはあまり馴染みのないものだと思いますが、仮住まいの選択を間違えてしまうと費用が余分にかかってしまいます。

自分に合った仮住まいを見つけ、スムーズに建て替えを終わらせるようにしましょう。

建て替えのおおまかな流れ

建て替えのおおまかな流れをご紹介します。

建築会社を探す

まずは建築会社を探します。

自分の理想の家に近づけるような、業者を選びます。

後悔しないためにも妥協せず、しっかりと選ぶのがポイントです。

様々な項目を比較して、ベストな建築会社を探しましょう。

その際、相見積もりを取って比較するために必ず複数の業者をピックアップしておきましょう。

こちらから無料で簡単に見積もりが出来ますので、ぜひハピすむの新築・建て替え費用の無料相見積もりをご利用ください。

設計プランの相談をする

建築会社が決まれば、設計プランの相談をします。

打ち合わせを何度か行い、設計プランを練っていきます。

設備や建材といった具体的な項目が決まると、工事費など具体的な金額を算出できるので、この時に相見積もりをとりましょう。

同じプランでも会社が違うと費用が安くなる場合があります。

建て替えは金額が大きいため、必ず相見積もりを取って比較検討しましょう。

住宅ローンの相談をする

工事のプランが決まり具体的な金額が算出できたら、住宅ローンの相談をします。

どの住宅ローンにするかを考えて相談し、申込みます。

住宅ローンの審査は2段階制になっているので、まずはプランと見積もりをそろえた状態で事前審査を受けます。

その後、建築確認が通った段階で本審査へと進みます。

仮住まいを探す

建て替えをする際には、工事している間に住むための仮住まいが必要です。

実家や賃貸が該当します。

短い時間で自分の条件に合う家を見つけるのは難しいため、できるだけ早い段階からある程度探しておくと安心です。

そうすることで慌ただしく物件を決める必要もなく、焦って適当な物件にしてしまうことを防ぐことができます。

工事請負契約を結ぶ

工事の内容やプランと見積もりを確認し、工事の本契約に進みます。

工事請負契約書は法的な拘束力を持つ重要な書面となっているので、しっかりと内容を確認して、分からない点は質問をして必ず解消しておくようにしましょう。

よく確認しないまま契約を結んでしまうと「こんなはずじゃなかった」と後悔につながります。

着工(解体作業)

工事が着工します。

まずは解体工事です。

解体工事の内容や費用は、もともと建てられていた家の状態によります。

見積もりの段階で具体的な金額が出るので、その時にしっかりと確認しておきましょう。

地盤調査・改良工事

地盤調査とは、建物を建てる前にその地盤がどの程度の重さに耐え、沈下に抵抗する力を持っているのかを調べることです。

安心して新しい家に住むためには、専門家に依頼しておきましょう。

また地盤調査により地盤の強度が不十分だと認められた場合は、地盤改良を行う必要があります。

特に2階建てから3階建て、木造から鉄筋コンクリート造へ変更する場合はより地盤の強度が求められるため、地盤改良が必要な場合が多いです。

建築開始

改良工事が終わると、建築が開始されます。

工事中は定期的にスケジュールの確認をしておくと安心です。

また現場への見学など、職人とのコミュニケーションを取っておくのも良いでしょう。

建築が完了したら、契約通りに施工されているかどうかを立会いによってしっかりと確認します。

確認して納得したなら、引き渡しへと進みます。

完成・引っ越し

立会いにて完成に、残りの工事代金を支払い、その後引き渡しとなります。

登記は引き渡しの日にまとめて行うのが一般的であり、建て替えの場合は建物の表題登記、住宅ローンを利用する場合はさらに抵当権設定登記を済ませる必要があります。

無事手続きなどが終われば、仮住まいから引っ越しをします。

引っ越しが終われば全ての工程が終了です。

建て替えに必要な期間の目安

主な工程期間の目安
建築会社を探す2~3か月
設計プランの相談をする2~3か月
住宅ローンの相談をする3~4か月
仮住まいを探す3~4か月
工事請負契約を交わす3~4か月
仮住まいへ引っ越す3~4か月
着工(解体作業)1週間~1か月
地盤調査・改良工事半日~1週間
建築開始4~6か月
完成・引っ越し4~6か月

建築会社探し~新居完成までの目安が約1年です。

会社選びや打ち合わせなどによって、期間は変わります。

建て替えには長い期間がかかるため、会社選びが重要となってきます。

また、一年のうち工事開始~新居への引っ越しが約5か月~約8か月です。

よって、仮住まいには約5か月~約8か月住むことになります。

短い期間とはいえ、仮住まいはしっかりと選んで決めることをおすすめします。

建て替え中の仮住まいの種類と特徴

建て替え中の仮住まいの種類と特徴についてそれぞれご紹介します。

賃貸物件

物件数が多く、自分にあった部屋を選べる他、一戸建ての家を借りることもできます。

自由度が非常に高い方法ですが、賃貸料は他の種類と変わらない場合でも初期費用がかなりかかってしまいます。

物件によっては敷金や礼金が2か月分かかってしまうこともあり、仲介手数料も必要になってきます。

さらに、一般賃貸は短期間での居住を嫌がる傾向もあるため、短期間でも部屋を貸してくれるところを見つける必要もあります。

マンスリーマンション

賃料は同じ条件の賃貸物件よりも割高にはなりますが、初期費用が安く抑えられます。

初期費用は契約手数料のみで、退去時も清掃代を支払うだけですみますが、広さを確保しづらく単身から多くても3人くらいまでが限度です。

家財道具も最低限しか持ってこられないため、別途トランクルームなどを借りる必要があります。

また初期費用は安くても賃貸料が割高なので、住む期間が長期間になると出費が大きくなります。

少人数世帯かつ短期間の場合の仮住まいに向いています。

ホテル

契約や審査などがいらず、部屋が空いていればすぐに入居できます。

家財道具を運ぶ必要や部屋の清掃なども必要ないので、身軽な状態で移動できます。

しかし、ホテルは短期間の滞在を前提にしているため部屋が狭く、長期間の滞在には向いていません。

また料金が平日か土日によって変動する場合が多く、土日や長期休暇中は費用が高額になる他、全体の費用も高額です。

そのため長期間住むとなると、出費が大きくなってしまいます。

実家

実家は何も手続きがいらず、また費用も一番安くすみます。

また両親が住んでいるため必要なものは全部そろっており、準備があまりいらず快適に毎日過ごせます。

しかし単身世帯以外は夫婦どちらかの実家に住むことになり、片方の人は義理の両親の家に住むことになります。

普段は仲良く過ごせていても、毎日一緒にいるとストレスに感じてしまうこともあり、関係性が悪化してしまう場合もあります。

そうなってしまうと夫婦の仲にも影響があるかもしれません。

賃貸物件に住むメリットと費用相場

賃貸物件に住むメリットと費用相場について、表にまとめました。

賃貸物件に住むメリット
間取りや立地を自由に選べる
ペット可の物件もある
一戸建てを借りられる場合もある

賃貸物件に住むメリットは、自由度が高いことです。

自分の状況に合わせて柔軟な対応が可能です。

賃貸物件に住むデメリット
敷金、礼金、仲介手数料などの諸費用が発生する
短期契約できない物件が多い
保険に入る必要がある

賃貸物件に住むデメリットは、初期費用が高いことです。

また短期契約できない物件が多いため、家を借りられない場合も考えられます。

賃貸物件の費用の目安
(東京/2DK/1か月あたり)
約10万円~18万円程度

賃貸物件の賃料は、マンスリーマンションよりも安くすみます。

マンスリーマンションに住むメリットと費用相場

マンスリーマンションに住むメリットと費用相場について、表にまとめました。

マンスリーマンションに住むメリット
家具家電がついている
敷金や礼金がない
光熱費が賃料に含まれている

マンスリーマンションに住むメリットは、賃貸のような初期費用がないことです。

敷金や礼金がないため、安く入居できます。

マンスリーマンションに住むデメリット
長期契約ではコストがかかる
部屋が狭い物件が多い
置けない家具家電の保管場所を探す必要がある

マンスリーマンションに住むデメリットは、賃料が賃貸物件に比べて高くなっていることです。

また部屋が狭く、少人数世帯しか住むことができません。

マンスリーマンションの費用目安
(1か月あたり)
約15万円~約30万円

初期費用はありませんが、賃貸物件よりも費用は高くなります。

ホテルに住むメリットと費用相場

ホテルに住むメリットと費用相場について、表にまとめました。

ホテルに住むメリット
水道代や光熱費の心配がない
自分で清掃しなくてもいい
ガスや保険の契約も必要ない

ホテルに住むメリットは、自分で何も用意する必要がないことです。

必要なものは全てホテルにそろっています。

ホテルに住むデメリット
家族の人数が増えればコストがかかる
自炊できないため食費がかかる
家具家電の保管場所を探す必要がある

ホテルに住むデメリットは、コストがかかることです。

初期費用はありませんが、維持コストがかかります。

ホテルの費用の目安
(1か月あたり)
約15万円~
※1日5000円とした場合

ホテルのグレードによって価格は大きく変動します。

実家に住むメリットとデメリット

実家に住むメリットとデメリットについて、表にまとめました。

実家に住むメリット
賃料を抑えられる
水道光熱費などの諸費用が抑えられる

実家に住むメリットは、費用が一番抑えられることです。

実家に住むデメリット
家族関係によってはトラブルになる可能性がある
遠方の場合は子供の転校が必要な場合がある

実家に住むデメリットは、人間関係の悪化です。

片方は義理実家に住むことになるため、ストレスにもなりえます。

また子供も短い間の転校が生じるとストレスを感じる可能性があります。

仮住まい費用の内訳はどのくらい?

仮住まい費用の内訳をご紹介します。

賃貸の費用内訳

1か月の家賃を13万円とした場合の費用目安をご紹介します。

敷金と礼金は1か月分の13万円ずつです。

仲介手数料も1か月分の13万円です。

その他火災保険料として2万円です。

また、その他諸経費、引っ越し代で約20万円~約30万円必要です。

初期費用は、合計約74万円~約84万円必要です。

ただし、地域、物件、引っ越し業者、引っ越しの時期にによって費用は大きく変わります。

賃貸物件は費用が変わりやすくなっており、初期費用がマンスリーマンションやホテルに比べて高くなっています。

マンスリーマンションの費用内訳

マンスリーマンションの費用内訳をご紹介します。

都内のファミリータイプのマンスリーマンションの場合です。

1か月の賃料は約15万円~約30万円です。

入居時契約手数料に約2万円かかり、退去時には清掃料として約2万円かかります。

また、その他諸経費や引っ越し費用で約20万円~約30万円かかります。

賃貸物件と同様に、地域、物件、引っ越し業者、引っ越し時期によって費用は大きく変わります。

マンスリーマンションでは初期費用がほとんどかからず、かかってくるのは手数料と賃料くらいです。

また退去時も清掃料のみですが、賃料が賃貸物件に比べて高くなっています。

ホテルの費用内訳

ホテルの費用の内訳をご紹介します。

ホテルは1日~の費用目安として、約5000円~約3万円です。

ホテルのグレードによって、費用は大きく変わります。

一か月あたりに換算すると、約15万円~約90万円です。

初期費用は必要ありませんが、1か月あたりの賃料は賃貸物件やマンスリーマンションホテルよりも高額になります。

しかし長期滞在プランがある場合は、1か月あたりの費用はもう少し安くなります。

また、ホテルは狭く元々保有していた家具家電を搬入することができないため、家具保管場所としてレンタル倉庫を借りる必要がある分、費用がかかります。

仮住まいの期間の目安

仮住まいに住む期間は、一般的に半年~1年程度です。

スケジュールとしては、建て替え工事が始まる1週間前には仮住まいに引っ越し、工事完了後1週間程度で退去します。

仮住まいといっても約半年~約1年住むため、自分にとって居心地が良い場所にするためにも、仮住まいはできるだけ早くから探し始めることをおすすめします。

特にペット可や大人数可など条件が多い場合は物件が見つからない場合があり、ギリギリだと自分の条件に合う物件に入居できないこともあります。

着工前の約2か月前くらいから探し始めるのがおすすめですが、あまり早く入居してしまうとその分費用がかかってしまうので、仮住まいを契約するタイミングには気をつけましょう。

仮住まいの費用に住宅ローンは使えない

多くの場合、住宅ローンは仮住まいの費用に使えません。

そのため、仮住まい用の資金は別で用意する必要があります。

建て替え費用とは分けて、確保しておきましょう。

仮住まいには賃貸物件やマンスリーマンション、ホテル、実家などがあり、それぞれかかる費用が異なっています。

費用面だけで選んでしまうと仮住まい期間を快適に過ごせない場合があるため、自分が求める条件と費用面でのバランスが取れるように、仮住まいを選ぶ必要があります。

仮住まいの費用を抑える方法は?

仮住まいの費用を抑える方法をご紹介します。

工務店が紹介してくれる物件に入居する

工務店が格安で、または建築費と一緒にしてもらって物件を斡旋してくれる場合があります。

工務店が地域の不動産会社と提携しているケースがあり、初期費用や家賃が割引になる、仲介手数料が割引や無料になるなど、費用を大幅に抑えることが可能な場合があります。

また入居期間を柔軟に対応してもらえるといった、費用を抑える以外の融通もききやすくなっています。

そのため、一度工務店に仮住まいの相談をしてみることをおすすめします。

地元密着型の不動産を利用する

地元密着型の不動産は、大家さんと繋がりが深い場合が多くなっています。

そのため、初期費用や賃料を交渉してくれて安くなることがあります。

また建て替え中の仮住まいとして短期間でも貸してくれる物件の情報を把握しており、入居期間に融通をきかせてくれるなども可能です。

地元密着型の不動産は、建て替え中の事情を理解した上で物件を紹介してもらえるため、利用してみることをおすすめします。

建て替え中の仮住まいはいつから探せばいい?

仮住まい探しには時間がかかります。

そのため、建て替えの計画と同時に探し始めるのがおすすめします。

また最低でも入居予定時期の1~1か月半前には、物件を絞り込んでおく必要があります。

物件を探し始めるのが遅いと、自分の条件に合った物件を見つけるのが困難になってしまいます。

場合によっては仮住まいが見つからないために、施工工事のスケジュールが遅れてしまうといったことにもなりかねません。

そうならないためにも、できるだけ早くから物件を探し始めましょう。

建て替え中の仮住まいを探すときのポイント

建て替え中の仮住まいを探すときのポイントについてご紹介します。

費用

仮住まいの費用は、仮住まいの種類によって大きく異なります。

例えば仮住まいとして賃貸物件を選択した場合は、敷金や礼金など初期費用が高くなってしまう他、2回分の引っ越し代も必要となります。

そのため相見積もりを取るなど費用を抑えるための工夫が必要ですが、マンスリーマンションなどに比べると賃料は安くなります。

費用の全部を洗い出し、かかる費用を正確に把握して物件を選びましょう。

広さ

仮住まいを探す際には、広さにも注意しておきましょう。

家族の人数や、家財道具の多さによって必要な広さは異なってきます。

例えば夫婦だけだと1LDK、子供がいる場合は部屋を用意するために2LDKを選ぶといったことが必要です。

また家財道具が少ない場合は仮住まいの期間中だけ貸し倉庫に預けておくと、狭い部屋でも対応可能になります。

物件の種類

物件の種類には、賃貸物件、マンスリーマンション、ホテル、実家などがあります。

それぞれの種類には、メリットとデメリットがあります。

ペット可や大人数可など、自分の条件に合う物件を見つける必要があるので、一度条件を整理してみるのもおすすめです。

また、かかる費用も大きく異なるため、自分の状況に合わせて物件の種類を決めましょう。

利便性

立地や住みやすさなど、利便性も物件を探す時のポイントです。

仮住まいといっても、約半年~1年は住むことになり、その間にも仕事や学校はあります。

そのため駅やバス停から近いといった立地面も考慮しておく必要があります。

また住みにくい物件だと、ストレスに感じてしまう場合があるので、自分にとって住みやすい物件を探すことも重要です。

地域

治安が良い悪いや、学区などの地域で選ぶのもポイントです。

仮住まいといえども、費用を抑えるために治安がよくない場所に住むのは避けた方が無難です。

特に女性や子どもがいる場合はなおさらです。

また中学生までの子どもがいる場合、学区が違うと一時的に転校が必要なこともあるので、仮住まいの場所を学区で選ぶ必要があります。

建て替え中の住まいはどこで探す?

建て方中の住まいの探し方をご紹介します。

インターネットサイトで探す

一番簡単にできる方法です。

条件を入力して検索すれば、自分に合った部屋を見つけられます。

しかし不動産ポータルサイトの賃貸物件はほとんどが長期的な入居を想定しており、多くの場合短期間の入居は断られてしまいます。

マンスリーマンションにも専門のポータルサイトがいくつかあり、エリアや条件で検索でき、中には物件の検索から契約までできるサイトもありますが、ファミリー物件は少なく、ほとんどが単身用になります。

地域の不動産屋で探す

一番身近な地域の不動産屋で探す方法です。

仮住まいを探す条件として、現在の住所からそんなに遠くないところを挙げる方が多いです。

また子どもが中学生以下の場合学区によって、学校が変わってしまう場合があります。

そのため、地域の不動産で探すと現在の住所から離れない物件を探せる他、地域密着ならではの情報を仕入れることができるかもしれません。

さらに短期間の入居が可能かどうか聞いてもらうこともでき、選択の幅が広がります。

仮住まい専用の不動産屋で探す

仮住まい専用の不動産で探す方法です。

仮住まい専用のため、入居の際によくある短期間の入居ができないということにはならないので、自分の条件に合った物件をじっくりと探せます。

また工事開始まであまり時間がない時でもすぐに入居できるように、融通をきかせてくれる場合があり、普通の不動産屋ではできない難しい条件でも答えてくれます。

初期費用を抑えたいといった場合も、考慮してくれる場合があります。

建て替え中の仮住まいの注意点は?

建て替え中の仮住まいの注意点をご紹介します。

工事延長のリスクに備える必要がある

工事はスケジュール通りに進むとは限らず、当然工期が伸びる可能性もあります。

工事が延長した場合は、仮住まい期間も延長する必要があります。

仮住まい期間を延長するということは、その分費用もかかります。

余分な費用を用意しておかないと、仮住まい期間を延長できなくなってしまいます。

そのため、仮住まい期間は長く見積もっておき、費用も余分に用意しておきましょう。

また通学や通勤なども期間を長く見積もって、様々な申請をしておくと良いでしょう。

インターネット契約が別途必要になる

携帯電話やモバイルWi-Fiを使用している場合は、別途契約は必要ありません。

しかし固定のインターネット回線を利用している場合は、仮住まいでも新しく契約する必要があります。

インターネットがないと困る場面も多いため、インターネット契約の費用も別途用意しておく必要があります。

また仮住まいは通常短期間となり、インターネット契約を短期で解約してしまうと違約金がかかる場合があるので、できるだけ違約金がかからない会社を選ぶようにしましょう。

建て替えは仮住まいの費用も含めて検討する

建て替えの費用を準備する際は、仮住まいの費用も忘れずに準備しましょう。

仮住まいの費用は住宅ローンが使用できないため、実費で用意する必要があります。

また工事が延長した場合を考えて、少し多めに見積もっておくと安心です。

仮住まいの費用を建て替えの費用と一緒に考えていないと予算オーバーになってしまい、最悪の場合、建て替えができなくなってしまいます。

しっかりと仮住まいの費用も考えておきましょう。

建て替え中の荷物はどこで保管する?

建て替え中の荷物の保管方法についてご紹介します。

荷物とは、仮住まいに入りきらない荷物や家具(もしくは新居用の新しい家具)のことです。

レンタル倉庫を借りる

レンタル倉庫を借りて、そこに荷物を置いておく方法です。

レンタル倉庫にもマンションタイプやコンテナタイプなど、様々な種類があります。

セキュリティがしっかりとしていて、湿気や温度が適切に管理されている倉庫にしましょう。

引っ越し業者の荷物預かりサービスを利用する

引っ越し業者の荷物預かりサービスを利用する方法です。

引っ越し業者の荷物預かりサービスだとそれ専用のため、工事の延長が決まった時などもスムーズに預かり期間を延長できます。

また引っ越し業者に預かってもらっていると安心感があります。

建て替えで仮住まいに住む期間の疑問点

建て替えで仮住まいに住む期間の疑問点をまとめました。

住民票の変更は必要?

仮住まい期間中は、基本的に住民票の変更は必要ありません。

短期間の仮住まいであれば、引っ越しに該当しないためです。

しかし仮住まい期間が1年以上の長期間に渡る場合や、小学校・中学校を転校する場合には仮住まい期間であっても住民票を変更しなければならないケースもあります。

このような場合は、役所などに一度問い合わせてみましょう。

郵便物の転送手続きは必要?

郵便物の転送手続きは必要です。

現在の自宅に郵便物を届けることはもちろんできます。

しかし急ぎのものや期限があるものは早く確認しておく必要があります。

現在の家に郵便物をわざわざ取りに行くのは面倒なので、転送手続きをすませておきましょう。

転送手続きはインターネット上で簡単にできます。

ペットはどうする?

ペット可の物件を探すのが一番良い方法です。

しかしタイミングによっては見つからない場合もあります。

そのような時は親や知り合いに預けるか、ペットホテルを利用すると良いでしょう。

親や知り合いに預けるのは安心でき、費用もかかりません。

ペットホテルの場合は、自分で何かを用意する必要がありません。

費用はかかりますが、手軽に利用したい場合には向いています。

まとめ

以上、仮住まいについて紹介してきました。

仮住まいは短期間ではありますが、自分や家族が住む場所です。

そのため適当に決めるのではなく、しっかりと考えて快適な空間で過ごせるようにしましょう。

また解説してきた通り、仮住まい探しにかかる費用や手間は大きく異なっているため、仮住まい探しには時間がかかってしまいます。

仮住まいへの引っ越しが遅れてしまうと工期も遅れる場合があるため、早めに仮住まいの検討を始めてスムーズな建て替えができるようにしましょう。

建て替え・注文住宅に対応する優良な建設会社を見つけるには?

ここまで説明してきた建て替えは、あくまで一例となっています。

実際に建て替えをするべきなのか、リフォームをするべきなのかを検討するためには、プロに現状を相談し、「プランと費用を見比べる」必要があります。

そのときに大事なのが、複数社に見積もりを依頼し、「比較検討」をするということ!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】市村千恵

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