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2018年12月18日更新

キッチンのリノベーション!費用やタイル・パネルについて

キッチンのリノベーションは、料理を作る場所を楽しく快適にする工事です。毎日食事を用意するキッチンを新しくすることで、気持ちもリフレッシュするでしょう。今回は、キッチンをリノベーションする際の費用や期間、留意点などについて詳しくご紹介します。

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

キッチンをリノベーションするメリット

キッチン リノベーション

まずは、キッチンのリノベーションによって住宅にもたらされるメリットを見ていきましょう。主にキッチンには間取りや使い勝手によって選べる3つのタイプがあり、それぞれタイプ別に解説していきます。

独立キッチン

独立タイプのキッチンは、ダイニングとの間に壁や出入り口を設けて、キッチンを独立させる配置です。一般住宅における主流のタイプで、リノベーションを考える住宅でも多く見られます。主なメリットは次のような点です。

  • リビングやダイニングに臭いや音が届きにくい
  • 料理に集中できる
  • 来客にキッチンを見られることがない
  • 広さを取れば趣味スペースとしても活用できる
  • 子どもの出入りを制限できる

料理の臭いを気にせず、リビングやダイニングで過ごせるのが、独立タイプのキッチンの大きなメリットです。料理好きの中には、個別な空間で集中して調理ができると好まれる方も多くいます。

また、リビングやダイニングなどに来客を招いた際、キッチンを見られることがなくプライバシーを守れる点も魅力のひとつです。普段から片付けが苦手な人には気負わずに済むでしょう。

キッチン設備の横に壁付けのデスクなどを置けるくらいのスペースを作れば、趣味の部屋としてアレンジができます。

そのほかにもキッチン内には刃物や火など小さなお子様にとって注意が必要なものも多いため、勝手に出入りしないよう管理できるのも、独立タイプのメリットとなっています。

セミオープン(対話型)キッチン

セミオープンタイプは、ダイニングに向いた方向にシンクやコンロなどを設け、天井から垂れ壁をつけることでキッチンの一部を開放するタイプのキッチンです。

対話型とも呼ばれており、カウンターが付いたタイプやI型キッチン、L型キッチンがこのタイプに当たります。

主なメリットは次のとおりです。

  • 開放感があり部屋が広く感じられる
  • 独立型よりもコミュニケーションが取りやすい
  • 子どもの姿を確認できて安心
  • ダイニングやリビングから手元を隠せる
  • I型などは人気が高くリフォームが比較的安価

キッチン内で調理をしながらダイニングにいる人と会話ができ、コミュニケーションを取れる点は、独立型との最も大きな違いです。子どもの姿を調理しながら確認できるので、安心感も生まれます。

壁の一部を開けることで開放感も出るので、部屋が広く感じられます。一方、ダイニングやリビングからはキッチン内部が一部しか見えないので、スッキリとした外観が保てるでしょう。

シンクとコンロ、作業スペースが一列に並んだI型タイプは、使い勝手が良く人気があり、比較的キッチンリフォームの価格を抑えられる点も魅力です。

オープン(システム)キッチン

ダイニングに対して完全にオープンになっているタイプのキッチンには、壁付けタイプをはじめ、シンクとコンロが並列するセパレート型や、左右の片方に壁を設けるペニンシュラタイプ、欧米でも人気のアイランドタイプなどがあります。

主なメリットとして次の点が挙げられます。

  • 開放感があり広々とした空間になっている
  • 家族とのコミュニケーションが取りやすい
  • 省スペースで空間を自由にアレンジできる
  • ダイニングへの移動が便利
  • ダイニングやリビングからも見通しが良い

セミオープンタイプと同じようにコミュニケーションが取りやすいのですが、それ以上に開放感があり広々と感じられます。キッチンとダイニングとの仕切りがないため、部屋のアレンジに融通も効くでしょう。

また、動線が確保しやすく、ダイニングやリビング側からもキッチンを見通せるのも特徴です。

キッチンをリノベーションをする際に掛かる費用

次に、それぞれのキッチンタイプをリフォームする際にかかる費用について、具体的に見ていきます。

独立キッチンのリフォーム費用

独立タイプのキッチンにおけるリフォーム費用は、機材や内装を新しくする工事がメインとなり、相場は約100万円前後となっています。

機材の種類やグレードによっても価格は上下しますが、セミオープンタイプやオープンタイプよりも施工範囲が少なくなるため、それに伴い金額も低く抑えられます。

具体的には、レンジフード取り替えやガスコンロ、オーブン、食器洗い機の交換といった部分的工事は約30万円、コンパクトタイプのシステムキッチンの全体交換で約50万円以内、一般的な住宅のシステムキッチンの本体交換で約50〜150万円などの費用がかかるようです。

セミオープン(対話型)キッチンのリフォーム費用

セミオープンタイプのキッチンでリフォームをする場合、相場は50〜150万円ほどと言われています。システムキッチン本体だけでなく、壁から天井も含めて新しくする可能性が高いため、独立タイプに比べて高額になる傾向があります。

システムキッチンのグレードや取り入れる素材によっては、約200万円近くになるケースも少なくありません。

オープン(システム)キッチンのリフォーム費用

オープンタイプのキッチンは、他のタイプと比べてリフォーム費用が高くなる傾向にあります。アイランドキッチンなどダイニングと一体化しているような型だと、見せ方も重視されますし、必然的にダイニングやリビングとの統一性も求められます。

リフォームでキッチンを新しくするということは、デザイン性も考慮しておしゃれな空間に作りたいと思われる方が多く、そういった点も含めて、金額は上がりやすくなるでしょう。

最低でも約150〜200万円前後はかかると言われています。

独立タイプから、セミオープンタイプやオープンタイプへの変更、1階から2階へのキッチンの移動などといった大規模な工事になると、金額が跳ね上がり相場も約250万円前後ほどになります。

キッチンをタイルでリノベーションする際のメリット・デメリット

キッチン リノベーション

キッチンリフォームで壁や床を張り替える際に、水まわりに適した耐久性のあるタイルが多く用いられています。

見た目にもスタイリッシュなデザイン性のあるタイルも選べるため、一気におしゃれなキッチンへと変化させることができるでしょう。

最近では、水などで滑らない素材のものやグラデーションタイルなどバリエーションも豊富です。キッチンのリノベーションにタイルを用いる場合に、考えられるメリットとデメリットについてまとめていきます。

メリット

タイル施工のメリットは、主に次のような点です。

  • 種類が豊富で好みのタイルを選べる
  • デザイン性はもちろん機能性もある
  • クロスより耐久性が高い

タイルを施工するだけでスタイリッシュなキッチンが実現可能ですが、それに加えて種類が豊富なので、自分好みのタイルを施工することができます。

シンプルな白や水色などは清潔感があり、どの住宅にも適用できますし、モロッコ風のタイルにすれば異国情緒溢れるおしゃれなキッチンの完成です。

また、キッチンクロスと比べて耐水性が高く、耐久性に優れているため、長期間使用することができるでしょう。

デメリット

一方で、タイルを使う場合のデメリットもあります。

  • コストが高い
  • 掃除がしにくく汚れが目立ちやすくなる
  • 床に使用する場合暖房対策が必要

丈夫なキッチンタイルですが、どうしても費用が比較的高くなってしまいます。具体的な費用については後ほどご説明しますが、クロスやパネルよりも材料自体が高額で、施工をプロに任せる場合は施工費が別途かかってきます。

また、タイルと間の目地は段差がありデコボコしているため、掃除がしにくく汚れが目立ちます。掃除をこまめにするか、油が飛びやすい箇所にタイルを採用するのは避けたほうがいいかもしれません。

床をタイル張りにする場合は温度が下がりやすく、暖房を置くなど寒さ対策が必要になるでしょう。

費用の目安

キッチンにタイルを使ってリフォームする際の費用は、壁の範囲にもよりますが約5~25万円が目安となっています。

タイル自体の費用は一平方メートルあたり約5,000〜15,000円と、種類によって幅があります。施工費用は、よく使用される接着工法では一平方メートルあたり約5,000〜10,000円と言われています。

もし自分でタイルをリフォームする場合には、費用はぐっと抑えることが可能です。タイルの値段は一枚約500円前後からあり、接着剤や目地など材料さえ揃えれば施工はできるでしょう。ただし、綺麗に仕上げるためには技術が必要になるため、プロに依頼するのが一般的です。

キッチンパネルを用いてリノベーションするメリット・デメリット

キッチンパネルは近年人気が高まっている素材で、タイルの耐久性はそのままに、施工や掃除の難しさを改善させたアイテムと言えます。

大きなパネルを壁のように、火や油を使うコンロの周りを中心に貼り付けるイメージです。キッチンの壁全体に施工することで、統一感をもたせることもできます。

パネルの素材には、価格が安く取り入れやすい不燃性メラミン化粧板やリサイクル可能なアルミ、シンプルで機能性抜群のステンレス、掃除しやすく耐久性が最も高いホーローなどが使われています。

そんなキッチンパネルのメリットとデメリット、施工費用についてまとめていきます。

メリット

キッチンパネルのメリットは次のような点になります。

  • 低コスト
  • メンテンナス(掃除)が楽
  • 見た目がシンプル

キッチンパネルの最も大きなメリットは、コストパフォーマンスが高い点です。タイルに比べて価格が安く済むので、リフォームに費用をかけられないという場合、壁をパネルに変更するだけで、見違えるほど雰囲気の違うキッチンになるでしょう。

そして、掃除が楽になる点も見逃せません。キッチンタイルの場合、タイル自体の表面は拭けば綺麗になりますが、目地はなかなか汚れが取れないという難点があります。しかし、キッチンパネルなら目地がないので、普段の拭き掃除だけでも十分綺麗に保てます。

また、パネルは一枚の壁のように見えるので、キッチン全体に統一感が生まれるでしょう。

デメリット

キッチンパネルの施工によるデメリットは下記のとおりです。

  • タイルに比べて種類少ない
  • デザイン性や高級感がない
  • 強い薬品で傷つきやすい

素材や色の違いはあるにしろ、タイルに比べるとデザインなどバリエーションが少ないため、好みのパネルはない可能性があります。おしゃれなキッチンにしたい場合はタイル、機能性とコスト重視ならパネルといったように選ぶと良いでしょう。

加えて、タイルと比較するとどうしても高級感はなくなってしまうので、ハイグレードのシステムキッチンを導入する場合、パネルは合わないかもしれません。

そして、素材によっては薬品を使うと傷ついてしまう恐れもあります。特にステンレスは、薬品に弱いので注意が必要です。

費用の目安

一般的なキッチンパネルの施工は、施工費を含め約4〜8万円とされています。安価なパネルなら約1万円代からあるので、パネル選びによってはかなり安く済ませることができます。

パネルの厚みも価格に影響しており、厚みが増すごとに金額が上がります。通常は3〜5mmですが、それ以上厚みだと高額になるようです。

また、素材ではアルミやステンレスが安価で、ホーローは高めの傾向にあります。

キッチンをリノベーションする際の留意点

以上の施工概要を踏まえ、キッチンをリノベーションする際の留意点についても抑えておきましょう。

見た目よりまずは動きやすさを重視

キッチンのリノベーションでありがちなミスとして、見た目優先で施工したため、使い勝手や動線が不便になるケースです。

雑誌などで見た完成イメージや、最先端の製品をすすめられ、施工後実用的に戸惑う方も多くいます。

そうならないためにも、キッチンに立って細かく想定し、どう使いどう動くかを考慮して計画しましょう。

例えば、スペースぎりぎりのサイズでキッチンを設置しない、身長が高い場合は洗い場やカウンターの高さを上げる、など充分な動線の確保が大切です。

キッチンは毎日稼動する作業場です。シンク、コンロ、調理台の3要素だけでなく大きなものは冷蔵庫から細々とした調味料、調理器具、炊飯器、電子レンジなどたくさんの道具が使いやすい配置になっている事が大切です。色々な作業パターンをシュミレーションし悔いのない設計を進めましょう。

色や素材は実際に目で確認を

実際にどの色や素材が良いかは目で見て確認することをおすすめします。写真やカタログだけでなく、素材がどのようなものなのか、実物を見て判断しましょう。

一番良いのは、素材自体を使ったモデルハウスやショールームで見ることです。価格だけで選ぶのではなく、素材に光沢があるかないか、どのくらい明るい色なのか、といったことも確認しておきましょう。

この小さな違いが、施工された後に大きくな違いとして出る場合があるので気をつけてください。

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