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2021年04月27日更新
マンションのリビングリフォームのポイント
マンションのリビングをリフォームする場合、どのようなポイントに気を配る必要があるのでしょうか?マンションのリビングリフォームではどのようなことができるのか、和風や洋風などのリビング向けリフォームのイメージや費用の相場についてご紹介します。
目次
マンションのリビングリフォームのメリット
マンションのリビングをリフォームすることによってどのようなメリットが得られるのでしょうか?
マンションのリビングリフォームでは、さまざまな工事を行うことができます。
間仕切り壁の撤去による空間の拡張や、キッチンやダイニングとの一体化、開口部の拡張による採光性の向上、間取りの変更による和室やキッズスペースの追加など、目的に合わせてリビングを作り替えることができるでしょう。
特に、キッズスペースの増設とキッチンとの一体化を同時に行えば、料理や食後の後の片付け中でも子どもの様子を確認できるので安心ですし、子どもが学習中にわからないことがあってもすぐに教えてあげることができます。
また、間取りの変更や開口部の増設といった大がかりな工事を行わずとも、壁や床、天井などの内装部分をリフォームすることにより、雰囲気やデザインを大きく変えることも可能です。
その他にも、壁面に棚などの壁収納を増設し、収納スペースを拡張したり、既存の棚に扉を付けて内部が見えないようにしたりするリフォームを行えば、生活感を減らすことができ、すっきりとした空間にすることができるでしょう。
リビングは家族が集まることが多く、生活の中心となる部屋です。
リフォームを行うことにより、環境を良くしたり、利便性を向上させたりとさまざまなメリットを得ることができますので、生活環境を変えたい、より便利に使いたいという方は、まずリビングのリフォームを検討すると良いでしょう。
マンションのリビングリフォームでよくある和室リフォームのメリットとデメリット
既存の和室をリフォームしてリビングと一体化させたり、リビング部分の一部をリフォームして和室を作ったりする場合、どのようなメリットとデメリットが考えられるのでしょうか?
マンションの和室リフォームでリビングと一体化させるメリット
リビングに隣接した和室と、リビングをリフォームしてひと続きの部屋にする場合、どのようなメリットが得られるのでしょうか?
和室部分とリビングの間仕切り壁を撤去し、1つの部屋にリフォームした場合、1部屋の面積が大きく増加するため、開放的な空間にすることができます。
リフォームによって洋風リビングと和室を同じ空間にすることもできるため、リビングのデザインにアクセントを与えることができますし、和室をリビング部分から一段高く作り、小上がりにすることで休息スペースとしても活用できるでしょう。
その他にも、和室部分にある押入や納戸などの収納スペースをそのまま残しておけば、リビングに収納スペースを増やすことが可能です。
また、リビングをリフォームして新しく和室を作る場合も、さまざまなメリットがあります。
和室とリビングを繋げる場合と同じく、休息スペースとして活用することができますし、子どもの学習スペースとしての活用や、来客時の応接スペースとしても利用できるでしょう。
また、リビングと和室部分の境目にカーテンや移動式の間仕切り壁を用意しておけば、必要に合わせて和室部分を独立した空間にすることができるため、寝室としての活用や、来客用スペースとしての利用が可能です。
マンションの和室リフォームでリビングと一体化させるデメリット
マンションのリビングに和室を新設したり、既存の和室とリビングを続き間にリフォームしたりする場合、どのようなデメリットが考えられるのでしょうか?
リビングをリフォームして和室部分を新設する場合については、和室部分のスペースが必要となるため、リフォーム前より自由に使える空間が少なくなる場合がある点がデメリットでしょう。
もちろん、部屋の一部分を和室スペースにリフォームする場合、空間的な広さはリフォーム前と変わりませんが、床の一部が畳に変更されることで、テーブルや棚などの設置に制限がかかる可能性があります。
また、既存の和室とリビングの間にある間仕切り壁を撤去して、リビングスペースを拡張する場合、リフォームによって部屋が減少するため、来客用の部屋が足りなくなってしまうといったデメリットも考えられるでしょう。
その他にも、和室部分の壁を塗壁から壁紙に変更した場合、塗壁の調湿機能が失われるというデメリットもあります。
しかし、塗壁の調湿機能については壁紙を高機能なものにしたり、無垢材を壁に使用したりすることで対応することができるでしょう。
マンションのリビングリフォームの費用相場
マンションのリビングをリフォームする場合、費用はどれくらいかかるのでしょうか?
マンションのリビングリフォームではさまざまな工事を行うことができるため、リフォーム工事の内容や規模により、費用が大きく変わります。
まず、壁紙の貼替えや床面の張替えといった内装リフォームについてですが、壁紙の貼替えが1平方メートルあたり約800円から、床面の張替えリフォームはフローリングの張替えで1平方メートルあたり約2,500円からが相場です。
壁紙の貼替えについては、壁だけでなく天井部分も同じ単価で施工することができるため、壁紙を貼替える総面積で価格が決まります。
間取り変更リフォームについては、間仕切り壁を撤去して撤去した部分の壁紙や床を整えた場合で約60万円から、間仕切り壁を増設して部屋を増やす場合は約80万円からが相場でしょう。
間取り変更リフォームについては、間仕切り壁の設置及び撤去後にどのような工事を追加で行うかによって費用が大きく変わります。
リビングスペースの一部をリフォームして、小上がり和室やキッズスペースとする場合については、リフォームする範囲にもよりますが、約40万円からが相場でしょう。
ただし、解体や内装工事といった工事を行わず、床面に畳マットを設置して和室スペースを作る場合については、もっと安い費用でリフォームすることができるでしょう。
その場合は畳の厚さ分の段差ができてしまうことは念頭に入れて下さい。
収納スペースの追加については、簡易的な棚の設置が1カ所あたり約5万円、壁面に作り付けの大規模な収納を作る場合は約50万円からが相場です。単純に棚板を設けるだけの要望だとしても棚板を受けるための下地材が必要なこともあります。その場合、壁を一部解体し下地補強材をいれておけば頑丈な見栄えの良い収納となるでしょう。
マンションのリビングの床リフォームについて
リビングをリフォームして和室に変更したり、和室をリビングに改装したりする場合、床面のリフォームが必要です。
和室では床面に畳が利用されていることが多く、リビングとして利用するためにはこの部分をフローリング等に変更しなければなりませんし、和室を作る場合には畳を新しく設置する工事が必要になります。。
畳敷きの和室をフローリングに張替える費用
畳はある程度の厚みがあるため、畳敷きの場合は床が一段低く作られており、畳を撤去してそのままフローリングに張替えると、床の高さが既存の床と合わなくなってしまいます。
そのため、畳を撤去した後に追加で下地を作り、その上にフローリング材などを張り付ける工事が必要です。
このような工事を行う場合の費用は、畳の撤去費用と下地工事、フローリングの設置工事で合計約20万円が相場とされています。
フローリングを撤去して畳敷きに変更する費用
リビングのフローリングを一部撤去し、畳敷きに変更する場合はどれくらいの費用がかかるのでしょうか?
床面がフローリングの場合、フローリングにはそれほど厚みがないため、撤去しても既存床と撤去後の床にあまり高さの差はありません。
そのため、そのまま畳を設置してしまうと、和室部分が既存の床面より一段高くなってしまいます。
二重床構造で多少床面を下げられる場合は対処可能ですが、マンションの場合床下に手を加えるのが難しいため、畳の厚みなどで対処する必要があるでしょう。
現在は分厚い畳から薄いタイプのものまでオーダー製作も可能ですので予め業者に相談してみましょう。
施工費用は、薄い畳マットを利用した場合が約10万円から、下地に手を加えて床の高さを変更する場合は約20万円からが目安です。
また、床面の高さが変わるのを逆手に取り、和室部分の床をかさ上げして小上がりの和室にする場合については、段差を造作して畳を設置する場合で約40万円からが相場とされています。
小上がりの和室については、収納にもなる小上がり用の収納製品が販売されており、このような製品を利用する場合は、半畳で約5万円が目安でしょう。
部屋リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた部屋リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール
二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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