2024年03月19日更新

監修記事

トイレをリフォームする前に知っておきたい知識と業者選びのポイント

トイレのリフォームでは、できることや選択肢がたくさんあります。しかしその一方で、あらかじめトイレのリフォームに関する知識がないと、いざという時にどうしたらいいか迷ってしまいます。そこで今回は、トイレをリフォームする前に知っておきたい知識と業者選びのポイントについてくわしく解説します。

トイレリフォームにかかる費用の相場

トイレリフォームを検討する際は、リフォームにかかる費用の相場をあらかじめ把握しておきましょう。

トイレリフォームにかかる費用の相場が頭に入っていれば、業者選びの際にも役立ちます。

リフォーム内容費用の相場
便器の交換8〜20万円
タンクレストイレへの交換13〜25万円
システムトイレへの交換18〜40万円
トイレの増設40〜100万円
内装込みのトイレリフォーム
(便器交換+内装工事)
14〜32万円
和式から洋式トイレへの交換15〜57万円
温水洗浄便座(ウォシュレット)の新設・交換1〜12万円
床材の貼り替え
(クッションフロア)
1〜6万円
クロスの貼り替え
(壁/天井)
2.5〜4.5万円
手すりの取付2〜18万円

なお、これらの費用相場は、商品の選定やトイレの広さなどによって変動します。

また、建物が戸建てかマンションかによっても大きく異なるので注意しましょう。

>>マンションのトイレリフォームについてはこちらから確認!

トイレリフォームの種類

トイレの交換時期は、10〜15年くらいが目安とされています。

トイレのリフォームにはさまざまな種類があるので、交換時期だけでなく家族の年齢なども踏まえてリフォームを検討しましょう。

>>トイレの寿命やリフォームのタイミングについてはこちらから確認!

【1】便器の交換

出典:TOTO公式サイト【ピュアレストEX】

便器の交換は、最も一般的なトイレのリフォームです。

便器の交換には、以下のメリットがあります。

  • 汚れがつきにくく、お手入れが簡単
  • 水道代が節約できる
  • 立ち座りがラク

なお、トイレのメーカーによって便器の特徴が異なるので、自分に合ったメーカーを選びましょう。

>>人気トイレメーカーの比較はこちらから確認!

【2】タンクレストイレへの交換

近年トイレリフォームで主流になりつつあるのが、タンクレストイレへの交換です。

タンクレストイレとは、文字通りタンクのない便器のこと。

タンクレストイレへの交換には、以下のメリットがあります。

  • 便器に座った時、足元のスペースにゆとりができる
  • 見た目がおしゃれになる
  • タンクの掃除やメンテナンスが不要になる

なお、タンクレストイレへの交換は、便器の排水位置が変更になるため、排水管のやり替えが必要なことも覚えておきましょう。

>>タンクレストイレのメリット・デメリットについてはこちらから確認!

【3】システムトイレへの交換

タンクレストイレにリフォームする際、同時に検討したいのがシステムトイレへの交換です。

システムトイレとは、便器とは別に手洗いやキャビネットカウンターのあるトイレ空間全体のことをいいます。

システムトイレへの交換には、以下のメリットがあります。

  • 手を洗う際に、体を反転させなくていい
  • 収納量がアップする
  • 掃除用具などを隠せる

なお、システムトイレへの交換には一定のトイレの広さが必要になるため、その点は注意しましょう。

>>手洗い器の後付け費用はこちらの記事で詳しく紹介!

【4】トイレの増設

増築や二世帯住宅へのリフォームなどで欠かせないのが、トイレの増設です。

トイレの増設とは、既存のトイレとは別の場所に新しいトイレを作ること。

トイレの増設には、以下のメリットがあります。

  • 朝のトイレ渋滞がなくなる
  • 2階にトイレを新設すれば、階段の上り下りが不要に
  • 急な来客時も安心

なお、トイレを増設する際は間取りの変更が必要なので、建物内の動線などに注意してプランニングしましょう。

>>トイレの増設についてくわしくはこちらから確認!

【5】和式から洋式トイレへの交換

出典:みやこリフォーム

一時期トイレリフォームの中心的存在だったのが、和式から洋式トイレへの交換です。

近年こそ減少傾向にありますが、和式トイレを採用している住宅は今もなお存在しています。

和式から洋式トイレへの交換には、以下のメリットがあります。

  • 体勢がラクになる
  • トイレの快適性向上(温水洗浄便座など)
  • バリアフリーに対応可

なお、和式から洋式トイレへリフォームする際は、注意すべきポイントがたくさんあるので事前にチェックしておきましょう。

>>和式から洋式トイレへのリフォームについてはこちらから確認!

【6】その他のトイレリフォーム

トイレリフォームのなかには、便器の交換を含まないリフォームもあります。

「一緒にリフォームすればよかった」と後悔しないためにも、ここではあらかじめ知っておきたいその他のトイレリフォームを紹介します。

>>トイレの窓・換気扇のリフォームはこちらの記事で紹介!

温水洗浄便座(ウォシュレット)の新設・交換

トイレリフォームで同時に検討したいのが、温水洗浄便座(ウォシュレット)の新設・交換です。

「まだ壊れていないから大丈夫」と既存のものを再利用すると、早い段階で不具合や水漏れなどが発生するおそれがあります。

なお、これまで温水洗浄便座(ウォシュレット)を利用したことがない方は、トイレのリフォームを機に導入するのがおすすめです。

>>温水洗浄便座(ウォシュレット)のリフォームについてはこちらから確認!

床材の張り替え

床材の張り替えは、便器の交換をともなうトイレリフォームで必須の工事です。

トイレの床材にはさまざまな種類がありますが、掃除のしやすさや材質など、自分に合った床材を選ぶことが大切です。

なお、以前トイレで水漏れした経験がある場合には、床材を張り替える前に下地の状態もチェックしましょう。

>>トイレのおすすめ床材についてはこちらから確認!

クロスの貼り替え(壁/天井)

トイレリフォームでは、かならずしもクロスの貼り替えをする必要はありません。

しかし、トイレ内全面のクロスを貼り替える際には、最低限便器の脱着が必要になるため、余計な手間とコストがかかってしまいます。

アクセントクロスや腰壁などを採用して、来客者に自慢できるおしゃれなトイレにリフォームしましょう。

>>トイレの壁紙を貼り替える時期などについてはこちらから確認!

介護リフォーム

同居する家族が高齢になるにつれて、トイレの介護リフォームは必要不可欠になってきます。

代表的なトイレ内の介護リフォームは、以下のとおりです。

  • 手すりの取付
  • 入口を引き戸に交換(車椅子対策)
  • 人感センサー式の換気扇の設置

なお、手すりや棚などの設置にあたり、壁の下地補強が必要な場合があるので注意しましょう。

>>トイレの引き戸リフォームについてはこちらから確認!

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トイレリフォームで使える補助金・助成金制度

トイレリフォームの内容やタイミング、お住まいの地域などによっては、国や地方自治体などから補助金や助成金を受け取れるケースがあります。

ここでは、トイレリフォームで使える可能性のある補助金・助成金制度と、対象の工事について解説します。

【1】介護保険

介護保険を利用したトイレリフォームでは、最大18万円までの助成金を受け取れます。

介護保険の受給条件は、要介護や要支援などの介護認定を受けた65歳以上の家族が同居しており、在宅介護を目的とした住宅改修を行うこと。

介護保険の対象となるトイレリフォームは、以下のとおりです。

  • 和式から洋式トイレへの交換
  • 手すりの取付
  • 出入口の扉を引き戸へ交換
  • 出入口の段差解消
  • 滑りにくい床材への張り替え

また、介護保険の申請には施工業者のほかにケアマネージャーとの連携も必要なので、時間にゆとりを持ってリフォームを計画しましょう。

>>介護保険を利用したトイレリフォームの詳細はこちら

【2】子育てエコホーム支援事業

子育てエコホーム支援事業を利用したトイレリフォームでは、最大60万円までの補助金を受け取れます。

子育てエコホーム支援事業は、以下のような世帯を対象とした補助金制度です。

  • 子育て世帯
  • 若者夫婦世帯

また、子育てエコホーム支援事業の対象となるトイレリフォームは、以下のとおりです。

  • 節水型トイレの設置
  • 手すりの取付
  • 段差解消

なお、子育てエコホーム支援事業の交付申請期間は「2024年3月中下旬〜予算上限に達するまで」なので、くわしくは公式サイトを確認しましょう。

>>子育てエコホーム支援事業【公式】

【3】地方自治体のリフォーム助成金・補助金

お住まいの地方自治体によっては、トイレのリフォームに補助金や助成金を提供している場合があります。

対象となるトイレリフォームは、以下のとおりです。

  • 節水型トイレの設置
  • 和式から洋式トイレへの交換
  • 段差解消

なお、これらの対象となる工事や補助金・助成金の金額は各地方自治体によって大きく異なります。

また、残念ながらこのような補助金・助成金制度のない地方自治体も存在します。

そのためトイレリフォームを検討する際は、お住まいの地方自治体のホームページなどを事前にチェックしましょう。

>>その他のトイレリフォームで使える補助金・助成金についてはこちら!

トイレのリフォームはDIYでできる?

トイレリフォームにおけるコスト削減のために、DIYを検討する方もいるかもしれません。

しかし、DIYによるトイレのリフォームはおすすめできません。

DIYによるトイレのリフォームがおすすめできない理由は、以下のとおりです。

  • 専門的な知識や技術が必要
  • 水漏れのリスクがある
  • ケガのリスクがある

大前提として、トイレのリフォームには専門的な知識や技術が必要です。

リフォームに必要な部材を間違えたり、正しい施工ができなかったりすると、最悪の場合水漏れの発生につながります。

これは、DIYでリフォームすることの多い「温水洗浄便座(ウォシュレット)の交換」も同様のこと。

このようなトラブルを避けるためにも、トイレリフォームは専門業者に依頼しましょう。

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トイレリフォームの価格を安くするコツ

かぎられた予算でトイレをリフォームするためには、どのような点を工夫すればよいのでしょうか。

ここでは、トイレリフォームの価格を安くするコツについて解説します。

【1】リフォームの目的に合った最低限のトイレを選ぶ

最新型のトイレには、たくさんの便利な機能が搭載されています。

しかし、リフォームの目的を合った最低限のトイレを選べば、価格を安くすることができます。

たとえば、洋式トイレだけでも以下のような種類があります。

  • タンク付きトイレ
  • タンクレストイレ
  • システムトイレ

また、このようなトイレの価格はメーカーによっても異なるため、リフォームの目的に合ったメーカー選びもポイントになります。

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【2】周辺機器を再利用する

トイレリフォームの価格を下げるためには、周辺機器を再利用するのもいいでしょう。

再利用を検討したい周辺機器は、以下のとおりです。

  • 手すり
  • 紙巻き機
  • 収納

これらの周辺機器は、トイレリフォーム後に検討しても手間やコストが大きく変動しません。

そのためトイレリフォームの際には、使い勝手や使用年数などを考慮して再利用を検討しましょう。

【3】一括業者に工事を依頼する

一括業者に工事を依頼することも、トイレリフォームの価格を安くすることにつながります。

意外かもしれませんが、トイレのリフォームは水道業者のほかに大工・内装・電気など、数多くの職人が協力して行います。

そのため、トイレリフォームに必要なこれらの業種を別々の業者に依頼すると、リフォームの価格が高騰してしまいます。

このような価格の高騰を抑えるためにも、トイレのリフォームは一括業者に工事を依頼しましょう。

トイレリフォームの施工事例

トイレリフォームを検討する際は、実際の施工事例を確認することが大事です。

ここでは、トイレリフォームの施工事例を3つ紹介します。

トイレの選定や工事範囲、コスト面など、あなたが気になる点に注目しましょう。

【事例1】内装込みのリフォームで明るく清潔感のあるトイレに

施工費用16.7万円
施工期間1日
工事内容・トイレ交換
・温水洗浄便座交換
・クッションフロア貼り替え
・クロス貼り替え
商品名
(メーカー)
・トイレ:アメージュZ(LIXIL)
・温水洗浄便座:SCS-T260(東芝)
建物種別戸建て

トイレ・温水洗浄便座(ウォシュレット)と同時に、床・天井・壁などの内装もリフォームした事例です。

トイレや温水洗浄便座(ウォシュレット)を厳選し、コストを最小限に抑えながらも使い勝手の良いトイレを実現しました。

白で統一した内装は明るく清潔感があり、築30年であることをまったく感じさせません。

【事例2】タンクレストイレで空間を最大限に活用

施工費用47.8万円
施工期間2日
工事内容・トイレ交換
・手洗い器新設
・埋め込み収納新設
・紙巻き器新設
・クッションフロア貼り替え
・クロス貼り替え
商品名
(メーカー)
トイレ:GG1(TOTO)
建物種別戸建て

タンク・便座・温水洗浄便座が一体となったタンクレストイレを採用し、狭い空間を最大限に活用した事例です。

タンクレストイレにしたことで生まれたスペースに、手洗い器と棚付きの二連紙巻き器を新設。

ゆとりのある空間で、立ち座り時における体への負担も軽減されました。

【事例3】キャビネット付きでスタイリッシュなトイレに

施工費用38.3万円
施工期間1日
工事内容・トイレ交換
・クッションフロア貼り替え
・クロス貼り替え
商品名
(メーカー)
リフォレ(LIXIL)
建物種別マンション

便器背面にキャビネットが付いているトイレのリフォーム事例です。

タンクや給排水管などがキャビネット内に収納し、スタイリッシュな空間を実現しました。

収納は引き出しタイプなので、物の出し入れもラクラク。

キャビネットにお気に入りの植物などを飾るのもいいですね。

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トイレリフォームにおける工事期間の目安

トイレリフォームでは、リフォーム内容によって工事期間が大きく異なります。

工事期間が長引くほどトイレの使えない期間も長くなるため、特に小さいお子さんや高齢者がいるご家庭は注意が必要です。

トイレリフォームにおける工事期間の目安は、検討段階でかならず確認しておきましょう。

リフォーム内容工事期間の目安
便器の交換半日〜1日
タンクレストイレへの交換1〜2日
システムトイレへの交換1〜2日
トイレの増設4〜5日
内装込みのトイレリフォーム
(便器交換+内装工事)
1〜3日
和式から洋式トイレへの交換3〜5日
温水洗浄便座(ウォシュレット)の新設・交換半日〜1日
床材の貼り替え1〜2日
クロスの貼り替え
(壁/天井)
1〜2日
手すりの取付1時間〜半日

工事期間の目安だけでなく、トイレリフォームの工事の流れもあらかじめ業者に確認しましょう。

トイレをリフォームする際の注意点

トイレをリフォームする際は、いくつかの注意点があります。

なかには取り返しのつかないものもあるため、しっかりと覚えておきましょう。

【注意点1】補助金・助成金制度の申請時期を確認する

トイレリフォームで国や地方自治体の補助金・助成金などを利用する場合は、あらかじめ申請時期を確認しましょう。

「工事の着工前」を申請の条件としている補助金・助成金制度も少なくありません。

たとえば、介護保険の申請も「工事の着工前」が条件となっています。

トイレリフォームで利用できる補助金・助成金制度については、かならず工事の打ち合わせ段階で業者に確認しましょう。

【注意点2】手すりやアクセサリ類の後付けに注意

トイレをリフォームする際には、手すりや棚、収納といったアクセサリ類の後付けに注意しましょう。

これらの周辺機器を後付けする際は、ほとんどの場合取付位置の下地補強が必要。

たとえば、トイレのリフォームで壁クロスを貼り替えた後に、手すりを後付けするとします。

この場合、手すりの取付位置に下地補強が必要なため、再度壁クロスの貼り替えが必要になり、二重にコストがかかってしまいます。

このようなムダな手間やコストを減らすためにも、手すりやアクセサリ類はトイレリフォームのタイミングで交換を検討しましょう。

【注意点3】工事中はトイレが使えない

トイレのリフォームでは、トイレが使えない時間が発生します。

これは、工事にあたり一時的に水道の元栓を閉める必要があるためです。

トイレが使えない時間は、リフォーム内容によって半日〜数日間に及ぶこともあります。

小さいお子さんや高齢者がいるご家庭は、特に注意が必要です。

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トイレのリフォームを検討する際に家族と話し合うこと

トイレのリフォームを検討する際は、家族と十分な話し合いの場を持ちましょう。

今のトイレの使い勝手や不満点などを家族と共有することで、後悔のないトイレリフォームが実現できます。

【1】トイレリフォームの目的

はじめに、トイレをリフォームする目的について話し合いましょう。

具体的なリフォームの目的が決まっていれば、その後の仕様決めなどで悩む時間を減らせます。

なお、トイレリフォームの目的を話し合うときは、トイレリフォームでかなえたいポジティブな目的を考えましょう。

  • 節水型トイレで水道代を節約したい
  • トイレ内のケガを予防したい

【2】家族の年齢・家族構成

トイレリフォームを検討する際は、家族一人ひとりの年齢もあらためて確認しましょう。

トイレの交換時期の目安は、10〜15年。

今は大丈夫でも、もしかしたら15年先には立ち座りに手すりが必要かもしれません。

また、将来的な両親との同居など幅広い視野を持つことで、トイレリフォームでやるべきことが明確になるでしょう。

【3】トイレリフォームの範囲

トイレリフォームの範囲を明確にすることで、その後の打ち合わせがスムーズになります。

なお、トイレリフォームの範囲について話し合う際は、以下のポイントを押さえましょう。

  • リフォームの目的をかなえるために、何をすべきか考える
  • 家族の将来を見据える
  • リフォーム予算は無視して考える

【4】リフォームの予算

次は、リフォームの予算についても話し合いましょう。

あらかじめ以下の2つを決めておけば、業者選びの際に役立ちます。

  • 理想のリフォーム予算
  • リフォーム予算の上限

【5】補助金や助成金制度の利用有無

トイレリフォームでは、補助金や助成金などが利用できる場合があります。

なお、補助金や助成金制度の利用についてはさまざまな条件や必要書類があるため、事前にこれらを確認することが重要です。

制度の利用条件などがよくわからない場合には、工事の着工前に必ず専門業者に相談しましょう。

トイレリフォームにおける業者選びのポイント

トイレリフォームで後悔しないためには、信頼できる業者選びも欠かせません。

ここでは、トイレリフォームにおける業者選びのポイントについて解説します。

【ポイント1】資格を保有している

トイレのリフォームは、資格を保有している業者に依頼しましょう。

トイレリフォームの一部は無資格でも施工できますが、資格のない業者だと以下のようなトラブルの発生リスクがあります。

  • 不適切な施工による水漏れの発生
  • 機器の破損や感電などの事故
  • 施工に対する保証がない

【ポイント2】現場調査が丁寧

トイレリフォームにおいて、現場調査はリフォーム後の満足度を大きく左右する要素のひとつ。

現場調査が丁寧な業者は、調査結果をもとにリフォームのニーズに適した提案が期待できます。

現地調査の際に以下の項目をチェックし、図面を用いて提案してくれる業者を選びましょう。

  • トイレ室内の寸法
  • 便器などのメーカー/品番
  • 収納量
  • コンセントの数/位置

【ポイント3】各メーカーの特徴を把握している

自分に合ったトイレメーカーを選ぶためには、各メーカーの特徴を把握している業者選びが欠かせません。

トイレリフォームを検討する上で、各トイレメーカーの比較は避けられないポイント。

各メーカーの特徴を把握している業者を選ぶことで、トイレ選びに迷う時間を短縮できます。

【ポイント4】メーカーのショールームを案内してくれる

トイレリフォームを検討する際は、メーカーのショールームで実物を確認することが大切です。

早く契約してほしいからといってショールームを案内せず、カタログだけでトイレを選ばせるような業者は避けた方がよいでしょう。

なぜなら、お客様をメーカーのショールームに案内することは、工事中のトラブル防止にもつながるからです。

  • カタログと便器の色がちがう
  • 思ったより便器が大きくて、トイレ空間が狭くなった

このようなトラブルを避けるためにも、優良業者は必ずメーカーのショールームを案内します。

【ポイント5】悪徳業者に注意する

トイレリフォームの業者選びでは、悪徳業者に注意しましょう。

悪徳業者に引っかかってしまうと法外な費用を請求されたり、不適切な施工をされたりする可能性があります。

このような悪徳業者に注意するためには、最低でも以下のことを徹底しましょう。

  • 連絡先を確認する
  • 複数の業者から見積を取得する
  • 施工前に工事金額を全額支払わない

なお、緊急性の高い水漏れを伴うトイレのリフォームは、悪徳業者に引っかかりやすいので特に注意が必要です。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】岩本祐子

atelier comado

岩本 祐子

大学卒業後、建築設計事務所にて主に住宅、公共建築、店舗、マンションの設計に10年以上関わる。
住宅においては、基本設計から監理業務まで一連のフローに携わる。
その後大手インテリア関連企業にて7年間インテリアとリノベーションをメインに業務の幅を広げる。
現在代表をしているatelier comadoでは、インテリアコーディネート、リノベーション、住宅設計をメインに活躍中。

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