2024年01月24日更新

監修記事

ダイニングのリフォームにかかる費用は?

ダイニングのリフォームにかかる費用はどれくらいなのでしょうか。LDK一体化リフォームやカウンター造作など、ダイニングリフォームでできることを費用別にご紹介します。また、ライフスタイルにあった快適な空間を作る上で大切なポイントもお伝えします。

ダイニングリフォームの主な内容

ダイニングのリフォームにかかる費用は?

ダイニングは、食事をとるスペースのことを指します。一般的にはキッチンやリビングルームと一体の間取りとして設計されています。

キッチンとひと繋がりであればDK(ダイニング・キッチン)、リビングルームと一体であればLD(リビング・ダイニング)、キッチンとリビングルームと一部屋になっている場合はLDK(リビング・ダイニング・キッチン)と呼ばれます。

近年はダイニングは食事やお茶を飲む以外にも、仕事や家事をするスペースとして活用する例も増えているようです。

ここでは、ダイニングリフォームでできること、そのリフォームの効果についてご紹介していきます。理想のダイニングリフォームのご参考にお役立て下さい。

クロスの貼替え

ダイニングは家族が長い時間を一緒に過ごす場所です。そのため、ダイニングの壁紙はシンプルで落ち着いたあきのこないものにすると良いでしょう。色合いはホワイト系やベージュ系の明るいものにすると、部屋が広く感じられます。

また、壁のクロスだけでなく天井のクロスもリフォームすれば、部屋全体の雰囲気を大きく変えることができます。

フローリングの張替え

ダイニングの床に用いる素材としてはフローリングが人気です。フローリングの中でもダイニングにより適した防汚性の高いものがあります。このタイプなら食べ物や飲み物を落としてしまっても拭くことで簡単にきれいすることができます。

また、リビングやキッチンが隣接している場合、同じ床素材を使うことで空間を広く見せることができます。

LDK一体化リフォーム

リビング、ダイニング、キッチンが別々の部屋として独立している場合に、これらをLDKというひとつの空間にするリフォームです。ひとつの大きな部屋にすることで開放感を得られます。

下記ではLDK一体化リフォームの流れをご紹介します。

間仕切りの撤去

LDK一体化リフォームでまず行うことは、間仕切り壁を撤去することです。視界がひらけて、開放的な空間を作ることができます。

カウンター造作

ダイニングとキッチンを繋ぐのがカウンターです。対面式カウンターキッチンを造作すれば料理中でも家族の様子を眺めることができます。また、大きめのキッチンカウンターを取り付ければダイニングテーブルとして使うこともできます。

収納スペース造作

LDKは家族が集まる場所になるので、なにかと物が増えていきます。そこであると便利なのが大容量の収納スペースです。

リビングに壁面収納をつけたり、ダイニングやキッチンに食器を収納するスペースを設けるなど、生活設計に合わせた収納を作りましょう。
可能であればパントリーという食品収納庫を造作するとより一層スッキリと片付いた印象になります。

ダイニングリフォームの費用相場

ダイニングリフォームにかかる費用の相場を以下の表にまとめました。

なお、工事の範囲や施工する素材のグレードや難易度、施工する前の住まいの状態などによって費用は大きく変動します。業者への見積もり依頼時に内容や金額をしっかり確認するようにしましょう。

内容 費用相場
クロス貼替え 量産品:約1,000円~/平方メートル
1000番品:約1,500円~/平方メートル
フローリング張替え 重ね張り:約80,000~約180,000円/8畳
張替え:約100,000~約200,000円/8畳
間仕切り撤去 約100,000~約250,000円
カウンター造作 約130,000~約300,000円
壁面収納造作 約600,000~約1,000,000円

 

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費用別のダイニングリフォームでできること

ダイニングのリフォームにかかる費用は?

ダイニングリフォームを「~約50万円」「約51~150万円」「約151~300万円」「約301万円~」の4つの価格帯別に、リフォームでできることをご紹介します。

~約50万円

約50万円の予算の場合、6~8畳ほどのダイニングスペースの壁と床のフローリングの張替えを行うことができるでしょう。ダイニングスペースの内装をおしゃれに仕上げて、日々の食事を楽しく演出できる空間をつくれるでしょう。

約51~150万円

約51〜150万円の予算の場合、ダイニングとキッチンの間にカウンターを造作し、あわせて壁紙とフローリングを張替えるリフォームが可能です。オリジナルのキッチンカウンターで、ダイニングとキッチンの使い勝手が向上するでしょう。

約151~300万円

約151~300万円の予算ならばLDK一体化リフォームができるでしょう。今までの間取りから、間仕切り壁を取り払うことで大空間を作ることができます。そのほかにも収納やキッチンカウンターを造作するなど大きな変更ができます。

約301万円~

増改築も視野に入るのが約301万円以上の価格帯です。建物の構造にもよりますが、天井を高くしたり、床暖房や床断熱を追加することで暮らしやすさを向上させることができます。

ダイニングリフォームで大切なポイント

ダイニングをリフォームする上で気をつけておきたい大切なポイントをご紹介します。

ダイニングに合う素材を使う

ダイニングは食事などを行うスペースです。壁や床に使用する素材は、ダイニングの機能にふさわしいものを選ぶようにするとリフォームがうまくいきます。

例えば、お子様のいる家庭では食べこぼしなどの心配がありますので、汚れが目立たないものや掃除がしやすいものを選ぶと安心です。料理の臭いが気になる方は消臭効果のある壁紙などを選ぶとより満足のいくリフォームになるでしょう。

LDKは空間や動線を考慮する

ダイニングをリビング、キッチンと繋げるLDK一体型のリフォームは、ひとつの大空間を作ることになります。

このとき、空間を広げる間仕切りの撤去だけでなく、反対に、シチュエーションによって空間が仕切れる開閉扉などの設置も検討すると、空間利用の幅が広がるでしょう。
家族構成は将来変化していくものです。現在の希望を叶える間取りと将来の住まい方を想定しながら空間をイメージしていきましょう。

また、料理をするときやくつろぐときなど、生活の動線を考えて空間をデザインすることがリフォームを成功させるポイントです。

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まとめ

ダイニングはLDKの中でも、食事をする場所というだけでなく、家族がくつろぐスペースのリビングと料理をするキッチンをつなぐ役割もあります。ダイニングをどのようにデザインしリフォームするかによって、LDK全体の空間の雰囲気が変わってきます。

どのような過ごし方をしたいのか、どんな希望があるのかを家族の中で話し合い、それぞれの家族に合ったより便利で快適なライフスタイルを実現できるリフォームを行うことが、ダイニングリフォームでは大切になるでしょう。

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】小川愛

二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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