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2019年01月28日更新
屋根裏のリノベーション費用は?様々な活用法もご紹介
屋根裏をリノベーションして住宅のスペースを有効活用する場合、費用はどの程度かかるのでしょうか?屋根裏をリノベーションすることによってできることやメリット、工事の流れ、施工期間、工事にかかる費用などについてご紹介していきます。
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- 監修者小川愛
ライフスタイルに合わせて様々な活用法がある屋根裏スペース
屋根裏スペースをリノベーションすることによって、どのように活用することができるのでしょうか?
屋根裏スペースをリノベーションすると、通常の部屋と同様に使用することができます。
子供の遊び場や部屋、書斎、アトリエ、寝室などのように、ライフスタイルの中で不足していると感じる部屋へとリノベーションすると良いでしょう。
しかし、屋根裏部屋は通常の部屋と違い、屋根からの距離が近く、元々居住用に設計されていないため、長時間滞在する部屋へと作り替えるためには断熱や空調などの工事が必要となり、コストが大きくなってしまいます。
収納スペース、クローゼットとしてリノベーションした場合、居住空間として利用する場合に比べてコストを抑えることができますし、間取りの変更といった手間もかかりません。
どちらの場合も、屋根裏スペースのリノベーションに慣れた施工会社に工事を依頼すれば、目的に合った便利な部屋へと作り替えることができますが、実際にこれらの目的で工事を行う場合、どのような流れとなるのでしょうか?
今回は、断熱などの内装工事と空調工事を行って屋根裏を部屋としてリノベーションする場合の費用や工事の内容についてと、収納スペースとして屋根裏部屋をリノベーションする場合について見てみましょう。
収納それとも部屋にする?屋根裏のリノベーション費用目安
屋根裏スペースをリノベーションして屋根裏部屋として活用する場合と、屋根裏を収納スペースとしてリノベーションする場合、どのような工事が必要で、費用はどれくらいかかるのでしょうか?
基本的な工事の流れと費用についてご紹介します。
収納スペースへリノベーションする場合の工事内容と費用
屋根裏を収納スペースへとリノベーションする場合、屋根裏部分に床や壁等の基本的な内装工事を施し、下階から出入りできるよう梯子や階段などを設置します。
内装は壁や床を張るだけでも収納として十分活用することができますが、そのままでは室内に外気温の影響が出やすく、室内の湿気が溜まりやすくなってしまいます。
そのため、同時に断熱処理や空調の設置を行っておくと良いでしょう。階段や梯子についても、どのように収納品を移動させるかによって考えなければなりません。
最近の住宅ではほぼ屋根裏の断熱工事を行っている場合が多いですが、昔の細かい規定のない時代に建てられた住宅では断熱工事は必須といえます。
自力で収納品を持って収納スペースまで移動する場合は登りやすい階段を設置した方が良いですし、別に開口部を作り、ウインチなどで荷物を吊り上げる方式を採用するなら、梯子でも十分活用できるでしょう。
また、屋根裏部屋への移動手段については、収納式か固定式かを選ぶことができます。
収納式なら必要に合わせて梯子等を出し入れすることができるため、スペースを節約することができますが、大きさや安定感に制限があるので、荷物の出し入れがやや難しくなるでしょう。
固定式は設置スペースが必要ですが、通常の階段と同じ設計、構造で作られるため、安定感があり、荷物の出し入れが比較的簡単です。
屋根裏をリノベーションして収納スペースへと変更する工事にかかる費用については、床や壁の内装工事、収納式の梯子の設置等を行った場合で約20万円からが相場とされています。
固定式階段を設置する場合は約30万円、開口部を設けて電動ウインチ等を設置する場合は、約40万円からが相場です。
屋根裏を収納スペースへと作り替える場合、より活用できるよう、荷物を出し入れしやすい開口部+ウインチの組み合わせがおすすめです。
収納スペースへのリノベーション費用については、工事を行う面積や内装工事の内容、使用する設備の種類によって大きく変わってきます。
できるだけ正確な費用が知りたい場合には、リノベーション会社に見積もりを依頼すると良いでしょう。
屋根裏部屋へリノベーションする場合の費用と相場
屋根裏をリノベーションして書斎や寝室、子供部屋などの屋根裏部屋へと作り替える場合には、どのような工事が必要となるのでしょうか?
屋根裏部分は建物の屋根の直下にあるスペースのため、屋根や外壁から外気の影響を大きく受けます。
そのため、居住空間として使用する場合には、屋根や内壁に十分な断熱処理を施し、空調についても換気扇やエアコンなどを設置しておかなければなりません。
もし、これらの対策が不十分だと、冬場は寒く、夏場は暑い部屋となってしまい、快適な生活を送ることが難しくなってしまうでしょう。
きちんと設計され、断熱や空調工事が施されている屋根裏部屋は通常の居室と同様に扱え、子供部屋として利用した後は書斎にするなど、さなざまな活用法があります。
最初にしっかりとした設計を行い、長期間快適に利用できるリノベーションを行うようにしましょう。
屋根裏部屋へのリノベーション費用は、内装等の断熱工事、空調工事、電気工事等が必要となるため、約100万円が目安です。
この費用については、施工面積や内装に使用する建材の質、空調工事で設置する設備の価格等によって大きく変わります。
施工にかかる正確な費用を知りたいという場合には、リノベーション会社に相談し、見積りを出してもらうと良いでしょう。
エアコン等の設備については、リノベーション会社ではなく電機店に工事を依頼する場合もあるため、見積りが別になる可能性があります。
もし、別々に見積りを依頼するのが面倒なら、電気工事にも対応した会社にリノベーションを依頼するのがおすすめです。
まとめ
屋根裏スペースをリノベーションすることによって、収納スペースの拡張や生活空間の拡張などを行うことができます。
しかし、施工の際に十分な設計が施されていないと、使いにくい場所となってしまい、十分に活用することができません。
屋根裏のリノベーションを行う際には、費用だけでなく、実績にも注目して施工会社を選ぶようにしましょう。
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この記事の監修者プロフィール
二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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