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2022年05月06日更新
トイレリフォームにかかる費用・価格相場
使いやすく綺麗なトイレにリフォームするにはどのような方法があるのでしょうか。快適なトイレへのリフォーム方法としてはトイレ本体の取替えが効果的です。この記事ではトイレの種類や機能、価格やメリット・デメリットを含めてご紹介します。
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- この記事の監修者小川愛
トイレリフォームにかかる費用の相場
トイレのリフォームの平均的なリフォーム費用の相場は、約10万円~約50万円程度です。
洋式トイレ単体の交換のみであれば、本体価格を含めて約20万円で行うことができるでしょう。
しかしトイレをリフォームすると言っても、単純なトイレ本体の取替えから、電気工事や水道工事、大工仕事が必要になるケースまで様々です。
作業が多いほど費用は高くなりますが、一方で床や壁の内装工事が少ないほど、費用を安く抑えることが可能になるでしょう。
トイレ本体を取替えるケースでも便座だけ交換する場合と、便座と便器をセットで交換する場合もあり、その内容や取替えるトイレ本体のグレードによって費用は変わります。
ここで注意しておきたい点はトイレのスペースの広さや、一戸建て住宅かマンションかといった違いによって、できない工事が発生するケースもあることです。
特にマンションの高層階では、十分な水圧が得られない場合もあるため、導入できるトイレ本体に制限がある場合又は対応するために機種本体の価格が上がる場合もあります。
リフォームを検討する際にはあらかじめ施工会社に相談し、今住んでいる住居の状況などを把握した上でどのようなリフォーム工事を行うのかを決めていく必要があるでしょう。
以下ではトイレリフォームに関する主な事例の価格相場をご紹介します。
リフォームの種類 | 費用相場 | 備考 |
---|---|---|
便座の交換(洋式から洋式) | 約3万~約10万円 | |
トイレ本体の交換 (洋式から洋式) | 約5万~約10万円 | 機能が付かないシンプルなタイプの場合 |
約10万~約20万円 | スタンダードタイプの場合:脱臭や暖房・温水洗浄機能付きなど | |
約20万~約30万円 | 高機能タイプの場合:全自動洗浄・自動フタ開閉・除菌機能付きなど | |
和式から洋式への変更 | 約50万円~ | |
トイレの位置移動 | 約50万円~ |
トイレ内装リフォームの内容と価格相場
施工:システムアート湘南
トイレの内装リフォームとしては壁・天井のクロスの貼替え、床の張替え、バリアフリーリフォームが考えられます。
トイレの壁・天井のクロスとしては防水性のものや、除菌機能が付いたものが適しています。
クロスの2畳当たりの相場価格は、量産品の場合で約7,000~約20,000円、「1000番クロス」や「一般品」と呼ばれる品質の高いクロスの場合は約12,000~約25,000円です。
常に水気や汚れに晒されるトイレの床材には、汚れや臭いが付着しにくく水を弾く塩化ビニール製のクッションフロアやタイル材など、耐水性のある床材が適しています。
床材の2畳当たりの相場価格は、クッションフロアで約25,000~約50,000円、フローリングでは約50,000~約70,000円、タイルであれば約80,000~約200,000円です。
タイルを使用する場合は専用の下地工事が必要なケースもあることは注意が必要です。
また、手すり設置や段差をなくすなどのバリアフリー化のリフォームを行う場合の費用は、約100,000~約200,000円が相場ですが、工事の内容により価格は異なるでしょう。
以下のグラフでは、トイレリフォームの費用相場を表しています。
洋式トイレの選び方
トイレには様々な種類があるため、どれを選んだら良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。
ここからは洋式トイレの種類別の特徴や費用の相場などをご紹介します。
洋式トイレの種類とは
洋式トイレは主に「タンクレス」と「タンク付き」のものに分けることがきます。
タンクレストイレ
施工:ぐっとリフォーム
タンクレストイレは、水を溜めるタンクがなく、トイレを水道管に直結させるタイプのトイレです。
本体価格は約20万円~が相場です。
タンクレストイレのメリットとして、タンク部分がないためトイレをすっきりと広く使用できることが挙げられます。
そのため手入れや掃除もしやすいと言えます。
一方、タンクレストイレは、水圧が弱い場所では設置できない場合があります。
その理由は、タンクレストイレの給水は水道管から直接行うことから、水圧が弱いとトイレが詰まる原因になる恐れがあるためです。
タンク付き
施工:システムアート湘南
タンク式トイレは、タンクに溜めた水流の勢いを利用して洗浄します。
価格は約8万円~約20万円が相場です。
タンクレストイレが設置できないような、水圧の低いマンションの高層階や高台でも、タンク式トイレであれば設置できることがメリットです。
ただし、タンクに場所を取られることはデメリットとなり得るでしょう。
便座の種類とは
便座には、本体に内蔵されたタンクで温めた温水をノズルから噴出する「貯湯式タイプ」と、使用時に水を瞬間的に暖めてノズルより噴出する「瞬間式タイプ」の2種類が主にあります。
また、便座には様々な機能が備えられているタイプがありますので、主な機能を紹介します。
- 自動フタ開閉:人が便器に近づくとフタが自動的に開き、離れると閉まる機能。
- リズム洗浄機能:強さの異なった水流をおしりに当て、お湯によるマッサージ効果で便意を促す機能。
- 温風乾燥:温水洗浄の後、温風で乾かす機能。
- 脱臭・消臭:便座に換気機能を備え、活性炭などのフィルターを通して脱臭する機能。
- 自動洗浄:便座から立ち上がると、センサーが大小を便座に座っている時間で判断し、自動で水を流してくれる機能。
- 擬音機能、音楽再生機能:使用中に水の流れる音や音楽を再生する消音機能。
排水方式を確認する
トイレの排水には「床排水方式」と「壁排水方式」の2種類のタイプがあります。
通常、一戸建てには床排水タイプが採用されていますが、マンションでは壁排水方式が一般的なため、あらかじめ方式を確認しておく必要があります。
床排水方式の特徴は排水管が便器の下にあるので配管が見えない点です。
床下に接続された排水管を通って水が流れます。
それに対して、壁排水方式は排水管が便器の後ろから壁に向かって接続しているので、配管を目で確認できます。
水は壁に接続された排水管を通って流れます。
トイレリフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきたトイレリフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
この記事の監修者プロフィール
二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。
