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2019年01月29日更新

監修記事

内壁リフォームの見積もり価格相場を詳しく解説!

部屋の間取り変更のリフォームや内装をきれいにするクロスの貼替え、人気の珪藻土や漆喰壁へのリフォームは、工事の内容や面積によって価格が変動します。内壁リフォームの適正な見積もり価格相場を知って、より良い業者にリフォームを依頼しましょう。

住宅の内壁リフォームの見積もり価格相場について

壁 リフォーム 見積もり

内壁リフォームの見積もり価格は主に、内壁の撤去・内装材の変更・内装の補修・修理費用の項目に分けられます。費用の特徴とリフォームの概要をそれぞれ見てみましょう。

内壁の撤去にかかる費用の相場

内壁の撤去にかかる費用には主に3つがあります。

  • 解体作業の工事費用
  • 解体した解体物(壁材・木材・電気配線など)の処分費用
  • 解体時に解体しない場所に傷がつかないように保護する養生費用

解体作業の工事費用は、何人の作業員が何日かかって解体から処分までできのるかで変わるため、実際に解体する場所を見てから算出します。解体する壁が解体しにくい構造の場合はさらに費用がかかるでしょう。

解体物の処分費用は、処分する内容と処分量により変わります。解体後の廃材は法律で分別が義務付けられているため、木材と鉄類・混載物等を別々に処分することになります。そのため内壁の構造や材料により見積もり金額が変わるでしょう。

養生費用は、解体する部屋までの廊下の床や壁・入口などが工具や解体物で傷がつかないように、専用の保護カバーで保護するための費用です。

リフォーム会社により養生の方法が異なり、リフォームする家によって保護する範囲も変わるので、その都度の見積もりとなります。

また、内壁を撤去する際には、撤去する壁の範囲や解体の難易度により解体できる業者が異なります。解体する範囲が広く、解体の難易度が高い場合は解体専門業者が解体し、木造の壁を撤去するなど簡易な場合は、工務店などが解体するケースが多いでしょう。

内壁撤去の費用相場

  • 木造の壁2間(3m64cm)を撤去・処分する費用相場・・・・・・約8万~12万円
  • 建具を取付ける範囲のみの簡易撤去・処分費用相場・・・・・約3万~約5万円

内壁材の変更にかかる費用の相場

壁が汚れるなどしてクロスを貼替える、珪藻土に塗替える、聚楽(じゅらく)壁を塗替えるなどの内装材のリフォームを行う際にかかる費用は、主に4つの項目に分けられます。

  • 古い内装材を剥がす・処分する費用
  • 新しい内装材に適した壁下地に整える費用
  • 新しい内装材の施工費用
  • 工事する部屋にある家具の移動・養生費用

古い内装材を剥がす・撤去する・処分する費用は、内装材の種類や面積により費用が変わります。

新しい内装材に適した壁下地に整える費用は、今までと違う壁材にリフォームする場合に発生する費用です。

新しい内装材の施工費用は、用いる内装材の種類(クロス・塗り壁・板張など)と面積により費用が変わります。一般的なクロスは比較的リーズナブルですが、板張は費用がよりかかるでしょう。

工事する部屋にある家具の移動と養生費用は、業者に家具移動を依頼する場合に発生する費用です。特にピアノ・仏壇などの移動や保管に注意が必要な家具はさらに費用がかかるでしょう。

  • 一般的な家具移動の費用相場・・・・・・約5,000~約1万円

内壁の補修・修理にかかる費用の相場

内壁の補修と修理にかかる費用は、主に3つの項目に分けられます。

  • 撤去した壁の周囲や床・天井を補修する費用
  • 穴やへこみを修理する費用
  • 撤去した内壁に電気配線があった場合の配線改修費用

撤去した壁の周囲や床・天井を補修する費用は、補修する場所・方法・面積により費用が変わります。

  • 床・壁・天井の補修をする費用相場・・・・・・約4万円~

穴やへこみを修理する費用は、修理する範囲や方法により変わります。約1~2cmくらいの穴やへこみの場合はパテやコーキングで平らにして補修します。このようなケースは安価で補修ができるでしょう。

しかし、穴やへこみのサイズが約5cmを超えると深さにより壁下地の補修が必要なケースが出てきます。この場合の費用相場は、約5,000~約1万円です。

電気配線の改修は、撤去した内壁に配線がある場合に必要です。壁には照明のスイッチやコンセント・テレビのアンテナ線などがある場合があります。壁を撤去する場合は、これらの配線の場所を移動させるか、撤去する工事を行います。

電気工事の際には資格を持った専門業者が工事を行う必要があり、工期は約2~3日が一般的です。電気配線の改修費用は、改修する配線の種類と数・工期などにより変わります。

  • 電気配線の改修にかかる費用相場・・・・・・約4万円~

内壁材の種類ごとのリフォーム価格相場について

内壁のリフォームは、新しくする壁材の種類により、価格相場が異なります。それぞれの壁材の特徴やメリット・デメリット・費用の特徴を見てみましょう。

ビニール壁紙に貼替える場合の費用相場

ビニール壁紙は、厚さ約0.2mm程度のビニール壁紙(ビニールクロスとも呼ばれています)を石膏ボードやベニヤなどの壁下地に貼る内装材です。

ビニール壁紙のメリットは、デザインや機能が豊富で、短い期間で施工できることと、価格がリーズナブルなことです。デメリットは、厚さが薄いため壁下地の調整に手間がかかる場合もあることでしょう。

【6帖の部屋をリフォームする場合の費用相場】

工事内容費用相場備考
  • 古い壁紙の撤去、処分
  • 下地調整
  • 壁紙の貼替え(壁・天井)
約6万円~
家具の移動約5,000~約1万円

珪藻土にリフォームする場合の費用相場

珪藻土は、独特の風合いがあり、調湿機能や消臭機能に優れているため、人気が高い素材です。珪藻土を内装材に取り入れる方法は、珪藻土の塗り壁を施工する方法と珪藻土クロスに貼替える方法があります。

珪藻土塗り壁にリフォームする場合の費用相場

珪藻土とは、藻類の一種である珪藻の殻が堆積した堆積した土のことで、漆喰や泥などを混ぜて塗り壁として用いられる素材です。

珪藻土塗り壁は下地材により主に2つの種類に分けられます。「石膏ボード下地 珪藻土塗り壁仕上げ」と「土壁下地 珪藻土塗壁仕上げ」です。

珪藻土塗り壁のメリットは、珪藻土特有の風合いを楽しめるだけでなく、壁紙を用いる場合と比較して調湿・消臭の機能に優れているため、快適性も得られることです。

一方でデメリットは、珪藻土壁紙と比較すると工事日数が長くかかることや、一度汚れがつくと落ちにくいことが挙げられます。

【6帖の部屋をリフォームする場合の費用相場(石膏ボード下地珪藻土塗り壁仕上げ)】

工事内容費用相場備考
古い壁紙の撤去、処分約1万円~
  • ・下地の調整
    ・珪藻土塗り壁の施工(壁のみ)
約8万円~※1
仕上げ材の価格による
家具の移動約5,000~約1万円

※1 下地は石膏ボード下地を調整する場合の費用相場

【6帖の部屋をリフォームする場合の費用相場(土壁下地珪藻土塗り壁仕上げ)】

工事内容費用相場備考
古い壁紙の撤去、処分約1万円~内容
  • 土壁下地の調整
  • 珪藻土塗り壁の施工
約13万円~仕上げ材の価格による
家具の移動約5,000~約1万円

珪藻土壁紙に貼替える場合の費用相場

珪藻土壁紙は、ビニール壁紙の種類の1つで珪藻土の粉末を壁紙のベースに混ぜて、珪藻土の機能をビニール壁紙に付加した製品です。

珪藻土壁紙のメリットは、壁紙といえど珪藻土の独特の風合いを楽しむことができ、調湿などの機能性もあることです。また、珪藻土塗り壁と比較すると工事日数が短くすむことや、塗り壁と比べて価格がリーズナブルなこともメリットでしょう。

一方でデメリットは、ビニール壁紙と比較すると汚れが付きやすく、落としにくいことや壁紙のつなぎ目や下地の凸凹が目立ちやすいことが挙げられます。

【6帖の部屋をリフォームする場合の費用相場(珪藻土壁紙)】

工事内容費用相場備考
  • 古い壁紙の撤去、処分
  • 下地の調整
  • 珪藻土壁紙への貼替え(壁・天井)
約8万円~仕上げ材の価格による
家具の移動約5,000~約1万円

漆喰にリフォームする場合の費用相場

漆喰は、消石灰を原料とした壁仕上げ材で、そのデザイン性の高さで人気がある素材です。漆喰を内装材に取り入れる方法は、漆喰の塗り壁を施工する方法と漆喰壁紙に貼替える方法があります。

漆喰塗り壁にリフォームする場合の費用相場

漆喰塗り壁は、下地材により主に2つの種類に分けられます。「石膏ボード下地 漆喰塗り壁仕上げ」と「土壁下地 漆喰塗り壁仕上げ」です。

漆喰塗り壁のメリットは、漆喰のデザイン性を楽しめることと、一般的な壁紙と比べて調湿の機能があることです。デメリットは、壁紙と比較して費用がかかることや、工事日数が長いこと、表面が割れやすく汚れが落ちにくいことなどが挙げられるでしょう。

【6帖の部屋をリフォームする場合の費用相場(石膏ボード下地漆喰塗り壁仕上げ)】

工事内容費用相場備考
古い壁紙の撤去、処分約1万円~内容
  • 下地の調整
  • 漆喰塗り壁の施工(壁のみ)
約15万円~※2
仕上げ材の価格による
家具の移動約5,000~約1万円

※2 石膏ボード下地を調整する場合の費用相場で、塗り壁の施工は左官工事で行います。

【6帖の部屋をリフォームする場合の費用相場(土壁下地漆喰塗り壁仕上げ)】

工事内容費用相場備考
古い壁紙の撤去、処分約1万円~
  • 土壁下地の調整
  • 漆喰塗り壁の施工(壁のみ)
約15万円~仕上げ材の価格による
家具の移動にかかる費用約5,000~約1万円

漆喰壁紙に貼替える場合の費用相場

漆喰壁紙は、ビニール壁紙の種類の1つで漆喰パウダーを壁紙のベースに混ぜて、漆喰の機能をビニール壁紙に付加した製品です。

漆喰壁紙のメリットは、漆喰塗り壁と比較すると工事日数が短くすむことや費用が比較的リーズナブルなことです。

一方でデメリットは、ビニール壁紙と比較すると汚れが付きやすく、落としにくいことが挙げられます。また、壁紙のつなぎ目や下地の凸凹が目立ちやすいこともデメリットの1つだと言えます。

【6帖の部屋をリフォームする場合の費用相場(漆喰壁紙)】

工事内容費用相場備考
  • 古い壁紙を剥がし、処分する費用
  • 下地を調整する費用
  • 新しい漆喰壁紙を貼る費用(壁・天井)
約8万円~仕上げ材の価格による
家具の移動にかかる費用約5,000~約1万円

土壁にリフォームする場合の費用相場

土壁は、内壁の下地を土壁で作り、その仕上げの上塗りに塗り壁を使った内装仕上げのことです。上塗りの種類により仕上げのデザインや機能が変わります。

壁紙を貼替えるなどのリフォームの場合には、内装業者が壁紙の撤去から施工までを行うことがほとんどですが、土壁の場合は専門の左官業者により下地作りから仕上げまでを行います。

仕上げ材には、和室で使われる聚楽(じゅらく)壁や砂壁・珪藻土や漆喰などがあります。

土壁のメリットは、下地も自然素材の土でできているため、通気性や調湿性にも優れており、シックハウス症候群対策にも有効なことが挙げられます。

一方でデメリットは、傷がついてしまった場合に補修が難しい場合があることやビニール壁紙と比較すると高価なことでしょう。

また、下塗り・中塗り・仕上げ塗りの工程があり、それぞれ乾燥させる養生期間が必要なため、工事日数がかかることもデメリットだと言えます。

【6帖和室の聚楽壁をリフォームする場合の費用相場(土壁下地聚楽壁仕上げ)】

工事内容費用相場備考
  • 古い聚楽壁の撤去、処分
  • 下地の調整
  • 新しい聚楽壁の施工(壁のみ))
約12万円~※3
仕上げ材の価格による
家具の移動約5,000~約1万円

※3 和室の聚楽壁を塗り替える場合は、古い壁の撤去から仕上げまでをすべて左官業者がおこなうケースがほとんどです。

砂壁からビニール壁紙にリフォームする場合の費用相場

砂壁が古くなり、ぼろぼろと落ちてくるようになってしまった場合、ビニール壁紙にリフォームする方法も有効です。

砂壁は、調湿効果があることや和風の仕上がりにできることなどがメリットですが、一方で掃除がしにくい、傷がつくと補修が難しいなどのデメリットもあります。そのためビニール壁紙への貼替えを検討する人も少なくありません。

砂壁からビニール壁紙へと貼替える場合、まず砂壁を撤去し、ビニール壁紙を貼るための石膏ボードの下地をつくります。そしてビニール壁紙を貼るという流れが一般的です。

【6帖和室の砂壁をビニール壁紙にリフォームする場合の費用相場】

工事内容費用相場備考
古い砂壁の撤去、処分約4万円~
石膏ボードの下地の施工、調整約6万円~
ビニール壁紙の施工約4万円~仕上げ材の価格による
家具の移動約5,000~約1万円

内壁リフォームにより間取りを変更する場合の見積もり価格相場について

壁 リフォーム 見積もり

間取りを変更する内壁リフォームは、壁を撤去して部屋を広くする、ドアやアコーディオンドア、ロールスクリーンや引き戸を設置する、部屋を分けるなどいろいろなリフォームがあります。それぞれの費用相場を見てみましょう。

内壁を撤去して間取りを広くするリフォームの費用相場

内壁を撤去して部屋を広くするリフォームの費用は、撤去する壁の構造と面積により費用が変わります。

【2間(3m64cm)の壁を撤去する場合の費用相場】

工事内容費用相場備考
壁の撤去・解体・処分約6万~約10万円壁の構造広さにより変動
床・壁・天井の補修約4万~約6万円補修する範囲により変動
電気関係改修・仕上げ約4万~約6万円工事内容により変動

※床や天井の高さを変えない場合の費用相場です。

内壁を撤去してドアを設けるリフォームの費用相場

内壁に新しくドアを取付けるリフォームは、ドアを取付ける部分を解体しながら、ドアの枠を新しく取付け、床を補修してドアを取付ける流れが一般的です。ドアの取付けの際には、建具の専門業者が取付けに来るケースもあります。

また必要があれば、内装や電気配線の補修も行われます。

【古いドアを撤去し新しいドアを設置する場合の費用相場】

工事内容費用相場備考
壁の撤去・解体・処分約3万~約5万円
建具枠取付け・補修工事約5万~約8万円床の補修も含む
建具取付け約5万~約15万円建具の種類により変動
壁・天井クロス補修約3万円~
  • 必要な場合のみ
  • 範囲・仕上げ材料により変動
電気改修・仕上げ約4万~約6万円
  • 必要な場合のみ
  • 工事内容により変動

内壁を撤去してアコーディオンドアを設けるリフォームの費用相場

内壁に新しくアコーディオンドアを取付けるリフォームは、アコーディオンドアを取付ける部分の内壁を撤去し、取付け用の枠を設置したのちにアコーディオンドアを取付けるという流れが一般的です。

ドアの取付けは専門の内装業者が行うケースもあります。また、必要があれば内装や電気配線の補修等も行われます。

【アコーディオンドアを設ける場合の費用相場(幅2間)】

工事内容費用相場備考
壁の撤去・解体・処分約3万~約5万円
アコーディオンドア用枠取付け約5万~約8万円床の補修も含む
アコーディオンドア取付け約10万円~アコーディオンの種類により変動
壁・天井クロス補修約3万円~
  • 必要な場合のみ
  • 範囲・仕上げ材料により変動
電気改修・仕上げ約4万~約6万円
  • 必要な場合のみ
  • 工事内容により変動

内壁を撤去してロールスクリーンを設けるリフォームの費用相場

内壁を撤去して新たにロールスクリーンを取付けることにより、手軽に部屋の間取りを変えられるようになります。

このリフォームの場合は、ロールスクリーンを取付ける内壁を撤去して下地を作り、壁・床等の補修を行ったのちにロールスクリーンを取付ける流れで行われることが一般的です。

ロールスクリーンの取付けでは専門の内装業者が訪れる場合もあります。また、必要があれば内装や電気配線の補修も行われます。

【ロールスクリーンを設ける場合の費用相場(幅2間)】

工事内容費用相場備考
壁の撤去・解体・処分約3万~約5万円
ロールスクリーン取付用下地作り及び床・壁などの補修約5万~
ロールスクリーン取付け約10万円~ロールスクリーンの種類により変動
壁・天井クロス補修約3万円~範囲・仕上げ材料により変動
電気改修・仕上げ約4万~約6万円
  • 必要な場合のみ
  • 工事内容により変動

内壁を撤去して折り戸を設けるリフォームの費用相場

内壁を撤去して折り戸を設けるリフォームでは、工務店が折り戸を取付ける部分を解体しながら、折り戸の枠を取付け、床を補修し折り戸を設置します。専門の建具業者が折り戸の取付けを行うケースもあります。また、必要があれば内装や電気配線の補修が行われます。

【折り戸を設ける場合の費用相場(幅2間)】

工事内容費用相場備考
壁の撤去・解体・処分約3万~約5万円
建具枠取付け・補修工事約5万~約8万円床の補修も含む
建具取付け約15万円~約15万円~建具の種類により増減
壁・天井クロス補修約3万円~
  • 必要な場合のみ
  • 範囲・仕上げ材料により変動
電気改修・仕上げ約4万~約6万円
  • 必要な場合のみ
  • 工事内容により変動

内壁を撤去して引き戸を設けるリフォームの費用相場

内壁を撤去して引き戸を設けるリフォームは、引き戸を取付ける部分を解体しながら、引き戸の枠を取付け、床を補修し、引き戸を設置します。

ドアの取付けは専門の建具業者が設置するケースもあるでしょう。必要があれば、電気配線等の補修も行われます。

【折り戸を設ける場合の費用相場】

工事内容費用相場備考
壁の撤去・解体・処分約3万~約5万円
建具枠取付け・補修工事約5万~約8万円床の補修も含む
建具取付け約15万円~約15万円~建具の種類により増減
壁・天井クロス補修約3万円~範囲・仕上げ材料により変動
電気改修・仕上げ約4万~約6万円
  • 必要な場合のみ
  • 工事内容により変動

間仕切り壁を設けて部屋を造るリフォームの費用相場

間仕切り壁を新たに設けて部屋を造るリフォームは、まず大工工事で壁を作り、次に壁の内装仕上げを内装業者が行うことが多いでしょう。また、電気配線の改修があれば、大工工事中に配線を直し、内装仕上げ後にプレートの取付け等の仕上げ工事が行われます。

【間仕切り壁を設けるリフォームの費用相場(長さ2間ビニール壁紙仕上げ)】

工事内容費用相場備考
壁の造作約6万~約10万円
電気改修・仕上げ約4万~約6万円
  • 必要な場合のみ
  • 工事内容により変動
壁・天井クロス貼、及び貼替え約6万~約20万円範囲・仕上げ材料により変動

内壁リフォームの見積もりを依頼するリフォーム業者の選び方について

内壁リフォームの依頼ができるリフォーム業者には、大手リフォーム会社、中堅リフォーム会社や地元の工務店などが考えられるでしょう。それぞれ特徴があるので、特徴を知った上で見積もりの依頼を行いましょう。

大手リフォーム会社の特徴

大手リフォーム会社とは、大手ハウスメーカーや大手不動産会社系列のリフォーム専門会社のことを言います。設計やデザインから施工、アフターメンテナンスまでを一貫して行っています。

リノベーションや家全体をリフォームする場合やデザインを一新したい場合など、大規模なリフォームに向いている会社です。大手ならではの設計力やデザイン力・施工力で大規模リフォームでもスムーズに進めることができるでしょう。

しかし、大手リフォーム会社は広告やショールーム、その他のサービスを充実させる費用がかかっていることが多いため、工事費用は他のリフォーム業者より割高になることがほとんどです。

中堅リフォーム会社の特徴

中堅のリフォーム会社とは、大手の設備メーカーと提携したリフォーム会社や、ガス・電気会社と提携したリフォーム会社などのことです。

設備系のリフォーム会社が多く、設備を安く仕入れることができるため、特に水回りのリフォームを検討している人にオススメの会社です。

中堅リフォーム会社は、得意とする分野のリフォームはリーズナブルな見積もりとなることが多いのですが、一方で専門外のリフォーム(外壁の塗替えや間取り変更など)は割高になる傾向にあります。

内壁リフォームで間取り変更やデザインが必要な場合は、打合わせをしながら提案力やデザイン力を確認するとよいでしょう。

地元の工務店の特徴

地元の優良工務店の中には、古くから新築の住宅を手掛けながらリフォームも行っている工務店やリフォームを専門に行っている工務店があります。地元密着型の工務店ですので、地域の気候や特徴にあったリフォームを提案してもらえるでしょう。

また地元密着型のため、迅速できめ細かい対応もメリットです。比較的小規模な内壁のリフォームの際に向いているリフォーム会社だと言えるでしょう。

リフォームの際には複数の会社から相見積もりを取ることが大切

リフォーム工事を検討する時には、複数のリフォーム会社から見積もりをとりましょう。リフォームの費用は家屋の状態や面積、内容によって費用が変動するため、複数のリフォーム会社から見積もりを取ることで、見積もりの妥当性や工事内容の比較ができます。

また、相見積もりを取ることで、会社の得意・不得意分野や、営業の誠実さなどもわかります。少なくとも2、3社に見積もりを依頼すると良いでしょう。

インターネット上のリフォーム会社紹介サイトを利用して選ぶ

リフォーム工事の見積もりをどこに頼んでいいかわからない、リフォーム会社を探している時間がないなど、見積もりを頼む会社が見つからない場合は、リフォーム会社紹介サイトがおすすめです。

インターネット上でリフォーム会社を検索できるサービスで、家にいながら、いつでもリフォーム会社を探すことができます。

リフォーム会社の特徴や実績・クチコミなども見ることができ、一度情報を入力するだけで複数のリフォーム会社に相見積もりを無料で依頼できるサービスを行っているサイトもあります。

手軽に相見積もりが依頼できるので、どの会社に依頼して良いかわからない場合には、このようなサービスの利用も検討してみると良いでしょう。

内壁材のリフォーム見積もり価格に関する注意点

内壁のリフォーム工事を行う場合、費用を抑えるために安価な内装材を自分で購入して利用することを検討している人もいるのではないでしょうか。

しかし、安価な内装材を自分で購入してもリフォーム費用が安くならないケースや後々トラブルになるケースがありますので注意が必要です。

内壁材を自分で購入して用意する場合は工事費が高くなる場合が多い

リフォーム業者の多くは、住宅の建材の販売と工事費用で利益を得ています。そのため、内装材を依頼主が用意する場合(「施主支給」といいます)、見積もり価格が高くなるケースがあります。

施主支給により見積もり価格が高くなる理由は主に4つあります。

  • 施主支給になると建材で得ていた利益がなくなるため工事費を割増さなければならなくなる
  • 資材を現場で管理する費用が高くなる
  • 特殊な素材の場合、設置や施工するための副資材・工具が別途に必要になるケースがある
  • 施主支給での内装材の必要量が足りなかった場合、追加発注する費用が割高になる

内装材を施主支給する場合、必要量と施工費・管理費などを事前に確認しましょう。また、施工後に内装材に不具合が生じた際には保証外になるケースもあります。

総合的に考えて施主支給が本当にリーズナブルになるのかをよく検討した上で、依頼するようにしましょう。

壁紙・壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた壁紙・壁リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】小川愛

二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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