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2020年12月10日更新

監修記事

屋根リフォームの会社選びにおいて知っておきたいこと

屋根のリフォームを行う際に、リフォーム会社をどのように選べば良いのか迷っている方も多いのではないでしょうか。ニュースなどで耳にする悪徳業者を見分けるためにも知っておいた方が良い、屋根リフォームのポイントや費用の相場などをまとめました。

屋根リフォームを頼む会社の選び方

屋根 リフォーム 会社

屋根リフォームの会社選びの際、気を付けなければならないのは悪徳業者の存在です。

もし悪徳業者だと気づかずに依頼をしてしまった場合、たとえば工程を省いた手抜き工事を行われてしまえばまたすぐに劣化が見られます。

工事をしたばかりなのにすぐに工事をしなければならず、無駄に費用がかかってしまう恐れがあるので注意が必要です。

そのため悪徳業者の特徴を知り、自分で優良な会社を見分けられるようにすることは重要です。

たとえば目視の現地調査だけで終わらせる業者は怪しい可能性があります。

屋根の面積を調べたり、屋根の素材を調べたりすることもリフォームする上で非常に重要となるため、それらを行わないということは丁寧な仕事とは言えない恐れがあるでしょう。

極端に安い金額を提示してくる場合も注意が必要です。

安さは大きな魅力ですが、契約をしたあとに追加費用を請求されるということもあります。

適切な工事内容が行われるのであれば、適正な工事価格から大幅に値下げすることは難しいので、安さだけに目を向けてはいけません。

また、頼んでいないのに点検にやってくるというパターンもあります。

点検と言って屋根に上がり、悪徳業者が自ら屋根を壊してその写真を見せて工事を促すという悪質なケースもあるようです。

「今すぐに工事が必要」など不安を煽り、工事と契約を急かしてくるため、焦って契約を結んでしまわないようにしましょう。

では、安心できるリフォーム会社はどう見つければいいのでしょうか?

安心できると言い切れる判断基準は難しいですが、昔からある地域密着型の会社は長く経営できているという点で信頼度が高いでしょう。

大切なのは2~3社から見積もりを取ることです。〇〇一式××円・今すぐ契約で〇割引など大雑把な内容や急ぐ契約ほど疑わしい業者とも言えます。

その他、友人、知人からの紹介を受けるなども方法の一つです。

屋根リフォームの種類

屋根全体をリフォームする場合の代表的な工事としては、「屋根塗装工事」「屋根重ね葺き工事」「屋根葺き替え工事」の3種類があります。

屋根 リフォーム 会社

屋根塗装工事

屋根塗装工事は、塗装可能な既存屋根材かつ比較的屋根材の傷みが少ない場合に用いられます。屋根を洗浄し、既存の屋根材に合った塗料で塗装します。工期は比較的短く、約2週間程度でリフォームを行うことが可能です。

屋根重ね葺き工事

屋根重ね葺き工事はカバー工法とも言われ、既存の屋根の上に新しい屋根材を被せる工法です。採用できる屋根材は、スレート、金属屋根、アスファルトシングルなどです。屋根が二重になり、断熱性や遮音性が高まります。

屋根葺き替え工事

屋根葺き替え工事とは、既存の屋根を撤去し新しい屋根材を設置する工法です。スレート瓦、ガルバリウム鋼板、日本瓦などの種類があります。屋根材だけではなく防水シートも交換することが可能です。

屋根リフォームを会社に頼んだ場合の施工期間は?

屋根のリフォーム工事は天候や屋根の施工面積、屋根の劣化具合で、施工期間は変わってきます。今回は屋根面積を80平方メートルとし、各工法ごとにどれくらいの期間を要するのか、紹介していきます。

屋根塗装工事の場合、既存屋根の劣化具合や下塗りの回数により施工期間は異なりますが、目安としては約8日半です。各工事の詳細は次のようになります。

足場組み立て約1日
屋根塗装約3日
付帯塗装約4日
手直し、足場解体、清掃など約半日

屋根葺き替え工事をする場合、屋根の下地の劣化具合により施工期間は異なってきます。目安としては、約7日半です。各工事の詳細は次のようになります。

足場組み立て約1日
既存の屋根撤去約1日
下地増し張り約半日
張り替え約1日
ルーフィング約半日
屋根本体の工事約2日
雨樋の取り替え約1日
手直し、足場解体、清掃など約半日

屋根重ね葺き工事の場合は、約6日半が施工期間の目安となります。屋根葺き替え工法に比べると、若干施工期間は短くすることができます。各工事の詳細は次のようになります。

足場組み立て約1日
下地増し張り約半日
張り替え約1日
ルーフィング約半日
屋根本体の工事約2日
雨樋の取り替え約1日
手直し、足場解体、清掃など約半日

このように屋根リフォームをする際の施工期間は、各工法ごとに若干違いがあります。

特に影響を受けるとされる天候に関しては、一切考慮していません。天候によっては出来ない工事や、部材が濡れると乾くまで工事が進行できない場合もあります。

ということは、屋根リフォーム工事を検討する場合、大事になることの一つが時期です。

雨漏りが生じて緊急性を要する状況でないのであれば、3月~5月、7月、10月~12月に実施すると天候の影響を比較的受けずに工事できます。

紹介した施工期間はあくまで目安となります。具体的な施工期間を確認したい場合は、専門家の方に建物の立地条件や屋根の現状を確認してもらい、相談することをお勧めします。

屋根リフォームをするタイミング

屋根の種類、使用する塗料によって耐用年数は違います。

年数は目安であり、雨漏りをしている、天井がカビっぽい、カビが広がってきた、風が強いと屋根の方から変な音がする等の症状が見られる場合にはすぐにリフォームをしましょう。

屋根の種類による違い

屋根材年数
スレート約8年~約10年
トタン約10年~約15年
セメント瓦約15年~約20年
ガルバリウム鋼板約20年~約30年

塗料の種類による違い

塗料年数
アクリル系約5年~約7年
ウレタン系約7年~約10年
シリコン系約10年~約15年
フッ素系約15年~約20年
無機系約20年~約30年

屋根リフォームを会社に依頼する場合の費用相場

屋根をリフォームする際にかかる費用の目安価格帯は、約50万円〜約100万円が相場です。

しかし、既存の屋根の種類や工事方法、建物の大きさなどによってリフォーム費用は大きく異なります。

屋根塗装工事にかかる費用相場

屋根塗装工事とは、既存の屋根材に合った塗料を塗装する工事です。傷みが比較的少ない場合に行います。塗料の種類によって、費用が変わります。

・屋根塗装工事にかかる費用の相場:約30万円〜約40万円

屋根重ね葺き工事にかかる費用相場

屋根重ね葺き工事とは、既存の屋根を撤去せずに新しい屋根材を上からかぶせる工事のことを言います。既存の屋根を解体しないため、葺き替え工事よりも費用を抑えることが可能です。

・屋根重ね葺き工事にかかる費用の相場:約50万円〜約120万円

屋根葺き替え工事にかかる費用相場

屋根葺き替え工事とは、既存の屋根を取り外して新しい屋根材を設置する工事です。既存の屋根の解体費や廃材処理費が発生し、工期も長期間になるため、ほかの工事と比べて費用が高額になります。

・屋根葺き替え工事にかかる費用の相場:約70万円〜約140万円

屋根リフォームはDIYでできる?

屋根 リフォーム 会社

屋根のリフォームを業者に頼むとどうしても費用がかかってしまうため、DIYで工事を行うことを考える方もいらっしゃるかもしれませんが、屋根のDIYはあまりおすすめできません。

屋根は常に外の影響を受け、住宅を守る役割を果たしています。リフォームをすることで外観を美しく見せるだけではなく、雨風や紫外線からのダメージを受けて劣化した屋根を修復することも大切なことです。

専門知識がない素人の工事では、不備が出てきます。逆に家の寿命を縮める恐れもあります。失敗した場合には修復を業者に依頼することになり、費用が余計にかかってしまうことが予想されます。

また、屋根のリフォームは高所での作業となります。足場を設置するにしても、慣れない場所での作業は落下事故の可能性もあり大変危険です。

以上のことから、屋根のリフォームは専門知識を持ったリフォーム業者に依頼することが安心です。

屋根リフォームを会社に頼む際のローンについて

屋根のリフォーム費用は少なくとも数十万円、場合によっては約100万円を超える金額になる場合もあります。

屋根のリフォームを行いたくてもまとまった資金を用意できない場合は、ローンを利用して屋根リフォームの資金を調達することが可能です。

屋根のリフォームで利用できるローンはリフォームローンと呼ばれるもので、金融機関やクレジットカード会社で組むことができます。

金融機関でリフォームローンを組むメリットとしては、約2%~約10%の比較的低金利で借り入れを行うことが可能な点でしょう。借り入れ金額が多ければ多いほど金利が低くなる傾向にあります。

一方、金融機関へ融資の申し込みをしたものの、審査に通らない場合等はクレジットカード会社でローンを組むことも可能です。

金融機関よりは金利が高い場合が多いですが、審査の基準があまり厳しくないため、すぐに資金を調達する必要がある場合はこちらを検討してみるのも良いでしょう。

屋根リフォームを会社に頼む際の補助金と税制優遇について

屋根のリフォームを行う時、一定の基準を満たしていれば補助金を利用できたり税制優遇を受けることができます。

条件を満たしている場合であっても申請しなければ利用できない制度も多いため、リフォーム前にどのような制度があるかについて把握しておきましょう。

まず、屋根のリフォームで利用可能な補助金は主に市区町村から支給されます。補助金の内容や支給条件については該当地の市町村によって異なるため、詳細についてはリフォームを行う前に市町村に確認しましょう。

どこの市町村でも共通して言えることは、屋根に関しては省エネリフォーム工事の補助金を利用することになるという点です。

この省エネリフォーム工事とは、屋根に断熱塗装を施したり隙間を埋めて気密性を高めることによって冷暖房効率を高めるなど、住宅を省エネ化する工事が該当します。

また、ローンを組んで屋根のリフォームを行う場合には住宅ローンの減税が適用される場合があります。

住宅ローン減税は住宅の購入時だけではなくリフォームローンでも適用可能なため、条件に該当する場合は積極的に利用しましょう。

条件としては、リフォームを行う箇所の面積が50平方メートル以上であることや、工事費用が100万円を超えていること等が定められています。

屋根リフォームの施工事例を紹介

▼リフォーム前

▼リフォーム後

▼住宅の種類
戸建て

▼築年数
12年

▼リフォーム費用
1,000,000円

▼商品名/材料
日本ペイント/パーフェクトトップ

▼説明
外壁の色あせなどが気になるとのことでお問い合わせいただきました。

下記、弊社アンケートにてお客様よりいただいたご意見です。
ご参照ください。

  • 値段も安くていねいな仕事で、おすすめです。
  • パンフレットの説明がていねいで良かったです。
  • 最初の説明が細かく、良く納得できました。
  • 毎日朝に今日の工事内容を説明してくれて、とても安心しました。
  • 仕上がりとても気に入ってます。

自由コメント (この会社に決めた理由、次の方へのアドバイス等)
次回何か、あった場合(リフォーム等)たのみたいと思います。

屋根リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた屋根リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は見積もり比較のステップへ行きましょう!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】小川愛

二級建築士、宅地建物取引士。愛知県名古屋市にて高級分譲住宅設計・施工会社に勤務。土地取得からプランニング、施工、販売、お客様のお引っ越し、アフターサービスまでの、住宅に関わる全ての業務に従事。

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