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2019年02月06日更新

監修記事

和風住宅の外壁をリフォームする際のコツとは?

和風住宅の外壁リフォームは、印象が大きく一新される定番のリフォームです。洋風住宅が主流である昨今、伝統的な雰囲気を持つ和風住宅は、どのようなポイントを押さえてリフォームすべきでしょうか。今回は、和風住宅の外壁リフォームの方法やコツ、注意点などをまとめました。

和風住宅と洋風住宅の違いとは?

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はじめに、和風住宅と洋風住宅の違いについて知っておきましょう。洋風住宅が大半を占める中、和風住宅におけるメリットやデメリットはどういった点なのでしょうか。

主な違いは、次のようにまとめられます。

  • 住まい方の違い
  • 構造や工法の違い
  • 屋根や外壁の違い

住まい方の違い

和風住宅と洋風住宅では、そもそも住まい方に顕著な違いがあります。和風住宅では大広間などひとつの部屋で、食事やくつろぎの時間を過ごし、来客をもてなすといったように、目的に応じて部屋の用途を変えられるつくりになっています。

洋風住宅は、寝室や書斎、ダイニングなど、用途に応じた部屋を設けるつくりが一般的です。プライバシーを確保できるとともに、部屋ごとに空調や照明などを調節する必要があります。また、狭い敷地に建てる住宅には少々不向きだとも言えるでしょう。

構造や工法の違い

和風住宅では、柱や梁を軸として組み立てていく木造軸組構法が一般的で、在来工法と呼ばれています。日本における伝統的な建築方法で、開放的で風通しが良く、夏の湿度が高い気候に適した建物です。

内部は、柱が室内から見える真壁造りのインテリアで、木材が室内に表われ、優しく温かい空間となっています。全体的に四季の風情を感じられる趣ある住宅に仕上がります。

一方、洋風住宅では壁や床のパネルなどを利用し、面を組み立てていきます。ツーバイフォー工法が主流で、建て方も比較的シンプルなため、工期が短くなるメリットがあります。耐震性や遮音性、断熱性、気密性など高機能な点も特徴です。

屋根や外壁の違い

和風住宅には、瓦屋根やモルタル外壁が採用されています。土でできた瓦を敷き並べた屋根、漆喰やモルタルを利用した外壁は、和風住宅のシンボルにもなっています。

外壁漆喰は、消石灰を使っており自然な白い色に仕上がるのがポイントです。カビの予防作用もあるため、夏などは特に湿度が高い日本に適しています。

また、和風住宅の外壁の塗装には、日本の伝統色やそれに近い色合いを持ってくるよう意識されいるので、結果周りの自然と調和し、風土に合った住宅が仕上がるのです。

洋風住宅の場合、屋根パネルやサイディング系の外壁が主流です。塗装の素材や色も比較的自由に選べ、好みの仕上がりが可能になります。

以上のような、それぞれの特徴を知った上で、和風住宅の良さを活かしたリフォームが望ましいでしょう。

和風住宅の外壁をリフォームするならどんな方法がある?

和風住宅の特徴を抑えたところで、実際に外壁リフォームの方法について見ていきましょう。リフォームにも種類がありますが、どの方法が適しているのでしょうか。

外壁塗装が最もメジャー

和風住宅における外壁リフォームで、一番ポピュラーなのが外壁塗装です。和風住宅の外壁は、漆喰やモルタルなどを使った施工が一般的ですが、現在は高い技術を持つ職人の減少やコストや手間の削減を考慮し、モルタル施工が圧倒的に多くなっています。

洋風住宅ではサイディング系が一般的ですが、和風住宅では風合いを活かすためにも塗装をおすすめします。和風住宅の象徴でもある柱や瓦屋根とも合わせやすく、伝統色との相性が良いので、自然な仕上がりが可能になります。

外壁の塗装を変えるだけで、まるで住宅が生まれ変わったように新しくなります。住宅の第一印象の大部分を占める外壁が綺麗になると、外観が全く一新されるからです。

和風住宅の外壁塗装工事におけるコツと注意点!

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先に述べたような和風住宅の良さを活かし、外壁リフォームをする際、以下のような点に気をつけると良いでしょう。

和風住宅に合う色選び

和風住宅の外壁塗装において、色選びは最も重要です。上質な漆喰やモルタル施工ができても、色選びが間違っていると住宅全体の仕上がりが悪くなるどころか、痛々しい外観になり兼ねません。

日本の伝統色は色の彩度が低いものが多く、和風住宅の外壁に適していると言われています。ポップさを抑えた低彩度の色合いの中から、好みのものを選ぶようにしましょう。

実際の色に近い色見本を活用すると、「イメージと違う仕上がりになった」という失敗を避けることができます。施工前に塗料を塗った後の色合いを見せてもらえるよう、塗装業者に相談してみてください。

柱と壁とのバランス

外壁塗装の色を選ぶ際、柱や軒天、破風板などの木部と壁のバランスを考慮する必要があります。木部は和風住宅を構成する重要な要素ですので、木材が持つ天然の色合いや風合いに合わせた色選びが大切です。

瓦屋根とのバランス

柱と壁だけでなく、瓦屋根とのバランスも見てあげましょう。全体の調和を満たしてはじめて、和風住宅が完成するといっても言い過ぎではありません。

素材

漆喰やモルタルを使って、外壁塗装をきれいに仕上げるのは職人技です。高い技術と経験を要するため、現在では職人不足から施工が正しくできる業者が減少していると言われています。素材を正しく扱える業者が少ないと、望んだ外壁が施工できなくなってしまいます。

これらの注意点に気をつけて、より満足度の高い外壁リフォームができるようにしましょう。

外壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外壁リフォームは、あくまで一例となっています。

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】タクトホームコンサルティングサービス

タクトホームコンサルティングサービス

亀田融

一級建築施工管理技士、宅地建物取引士。東証1部上場企業グループの住宅部門に33年間勤務。13年間の現場監督経験を経て、住宅リフォーム部門の責任者として部分リフォームから大規模リノベーションまで2,000件以上のリフォームに関わる。2015年に退職して現在は、タクトホームコンサルティングサービス代表として、住宅診断を行う傍ら、住宅・リフォーム会社へのコンサルティング活動を行っている。

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