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2020年11月13日更新
失敗しないための外壁リフォーム業者の選び方!
一戸建て住宅の外壁をリフォームする場合、施工を依頼する業者はどうやって選ぶと良いのでしょうか?外壁リフォーム業者を選ぶ際に注意することや、外壁リフォームにかかる費用など、リフォームを成功させるための知識をご紹介していきます。
目次
外壁リフォーム業者選びに重要な外壁リフォームの種類とは
ここでは外壁リフォームの種類について紹介します。
それぞれ費用や工法が異なるため、状況に応じてどのリフォームにするか選びましょう。
外壁リフォームを行うのはなぜ?
外壁は風雨や紫外線などの外部環境から私たちの住宅を守る役割を果たしています。
また、外壁は家の住人だけでなく近所の人々や通行人の目にもとまりやすい部分であり、住宅の顔としての役割も併せ持っています。
しかし、築年数が経過すると徐々に外壁は劣化し、ひび割れや剥離、変色などが目立つようになってくるでしょう。
このように外壁の劣化が進行すると、単に美観を損なうだけでなく外壁として住宅を保護する機能も失われてしまいます。
住宅の美観を保ち、さらに住宅の寿命を延ばすためにも必要な時期に外壁のリフォームを行うことが重要なのです。
外壁リフォームの種類
ひと口に外壁のリフォームと言ってもその工法から「塗り替え」「張り替え」「カバー工法」といくつかの種類に分類されます。
まず塗り替えですが、塗り替えは既存の外壁に新たな塗料を上塗りするという工法です。
工期が短く費用も安く済むため、手軽にメンテナンスすることができるという特徴があります。
デメリットは、塗膜は時間の経過とともに劣化するため、長く住むのであれば定期的に塗り替えをする必要があるという点でしょう。
次に張り替えですが、こちらはサイディングと呼ばれる外壁材を一旦撤去し、新たなサイディングに張り替える工法のことです。既存の外壁材を新しいものと交換するため新築同様の見た目となりますが、コストが高くなってしまうという側面もあります。既存の外壁がサイディングではない場合、例えばモルタルの仕上げ材に塗装をしている場合などはその外側にサイディングを覆うように張ることになります。
最後にカバー工法ですが、カバー工法は既存のサイディングの上から新たなサイディングを覆いかぶせるという工法です。
張り替えよりも費用を安く抑えることができるという利点がありますが、施工技術が未熟だと内部に結露が発生するというリスクがあります。
外壁リフォームの流れ
外壁リフォームの流れは次のようになります。
1.ウェブサイトなどで情報の収集
まずはウェブサイトなどで情報を収集し、どのようなリフォームを行いたいか検討します。
色や割れなどの見た目による劣化からリフォームを検討し始めると思いますが、まず現在の外壁の状態がどうなっているかチェックしてもらうとよいでしょう。それにより必要な工事や適する方法が変わってくる場合があります。
2.外壁リフォームを複数業者に相談
気になる業者をいくつかピックアップし、同じ内容の相談を複数の業者へ持ち掛けます。
3.現地調査と相見積もり
業者から見積もりを取得するために現地調査をしてもらいます。
見積もりを取得する際は必ず複数の業者から相見積もりを取るようにしましょう。
外壁や屋根、樋や窓の補修など足場を掛けないと出来ない工事があります。都度足場を掛けると費用が発生しますので、同時にチェックをしたり、劣化がある場合は補修の見積もりも取っておくとよいでしょう。
4.業者を選定し契約
業者が提示してきた見積もり金額や提案内容をもとに最適な業者を選び契約を締結します。
5.近所への挨拶
着工前に近隣住民へ挨拶廻りをしましょう。
6.施工
足場の設置から始まり、施工中は工事の邪魔にならない範囲で小まめに現場の様子を確認すると良いでしょう。塗残しや色の違いなど足場がかかっているうちに改善してもらわないと費用や日数に変更が起こる作業もあるので、足場取り外し前には担当者と一緒に中間のチェックを行うとよいでしょう。
8.足場の解体
足場を解体し、工事で発生したごみの片付けや清掃を行い業者が撤収します。
7.完了確認
工事が完了したら内容に問題ないか確認し、何も問題なければ完了届にサインします。
9.近所への挨拶
工事が全て完了したら再度近隣住民へ挨拶回りをします。
外壁リフォームを施工する業者に種類はあるのか?
外壁のリフォームは大手メーカーから中小規模の専門店まで、多くの業者が請け負っています。
それぞれの持つメリットやデメリットを把握した上で、どの業者に工事を依頼するか検討しましょう。
ハウスメーカーなど大手業者
ハウスメーカーなどの大手業者は全国展開している業者も多く、メディアでの広告や住宅展示場などで名前を目にする機会も多いでしょう。
リフォームの実績が豊富で工事も規格化されているため、安心して工事を任せることができるというメリットがあります。
ただし、営業や人件費に掛かるコストも顧客が支払う費用に上乗せされているため、中小業者よりも割高になるというデメリットがあります。
リフォーム専門業者
リフォーム専門業者はリフォーム工事についての知識やノウハウがあり、質の高い工事を行うことができるというメリットがあります。
また、外壁以外にもリフォームしたい箇所がある場合は他のリフォームも同時に依頼することで割引等のサービスを受けられる可能性もあります。
デメリットとしては大手ハウスメーカーほどではないにしても費用が割高になる点や、社員が多い分営業担当者によっては知識にムラがあるという点が挙げられます。不安に思ったらその会社やお店に聞いてみるとよいでしょう。
外壁塗装専門業者
外壁塗装専門業者は外壁の工事を専門としているため、他の業者よりも完成度の高い工事を行うことができます。
また、塗料などの材料も他の業者より安く仕入れられる可能性が高く、工事費も安く抑えることができるでしょう。
地元に密着した小規模な業者である場合が多く、サービスの内容や技術の高さは業者ごとにバラつきがあります。
そのため優良な業者を探すための情報収集に労力を要するというデメリットがあります。
外壁リフォームをする際の業者選びについて
外壁のリフォームをする際にはどのように業者を選べば良いのでしょうか?選ぶ際のポイントについて詳しくご紹介します。
長く地元で商売をしている業者に依頼する
外壁のリフォームを依頼する業者については、まず施工する地域で長く営業を行っている会社を探してみると良いでしょう。
地域で長くリフォーム業務を中心に営業が続けられているということは、今までのリフォーム内容に問題がなく、地域で一定の信頼を得ていることが予想されます。
また、地域のリフォーム会社なら、見積りの際の相談や現地調査を行う際にも気軽に相談できますし、もし施工後に何らかのトラブルが発生してしまった場合でも、すぐに対応が受けられる可能性が高いと考えられます。
施工実績や施工例をみせてもらう
リフォーム会社選びの際には、候補に挙がっている会社が今までどのような工事を行ってきたのかを教えてもらいましょう。
過去の施工実績や施工例を確認することにより、自分が希望しているリフォーム内容についてその会社が経験を持っているかどうか、どのような工事を行ったかを把握することができます。
ただ、施工実績については、リフォーム会社のホームページでも確認することができますが、写真の場合は撮影時のコンディションやカメラの性能などが原因で本来の質感とは違ったイメージになってしまいがちです。
地元にあるリフォーム会社なら、近隣地域に施工を行った住宅があるはずですので、仕上がりなどを実際に目で見て確かめることもできるでしょう。
全体的な仕上がりではなく、塗装や外壁材の質感については、リフォーム会社にサンプルが用意されていることも多いため、実際の色あいや質感を見て決めたいという方は、サンプル確認が可能な会社を選ぶのがおすすめです。
施工方法と料金の違いについて説明をしてくれる
リフォーム会社の見積りを比較してみると、同じ依頼内容でも工事の内容や合計費用が違うということがよくあります。
場合によっては、見積りで提示された金額に大きな差異があったり、ある業者では修繕が必要と書かれているのに、別の業者では修繕分が入っていなかったりすることもあるでしょう。
このような場合に、工事の内容や費用について詳しい説明が受けられ、内容についても納得できる業者がおすすめです。
特に修繕工事の有無や価格が他社より大きく離れている場合などは、その会社の強みが生かされている場合もありますので、より詳しく説明を聞き、他社と違う理由を把握しておきましょう。
アフターケア対応してくれる
住宅の外壁は、一度リフォームすると約10年はそのまま使い続ける部位です。
そのため、施工直後には問題がなくとも、施工後数年経過した際に何らかの問題が見つかる可能性があります。
こういった際に、アフターケア対応を行っているリフォーム会社に工事を依頼していれば、状況に合った適切な対処を受けることができるでしょう。
また、保証制度や点検サービスがある会社なら、施工後の問題をいち早く把握できるだけでなく、保証期間中にトラブルが発生した際に、費用面の負担を抑えることができます。
通常であれば施工後に問題が起こることは稀ですが、もしもの時のことを考え、リフォームを依頼する際にはアフターケア対応のあるリフォーム会社を選ぶようにしましょう。
悪徳業者を見分けるポイントを知りたい
外壁リフォーム会社のほとんどは優良な会社ですが、中には悪徳業者がいるのも事実です。
悪徳業者による欠陥工事の被害にあわないために、そのような業者を見分けるポイントについてご紹介します。
まず複数の施工業者から見積もりを取る
外壁のリフォームを行う際には、まず複数の業者に見積りを依頼することをおすすめします。
複数の業者による見積書の内容を比較することで、どのような工事が必要なのかや、工事項目ごとの単価、総費用の違いが把握しやすくなるでしょう。
この時、見積り後に十分な説明もなく契約を急がせるような業者は悪徳業者の可能性が高いと考えられます。
数社の見積もりと比較して大幅な違い(高すぎ・安すぎ)がないか確認
悪徳業者の場合は、工事の内容に手抜きがあったり、費用が相場より極端に高かったりということがよくありますので、複数の会社による見積もりを比較することにより、業者をある程度見極めることができます。
現地調査に時間をかけて行ってくれるか確認
外壁リフォームの際に行う現地調査では、雨漏りが起きていないか、外壁そのものの状態がどうなっているかを部位ごとに入念に確認していきます。
そのため、どうしても調査にはある程度の時間がかかるのですが、悪徳業者の場合はただ家の外観を確認しただけで調査を終了させる場合があるのです。
特に、ただ外観を見て回っただけにもかかわらず、外からは見えにくい外壁内部の修繕が必要と言ってくる場合など、大がかりな工事を勧めようとしてくる場合は注意しておいた方が良いでしょう。
インターネット上で業者名を検索してみる
インターネット上には、リフォーム業者の評判などを書き込めるサービスがあります。
リフォーム業者選びの際に検索サイトで業者名を検索すると、このようなサイトにある口コミを調べることができるでしょう。
また、SNSなどで実際に工事を行ったユーザーが書き込みを行っていることもあります。
悪徳業者の場合はこのようなサイトに多くのクレームが書き込まれていることが多いため、悪徳業者を見分けるのに役立つでしょう。
ただし、インターネット上のサイトは誰でも書き込めるものが多いため、業者が自ら良い口コミを書き込んでいる場合もあります。
インターネットの評判だけで判断するのではなく、多角的な情報から業者を見分けるようにしましょう。
しっかりとした専門知識をもっているか確認
外壁のリフォームでは、外壁の状態や使用されている外壁材によって施工方法や使用する材料が変わります。
適当な工事を行う業者の場合、こういった違いを把握していなかったり、知っているにもかかわらず、安価な工法で高い施工費を請求したりするのです。
相見積もりを行っておけば、複数の会社の説明内容を比較することができるため、知識のない業者を判別しやすくなるでしょう。
外壁リフォームにかかる費用や相場とは
外壁の種類
外壁リフォームの工事内容は、外壁の種類や外壁の状態によって変わります。
ちょっとした破損なら修繕を行いますし、外壁材に問題がなければ塗装で対応可能です。
もし、外壁材が劣化している場合には、新しい外壁材をそのまま重ねて施工する「重ね張り工法」または、既存の外壁材を撤去して新しいものに交換する「張替え工法」で対応します。
希望する耐久年数と費用の相場
リフォーム後、次のリフォームまで何年持つかによって費用は大きく変わります。
ちょっとした修繕や安価な塗料を用いた塗装の場合は、約80万円以下で施工が可能ですが、10年以内にメンテナンスや塗り替えが必要となるでしょう。
約15年を目安にリフォームする場合には、外壁材の交換や高品質な塗料の使用などを行うため、約100万円からが費用の目安です。
それ以上の期間、例えば約20年以上もつ外壁へリフォームしたいという場合には、耐久性に優れたガルバリウム鋼板への交換などを行うため、約150万円からが施工費用の相場とされています。
住宅の劣化度合いや将来的なメンテナンスコストを考えた上で、どのようなリフォームを行うかを決定しましょう。
外壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?
ここまで説明してきた外壁リフォームは、あくまで一例となっています。
「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。
そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!
この記事で大体の予想がついた方は見積もり比較のステップへ行きましょう!
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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。
後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!
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この記事の監修者プロフィール

株式会社フレッシュハウス
樋田明夫フレッシュハウスでリフォームの営業担当を長年経験し、数々のリフォームコンテストでの受賞実績を持つ。現在はフレッシュハウス本社における営業戦略室の室長として、大規模リフォームから通常のリフォーム物件まで幅広く対応中。

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