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2022年07月07日更新

監修記事

外壁リフォームの見積もり価格相場を詳しく解説!

外壁リフォームを行う場合、リフォームパターンや使用する材料によってどれくらい見積もり価格は変わってくるでしょうか。外壁リフォームのパターン別見積もり価格の相場や、外壁リフォーム費用の見積もりを業者へ依頼する場合のポイントなどについて解説します。

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外壁リフォームの見積もり依頼を検討する時期とは?

見た目では大丈夫そうだけれど、外壁のリフォームを検討するべき時期があります。そこで外壁リフォームを考えるべきリフォームサインを紹介します。

築10年経ったらリフォームを検討

外壁に塗られた塗料や使われているサイディングにしても耐久年数が10年以上のものがありますが、実際に10年経つと、常に太陽光や風雨にさらされている外壁は、見えないところで経年劣化の症状が表われることがあります。

そうした症状が出てくる前に、築10年が経過したら外壁のリフォームを検討しましょう。リフォームによって、より長く住宅を維持することができるでしょう。

外壁の劣化や損傷を見つけたらリフォームを

外壁のつなぎ目のひび割れや外壁の一部の破損や損傷、または色あせなどを発見したら、外壁リフォームを検討しましょう。

また外壁に触り、手に白い粉がついてくるようなら、これもリフォームのサインです。これはチョーキング現象と呼ばれる塗料の劣化なので、チョーキングに気づいたら外壁塗装の塗り直しが必要です。

外壁リフォームの見積もりに記載されていること

外壁リフォームの見積もりの記載事項には業者によって違いがありますが、主に次の5つのことが記載されています。

  1. 工事項目
  2. 摘要(仕様)
  3. 単価
  4. 数量
  5. 金額

それでは、それぞれの項目の詳細について見ていきましょう。

1.工事項目

「工事項目」とは、外壁リフォームで行われる工事の詳細です。
外壁リフォームの主な工事項目は、足場の組み立てに始まり、高圧洗浄の汚水や塗料の飛び跳ねを防止する養生、外壁の補修や下地処理から塗装までが含まれます。

2.摘要(仕様)

「摘要」とは商品名にとどまらず、商品の色や形などの商品の詳細が書かれます。摘要が書かれることで商品が具体的に説明されるので、顧客にとって丁寧であり明確な見積書になります。

3.単価

「単価」は各工事に使われる資材の一つ分の価格です。

4.数量

「数量」は各工事に必要とされる資材の数です。

5.金額

各資材の単価と数量を掛け合わせることで、工事項目ごとに価格が算出されます。

工事項目ごとの価格が算出されると、それを足して小計が出されます。

この小計金額に諸経費を加えて、値引きがあるならその分を値引いた金額が合計金額です。

合計金額に消費税分を加算された金額が総計で、これがリフォームにかかる費用全ての金額になります。

外壁リフォームの見積もり価格帯について

外壁 リフォーム 見積もり

外壁リフォーム費用の目安価格帯

ここでは、外壁リフォームにかかる費用の目安価格帯と、中心価格帯について解説します。
それぞれの価格帯で行われたリフォームの一例もご紹介するので、参考にしてください。

外壁リフォーム費用の目安価格帯

住宅の外壁リフォームにかかる費用の目安となる価格帯は、約60~150万円です。

外壁リフォームの約60%が150万円以内の費用で行われています。

では、実際に150万円以内の費用でどのような外壁リフォームが行われているのでしょうか。

一例を挙げると、外壁の一部に膨れが見られる中古一戸建て住宅の外壁リフォーム
にかかった費用は、約117万円です。

発生していた外壁の膨れを補修した上で、全面塗装を行う場合の見積もり価格の目安となります。

外壁リフォームでは、塗装面積や使用する塗料のグレード、外壁の状態などによって費用が変わるため、ポイントとして押さえておきましょう。

外壁リフォーム費用の中心価格帯

外壁リフォームにかかる費用の中心となる価格帯は、約90~120万円です。

この価格帯での外壁リフォームが最も多く行われています。

約90~120万円で行われた外壁リフォームの一例を挙げると、二階建て戸建て住宅で、高耐候性塗料を使用した外壁の塗り替え工事にかかった費用は、約98万円です。

内訳は、仮設足場組立工事費用として約20万円、外壁塗装工事費用として約50万円、外壁の洗浄費用として約3万円、その他の諸費用として約26万円となります。

外壁リフォームのパターン別見積もり価格相場

ここでは、外壁リフォームのパターンごとに見積もり価格相場を解説します。

詳しいリフォーム内容や、外壁リフォームで使用する材料ごとの見積もり価格相場などについても解説するので参考にしてください。

外壁の塗装リフォームの見積もり価格相場

外壁塗装の塗り替えリフォームでは、使用する塗料の種類によって費用が変わります。

ここでは、30坪の戸建て住宅で外壁塗装の塗り替えリフォームを行う場合の見積もり価格について、塗料の種類別に解説します。

外壁塗装リフォームでは、主に以下5つの塗料が使用されます。

  • アクリル塗料
  • ウレタン塗料
  • シリコン塗料
  • ラジカル塗料
  • フッ素塗料

まず、一番安価な「アクリル塗料」を使用して外壁塗装の塗り替えリフォームを行う場合にかかる費用は、約50万円です。

アクリル塗料は外壁塗料の中で一番グレードが低く、耐久性が弱いという特徴があります。

費用は安いですが、塗り替え工事を約5年に一度のペースで行う必要があるため、長い目で見るとコストパフォーマンスは良くないと言えます。

また、最近では外壁塗装リフォームでアクリル塗料が使用されるケースは極めて少ない状態となっています。

次に「ウレタン塗料」を使用する場合の費用は、約60万円です。ウレタン塗料もアクリル塗料と同様に、外壁塗装リフォームで使用されるケースは少なくなっています。

続いて、外壁塗装リフォームで最も多く使用されている「シリコン塗料」を使用する場合の費用は、約80万円です。シリコン塗料の耐久年数は10~15年で、費用と耐久性のバランスが良い点が特徴と言えます。

また、遮熱機能や防汚機能、高耐候性機能に優れているタイプなどがあり、カラーバリエーションも豊富です。

続いて、近年登場しシェアを伸ばしている「ラジカル塗料」を使用する場合の費用は、約80万円です。ラジカル塗料は、外壁の劣化症状の1つであるチョーキング現象を防ぐことが期待できます。

チョーキング現象とは、外壁を触った際に手に粉状になった塗料が付着する症状のことを指します。この現象を防ぐことで、結果的に外壁塗料の耐候性を上げることに繋がります。

最後に、耐久性に優れている「フッ素塗料」を使用した外壁塗装リフォームにかかる費用は、約90万円です。フッ素塗料の耐久年数は15~20年と長く、機能性も充実しています。

汚れを弾く効果があり、酸性雨や紫外線といった刺激にも強いという特徴があります。

また、費用に関する補足情報として、外壁塗装リフォームを行う場合には初期費用がかかるケースがあります。

リフォーム費用を工事前にいくらか支払う場合には、初期費用がかかることがあるので注意しておきましょう。

外壁の張り替えリフォームの見積もり価格相場

外壁の張り替えリフォームを行う場合の見積もり価格相場は、延べ床面積が120㎡で、約200万円以上かかります。

外壁の張り替えリフォームとは、既存の外壁と下地を全て撤去し、新たに外壁材を張るというリフォーム方法です。

外壁を下地から新調することができるため、老朽化が激しい住宅などで多く取り入れられています。

また、外壁の張り変えリフォームでは、新たに張るサイディングボードの種類によっても費用が変わります。

サイディングボードの種類は以下の4つに分類されます。

  • 金属系サイディング
  • 窯業系サイディング
  • 木製サイディング
  • 樹脂サイディング

この中で費用が最も安価なのは「金属系サイディング」で、1㎡あたり約4,000円です。

金属系サイディングは、耐久性があり軽量である点が特徴で、断熱性にも優れています。

次に安価なのは「窯業系サイディング」で、1㎡あたり約5,000円です。

窯業系サイディングは、最も一般的なサイディングボードで、耐震・遮音・防火性が高いという特徴があります。

続いて、天然木に塗装した「木製サイディング」を使用する場合の費用は約6,000円。

寒冷地での普及が進んでいる「樹脂サイディング」を使用する場合の費用は約9,000円となります。

外壁の重ね張りリフォームの見積もり価格相場

外壁の重ね張りリフォームにかかる費用の見積もり価格相場は、延床面積120㎡あたり約150万円です。

外壁の重ね張りリフォームとは、既存の外壁の上から新たにサイディングボードやタイルといった外壁材を張る方法を指します。

外壁の張り替えリフォームとは違い、撤去した外壁などの廃材が出ないため、スムーズに作業が進み工期を短縮できるというメリットがあります。

また、外壁の重ね張りリフォームにおいても、新たに張るサイディングボードの種類によって費用が変わります。

費用が最も安価なのは「窯業系サイディング」で、1㎡あたり約3,000円です。

次に安価なのは「金属系サイディング」で約4,000円、「木製サイディング」は約6,000円、「樹脂サイディング」は約9,000円となります。

外壁リフォームの見積もり価格帯別リフォーム内容

外壁 リフォーム 見積もり

約20~50万円でできる外壁リフォーム

約20~50万円という比較的安い価格帯で行うことができる外壁リフォームには、雨水が侵入しやすい部分の補修や、シーリングの打ち替えリフォームなどがあります。

外壁の中で雨水が侵入しやすい部分とは、窓枠とのつなぎ目です。

この部分は、外壁やコーキング材の劣化により雨漏りしやすくなるため、5年に一度は補修リフォームを行うことをおすすめします。

主な補修方法はコーキング材を使用した防水処理で、かかる費用は約30万円です。

また、サイディングボードの外壁は、経年劣化により目地のシーリングが割れる場合があります。

シーリングは外壁の防水性と気密性を維持する大切な材料であるため、劣化を確認した際には打ち替えリフォームが必要です。

シーリング打ち替えリフォームにかかる費用は、施工費用の他に足場組立工事費用や資材運搬費用なども含めて、約40万円となります。

約50~100万円でできる外壁リフォーム

約50~100万円で行うことができる外壁リフォームには、前述したウレタン塗料やシリコン塗料を使用した外壁塗装の塗り替えリフォームがあります。

かかる費用は、施工費用の他に足場組立工事費用や外壁の洗浄費用、養生費用なども含めて約90~100万円となります。

約100~200万円でできる外壁リフォーム

約100~200万円で行うことができる外壁リフォームには、フッ素塗料を使用した外壁塗装の塗り替えリフォームや、外壁の重ね張りリフォームがあります。

フッ素塗料を使用した外壁塗装の塗り替えリフォームにかかる費用は、施工費用の他に足場組立工事費用や外壁の洗浄費用、養生費用なども含めて約150万円です。

次に、モルタルの外壁の上にサイディングボードを重ね張りする場合のリフォーム費用は、約180万円となります。

この費用は、施工費用の他に足場組立工事費用や養生費用、付帯工事費用も含めた見積もり価格です。

約150~300万円でできる外壁リフォーム

約150~300万円でできる外壁リフォームには、モルタルからサイディングボードへの張り替えリフォームがあります。

既存のモルタルを全て撤去したあと、サイディングボードへ張り替えるリフォームです。

この手のリフォームの場合、既存外壁の撤去費用や下地工事費用もかかるため、全部で約230万円かかります。

外壁リフォームで見積もり価格を抑えるためのポイント

ここでは、外壁リフォームにおける見積もり価格を適正かつ、安く抑えるための方法について解説します。

地域密着型の優良業者に見積もりを依頼する

住宅の外壁リフォームで見積もり価格を抑えるには、自社施工の地元密着型工務店に依頼することをおすすめします。

大手外壁リフォーム業者の場合、アフターサービスの充実、品質が安定しているといった安心材料が多いのですが、費用面ではデメリットがあります。

そのデメリットとは、見積もり価格に中間マージンが上乗せされる点です。

大手外壁リフォーム会社は、そのほとんどが塗装作業を下請け業者へ委託しています。

そのため中間マージンが発生し、リフォーム費用が割高になるからです。

一方、自社施工の地元密着型の優良工務店は、中間マージンが発生しません。

その上、地元密着型の工務店はその地域の顧客からの信用がなければ成り立たないため、丁寧な施工を望むことができます。

また、施工後に何かあった場合には迅速な対応を受けられる点も大きなメリットです。

複数の外壁リフォーム業者から相見積もりを取る

外壁リフォームの見積もり価格を適正かつ安く抑えるには、複数の外壁リフォーム業者かから相見積もりを取ることも非常に効果的です。

相見積りを取り、複数の業者から提出してもらった見積書の内容、金額を比較することで、相場観を掴むことができます。

また、その際に「見積書の内容を細かく解説してくれるか」「こちらの質問に真摯に応えてくれるか」など、各業者の対応も比較することができるため、優良な業者を見極めやすくなります。

安すぎる見積もり価格には注意する

複数の業者から見積もり書を取る際に、見積書の中で注目すべきポイントが値引き率です。

見積書を見たとき、値引き率が大きい場合には数字のからくりが潜んでいることがあるため注意しましょう。

例えば、見積書の中のリフォーム工程ごとの金額を相場よりもだいぶ高めに設定することで、値引き率を大きく見せている悪徳業者が存在します。

そのような手口に引っかからないためにも外壁リフォームの相場観をきちんと掴んでおくことが大切だと言えます。

低すぎる予算を提示しない

外壁リフォーム業者から見積もりを取る際には、こちらの予算を伝えることも大切です。

しかし、その際に安すぎる予算を伝えてしまうと、業者によっては無理にでもその予算内でリフォームを実現しようとします。

そうすることで本来必要であったはずの施工が抜けてしまい、納得のいくリフォームにならなかったり、後々不具合が出てきたりする恐れがあるのです。

したがって、外壁リフォーム費用の予算を業者に提示する際には、同時に「外壁を新築時のような状態にしてほしい」といった具体的な要望や目的も伝えておきましょう。

そうすることで、業者も予算内で実現可能かどうか具体的に考えることができる上に、的確なプランを出しやすくなります。

外壁リフォームを依頼する業者の選び方

ここでは、実際に外壁リフォームを依頼する業者の選び方のポイントについて解説します。

優良業者と悪徳業者の見た目による特徴や、対応力の違いなどについて解説するので参考にしてください。

優良な外壁リフォーム業者の特徴

外壁リフォームの見積もりを依頼すると、依頼を受けたリフォーム業者が自宅へ現地調査を実施しに来ます。

その際、リフォーム業者の見た目による印象や対応力によっても優良であるか、そうでないかを判断することができます。

まず、優良な外壁リフォーム業者の見た目による大きな特徴は「身だしなみが整っている」という点です。

髪型や服装に清潔感がありスーツの前ボタンを閉めているなど、優良な業者は顧客に対して不快な印象を与えないよう、しっかりと身だしなみを整えています。

また、優良な業者は、こちらの要望や質問に対して真摯に応えてくれます。

「顧客と同じ目線に立って丁寧に相談に乗ってくれる」という点も優良業者の重要なポイントとなるので押さえておきましょう。

悪徳な外壁リフォーム業者の特徴

悪徳な外壁リフォーム業者の大きな特徴は「全て口頭で済ませようとする」という点です。

見積書を提出せずに全て口頭のみで対応を取り、その場で契約を迫る業者には注意しましょう。

口がうまく、こちらに都合の良い提案ばかりして、書面でのやりとりを交わそうとしない業者は、悪徳業者である可能性が極めて高いです。

また、見た目に関しても身だしなみが整っていない業者には注意しましょう。

見た目、対応力ともに不誠実であると感じた場合には、契約を見送った方が賢明だと言えます。

外壁リフォームの見積もりを取る手順

ここでは、自ら外壁リフォーム業者へ見積もりを依頼する場合の手順と「リフォーム業者紹介サイト」を介して、業者へ見積もりを依頼する場合の手順について詳しく解説します。

自分で外壁リフォーム業者を探して見積もり依頼する場合の手順

自ら外壁リフォーム業者を探して見積もり依頼する場合には、以下のような手順を踏みます。

  1. インターネットの情報や知人からの紹介などを元に外壁リフォーム業者を探す
  2. 外壁リフォーム業者へ見積もりを依頼する
  3. 見積もりを依頼した外壁リフォーム業者による現地調査を受ける
  4. 外壁リフォーム業者から見積書を受け取る

地元密着型の工務店の場合、実際に利用した人の口コミや評判は大きな判断材料になります。

知り合いの中に利用者がいれば「施工は丁寧であったか」「アフターフォローはしっかりしていたか」など、詳しく聞いてみましょう。

リフォーム業者紹介サイトを通じて見積もり依頼する場合の手順

最近では、審査を通過した外壁リフォーム業者のみ登録が許される「リフォーム業者紹介サイト」というものが存在します。

住んでいる地域やリフォーム工事内容で検索することで、登録されているリフォーム業者がピックアップ表示されるというシステムのサイトです。

このサイトを利用することで、自分が住んでいる地域にどのようなリフォーム業者があるのか一目でわかります。

また、企業情報や施工事例に加えて、利用者の声などを掲載しているリフォーム業者もあり、良い判断材料になります。

そんなリフォーム業者紹介サイトを使用して、外壁リフォーム業者を探す場合は以下のような手順を踏みます。

  1. リフォーム業者紹介サイトへ登録し、気になる複数の業者へ見積もりを依頼する
  2. サイトのスタッフによるリフォームに関する要望などのヒアリングを受ける
  3. サイトのスタッフがリフォーム業者へ連絡する
  4. 見積もり依頼した業者から現地調査日程を決めるための連絡が届く
  5. リフォーム業者から見積もりを取る

2~3社をピックアップして相見積もりを取ることで、効率的に優良な業者を選ぶことができます。

外壁塗装リフォームにおける見積もり書のチェックポイント

ここでは、外壁塗装リフォームで相見積もりを取った際に、見積書の中でチェックするべきポイントについて詳しく解説します。

見積書の基本公式は塗装面積×塗料単価=該当箇所の施工金額となる

外壁塗装リフォームの見積もり書をチェックする前に、見積書の基本的な公式について理解しておきましょう。

外壁塗装リフォームの見積もり書の基本公式は「塗装面積×塗料単価=該当箇所の施工金額」です。

塗装面積とは、住宅の外壁全体の中で実際に塗装を施す部分の面積を指します。

悪徳業者は、この塗装面積を大きく設定することで見積書の合計金額を水増している場合があります。

外壁塗装リフォームを行う住宅が約20坪である場合、開口部などを差し引いた外壁の塗装面積は約100~109㎡となるはずなので、見積書の塗装面積がこれよりも40㎡前後ほど大きい場合には水増しされている可能性が高いと言えます。

外壁塗装単価について

外壁塗装リフォームの見積もり書の基本的な公式の中にある「塗料単価」は、外壁塗料のグレードにより変わります。

悪徳業者は塗装面積と同様に、この塗料単価に関しても大きく設定することで合計金額を水増ししている場合があるのです。

外壁塗料は、一番グレードが高い場合でも3回塗りの合計単価は、1㎡あたり約5,500円であるため、注目して見てみましょう。

施工金額が200万円を超える場合は注意が必要

外壁塗装リフォームの見積もり書をチェックする際に最も注意が必要となる部分が合計金額です。

約30~50坪の一戸建て住宅で外壁塗装リフォームを行う際には、外壁に加えて屋根と付帯部分の塗装も含めて行う場合でも見積もり書の合計金額が200万円を超すようなケースはほとんどありません。

見積もり書の中で、塗装面積と塗装単価が水増しされている場合には、合計金額が200万円を超えている場合があります。

また、それ以外の項目を含めた場合でも見積もり書の合計金額が200万円を超えるケースは極めて稀であるため、十分な注意が必要です。

一度は会社を訪問しておくべきでしょう。資材置き場や工事車両などが小規模でもキチンと整備され、責任者が工事実績などをしっかり具体的に説明してくれるような業者であれば、ほぼ安心ですが、中にはデスクと電話だけで100%外注工事の営業専門会社もあるので要注意です。

外壁リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた外壁リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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この記事の監修者プロフィール

【監修者】下久保彰

2級建築士。建築設計や施工業務を30年以上経験。最近は自営にて各種請負業務を行う。

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