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2021年01月05日更新

和室を洋風にリフォームするときのポイントとは?

和室を洋室にリフォームする際にはリフォーム業者を探す必要がありますが、業者選びはどのように行うと良いのでしょうか?和室を洋室にリフォームする際の費用の目安と注意点、基本的なリフォーム業者の選び方についてご紹介します。

  • 【監修者】下久保彰
  • この記事の監修者
    下久保彰
    二級建築設計事務所経営30年

和室を洋風にリフォームする際の費用の目安

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畳をフローリングに変更:約10万円~約20万円前後

畳をフローリングに変更する場合は、畳を撤去して根太を入れ、その上にフローリング板を張り付けていくという工事を行います。

工事にかかる費用は約10万円から、断熱材を追加する場合や、高機能フローリングを用いる場合は約20万円からが相場です。

和室の床や壁、天井を洋室へリフォーム:約16万円~約30万円

床や壁、天井などの内装全体をリフォームする場合については、壁と天井に下地処理を行ってクロスを貼る費用が約7万円から、畳を撤去してフローリングに変更する工事は約10万円からが相場です。

和室の押入れをクローゼットへリフォーム:約20万円~約25万円

和室の押し入れをクローゼットにする費用は、既存の押し入れスペースを利用して内装とドア部分を交換する場合、約20万円からが目安です。

内部をリフォームせず、ドア部分のみ交換する場合は、約10万円から工事を行うこともできます。

和室全体のリフォーム:約75万円~約100万円

和室全体をリフォームして洋室にする場合の費用は約75万円からが相場です。

ただし、内装と窓枠部分のみで十分リフォームできる場合などは約30万円からリフォームすることができます。

和室から洋室へのリフォームは、元々の部屋の構造などによって費用が大きく変わるため、詳細費用については、リフォーム会社に見積もりを立ててもらうと良いでしょう。

和室を洋風にリフォームするメリット

和室を洋風にリフォームすると、その部屋や周りの部屋の雰囲気が変わるだけではなく、お手入れがしやすくなる、使い勝手が良くなるなど、たくさんのメリットがあります。

掃除やお手入れがしやすくなる

洋風にリフォームすると、掃除やお手入れが非常に楽になります。和室の床は畳なので湿気が溜まりやすく、十分に換気をしておかないとダニやカビが発生してしまいます。また、畳や障子などは、傷むと張替えをしなければなりません。

洋室であれば、床をフローリングにすることで、食べ物や飲み物をこぼしても拭き取るだけで済みますし、ダニやカビの心配もなくなります。普段のお掃除も掃除機をかけたり、モップや雑巾で拭くだけになるので、お部屋を簡単にきれいにすることができます。

自分好みの家具を置くことができる

和室の場合、畳の上に家具を置くと跡がついて傷んでしまいます。そのため、タンスやテーブルなどを置きたくても、なかなか好きなものが無くて悩んでしまうこともあるでしょう。

市販されている家具は、洋室に置くことを前提に作られているものが多いため、洋風にリフォームすれば、家具の選択肢が増えます。部屋全体の雰囲気に合わせて家具を選ぶこともできるので、自分好みにコーディネートすることが可能になります。

バリアフリーが可能に

自分や家族が高齢になって車椅子が必要になった場合、和室であれば、畳の上や敷居の段差などで移動がなかなか困難になります。

床をフローリングにすれば、車椅子でもスムーズに移動が可能です。段差もなくしてしまえば、将来的にも安心して生活できるでしょう。

和室を洋風にリフォームする際の注意点

和室を洋風にリフォームする際には、どのような点に注意する必要があるのでしょうか?

元々の壁や床の素材に気をつける

和室の場合、内装に土壁や畳が用いられていることが多いのですが、これらの建材はそれ自体に断熱及び防音効果があります。

そのため、洋風リフォームを行う際に土壁や畳を撤去してそのまま内装工事を行ってしまうと、足音が響くようになる、生活音が聞こえやすくなる、冬場に寒さを感じるなどの問題が起きることがあるのです。

施工の際に壁や床に断熱材を使用すれば、これらの問題の発生を防ぐことができます。

また、土壁の場合はベニヤ合板などの下地材を用い、土壁を残したまま壁紙を貼ることもできるため、断熱材の施工等が難しい場合はこのような工法を用いてリフォームを行うのも良いでしょう。

マンションをリフォームする際には管理規定に従う

マンションの場合、リフォームが可能な範囲は専有部分に限られるため、隣家との境目になっている壁を工事することはできません。

また、マンションによっては床材の防音基準などが定められている場合もありますので、リフォームを行う前に管理規定を調べ、どのような工事が可能か確認しておくようにしましょう。

実際に工事を行う際も、業者がマンションに出入りすることになるため、管理組合に連絡して、駐車スペースや作業時間についての確認を行う必要があります。

ドアの形状にも注意が必要

一般的な和室の場合、部屋との境目にはふすまなどの引き戸が用いられています。

洋室へリフォームするにあたり、扉の形状を開き戸に変更する場合には、開口部の形状を変更する工事を行わなければなりません。

開口部の工事を行って間仕切り壁を追加するとなると工事費用がさらに高くなるため、費用を抑えたいという場合には、敷居を流用して引き戸のみを洋風のものに変えると良いでしょう。


和室と洋室の構造の違い

和室から洋風にリフォームをするには、和室と洋室の構造の違いについて把握しておく必要があります。それぞれの構造の違いを理解しておかないと、メリットを活かすことができないのです。

和室と洋室では、大きく分けて床と壁の2つの構造が異なります。そのため、和室から洋室に変えるには、床と壁の補強工事が必要であり、段差を解消する工事もしなければなりません。

ここでは、和室と洋室の床構造と壁構造の違いについて、それぞれ詳しくご説明します。

和室と洋室の床構造の違い

和室と洋室の床構造には、違いが2つあります。まず、下地にする横木の間隔が違うことです。和室の場合、畳の下に「根太(ねだ)」と呼ばれる横木が一定の間隔で置かれていて、これは畳を支えるためにあるものです。

洋室の場合でも、フローリングの下に根太を置きますが、畳の場合よりも間隔が狭くなっています。畳の場合は、畳自体に強度があるため、445mm前後の間隔で置きます。フローリング材は、畳に比べて強度が低いので、303mm程度と狭くなっているのです。

もう1つは、床材になる畳とフローリング材の厚さの違いです。通常、畳は40~60mm程度、フローリング材は12mm程度の厚さとなっています。そのため、畳からフローリング材に変えるだけだと、部屋の出入り口はもちろん、廊下や他の部屋との間に段差ができてしまうのです。

この2つの構造の違いから、和室から洋室にリフォームする場合には、根太を増やして下地を補強し、床板を張るなどして段差を解消する工事をしなければならないのです。

また、築年数がかなり経っている場合、畳の下地に断熱材が使われていないケースもあります。フローリング材は畳よりも冷たく感じやすいため、床材の下に断熱材を入れる工事もしておくと良いでしょう。

和室と洋室の壁構造の違い

和室と洋室の壁構造には、柱が見える、見えないという違いがあります。

和室の場合は、柱が見える「真壁(しんかべ)」という構造になっていることが多いです。一方、洋室は、一般的に柱が見えない「大壁(おおかべ)」という構造になっているケースが多いです。

そのため、和室を洋室にリフォームするには、見えている柱を見えなくするための工事が必要になります。

真壁を大壁に変えるために、まず柱と柱の間に「胴縁(どうぶち)」と呼ばれる下地を組みます。それから、柱と胴縁の上から石膏ボードを張って、柱ごと隠してしまいます。最後に、壁紙を張れば、洋室の壁の完成です。

和室を洋風にリフォームする業者の選定方法

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和室を洋風にリフォームする際の業者選びではどのような点に注意すると良いのでしょうか?

業者の担当者を見る

見積もりを依頼する際や、問い合わせの際には、業者に直接連絡を行います。この時、担当者の対応を良く見ておくと良いでしょう。

問い合わせてすぐに返答がもらえる、細かな疑問にも嫌がらずに答えてくれるなど、対応の良い担当者なら工事中にトラブルが発生したとしても、満足いく対応が受けられる可能性が高いと考えられます。

業者の実績を見る

リフォーム業者のホームページなどを確認し、今までに和室を洋室にリフォームした経験があるかどうか、どのような工事事例があるかを調べましょう。

数多くのリフォーム工事を手掛けている業者なら、仕上がりの良さを期待できますし、施工箇所によって注意しなければならないポイントを把握しているため、工事中のトラブルを未然に防ぐことができるでしょう。

特にマンションのリフォームでは、管理組合とのやりとりも必要ですので、マンションリフォームに慣れている業者に工事を依頼した方が交渉や工事手順等で問題が起こりにくくなると考えられます。

業者のネットの口コミなどを見る

インターネット上には、リフォーム関連の情報サイトが多く開設されており、リフォーム業者に関する口コミをまとめているサイトも公開されています。

地元の小さな工事会社の場合はインターネットで口コミを調べるのが難しい場合もありますが、このような場合は知り合いなどで実際に工事を行った方がいないか探してみると良いでしょう。

注意点として、インターネットの口コミサイトは誰でも登録が可能なため、業者が自社に良い口コミを投稿していたり、商売敵が意図的に悪い口コミを投稿していたりする可能性を否定できません。

口コミの調査を行う際には、内容を精査し、できるだけ信頼できる口コミの多い業者を選びましょう。

複数の業者に見積もりを取り、精度や条件の反映度を比較する

各社に見積もりを依頼して内容を比較する相見積もりも、おすすめの業者選びの方法です。

相見積もりを行えば、依頼内容にどれだけ沿ったリフォームができるかを比較することができますし、費用面でもどの業者がお得かが一目でわかります。

口コミや実績である程度候補となる業者の数を絞り、数社に見積もりを依頼して相見積もりを行えば、自宅の状況によりマッチしたリフォーム業者を絞り込むことができるでしょう。

そして、一度は会社を訪問しておくべきでしょう。資材置き場や工事車両などが小規模でもキチンと整備され、責任者が工事実績などをしっかり具体的に説明してくれるような業者であれば、ほぼ安心ですが、中にはデスクと電話だけで100%外注工事の営業専門会社もあるので要注意です。

和室リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた和室リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

この記事で大体の予想がついた方は次のステップへ行きましょう!

「調べてみたもののどの会社が本当に信頼できるか分からない…」

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一生のうちにリフォームをする機会はそこまで多いものではありません。

後悔しない、失敗しないリフォームをするためにも、リフォーム会社選びは慎重に行いましょう!

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