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2019年07月09日更新

屋根からの雨漏りの補修方法を徹底解説!

屋根から雨漏りを起こしている場合、どのような方法で雨漏り箇所を調べることができるのでしょうか?屋根からの雨漏りの調べ方と応急処置の方法、リフォーム業者等に修理を依頼する場合の費用、本格的な修理の方法などについてご紹介します。

屋根から雨漏りする原因は?

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屋根材の劣化

屋根は瓦などの屋根材によって雨水の浸入を防いでいます。

この屋根材が劣化し、雨の侵入を止めることができなくなると、屋根の下地部分まで雨が入り、屋根裏を伝って雨漏りが起こるのです。

台風や地震などの自然災害

台風による強風で屋根材が傷んだり、地震の揺れで屋根材が歪んだりしてしまうと、その隙間から雨が侵入するようになり、雨漏りが起こります。

特に大きな地震の場合は、屋根材が固定されている部分に大きな力が伝わるため、緩んだり外れたりして屋根材がずれ、雨漏りが起こりやすくなるのです。

また、瓦やスレートなどの比較的割れやすい屋根材では、台風によって発生した飛来物がぶつかると破損し、その部分から雨漏りを起こすことがあります。

台風や地震、強風などの自然災害が起こった後は、屋根の状態を確認し、屋根材のズレや傷みが起きていないか確認しておきましょう。

屋根の修繕前に行う雨漏り箇所を特定する方法とは

屋根を修繕する前に、屋根のどの部分が雨漏りしているのか雨漏り箇所を特定しなければなりません。

そのため、屋根から雨漏りが疑われる場合は、目視での調査・散水調査・赤外線サーモグラフィー調査・発光調査の4種類の中からいずれかを行います。

4種類の調査それぞれ方法が異なるため、どのような調査内容なのか費用も含めて詳しくご説明します。

目視での調査

目視での調査では、屋根の上に登ったり屋根裏に入って雨漏り箇所を調査します。特に屋根裏の場合はシミやカビが発生していることが多いため、それらを考慮した上で雨もり箇所を探します。

目視での確認は雨漏り箇所の修繕において基本的な手順ですので、業者の中には無料で行うケースも珍しくはありません。

目視調査を行う人は通常は業者のスタッフですが、屋根の雨漏り箇所特定のプロとして「雨漏り診断士」という資格を持った人が在籍していることがあります。

国家資格ではありませんが、雨漏りについての知識を豊富に持ち合わせているため、目視での調査を依頼をするときの判断材料として、雨漏り診断士が在籍しているかどうかチェックしておくといいでしょう。

【目視での調査にかかる費用】0円〜約3万円

散水調査

雨漏りの浸入口がある程度特定されている場合、ホースなどで水を流し込み雨漏りを発生させることで、雨漏り箇所を特定します。散水時間はおよそ10分〜30分程度かかります。

【散水調査にかかる費用】約3万円〜約18万円(報告書作成費用は除く)

赤外線サーモグラフィー調査

赤外線サーモグラフィー調査は、赤外線カメラを使用して行う調査のことです。赤外線カメラを屋根や外壁に向けることで、表面の温度の差を色別に表示できます。

雨漏りが発生している場合は温度が冷たくなるため、雨水が浸透している部分については、他の正常な部分と色が異なります。

赤外線サーモグラフィー調査では、そのような赤外線カメラの特性を利用して雨漏り箇所を特定します。

【赤外線サーモグラフィー調査にかかる費用】約15万円〜約25万円(報告書作成費用は除く)

発光液調査

発光液調査は、雨漏りしていると思われる場所に発光液を流し込む調査方法のことです。発光液を流し込んだ後に、屋根裏から紫外線のライトを当てて発光が確認できたら、雨漏り箇所と特定することができます。

【発光液調査にかかる費用】約10万円〜約25万円(報告書作成費用は除く)

屋根からの雨漏りへの応急処置とは?

屋根から天井にかけて雨漏りが起きた場合、どのように対処を行うと良いのでしょうか?

バケツを置く

天井から雨がしたたり落ちている場合には、バケツや布、新聞紙などを置いて雨水が床まで染みこまないように応急処置をします。

この時、天井から落下する衝撃で水が飛び散ってしまうため、バケツ内にタオルを詰めて飛散を抑えると良いでしょう。

また、天井からの雨漏りは、屋根材を伝わって落下地点が変化する可能性もあるため、雨漏りが起こった際には、雨漏りが起こっている周囲についても、タオルなどの布や新聞紙を被せておきます。

バケツや布等で雨漏りを受け止める際には、床をビニールシートなどで保護しておけば、床の濡れをある程度防ぐことができるでしょう。

ブルーシートを屋根に設置する

屋根にブルーシートを敷き、雨が侵入しないように保護します。

ただし、ブルーシートは軽量で風の影響を受けやすいため、地面から屋根をまたぐようにしてロープなどを這わせて押さえつけておくようにしましょう。

また、雨の直後に屋根に登るのは滑りやすく危険なので、ある程度時間が経って屋根材が乾燥してから作業を行ってください。

台風の時期や地震の後にブルーシートで屋根を保護しているニュースが流れますが、ブルーシート設置時に落下して怪我をする事故も多く発生しています。

命綱や安全帯、滑りにくい作業靴などを用意できないという方は、業者に応急処置を依頼した方が良いでしょう。

防水テープで塞ぐ

棟板金や屋根の漆喰に隙間ができて雨漏りを起こしている場合には、防水テープを貼って雨漏りを防止する方法もあります。

ブルーシートと違い、テープを利用する場合は狭い範囲しかカバーすることができませんが、ビニール袋と組み合わせるなどの方法である程度カバー範囲を増やすことが可能です。

こちらの応急処置方法についても、屋根上での作業となるため、命綱や安全帯の使用など、落下を防止する方策を立ててから作業を行ってください。

また、屋根は構造によって歩くと歪んだりずれたりしてしまう場合もあります。

雨漏りを防止するための作業によって、雨漏り箇所が増えてしまうということもあり得ますので、作業が不安な方はプロに処理を任せてしまった方が良いでしょう。



屋根からの雨漏りの補修方法1ー業者に依頼するー

修理を依頼する業者の選び方

雨漏りの修理を業者に依頼する際には、雨漏りの修理実績が豊富な業者を選びましょう。

屋根の雨漏りが屋根材の剥がれなどの分かりやすい原因で発生している場合は良いのですが、ちょっとしたズレや亀裂などが原因だった場合、目視で原因箇所特定は難易度が高く、発見には経験や専用の検査機器が必要です。

雨漏り修理を多く取り扱っている業者なら、赤外線サーモグラフィー検査や紫外線検査など、雨漏りの状態にあったさまざまな検査機器と検査方法が用意されているため、小屋裏や壁内など目には見えないところの原因箇所であってもより高確率で見つけてくれるでしょう。

また、修理業者に依頼する際には、作業終了後のアフターフォローがある業者がおすすめです。

もし、何らかの理由で十分に雨漏りが見つからなかったという場合など、アフターフォローや保証がしっかりしている業者なら、追加工事や作業のやり直しが無料で受けられる可能性が高く、完全に治るまで任せられます。

雨漏りの修理にかかる費用と費用の相場

雨漏りの修理は、雨漏り箇所だけでなく、雨漏りによって発生した建物への被害箇所にも行わなければなりません。

軽微な雨漏りで屋根材の補修だけで修理が可能な場合は、約3万円から修理を行うことができますが、屋根材の破損箇所が多い場合や、下地の防水シートまで傷んでいる場合などは、約8万円からが補修費用の相場です。

また、もし柱や梁、天井部分に腐食が見られる場合は、この部分の修理も行わなければならず、修理費用は約30万円からが目安となるでしょう。

場合によっては、大がかりな工事が必要となるため、費用が約100万円を超える可能性もあります。

屋根からの雨漏りを根本的に治すにはプロへの依頼が不可欠

雨漏りが室内まで侵入している場合、少量の雨水ではなく、相当量の雨が屋根裏まで流れ込んでいることが予想されるため、屋根の状態は相当悪くなっていると考えられます。

このような状況下では、屋根のちょっとした補修だけで根本的な解決を図るのは難しいため、屋根全体のリフォームや屋根裏部分の修繕といった大がかりな工事が必要となる場合も多いのです。

大がかりな修繕工事を個人で行うのは難易度が高く、作業そのものも高所作業なので危険性が高いため、基本的には業者に修繕を依頼した方が良いでしょう。

屋根からの雨漏りの補修方法2ーDIYで補修するー

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屋根からの雨漏りをDIYで修理したい場合、どのような条件なら可能なのでしょうか?

ひび割れやズレなどを補修する

屋根材の一部がひび割れていたり、屋根材の隙間を塞ぐコーキング材が劣化したりして雨漏りを起こしている場合などには、ホームセンター等でコーキング材などを購入して対処することができます。

ひび割れの場合は、パテなどの隙間を埋めることができる製品を用いて穴埋めを行い、コーティングの劣化はコーキング材を原因箇所に塗って対処します。

ただ、パテ埋めによる補修は時間が経つとパテが劣化して雨漏りが再発してしまうため、できれば破損した屋根材を交換してしまった方が良いでしょう。

コーキングの打ち替えについても、防水性を確保するためには既存のコーキングを取り除き、下地を綺麗に調整してから売った方が効果的ですので、DIYで行うのはやや難易度が高めです。

防水塗装を施して雨漏りを止める

屋根材が劣化して雨漏りが起きている場合には、屋根に防水塗料を塗布して雨漏りを抑えるという方法もあります。

屋根塗装の手順は、まず高圧洗浄機で屋根の汚れを全て取り除き、亀裂や隙間をコーキング材で埋めます。

その後、屋根材にあった下地材(シーラー・プライマー)を塗布し、乾燥後に中塗りを実施、中塗りが乾燥したら上塗りを行えば塗装は完成です。

屋根の塗装作業では、雨が降ると作業ができず、塗装後には雨が塗装面に当たらないよう保護しておく必要もあります。

屋根塗装は通常、数名の職人で行う工事ですので、DIYで行うと月単位での作業時間が必要となる可能性が高く、雨への対策はDIYでは難しい作業になります。

また、屋根上で長時間の作業を行うことになるため、足場の設置や滑落防止といった安全に対する備えも用意しておかなければなりません。

ホームセンターなどでは、屋根塗装用の機材や材料を入手することができますが、道具や材料があっても塗装作業は難易度の高い作業です。

頑張ってDIYで塗装しても、雨漏りが完全に防げない可能性も高いため、塗装による雨漏り対策は、プロに依頼した方が安心だと言えるでしょう。

漆喰の塗り直し

日本瓦を用いた屋根では、棟と瓦の境目に漆喰を塗って雨水の浸入を防いでいます。

この漆喰は約20年が耐用年数のため、劣化によって雨漏りが起きた場合には、塗り直しを行わなければなりません。

漆喰はDIYでも人気の建材のため、比較的入手難易度が低く、コテなどの入手も容易です。

そのため、劣化した漆喰を撤去し、新しい漆喰を塗り直せば、雨漏りの修理をDIYで行える可能性があります。

しかし、漆喰の塗り直しは少しでも隙間が空いていると雨を完全に防ぐことができませんし、施工の際に棟瓦や屋根瓦がずれてしまうと、雨漏り箇所が増えてしまうため、見た目以上に難易度の高い工事です。

特に棟部分の漆喰塗りは、複雑な形状の部位にある程度の厚みで漆喰を塗る必要があるため、コテの使い方に慣れていないと施工は難しいでしょう。

DIYで雨漏りを完全に治すことはできる?

雨漏りが起きていると、原因箇所以外にも下地や屋根裏まで腐食などの被害が広がっている可能性が高く、少なくとも屋根下地の防水シートは確実に破損していることが考えられます。

DIYで雨の入口を塞ぐことは可能ですが、このような修理方法では、本来なら2重、3重にあった防水層が1層の状態に戻るだけのため、少しの負荷でまた雨漏りが再発する可能性が高くなるでしょう。

業者による修理なら、防水シートの交換を行い、内部の損傷部位まで修繕することができるので新築時に近い防水性能まで戻すことができます。

費用はDIYで行った方が安くなる可能性がありますが、将来的な修繕の可能性、不完全な修理による被害範囲の増大といったリスクが予想されるため、雨漏り修理はDIYで行わない方が安心です。

施工自体の費用はやや割高に感じるかもしれませんが、将来の事を考え、雨漏りの修理はプロに依頼するようにしましょう。

屋根の雨漏り修繕で保険や補助金は受けられるのか

屋根から雨漏りが発生した場合、修繕費用は条件が合えば保険や補助金が適用される可能性が高くなります。屋根の雨漏り修繕で保険や補助金が適用される例を見ていきましょう。

屋根の雨漏り修繕で保険が適用される例

屋根の雨漏り修繕には、火災保険が適用される可能性があります。

全ての雨漏り修繕に適用される訳ではありませんが、雨漏りをした原因が劣化なのか自然災害なのか判断つきにくいため、自然災害と認められるのであれば火災保険が適用される可能性が高くなるでしょう。

では、具体的な例をご紹介します。

・台風で雨どいが破損した
・強風や暴風で屋根の漆喰が剥がれた
・大雪で雨どいが変形した
・強風や暴風で棟板金が浮いてしまった

上記はあくまで例となりますが、自然災害によって破損・変形し、それによって雨漏りした場合は修繕費用に火災保険が適用されます。

ただ、各保険の条件などによっても適用範囲が異なるため、詳しくは加入している火災保険の窓口に確認してみるといいでしょう。

雨漏り修繕で補助金が受けられる例

雨漏り修繕を行う際、部分的な修繕では雨漏りを完全に防げない場合は屋根の葺き替えを行うことがあります。屋根の葺き替えを行うにあたり、瓦屋根をガルバリウム屋根へと軽量化することで、補助金が受けられる可能性があります。

各自治体が行なっている「耐震改修工事に関する補助金」は、屋根の葺き替えで耐震性を高めるリフォームに対し補助金を給付する制度となるため、屋根の軽量化は耐震改修とみなされて補助金対象となります。

各自治体によって概要などの詳細が異なるため、屋根の軽量化を計画している場合はお住まいの自治体窓口に相談してみましょう。

屋根リフォームに対応する優良な会社を見つけるには?

ここまで説明してきた屋根リフォームは、あくまで一例となっています。

「費用・工事方法」は物件やリフォーム会社によって「大きく異なる」ことがあります。

そのとき大事なのが、複数社に見積もり依頼して必ず「比較検討」をするということ!

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